2015年7月21日火曜日

中継録画あり:外国語教育メディア学会 関西支部2015年度春季研究大会で発表しました!

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YouTubeで公開されましたので、リンクを差し換えておきます。(2015.7.21)
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外国語教育メディア学会関西支部の今回の大会から、研究発表・実践報告という区分けのほかにClassroom Tipsという持ち時間10分の枠が新たに加えられるようになり、その枠で「実演紹介:英語不規則動詞変化形提示ツールとフラッシュ型例文・対訳提示ツール」というタイトルで発表してきました。

今回からの新コーナー、しかもそのトップバッター、しかもUstreamで中継される、しかも後日YouTubeでも公開される、ということで、緊張しないはずもないのですが、その割にはいつも通りの感じで喋ることができたかなあ?と思っています。

予稿原稿として事前に提出したのは以下の内容です。さすがに持ち時間10分なだけあって、200字以内という制約でした。

キーワード:ICT, 授業支援ツール
本発表では発表者自身がデータベースソフトを利用して開発した授業活性化に繋がる 2 種類の教材提示ツールを活用事例を含めて実演紹介する。前者は http://goo.gl/2rUZSM にて、後者は http://www.oit.ac.jp/ip/~kamiya/rtt/ にて、それぞれの操作マニュアルを含めて無料公開しているので発表の前後に参照 されたい。対応 OS は Windows XP 以降および Mac OS X 10.7 以降である。

当日の録画は以下のリンクで公開されています。まだUSTREAMの録画しか出ていないようですので、ひとまずこちらにのみリンクを貼っておきます。私の出番は開始後3分ちょうどぐらいから16分ぐらいまでですので、学会ロゴの部分は早送りしてください。
http://www.ustream.tv/recorded/62578076
私はClassroom Tipsの部屋にずっといたのですが、他にも興味深い事例が数多く紹介されていました。「トランプを使った討論活性化と評価」(成田修司先生)、「学習者の積極的な授業参加につながるトランプの活用法」(浦野研先生)、「ノートアプリで授業をよりアクティブに」(中西正樹先生)、「授業と連携した自学ノートの活用方法」(中原智昭先生)のご発表があり、それぞれ興味深かったです。いずれも上記のリンクから視聴することができますが、発表と発表の間に10分弱の空き時間があるので、適宜早送りしながらご参照ください。

なお、司会していただいた福島祥行先生は録音用マイクを身につけていらっしゃらなかったようですので、残念ながら司会者の声は収録されていません。
(YouTubeの方には登場されていません)

2015年3月12日木曜日

口頭発表:GK-FIRESでやってきたこと、そしてこれから(言語教育エキスポ2015)

2015年3月15日に早稲田大学で開催される「言語教育エキスポ2015」にて「GK-FIRESでやってきたこと、そしてこれから」というちょっと変わったタイトルの口頭発表を行います。会場の関係で300名限定(要 事前申込)ということなので、参加できないという方も多いことと思います。

ここで発表するスライドが(ほぼ)完成しましたので(この後でも修正を入れるかもしれませんが)公開します。スライドおよび当日配布資料が必要な場合はご自由にダウンロードしてください。

スライドはこちらから、当日配布資料(A3両面印刷1枚、Phrase Reading Worksheetのサンプル3種と今後の展望)はこちらから、私の予稿原稿はこちらから、それぞれダウンロードできます。

当日の発表者全員分のアブストラクトはこちらから、予稿原稿全体はこちらからそれぞれダウンロードできます。

なお、スライド中で紹介している研究成果(ツール類)を掲載しているWebページは http://www.oit.ac.jp/ip/~kamiya/ です。

口頭発表のあとで当日の様子などを掲載するかもしれません。

2015年3月5日木曜日

口頭発表:Phrase Reading Worksheetを利用した英語授業の設計(第20回大学教育研究フォーラム)

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情報追加:2015年3月5日
以下の発表の予稿原稿が公開されていることに気づきました。遅ればせながら
こちらもリンクを掲載しておきます。併せてご参照ください。
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/kanri/forum/pdf/20140702174834.pdf
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2014年3月18日に京都大学で開催される「第20回大学教育研究フォーラム」にて、授業研究部会の個人研究発表として「Phrase Reading Worksheetを利用した英語授業の設計」というタイトルの口頭発表を行います。

(例によっての自転車操業で、発表直前に提示資料が完成するという有様ですが…何とか間に合わせました。しかし、発表まで残り12時間を切った時点での目下最大のタスクは、朝9時からの発表のために余裕をもって会場に到着すべく、朝5時に起きて家を出ることであります…。)

この発表では京都大学高等教育研究開発推進センターが主催する「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形成」という研究テーマの下で設置されているオンライン教育研修の場であるMOST(モスト)を使い、1年間の教育活動をまとめた資料である「コースポートフォリオ」を作成しました。MOSTの入口はこちらです

今回の題材に選んだのはこのブログでも授業記録を書いてきた2013年度「受信英語Ⅰ」「受信英語Ⅱ」です。授業記録ブログには書けなかった内容もいろいろ盛り込んでいますし、授業アンケートの結果なども全て載せました。

本来、MOSTは招待制のサイトであり、大学教育関係者だけでの情報共有のために利用することが一般的ですが、もとより授業記録ブログで「ダダ漏れ」させていますので、今回の「コースポートフォリオ」も思い切って一般公開してしまうことにしました。以前、私のこのブログをご覧になった京都大学高等教育研究開発推進センターの方に「(いい意味で)狂気じみている」と評していただきましたが、今回の「コースポートフォリオ」は我ながら「ますます狂気じみている」と感じています。

こういった取り組みを通じて教育活動のPDCAサイクルを回していければいいなあ、と常々思っています。そして、そのための「見える化・見せる化」をこれからも続けていきたいと思います。

それでは「狂気じみたコースポートフォリオ」にご案内しましょう。入口はこちらです!

(ご覧いただく方として想定している同業の皆さんにとって)何かのご参考になれば幸いです。ご意見、ご感想等も是非お寄せ下さい。

2015年1月9日金曜日

私の闘病記録3:術後半年経過!/けいれん発作が起きるとこんな感じ

手術を受けて今日でちょうど半年が経過しました。ここのところ調子がよく順調に回復していたように思っていたのですが、どうもそういうわけにはいかないようです。

というのは月に1〜2回、何かがきっかけとなって今でも弱めの発作が起きてしまうのです。はっきり発作と分かる、以下で述べる「症状2」まで行ってしまうのは月に1回程度なのですが、その中でも昨日の発作はここ最近では珍しい「症状2」の中でも「やや強め」のけいれん発作でした。

でもけいれん発作が起きた時、どんな感じになるのか、これまでに書いていなかったことに気づきました。そこで今回は、昨日の発作がどんな感じだったのかを書いてみることにします。

昨日の発作は手元のメモによると18:45頃に起こったようです。帰り道に阪神梅田駅で、始発の西宮行き急行を待っている途中、電車の入線待ちをしている時から発作の予兆らしきものがあったんです。

あ、発作が来る!と思って身構えました。私の場合、突然イライラするような気がして、居ても立っても居られない、取る物が手に付かない状態になります。これを「症状1」と呼びましょう。とはいえ大体の場合はこれだけで収まります。頻度的にはこれは2週間に1回あるかないかといった感じです。

そういえば2ヶ月ほど前の台湾出張でも初日、桃園国際空港に到着直後に「症状1」が発生してしまいました。さらに言えば「症状1」の中でも軽めのものと重めのものがあります。

残念ながらこれだけで収まらないことが月に1回ぐらいあります。昨日の場合、始発駅で入線前から並んでいたので座ることができましたが、念のため右側の人に迷惑がかからないように、意図的に一番右側の席に座り、手すりにしっかりつかまりました。ここで「症状2」が発生し、右手の自由が全く利かなくなってしまいました。そしてしっかりつかまっていたはずの指がだんだん開いていき、腕が上下に揺れるという症状が起きてしまいました。心臓の鼓動も早くなっていました。でもいつも30秒から1分ぐらいで終わります。

これは一種の「ジャクソン発作」という症状ではないかと思います。症状は http://www.tenkan.info/about/epilepsy/about_04.html の一番最初の動画の中で紹介されています。専門的に考えるならば、この症状は「前頭葉に由来する単純部分発作」(のうちの軽いもの)ということになるでしょうね。

この次の「症状3」は(といってもこれが本当に「症状2」の後に起こるかどうかは分かりませんが…)昨年8月下旬(救急搬送された時)以来起こっていません。顔が右にねじれていき、視点が合わなくなるという症状が出ます。普段はメガネをかけているのですが、このときは誰かにメガネを外してもらわないといけません。これも同様に上記リンクの動画の中で紹介されています。

さて、今回の引き金となったのはやっぱり「疲労」としか考えようがないです。そこに「寒さ」や「尿意」が重なって「運悪く合計で1を越え」(私の闘病記録2を参照)てしまった時に発作が現れてしまうのでしょう。

ここ数日、いろいろ疲れが溜まっていたようです。最近はすっかり授業記録ブログが止まってしまいましたので様子をお知らせする機会がなくなっていますが、新学期が始まって最初の授業は2年生の資格英語Iの14回目でした。この日はVELCテストを4クラスでやったのですが、テストの実施だけでなく試験後に資材の部数が正確に揃っているかを確認し、その日のうちに発送してしまう作業が思いの外、ストレスの溜まる作業でした。

翌日水曜日の授業は非常勤先なのですが、授業もあと2回ということもあって今週・来週は京都のホテルに泊まり、そこから出勤することで負担を減らそうということになっていました。その日は何とかVELCテスト資材一式を返送し終わったこともありウキウキ気分で京都に向かいました。しかしホテルに着いてから始めた翌日1限の授業の準備で少々無理をしてしまったようです。(そして調子にのって500mlの濃いめ(9%)のハイボール缶を空けちゃいましたし… 笑)

2限の授業はほとんど喋る必要がない実習中心の授業でしたが、提出のあったファイルをチェックして返す作業でやたらと疲れてしまい、昼食を食べる元気もなかったのですが、何とか入った学食のカレー屋さんで食事中に手を止めて目を閉じて休んでしまうような場面が何度もありました。そして帰りの電車もバスも爆睡です。

発作の起こった当日、木曜日は朝から体調が思わしくなかったのですが、午後から授業があるので出勤しました。学生のせいにするわけにもいきませんが、前日18:00に設定していたはずの締切を過ぎてからの提出物が多く、事前にきちんと目を通すことができないまま、そして直前までどういう授業設計にしようか決めかねていたこともあって、それなりに疲れを溜めてしまったようです。そして4限以降はオフィスアワーということもあったので研究室の明かりをつけたままで寝ていたら来客に寝入りばなの所を起こされ…。

結論。疲れは溜めないようにしましょう。当たり前ですけどね。

次の更新は術後1周年記念かな。「私の闘病記録4」をお楽しみに!(笑)