2020年6月27日土曜日

英語には冠詞がある。日本語には(   )がある。

2007年度の英文法の授業で冠詞の用法のうちの一部を教える際に『英語には冠詞がある。日本語には(   )がある。』というスライドを作り、その後も何度か使った記憶があるのですが、担当科目変更などの理由で長らくお蔵入りさせてしまうことになりました。折しもオンライン授業ですので、久々に使ってみようかと引っ張り出してきました。

この内容は平成時代に最も売れた本のうちの1冊とされる養老孟司『バカの壁』(2003年、新潮新書)でほんの少しだけ述べられている「衝撃的な内容」を拡張して作っています。

2007年度バージョン(オリジナル)

2007年度バージョンではこのスライド作成へのきっかけになった参考文献をうっかり入れ忘れていました。また、改めて見てみると、確かにインパクトはありますが、ちょっと無理があるような気がしてきました。

そこで「英語の冠詞を間違えるとどんな感じか?」というサブタイトルをつけてみたところ、なかなか良い感じで収まってくれそうです。

2020年度バージョン

もちろん他にも冠詞の用法はあるので、さらに追記したスライドページでは「また別の機会に…」と逃げています。

私の場合は認知言語学の枠組みを応用した説明をするつもりですがね。

どちらも改変自由で公開します。
何かのお役に立てれば幸いです。