2013年1月15日火曜日

(2012後期・火曜1/2限)資格英語Ⅱ 授業記録


第15回(最終回) 1月15日

授業の流れ
・今日の授業では90分のうち75分は自習ということを予告していた。そのせいもあってか1限も2限も先週に比べると少なめの出席者だった。
・ルール説明として、以下のような内容をまとめたPowerPointスライドを提示しながら説明。
















・画面上でカウントダウンタイマーを動かしながら、いつも使っているGoogleドキュメントのオンライン質問カードの受付画面(学生番号と氏名は非表示)にして出しておいた。学生から届いた質問にはその場で文字で答えて表示。(あとで学生個人が参照できるようにWebページでも公開。実際に寄せられた質問への回答は http://goo.gl/Ej5Dm 掲載しています。)また、時々画面上にちょっとした伝言なども掲載。2限の授業時間中の画面イメージはこんな感じ。
・いろいろウィンドウが重なっているが、左上から順に「Googleドキュメントの質問待ち受け画面」「寄せられた質問と回答をまとめたページ」「授業開始時に提示したPowerPointスライド」「1時間15分のカウントダウンタイマー」「ちょっとした伝言」「質問に回答するページ」という構成。これらを適宜入れ替えたり書き足したりしながら質問対応。(右下のテキストエディタの画面の内容を書き換えて上書き保存するとDropboxのPublicフォルダ内のhtmlファイルが書き換えられるようになっている。これが自動的にDropbox上で同期されるので、回答を記載したWebページをリロードすると更新される。このファイルのパブリックリンクをURL圧縮したものが上述のURLとなっている。)
・ほとんど全ての学生が75分間、静かに学習してくれた。肝心の質問件数は1限が6件、2限が3件と少なめだった。(2年前にも同じ教科書を使った授業で似たような取り組みをやったことがあり、その時には膨大な質問が寄せられ結構大変だった。その時のファイルはこんな内容。
・終了後、出席カードの裏面にどのように取り組んだかを書いてもらった。「何も見ずに自力で解いてから辞書、例文集を用いて確認」「最初から辞書を見て問題を調べながら進めた」「初めは自力で行っていたが難しかったので例文集を見ながら問題を解いた」「レポートに備え、解きながらなぜその答えになるのかを考えた」「単語調べを重点的に行った」「時間配分を考えながら45分自力で解き、残りの30分で誤答の分析」「間違った理由まで考えるようにした」「わからない問題だけ答えを見て後から意味を考えた」「とりあえず75分で100問やってみた」「全部の問題を自力で解いた」「ゆっくり時間をかけて調べながら解いた」「答えを見ながら考えてレポートのネタ集めをした」など、多様な学習行動が報告された。学生自身がそれぞれにあった学習スタイルを自分で判断し、75分間を有意義に過ごしてくれたのであれば今日の目的は達成か。
・最後に大学指定の授業アンケートへの協力を依頼して終了。

補足:学期末レポートについては こんな内容 で指示しています。(PDFファイル)



第14回 1月8日

授業の流れ
・Part 7の小テスト。15分程度。教科書からの切り貼りで作成したものを4題18問。選択肢部分は入力しなおしたものを使用。一部、選択肢の順番を入れ替え。第10回あたりから学習記録用紙(一種の学習ポートフォリオ)を使っていて、きちんとまとめたものを提出しようとするには今回の小テストの範囲もそれなりに勉強する機会があったはず。そしてきちんとやった学生は小テストでも満点に近い点数。そうでない学生はそうでない点数。(あくまで推測だが。正解の選択肢のみを丸暗記するような学生もいたりして…)
・1限のみ質問カードが出ていたので回答。1件だけ。
・5種類のプリントを配布。(やらない範囲のスクリプト、今回の範囲のスクリプト、今回と次回の200問の問題の正解記号のみが書かれているプリント)
・今日のメインは教科書巻末のPractice Testとして掲載されているTOEICの模擬問題1回分のうちのリスニングパートのみ。所要時間45分程度を途中ストップせずに通して解答させた。しかしただ問題を解くだけでは面白くないし、また、いろいろな理由で45分間100問を一気にやるということに集中できない学生もいるので、今日の目標は「とりあえず45分間リスニングがんばる」というユルいものにし、「答えを横において」「スクリプトを見ながら」「途中やれるところまで自力で」「全部自力で」など、各自の練習メニューを考えさせた。
・解答用紙は教科書に綴じ込んであるマークシート。これを1枚切り取って、裏面に「① どんなふうに取り組むかの見通し(ほんのちょっとハードル高めなことは何?)」という設問への回答を1〜2行程度で書かせた。しかしこれは学生個人が自分に対して宣言するためのもの(ただし近くの友人にはちらっと見せる)ということにしたので、敢えて学生がどのように書いているかは机間巡視しなかった。(書いたかどうかもチェックしていない。)
・45分間で問題に回答。この間、自分は暇だったので小テストの採点と記帳。また、黒板に続きの設問として、「② どんなふうに取り組んだか(省察)」「③ 間違えた問題の中から10%以上(惜しい間違いのものを中心に)じっくり考えてみる。(次に同じ問題を解く時、間違えないようにするには?)」「④ その他、次の目標など(できるだけ具体的に)」と記入しておいた。
・Practice Testが終わってしまうともう授業時間もほとんど残っていない状態だったが、板書した①〜④を矢印でつなぎ、④から①に戻る形でつないで、PDCAサイクルのようにして説明した。まだ自分自身も十分アイデアを練れていないが、TOEIC学習にだってPDCAサイクルをまわすような取り組みは可能だと思う。みんなもその辺りをよく考えてほしい、みたいなことをアドバイス。

省察
・自分は授業ではどちらかと言えばよくしゃべる方なので、45分間じっとしているというのはかなり苦痛。来週は模擬問題のリーディングパートをさせるので75分間じっとしていることになるため、もっと苦痛。何度も途中で止めて解説などを挟みたくなったが、この授業も最後の力試しという位置づけなので、説明したい気持ちをぐっと堪えて何とか頑張って黙っていた!



第13回 12月18日

授業の流れ
・出席はカードリーダーにて。今回も前回同様で定時出席で1点のみで、先週からやっている学習記録用紙(2)がほとんど平常点の参考材料。こちらの提出は年明けの授業でも、学期末レポートと同時でも可。
・前回同様、宿題として指示していた大問6つ分を答え合わせ。まずは既に渡している日本語訳に再度目を通す時間をとり、その後で音読する英文を聞いてもらいながら、話すスピードと読み取るスピードにどのぐらいの差があるかを実感してもらった。続いて英文と日本語訳を比べながら、学生たちにとって難しめの単語を選び、両方に同じ通し番号をつけるといった方法を指示。ここで欄外などに単語の意味を書いてしまうといつでも訳語が目に入ってしまうので、あまり好ましくないと考えるが、やり方は学生次第。そして選択肢と正解の解説をしてから数分の振り返り時間を設け、大問ごとに「あともう一歩の努力で解けるようになれそうな問題」を2問程度探し、それを解くために必要な語彙などを自由に学習記録用紙にまとめさせた。以上の流れで6セット分。最後の1セットは少々時間が足りなかったが。
・1限と2限は同一の授業だが、1限は口頭での説明を中心に進めてみた。しかしどうも雰囲気が良くないような気がしたので、1限のあとの休み時間に書画カメラを取りに研究室に戻り、2限はこれを使いながら進めてみた。やはりどの辺りを進めているか学生にもはっきり伝わった方が「食いつき」が良いような気がする。
・次回、年明け1回目の授業でPart 7形式の小テストを4題分で実施。素材は教科書からそのままだが、大問数も非常に多いし、選択肢の順番を変えて作るので、そう簡単には「ごまかし勉強」はできないはず。(でも何人かはいるんだろうなあ。正解の選択肢だけを丸暗記してくるような勉強をする学生が…そんなくだらない勉強ではなく、これをきっかけに教科書の問題をどれもすらすらと解けるようになるぐらいまで勉強してくれたらいいのだけれど。)
・学年末レポートについての告知をして終了。
・授業後、12月上旬の学内TOEICのスコアシートを見せにきてくれた学生が5名ほど。見せにきて一言二言アドバイスするのを聞いてもらうという条件さえ満たせば、結果の如何を問わず受験しただけで成績に加点があるというルールにしておいたのだが、まさか受験者はこれだけ?



第12回 12月11日

授業の流れ
・カードリーダーにて出席チェック。ただし今日の点数は定時出席として1点分のみ。(授業に欠席したとしてもほぼ誤差の範囲。)
・前回の授業終了時に回収し、3点満点で採点した学習記録用紙(1)を返却。そして学習記録用紙(2)(.docx形式、改変・再配布自由)を新たに配布。今回の学習記録用紙はこれまでのとは少々異なっていて、(1)を隣近所の人と交換してクイズを出し合い、成果を相互評価するところから開始した。(詳細は上記の公開ファイルを参照)
・前回、宿題としてPart 7形式のものを大問7つ分やってくることを指示していたので、その正解を全て板書してから今回の学習記録用紙(2)のルール説明。今回は1月8日の第14回目の授業が提出期限で、学習記録用紙の2つめの欄にあるように、自信を持って正解できる問題が10個以上集まったら提出できるというルールにした。そして学習記録用紙の裏面の最後までの書き込みで3点として評価し、別紙にも続けて書くことで最大5点分で評価する旨を説明。
・ここで約5分をとり、今回の範囲の小問30問のうち、どの問題に狙いを定めるか、各自で考えさせた。また、どのように学習を進めるかを考えさせた。(一番下らない学習例として正解の選択肢を丸暗記する方法、また、一番役に立つ学習例として、各自が自分の能力+αのところを具体的に攻めるという方法を紹介した。)
・大問7つを1つずつ。まずは英文を読み上げるのを英文または日本語訳(前回配布済み)を読みながら耳を傾けてもらう。次に、設問部分の指示文だけ説明し、3分ほどおしゃべりありの自習時間をとってから正解の選択肢やそれを選ぶ根拠などを解説し、さらにもう2分程度、自習時間という流れの繰り返しで進めていった。途中、随時質問を受け付け、有益な質問には学習記録用紙への押印で対応。
・授業時間中に既に10個以上、自信を持って回答できるものが集まった者もいたようだが、中には全くこの欄が埋まらない者も。この差の原因の一つは、先週指示した宿題をやってきたかどうかということも大いに考えられる。何しろ初見の問題では、どこが自分にとっての「+α」なのか、たかだか数分で見つけられるはずがない。また、今回は1問ずつの解説はほとんどしなかった。
・また、途中で同じPart 7形式のものであっても、ダブルパッセージとシングルパッセージの違いや、ジャンルが違うことで読みやすさが違うという話も紹介。今回の範囲ではTOEIC Part 7形式の問題でも、概ね英文量と語彙レベルの高さでは反比例の関係があるように見受けられたが、これは実際のTOEICでもある程度当てはまる。
・次回までの宿題として大問6問分を指示。今回も既に和訳を渡しているので、和訳を見ながらやってもよいが、今回は可能な限り和訳を見ずにやって欲しい。授業の進め方は今回とほぼ同様の方法になる予定。

ボヤキ
・相変わらず教科書を忘れてくる者も。今日などは教科書なしで出席したことは全く無意味だったのではないだろうか。「あともうちょっとの学習で正解できそうな問題」「自信を持って解ける問題」を探すという活動が今回の最大の目標だったので…。



第11回 12月4日

授業の流れ
・先週の授業記録の末尾で書いている「次回の流れ(ほぼ自分用のメモ)」にあるように、学習記録用紙を授業開始直後に回収することを考えていたが、予定変更。むしろここに書かれていることと全く違う展開にしてみた。この学習記録用紙の続きに今日の授業での書き込みも書かせ、出席カード代わりに授業の最後に回収とすることにした。
・しかし、ただ続きを書かせるだけでは面白くないし、前回の授業時〜今回の授業開始前にどの程度、復習を中心とした書き込みをしているかを把握するために、授業開始直後に各自の学習記録用紙の末尾に「2012.12.3」(昨日)の日付印を押して回った。そしてこの授業の最後にこの用紙を回収すれば、今日の授業中の取り組みがはっきり分かるというわけだが、案の定、今日の授業中に全く書き込みをしていない学生も数名いて、彼らは今日の授業は欠席扱いということにした。(該当者にはその旨、提出された学習記録用紙に明記。)
・また、続きに書かせるにしても既に用紙余白がないという学生も多く、希望者に白紙を配布して自由に書かせた。(回収時はホチキス止め)多い学生は2枚目の用紙の両面までびっしり書き込みがあったので「何とか授業中にもいろいろ「書いて覚える」ことをさせたい」という今日のコンセプトはそれなりに有効に働いた様子。(90分授業で書く分量として適切かどうかを3段階で評価し採点。次回返却。)
・進め方として、今日はTOEIC Part 7の長文問題を後戻り読みせずに前から理解するということを目標とし、Phrase Reading Worksheetを見ながら(初級者は日本語訳あり、中級者は日本語訳なし、そして上級者は何も見ないで)英文を音読するのを聞いてもらい、頭の中に映像が浮かぶかどうかというチェック。もちろんこちらから彼らの頭の中をのぞき込むことはできないが、学習の目安というかきっかけにはなったことだろう…と信じたい。
・そして各自が必要な語彙、熟語、構文、例文などを自由に学習記録用紙にまとめる作業。そのあとでTOEICの頻出表現などをピックアップして説明。そしてそれらを学習記録用紙にまとめる作業。最後にようやく設問に解答し、答え合わせ、設問部分の全和訳読み上げ、再び学習記録用紙に書く…という流れの繰り返しで大問4つ分を進めた。
・前回からの2回で直読直解で読むことを目標とした学習が終了。次回は今度は本文部分は日本語訳を読み、その状態で設問に解答できるかという練習をやってみる。この後の範囲はまだ大問14問分もあるが、そのうち8問分の本文部分は和訳を見て解答してくるという宿題。(もちろん中級者以上は英文でそのまま読んで解答してくることだろう。)

省察
・TOEICでも特にPart 7では和訳先渡し学習が使えるというのが自分のこれまでの経験だが、むしろ様々なレベルの学習者がいる教室で、各自が自分にあった学習ができるように「お助け用素材」として予め配布し、各自が必要に応じて参照するという意味合いの方が大きい。(これは教材として採択している教科書付属の例文集にも当てはまる考え方。むしろこういう教材の使い方ができることができることが気に入って、2009年度から同じ教科書を採択している。そして来年度も同じ教科書を採択することにした。)
・画一的に教えるのではなく、この授業でやっているような学習ポートフォリオ的な要素も取り入れつつ、授業時間中に各自が必要なことを自由にまとめるという授業の組み立て方を最近よく取り入れている。考えてみればこれもTOEIC学習におけるアクティブ・ラーニング。



第10回 11月27日

授業の流れ
・本日の出席はカードリーダーにて。
・前回の小テストと学習記録用紙を返却。質問カードへの回答(1限で1件のみ)
・宿題として指示していた教科書のPart 5形式の問題1題とPart 7形式の問題2題の正解を板書。第8回で板書した(以下参照)正解・不正解を4通りに分けるための図も再度板書し、それぞれがどの記号に対応するかを自己分析させた。
・Part 5の部分は軽く説明。
・今回から4回にわたってPart 7対策なので、前回指示した範囲ではあるがここからが今回の学習記録用紙(.docx形式、改変・再配布自由)の範囲とした。これまでの学習記録用紙とは違い、初級者向き・中級者向き・上級者向きと、各自のレベルにあった内容を指示している。Part 5〜Part 6の学習記録用紙では今回提示した方法はどれもレベルを問わず取り入れることができたが、Part 7は基本的な単語・熟語・例文などを重点的に学んで欲しいと思っている。そうしないと教科書の問題は解けるがTOEIC本番で通用しない。(それなのに学習記録用紙の指示書きを守らず、普段の小テストであまりぱっとしないような学生が上級者向きの学習方法をやっていたりして…別にいいんだけど短時間で効果的に力をつけるための練習メニューなのだから「コーチ」の指示には従って欲しいなあ…それに各自のレベルにあった学習をしないと、今日の授業に出たことさえも無駄になってしまうのではないかと思う。)
・まず最初の2題(上記宿題の範囲)は英文をゆっくり読み上げるぐらいのスピードで前から順に後戻り読みをしないで英文内容が頭に「映像として」浮かぶかどうかの実験。英文のあとで少々振り返り時間を設け、その後で日本語訳も口頭で読み上げ、両者の比較や学習記録用紙の指示に従った学習を行う時間をとった。そして本文での作業がある程度終わってから設問の方も解説し、この範囲も同様に必要に応じて学習記録用紙にまとめる作業。途中で随時質問受付。今日はどの問題もかなり詳しく解説したので、質問は聞き漏らし以外にはなかったので、質問ポイント加点は出さなかった。これを2セットで繰り返し。ここまでで開始後70分が経過。
・前回からのもう一つの宿題であった語形変化の問題は正解を配布するだけで授業時間外の自己チェックということにした。
・教科書のLesson 7に入り、最初の問題の本文だけPhrase Reading Worksheetを配布。直読直解の練習には過去10年以上の経験から、このプリント形式が最適だと思っている。これを英語・日本語を両方見ながら読み上げ音声を聴き、分からない行や単語などにチェックさせた。そして適宜、学習記録用紙へのまとめ作業。この問題に関しては設問は回答させていない。(本来のTOEIC Part 7の学習からすると邪道かもしれないが、最初は直読直解などの基本的な学習をさせたいので。)
・次回までの宿題として、さらに大問4つ分のPhrase Reading Worksheetを配布し、これに目を通しながらフレーズ単位、単語単位で分からないところをチェックしてくることを指示。設問部分は次回の授業で行うので宿題にはしていない。この範囲も適宜、学習記録用紙にまとめても良いことにした。

次回の流れ(ほぼ自分用メモ)
・次回の授業の開始時に今回の学習記録用紙を回収。この範囲の設問部分は今回の学習記録用紙の対象外。
・次回は学習記録用紙は使わない。通常の出席カード+質問ポイント。個別設問についてリクエスト方式をどのように取り入れるか要検討。
・いろいろ書き込みをしてきているはずのPhrase Reading Worksheetの英文を全て読み上げ、直読直解の確認をしてから、文法的に引っかかりそうなところ(接続や後置修飾、関係代名詞など)をざっと説明し、ここでようやく全ての問題の設問に入る。




第9回 11月20日

授業の流れ
・Part 6形式の小テスト。教科書でこれまでにやった問題10題から4題を選択肢の順番を入れ替えるなどの小細工を施して実施。10分間の小テストだが、多くの学生が5分程度で終えてしまっていた様子。いくら選択肢の順番を入れ替えたとしても、たかだか40問の小問なので、中には正解の選択肢だけを丸暗記してきた学生もいることだろう。想定の範囲内だが、この小テストを活かすも殺すも彼ら次第。10題40問を隅々調べて学習した者と、正解の選択肢だけを丸暗記した者は表面的には区別は付かないし、この小テストで両者の違いを見きわめることはできないが、ここで努力を惜しまなかった者はいずれ報われることだろう。自らの意志で深く学習するのも「学士力」のうち。「ごまかし勉強」で済ませた者は「ごまかし学士力」。
・小テスト後に前回の出席カードを兼ねた学習記録用紙を回収。前回、最後に記入した場所の横に押印しているので、その後の部分に書き込みがあるかどうかで若干点数に差をつけて評価する。(ほとんど誤差の範囲だが、塵も積もれば山となる、というわけで。)ざっと見た感じでは半数ぐらいが何らかの追加の書き込みをしていた。
・今日は教科書章末のPart 1〜4形式の箇所だけを少々丁寧にやった。Part 1が2問、Part 2が3問、Part 3が1題3問、Part 4が1題3問と、合計11問だけを使って約70分。
・まずはこれらを通して音声を聞き各自解答。2回目も同じスピードで流し各自確認。そのあとでスクリプトを配布して10分間で「読んで分かるかチェック」する作業。学習の目安として「1分につき何か1個発見すること」を指示。ただしおしゃべりアリ。前回板書した個々の問題についての判断をリスニングパートの問題にも当てはめるということと、前期に集中的にやったリスニング学習の要領の両面から攻めさせた。適宜質問も受け付け、質問者にはポイント加算。
・続いて、全範囲を通して日本語訳のみで読み上げた。Part 2の問題は特に日本語だけで受け答えを読み上げるといかに誤答の選択肢がおかしいかも気づいてくれるのではないだろうか。
・次に書画カメラでスクリプトを大写しにして、1問ずつ音の変化や消える音などを書き込んでいく作業。Partごとに終わったら全問を通して聴いて確認してから振り返りを1〜2分程度。この作業をしながらも随時、オンラインと短冊で質問カードの提出を受け付けた。

次回の予定
・宿題として教科書Lesson 7の最初のページまでを指示している。Part 5〜7の問題とLesson 7の最初のページの解説などを行ってから(たぶんここまでで45分以上かかると思うが)いよいよPart 7特集に突入。




第8回 11月13日

授業の流れ
・前回の学習記録用紙を返却。採点基準などを簡単に説明。
・質問カードに回答。1限は2枚、2限は1枚だけ。
・前回、宿題として指示していた前期範囲のPart 6形式の問題をまとめたプリント(5セット20問分)の正解を板書。そして以下のような図を板書してから10分間で1問ずつ分析し、◎・#・*・XXの4種類の記号をそれぞれの答え合わせを行った横に記すことを指示。(正解・不正解だけをチェックしても意味がないので。)
・本日の出席カードの代わりの学習記録用紙(.docx形式)を配布。今回はいつもとちょっと趣旨を変えて、来週の小テストまでに各自が覚えたい内容をまとめさせることにした。
・板書している正答の問題番号を順番に読み上げながら、解説を希望する番号のところで挙手させ、一人でも手が上がった番号のみ解説を行った。1限はさほど手が上がらなかったが、2限は各セット2〜3問ずつ手が上がった。1セット終わるごとに私語あり(教材内容に限定)での振り返り時間を設け、各自の学習記録用紙に書き込ませた。5セット終わった時点で少し長めの振り返り時間。振り返り時間には教室内を巡回し質問を受け付けた。質問者には学習記録用紙に押印。
・続いて同じ方法で前回やった教科書の問題2セットを実施。ここまでで70分弱。
・教科書の残りの3セットは3分ずつ時間を計りながら実施。3セットが終わった時点で個別の質問受け。
・授業終了前に各自の学習記録用紙で記入のある最後の位置に押印。回収は来週だが、来週までにさらにどれだけ追記があるかについても、次週以降に簡単にチェックする予定。
・学内TOEICの受験案内と受験者へのご褒美(平常点加点の条件など)について説明して終了。


次回の予定
・プリント・教科書で扱ったPart 6形式の問題10セットから4セット16問の小テストを次回実施予定。以前から、そして今日の授業中にも3セットを出題すると予告していたが、15点満点で評価するには4セットないと不都合であることに遅ればせながら気づき、授業後にポータルサイトから全員に通知。正解数から1を引いた数を次回の小テストの点数として記録することにする。




第7回 11月6日

授業の流れ
・前回の小テストと学習記録用紙を返却。学習記録用紙の採点基準などについて説明。
・配布物4種類(宿題範囲の長文問題の和訳、語彙問題の解答、前期範囲のPart 6形式の問題をまとめたプリント、ノート代わりに利用する本日の出席カード兼学習記録用紙)を配布。
・最初の10分でまず宿題範囲の長文の和訳や例文集を参照しながら、各自が必要な学習を自由に行わせ、学習記録用紙にまとめさせた。途中、手書きの質問用紙、オンライン質問カード、挙手による質問を随時受け付け、挙手の場合は学習記録用紙に押印することでポイントを加算することにした。
・ここで最初の振り返りタイム。今日は各自の学習を省察しながら学習記録をつけていくという進め方なので、まずは最初の長文問題について、どういう力が足りないか、次に何をやればこのような問題が解けるようになるか、あるいはこの10分の取り組みでどのようなことが学習できたかなどを一言でまとめさせた。
・次に宿題として指示していた教科書の単語問題の答え合わせと、その振り返りを5分程度。同様にここでも省察を書かせた。このあと、クラスによって進め方を若干変えたが、2限の方では隣近所の人と学習記録用紙を見せ合って、お互いの勉強方法の確認や効果的な勉強方法を考えさせる時間を設けた。そしてさらに10分間の時間を取り、引き続き自由に質問できる自習時間を設けた。
・あまり同じ勉強方法ばかりでは飽きるので、教科書にある英語音声の仕組みに関する素材を少しずつ聴き、補足説明を行ってから再度通して聴いた。ここでもクラスによってやり方を変えてみたが、2限の方はこの範囲の教科書の説明の中から有益だった部分などを書き写す時間を取った。
・学内TOEICの案内チラシを配布して説明。
・残りの時間で教科書のPart 6形式の問題を1セット3分で解いて答え合わせし、学習記録用紙に正解数と3分間で解いてみた感想を書かせた。同じ進め方でもう1セット実施。
・最後に全体の感想を書いて終了。

次回以降の予定
・前期にやったPart 6のプリント5セットを次回、再度答え合わせをしてから必要に応じて質問受けを行い、さらに教科書のPart 6の問題を3セット実施し、合計10セットから3セットを選択肢の順番を変えて出題する形で再来週に小テストを行う。

省察・その他
・教科書を忘れて来たなど、授業を受ける姿勢ができていない学生を除けば、少なくとも片面以上、全員がびっしりと学習記録用紙に記入してくれた。習熟度別クラス編成でもなく、また同じクラス内でも学習意欲においても少々差が見られる状況であると感じていたので、今日は同じ範囲を一斉に教えるのではなく、学生自身の学習したい内容を支援しながら自由に学習させ、それをマネジメントするという方向性の授業設計にしてみたが、多くの学生もこういうスタイルは気に入ってくれた様子。とても集中できた、とてもよく学習できたという意見もかなり多かった。来週までに全員が提出してくれた学習記録用紙に目を通し、質問などが書かれていればコメントも書いて5点満点で採点して返却する予定。(この点数はそのまま平常点に加算)
・こうした進め方に不満意見が全くないわけではない様子だが、教わるよりも自ら学ぶ姿勢、学び方を学ぶという姿勢をなるべく多くの学生に身につけて欲しいと願っている。
・学生にも学習方法を省察させているが、自分自身も授業設計の仕方という観点から日々省察を繰り返していきたい。(このブログもその取り組みの一端のつもりだけど。)



第6回 10月23日

授業の流れ
・授業開始時間直後に大学指定の授業アンケートを実施。
・宿題として指示していた学習記録用紙の改訂版を回収。
・Part 5形式の小テストを実施。本日の出席はこの小テストの実施によって記録。
・授業アンケートの即時集計結果を見ながらコメントなど。良かった点をいろいろ書いてくれているので嬉しい。(もちろん改善すべき点も若干指摘されているのでなるべく努力します。ただし宿題を減らせという意見は…ちょっと…。)
・教科書のMini-Testの範囲。久々にリスニング問題だが、事前に正解がボールドで表示されているスクリプトを配布し、希望する場合はそれを見ながら考えて良いということにした。約6分の範囲の後で、再度同じ音声を再生。2回目はできれば1回目と違う方法で学習するよう指示。そして15分弱の自習時間。おしゃべりありということにしたが、1限はみんな静かに取り組んでくれている様子だった。2限は少しだけおしゃべりあり。その後リスニング問題の英文の解説などを行いつつ、質問受けや自習時間も確保しながら進めた。
・Part 6形式の問題を1題、制限時間2分を計測しながら実施。答え合わせ、解説、各自で学習すべき項目を探すなどの活動を行って終了。
・次回までの宿題としてPart 7形式の問題2題とスクリプト裏面のVocabulary Check欄を埋めてくることを指示。

省察
・小テストの平均点が1限と2限で大幅に違うのはなぜだろう?66問から15問のランダム出題なのに1限のクラスは満点続出、2限のクラスは低空飛行気味の学生続出。授業中の様子はそんなに大きく変わらないような気がするのだけれど。




第5回 10月16日

授業の流れ
・出席はカードリーダーで記録。機器トラブルで急に教室変更があったが、1限はカードリーダーの教室変更情報がアップデートされておらず、授業開始後に修正してもらったので、全員が遅刻扱いになっているような気がする。(後で忘れそうなのでここにも書いておく。)
・前回の宿題として回収した学習記録用紙(第3回の授業記録参照)をA, A-, Bの3段階で評価したものを返却。評価基準と学期末レポートに向けてのアドバイスを少々。AとA-は成績の2点分、Bは1点分として評価。今回の課題だけではほとんど誤差の範囲にしかならないが、学期末レポートで今回でいうB評価のような内容であれば間違いなく不合格レベルのレポートになる旨を説明。
・具体的な評価基準として、Bは教科書にヒントとして書かれている内容をそのまま書き写しただけか、あるいは自分自身でこれをあとで見直したとしても何の復習にもならないようなレベル。A-はある程度、自分自身で見直した時に振り返りができるような内容が書けているが、英文や英単語など具体例が足りないもの。ここではTOEICのPart 5の問題を扱っているが、やはり正解を入れた問題文と和訳、4つの選択肢の単語・和訳ぐらいは書いて欲しいところ。今後の目安として日本語:英語の割合がせめて7:3ぐらい、あるいは英語の割合をもっと増やすという方向でまとめて欲しいことを紹介。
・続いて、今日提出することになっていた学習記録用紙の氏名欄の下の余白に、前回答え合わせだけした範囲を中心に、解説して欲しい問題の番号を3つまで書かせてから回収。
・学生に教科書の問題を30問ほど解かせている間に、解説希望の番号を集計。例えば2限のはこんな感じ。大体どの番号の問題で多くの学生が引っかかったかが一目瞭然となった。リクエストとは言え、40名も学生がいればほぼ全ての問題を解説することになることは折り込み済み。
・集計後、学生番号順に並べ替えてから記入のある部分の最後の位置に日付の入った検印を全員の用紙に押印してから、さらに前回の課題でAに相当するレベルのものには「おっけい合格」の判子も押印。ただしこの提出・押印状況は今日は記帳しなかった。
・約15分後に教科書の問題の答え合わせをしてから用紙を返却。この後の解説などを聴きながらさらに用紙の続きの部分に書き足したり、追加の用紙に自由にまとめることを指示。これは来週の授業開始時に回収予定。今回Aに相当するレベルのものが書けていなかった学生もいろいろ手直しや追記したものを出してくれればそれでよい。来週に回収したもので記帳すればよいが、紙面には今日の日付印があるので、この1週間でさらにどれだけ追記したかも分かるようになっている。(今回Aレベルだった者は特に追記作業をしなくてもそのまま提出してもよい旨を伝えているが、両面すみずみまで書いて満点なので余白があれば埋めておいて欲しいところ。)
・この時点で残り時間は50分弱。黒板に集計した範囲の問題の解説と、今日やった問題の解説を適当に途中で振り返り時間を取りながら進めていった。結局全部は解説できなかったが、来週にこの範囲で小テストを行う予定なので、今回までの宿題のように解説できなかった範囲も自分で調べるなりして学習するように指示。ただしどうしても自分で考えても分からない学生が自由に尋ねてこれるように明後日と週明け月曜日の午後をオフィスアワーとし、いつでも質問可ということにした。

省察
・実はこのような授業展開は今朝の授業開始10分前に思いついたもので、直前に大急ぎで授業案を作り直した。もともと別の授業展開を考えていたのだが、リクエスト形式と講義形式の両方を混ぜて行いたかったことと、来週の小テストに向けての学習をさせるのにせっかく各自が勉強した学習記録用紙を回収してしまうのは申し訳ない気がしたという理由でこのような授業展開にしてみた。さすがに集計・並び替え・押印を授業時間中の短い時間でやってすぐに返却するというアクロバットな作業は結構大変だったが、流れ的にはうまくいったような気がする。
・予定していた大学指定の授業アンケートができなかったので、これは次回送り。



第4回 10月9日

授業の流れ・省察
・全員同じ出席カードを配布。前回の宿題を回収。これは来週までに添削して返却する予定。
・出席カードの裏面に「Q1:宿題の感想」を一言書かせた。そして来週までの学習記録用紙を配布。(.docx形式。改変自由です。ご自由にお使い下さい。)前回の学習記録に続き、英語学習のノートテイキングの仕方を改めて考えてもらうために、今度は前回の2倍のサイズで、個別の問題ごとの枠は作らず、記入する分量も3問以上という制約だけ設けた。授業中の板書事項と各自の自習学習を組み合わせてどういう学習記録ができあがるか楽しみ。(要するにノートチェックみたいなものだけれど)また、これを踏まえて出席カードの裏面に「Q2:英語の授業のノートにどんなことを書いていますか?」という質問にも回答してもらった。
・質問コーナー。後期は質問を教材内容に関するものに限定しているのであまり件数はない。(その分、授業時間中に飛び込みで質問が多数寄せられることがあるが、今日は1限も2限も比較的静かだった。)
・教科書コーナー。前回はリクエスト形式で進めたが、比較対象の意味も込めて、今回は一方的な講義形式で進めてみた。範囲は前回の17問分。5〜6問ずつ区切って振り返り時間を設けながら3セット。学生からの質問に基づかない形なので個々の問題を隅々丁寧に説明することになるため時間がかかるが、今日は単語の語源などについてもいろいろ触れる機会が取れたのは良かった。(リクエスト形式だとなかなか挟み込みにくい。)
・最後の15分弱で教科書の次の範囲の問題を16問やって答え合わせだけやって終了。この範囲も、またこれに続く範囲も今回の学習記録用紙で扱ってよいことにしているが、板書していない内容(最後にやった問題16問の範囲)をどのぐらいの学生が自分で「問題の解き方をまとめる」形で勉強してきてくれるかもちょっと楽しみ。
・最後に出席カードの裏面の最後の質問として、「Q3:1問ずつの方が良いですか?」と板書し、前回のようなリクエスト形式とどちらがよいかを尋ねた。その結果、今回は1問ずつ丁寧な説明を求める声が若干多かった。どちらも一長一短。講義形式だと眠くなりやすいと思うが、学習記録用紙を埋めないといけないという点が効いて集中させられているのかもしれない。様子を見ながら今後の展開もいろいろ変えていこう。



第3回 10月2日

授業の流れ・省察
・前回の宿題の解答をプリント配布し、自己チェックさせている最中に宿題チェック。やっている者には「おっけい合格」の押印入りの出席カード、やっていない者には押印のない出席カードを配布。熟語問題の部分だけ答えを入れた英文の意味を順に解説。
・授業開始時までに質問用紙・オンライン質問カードで寄せられた質問に回答。
・前回の続きとして、Part 5〜7の問題プリントを学生から寄せられた質問の箇所を重点的に解説。「○○番について解説して下さい」という質問が多かったが「○○番の正解はAだが、Cではなぜダメなんですか?」というような一歩踏み込んだ質問も少しあった。今後は後者のような質問を増やして欲しいというアドバイス。自律的に学習を進める上では必須だと思う。
・各Partごとに1〜2分の振り返り時間を設け、ここでは辞書調べ、相談、オンラインでの質問提出、私語、休憩、体力回復、その他何でもありという形にした。メリハリをつけるためにはこういう工夫も必要。この甲斐があって(かどうかは明らかではないが)例えば10分以上居眠り状態が続くといったような学生はいなかった。
・授業開始後70分ほどでようやく第1回から使ってきたプリント範囲を終了。結局ほぼ全ての問題について何らかの形で学生から質問が寄せられていたので、一方的に講義形式で進めるのとさほど変わりなかったが、学生自身が書いた質問の文面を読み上げる形で進めていくと授業への集中度も高まるような気がする。
・ここで出席カードの裏面にアンケート。今後も同様に学生から解説を希望する箇所を募る形で進めていくべきかどうかの参考に「Q1:リクエスト形式で進めて良いですか?」と板書。(全ての問題を解説した方がよいかどうか)1限と2限の合計で賛成意見が56名、反対意見が10名という結果だったので、今後もなるべく多く取り入れる方向で検討してみる。
・残り20分のうち、15分ほどで教科書のPart 5形式の問題を17問実施。辞書参照可、相談しながら可という形で行い、10分強が過ぎた時点で正解を板書して答え合わせ。
・ここで次回までの宿題としてこのような形のプリントを配布。(配布時は半裁してA5版。.docx形式。改変自由です。ご自由にお使い下さい。)学期末にレポートを課すことにしているが、その練習をこれから少しずつ行っていく計画。これを来週授業開始時に回収し、添削と3段階ぐらいでの評価を添えて再来週には返却する予定。ただしこの評価は成績には加えず、よっぽどひどい内容でない限りは提出したかどうかのみ考慮するつもり。
・最後に出席カードの裏面アンケートをもう1問。「Q2:来週までの宿題の印象は…?」と板書。これまでこういう学習をしたことがあるか、この課題は難しそうか、うまくできそうか…など、一言で書くように指示。多くの学生が「驚いた」「難しそう」「今までにない宿題」などと書いていたが、「時間をかければいける」「分からないところを学ぶ上で重要だと思うので頑張る」「これを機に1つ1つの問題をじっくり考えてみたい」「とりあえずできるだけやってみようと思う。がんばる。」「何も考えないで問題を解いただけという勉強よりもこのような宿題があって良いと思います。」といった前向きなコメントもあった。まあとりあえず今回はほんの小手調べ。来週、この課題についての感想も書いてもらい、今後どのぐらいの割合でこれら2種類の学習を織り込んでいくか考えてみたい。



第2回 9月25日

授業の流れ
・最初の25分程度は自習。これは今学期の目標が最終的に自律的に英語学習ができるようになることなので、あえてこういう取り組みを入れている。使う問題は前回答え合わせのみが終わっているプリント。
・本日のコンセプトとして黒板に「自力で解けそうな問題とどうしても解説が要りそうな問題を分ける(友人に尋ねて解決すればそれでOK)」と記し、さらに前回の問題の答えも板書。使用した出席カードはこちら。(.docx形式。改変自由です。ご自由にお使い下さい。)
・友人と相談してもよいという設定にしておいたが、意外にも教室内は静寂な雰囲気だった。出席カードには具体的な質問が書けているかも評価に加えるという指示。「全部分かりません」などというのはアウト。この問題番号のこの部分が分かりません、なぜこの答えがこれになるのかが分かりません、というところをなるべく多く洗い出すことが目的。
・とはいってもリスニングスクリプト(Part 1,2 は和訳なし、Part 3,4 は和訳あり)とPart 6、Part 7の部分の和訳は配っているので、かなり自力でも勉強しやすいようなお膳立てはできていると思う。
・出席カードを開始25分後に回収し、質問リクエストがあったものを重点的に解説。リスニングは後期はほとんど扱う余裕がないので、質問がでなかった設問もそのまま音声を流しながら、質問があった問題のみ解説を行った。途中でも自習時間を挟みながら進めていったこともあり、50問中34問(リスニング問題全問とリーディング問題3問)しか終わらせることができなかった。次回にも継続。
・最後に今回の範囲の復習の仕方(スモールステップの原理に従い、自分自身で次にやるべき小さな目標を見つけること)と、次回までの宿題のプリントを配布して終了。

省察・その他
・質問を思いつかないという者もいるようだったが、あとここだけが分かれば何とかなりそうというところの絞り込みは大切だと思う。
・今日の出席カードで前回から今回までの復習時間を記入させたが、半数以上が0分。TOEICでスコアが上がるかどうかの要因の一つにはやっぱり学習時間をどれだけ確保したかということがあるはずなので、これでは困る。しかしどうやって復習したらいいのかが分からないという者もいるのだろう。今日はそのあたりもアドバイスしておいたつもり。
・1限は小さな声であったがいつまでも私語が止まらない者が2名。配布プリントを没収し教室から追放。




第1回 9月18日(火)

授業の流れ
・シラバス内容、シラバス追加事項、後期の目標などについて説明。改めてTOEICは厳しい試験だというコメントも挟みつつ。
・前期の授業で扱った範囲から抜粋した50問をプリントにまとめたものを使い解答させた。リスニング問題は再生速度をオリジナルよりも10%落としたものを利用。約14分。リーディング問題は約20分間で回答。早く終わった人から挙手させ、リスニング問題のスクリプトとリーディング問題の和訳(抜粋)プリントを配布。終了後、黒板に正解一覧を書いて自己採点。
・自己採点が終わったらA5サイズ片面の出席カードに記入。質問項目は「学生番号」「氏名」「リスニング正解数」「リーディング正解数」「夏休みにどのような英語学習を行ったか、自由に記入して下さい。」「後期の英語学習に関する目標を、自由に記入して下さい。」「この授業に関する要望があれば、自由に記入して下さい。」出席カードの学生番号と氏名の記入欄の下に山折り線を入れておき、個人情報欄を裏側に折り返させて提出させた。(あとで書画カメラで映す時に誤って個人情報が映らないようにするための安全策のつもり。)
・5分程度で出席カードを回収。個人情報欄は裏側に折り返した状態でシャッフル。書画カメラを使って全員の自由記述欄をプロジェクタから投影し、みんなの回答をみんなで眺めながらコメントを挟みつつ要望欄に書かれている質問にはその場で回答…という作戦を考えていたのだが、書画カメラの故障が発覚。やむを得ず1限は口頭で読み上げる形で実施。2限開始前に代替機を借りることができたので2限は予定どおり実施。
・ここからはおしゃべりアリ。辞書も参照しながらリスニングスクリプトで分からない単語にチェック。また、Part 7形式の問題の和訳も配布したので、センテンスレベルで意味がとれない文などに印をつけるなど自由な学習を10分弱、で5分ほど早めに授業終了。
・次回は後期の授業では手薄になりがちなリスニング問題を中心に前期やったポイントなどを絞りつつ解説する予定。

省察
・1限の遅刻者多数。後期はいっそう厳しく行きますよ!
・1限でリスニング問題実施中から居眠りの学生が1名。2限では居眠りではないが問題を解こうとしない学生が5名。いずれも欠席扱いとした。このあたりも厳しく行きますよ!…こんなことをやってると学生には嫌われるんだろうね。でも全く気にしません。勉強しない者は教室に来なくてよろしい。