2024年3月10日日曜日

2024.3.10 シンポジウム「機械翻訳/大規模言語モデル時代の外国語教育を探求する」

2024年3月10日に中央大学茗荷谷キャンパスで開催された言語教育エキスポ2024にて、標記のシンポジウムに登壇しました。数多くの発表がありましたが、私たちのシンポジウムはこちらのページの3列目にまとまっています。このPadletによるページには今後、質疑応答や当日の議論を踏まえた改訂版を掲載することになっていますが、私の範囲については先ほど追記しました。

私の演題は「「コンピュータと言語」の授業実践事例 ー機械翻訳・ ChatGPTをどう考えるかー」でした。事前の予稿にリンクを貼っています。

今回の私の発表は約1年前の発表(の2023年度後期改訂版)から、機械翻訳・ChatGPTに絞り、詳しく実践事例を紹介したような内容でした。

利用したスライド(議論を踏まえた追記版)はこちらですが、スライドよりもむしろ「コンピュータと言語」の授業の第8回(機械翻訳1)第9回(機械翻訳2)第14回(ChatGPT)のそれぞれの配布資料を使い、それぞれの回でのポイントをかいつまんで説明しました。

当日はハイブリッド開催でしたが、会場の教室はかなり盛り上がり、なかなかいい雰囲気でした。登壇者側もZoom経由でも良かったのですが、やっぱり登壇者全員が集まった対面会場でのシンポジウムはいいですね。

2023年12月2日土曜日

2023.12.2 ChatGPTで就活? -16 Personalitiesとの組み合わせで何ができるか -

標記の件を日本リメディアル教育学会 第3回授業研究フォーラムで口頭発表します。

一言でまとめると「ChatGPTを16 Personalitiesと組み合わせたら面白かった」といったところでしょうか。

プログラムだけは公式サイトに載っているのですが、予稿集は掲載されないのかな?

スライドだけではちょっと理解しにくいところがあるので、当日参加者にだけ配布されているらしき予稿集から私の部分だけを抜き出したものをこちらで公開しておきます。

当日参加者の方々のご参考にもなるように、公開しておきます。

2023年8月4日金曜日

2023.8.8 Excel ワークシートを利⽤した簡易型クイズのための関数式とその改良

 2023年8月8日に標記の口頭発表を外国語教育メディア学会(LET)第62回全国研究大会にて行います。

要項集のPDFファイル は一般公開されているので、まずはこちらの88〜89ページをご覧ください。これまでやったことがないくらいにいろいろな情報を盛り込んでいます。リンクもどっさり貼っています。こんなことして良かったんやろか?などと思いつつ、編集サイドからは何のツッコミも入らないままPDFで公開されたので。まあプログラムが紙媒体で配布されていた頃にはあり得なかったことですがね。

ただ、この要項集の原稿を提出してから新しい発見もあったので、その辺りを盛り込んだスライドは発表後にこちらで公開することにします。

簡易型クイズのテンプレートはこちらです。

----- 発表後の更新 -----

発表が終了しました。使ったスライド(PDF)はこちらです。しかし途中であちこちデモファイルを開いているので、これだけでは分かりにくいかもしれません。

実は個人的に振り返る目的で、Zoomで「一人録画」を走らせていたのですが、学会の許諾を得ていませんので、公開するわけにはいきません。どうかご了承ください。

2023年3月9日木曜日

2023.3.12 外国語学部の学生に必要な情報教育とは ―「コンピュータと言語」の実践事例より ―

2023年3月12日にオンラインで開催される、日本情報教育学会第5回研究会で口頭発表します!

発表タイトルは「外国語学部の学生に必要な情報教育とは ―「コンピュータと言語」の実践事例より ―」で、非常勤講師として勤務している京都産業大学での授業実践事例紹介です。

英語教育に携わる方々ならよくご存知のESP/EGPに準えて、ISP/IGPという用語を勝手に作ってみました。発表に応募する際、何かインパクトのあるアイデアはないかなあ?と考えていて閃きました。

発表要旨は以下のような内容です。これとは別に予稿原稿も提出しています。

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著者は,非常勤先の京都産業大学外国語学部にて「コンピュータと言語」という学部共通で設置されている選択必修科目を担当している。「コンピュータと言語」という科目名は一般的には「コンピュータ言語」を想起させるが,著者が担当している科目には「自然言語(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・中国語・韓国語・インドネシア語・日本語)の学習にコンピュータを活用する」という意図が込められている。列挙した10言語は当該学部において専攻語として学習できる言語である。学部から求められているのは、可能な限りこれらの言語全てで活用できる「コンピュータ活用教育」である。

本発表では英語教育の領域では馴染み深いESP(English for Specific Purposes)を準えた造語、ISP(Informatics for Specific Purposes)という観点から、著者の実践事例を紹介する。

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発表予稿集が発表終了後に公開されるとのことですので、公式なものではありませんが、先にこちらに掲載しておきます。

スライドはこちらです。

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発表が終了しました。私の発表中に公式の発表予稿集が公開されたのは困った学会だなあ…と思わなくもないのですが、とりあえずこちらに貼っておきます。私の箇所だけをご覧になりたい方は上の「非公式」の方をご覧ください。

発表動画も貼っておきます。事前に担当の方の許可を得ていましたが、最初に録画と公開の案内をすることを失念していました。しかし、もともと発表部分のみ公開可、質疑応答の箇所は不可ということでしたので、そのようにしています。(質問が座長から1件ありましたが、その部分はカットしています。)

それにしても持ち時間15分で発表10分・質疑5分というのは私の所属する他の学会ではあり得ない短さ(通常は発表20分・質疑10分)なので、かなり端折った発表になっています。結構あちこち飛ばしたはずなのですが、13分30秒の発表になってしまいました。

座長がベルを鳴らしていたようなのですが、Zoomには通っていなかったようです。2件目でそのことに気づき、2件目から8分、10分、15分の声掛けが入りました。

1件目でラッキーでした(笑)




2023年1月24日火曜日

2023.1.24 Thailand TESOLで口頭発表してきます

2023.1.27〜28にタイ・バンコクで開催されるThe 42nd Thailand TESOL International Conference 2023 で口頭発表してきます。コロナ禍もようやく終わりかけと判断されたのでしょうか、海外で対面開催される国際学会があれば応募しようと狙っていました。

2018年11月にチリで開催されたWorldCALL 2018以来の海外出張です。あの時は格安航空券なら2回乗り継ぎで片道35時間くらいかかる距離のところで開催されたのでいろいろと大変でしたが、今回は関空から往復週1便のタイミングにぴったり合い、奇跡的に格安の直行便が取れました。もちろんLCCですが、まあ片道6時間ぐらいなのでなんとかなるでしょう。

でも、このブログを書いているタイミングでは日本では最強寒波が来ているのですが、ホンマに飛ぶんやろか?まあ、まだ明後日のことなので、多分大丈夫でしょう。

さて、発表タイトルは Development of a Simplified e-Learning System using Spreadsheet Software で、内容は一つ前の記事の私の部分の発表を短縮し、関数式にも改良を加えたものになっています。別のテスト問題にも使えるかも?タイ語もOK!みたいな話です。

結局、タイ語の勉強は多忙で全くできていませんし、文字すら読めません。まあチリに行った時もスペイン語は全然でしたから、今回もスマホアプリのVoiceTraに活躍してもらうことにしましょう。

急拵えでWebサイトを、今時珍しいHTMLタグの手打ちで作りました。スライドのPDF版もおいてありますが、デモンストレーションが中心の内容なので、あまり詳しくは作っていません。

http://www.oit.ac.jp/ip/~kamiya/LEVOA/indexe.html

さてさてどうなりますやら。また土産話を書きますね。