2013年1月17日木曜日

(2012後期・木曜1/2限)受信英語Ⅱ 授業記録



第15回(最終回) 1月17日

授業の流れ
・1限はJRが人身事故で遅れていたので試験開始時間も10分遅らせた。結局遅れて来た学生は1名だけだったけど。(延着の影響かどうかは聞いていない)授業開始時間から10分間で公式カンペを作るという段取りにしていたが、この開始時間自体を10分遅らせ、公式カンペに書き写す内容をおしゃべり有りで準備させた。2限は定刻で開始。
・公式カンペ作成(10分間)スタート。ここもおしゃべり有りということにしたが、みんな静かに作業していた。
・10分後に問題用紙兼解答用紙を配布して試験開始。30分間。冒頭で書画カメラを使って補足が必要な箇所を説明。
・試験終了後、問題用紙兼解答用紙と公式カンペを回収。公式カンペは無記名。
・前回の出席カードの裏面を書画カメラで提示しながら講評など。
・大学公式の携帯電話を使っての授業アンケートを実施。
・Bonus DVDよりメイキング画像として、「絵コンテから映像へ」(約11分)を視聴。
・ほぼ全員が1年次学生なので、来年度に履修することになる2年次英語科目について概略を説明し、1限は10分ほど、2限は15分ほど早めに終了。

授業アンケートの結果より
匿名アンケートなので同一人物が書いたかどうか分からないのだけれど、1限で1つの設問以外の全てのアンケート項目に5段階評価の「1」(まったくそう思わない)を書いた学生が1名いる様子。明らかに外れ値(「2」の評価は0人の項目でも「1」が1人だけというのが11問中9問もある)なので気に留める必要もないが、仮に同一人物だとしたら、こういう回答の仕方はとても幼稚っぽい。この授業記録ブログに書いたところで本人に届くとは思わないが、反省を促したい。
・何しろ「この授業にどの程度出席しましたか」という設問で「40%未満」と答えているようではそもそも試験を受けても単位は認定できないし(原則として欠席が4回以上の場合は単位認定しないことをシラバスに明記している。必ずしも杓子定規に適用しているわけでもないが)今日出席する意味はなかった。つまりアンケートに答えて欲しくもなかった。「この授業に意欲的に取り組みましたか?」という設問でも「まったくそう思わない」、「この授業の復習をしましたか?」という設問でも「まったくそう思わない」、。それじゃあダメですね。
・匿名アンケートでも履修者が回答済みかどうかだけは教員用画面で見れば分かる。これまでの出席状況と付き合わせてみたところ、回答済みの者で出席回数が40%未満の者はいなかったので、おそらくきちんと読まずに適当にアンケートに答えたのだろうけど。
・自由記述欄に「おもしろくないです」と書いた学生も1名。これも上記と同一人物かもしれないが。そもそも授業を面白くするとしても教員が努力するだけで良いのかな。3分に1回ジョークを飛ばすような授業がいいのかな。



第14回 1月10日

授業の流れ
・出席カードを配布。
・次回は期末試験が中心なので授業としては今回が最終回。そのため英語学習へのアドバイスなど遺言めいた内容がたっぷりであることを予め宣言。
・期末試験の出題方法等について説明。試験範囲は教科書のUnit 12〜今日やった p.77まで。出題する問題は英借文、字幕翻訳、フレーズ英訳、フレーズ和訳、単語マッチング、イントネーション書き込みなど30点分。
・中間試験の時から宣言していた「公式カンペ」についても説明。これは授業開始時間に書き込み用の用紙(英借文の素材として教科書本文からの引用が書かれているもの)を渡すので、10分間自由に書き込みをして良いというもの。10分後から試験開始。定時に来ないと公式カンペを作る時間がないので要注意。この公式カンペに10分間で書き写せるような内容を予め個人またはグループで準備しておくことを要求。試験後、公式カンペは答案と一緒に回収。
・前回の出席カードの裏面を書画カメラで全員分提示し、各自の理解度や学習方法などについて講評。
・今日は前期・後期の総まとめとしての学習。Phrase Reading Worksheetは配布せず、映画を20分間(エンドクレジットの途中まで)日本語字幕で見る。(できるだけ英語の音に耳を傾けながら)
・映画の内容に基づいた教科書の英文を読み、直読直解ができているかどうかを5分程度で通読しながら個人またはグループで確認。Phrase Reading Worksheetを使わなくても直読直解できるようになったか、また、小さい○から大きい○へと内容が増えていくイメージで英文が読めるようになったか。
・出席カードの裏面に回答する設問を板書。「(1)大学生の英文読解として相応しい、直読直解がどの程度できるようになったか、%または自由記述で記入」「(2)高校までの英文読解の方法と何か変化があったか」
・英文読み上げ音声を流し、同じスピードで文字を指で追いかけながら、読み上げ速度と読解速度の比較(全部分かる:100%〜全く分からない:0%)を(3)として記入。
・この記入が終わった時点でTMにある本文和訳を配布し、グループで英語と日本語の比較などを行った。そして「自分たちで考えた解釈と配布した和訳の一致度を100%〜0%で」を(4)として出席カード裏面に記入。
・同じ音声をもう一度、今度は何も見ないで聞いてみる。そして「(5)何も見ないで音声だけを聞いてみての理解度は?」とし、100%〜0%で記入。この数値が低い場合はどうしたら良いかも考えさせた。(この回答は記入不要)
・教科書の単語問題は配布した和訳を参照しながら答えさせることにした。この方法なら全員が正解するはず。もしも不正解の問題があれば、それは英文と日本語の対応関係をつかむことができないという事実を明らかにできるので。この部分と、それに続く教科書のPhrase Readingの部分の正解を書画カメラで提示して答え合わせして終了。

学生の出席カードへの記載内容より(順不同、類似回答は一部省略、2クラス分)
映画を日本語字幕で見たあとで、それに基づく英文を使った学習なので、お膳立てが過ぎる状態だったかもしれないが、以下のような自由記述回答が得られた。

(1)大学生の英文読解として相応しい、直読直解がどの程度できるようになったか(自由記述による回答のみ)

「なってない」「映像をみたあとなので直読できたのかもしれないけど、最初と比べてスムーズに頭に何をいっているのか映像がうかんでくるようになった」「まだまだ達していない」「はじめの頃よりは英文に慣れができたのでだいぶ近づけたとは思います。」「大学生としてふさわしい訳し方が少しできるようになったが、まだ中学生で教わった訳し方をしている時があるので大学生らしい訳し方でもっと問題をこなしていかないといけないなと思った。」「前期に比べてだいぶと前から訳すようになりました」「わからない単語のところでは止まるが、きれいな日本語にしろと言われなければ自分の中で英語の意味はだいたい把握できるようになった」「まだまだ大学レベルではない」「あまり前に戻ることなく読むことができるようになった」「だいたい読めるようになったが、whenやthatなど、後からその内容が出てくる文で止まってしまう」「まだまだです」「できる文章とできない文章がある」「少しずつであるができるようになっている」「単語がわかればだいたいはできるようになった」「英語が元々苦手で、少しできるようになったと思うが、まだまだ大学レベルではない」

(2)高校までの英文読解の方法と比べて何か変化があったか
「高校時代は後ろからよく意味を訳していたが大学になってからは前から訳すようになった」「あった」「ちょっと変わった」「あまり変化はなかった」「前から英文を訳せるようになり英語が少し楽しくなった」「高校までだと機械的に訳していたけど今は少し単語がわからなくても頭にストーリーが浮かんでよめるように成長したと思います」「高校では直訳で固い日本語訳になっていたがアレンジしたりしてやわらかい日本語訳になった。」「高校→何度か読み返してだいたい理解 今→1度でだいたい理解」「難しくなった」「一文を読むスピードが早くなった気がする。」「まだ完璧とまではいかないが、戻り読みをすることがなくなった」「変化自体はないが、一つの単語が分からなくても文の流れから読み取れる部分が増えたように思います」「ちょっとは変わったはず!と思いたい…」「高校では意味を理解できないまま読んでいたが、理解しながらよめるように少しはなった」「英文の大まかな理解ができるようになった」「スピードが速くなった」「日常会話の部分が映画を見て読み取れるようになった」「文の切れ目が分かるようになったので文を読みやすくなった」「文を読むのが遅くなった」「高校までは発音について意識していなかったが、大学からは発音を意識するようになった」「高校までは後戻り読みをしてましたが、受信英語の授業内の直読直解を意識して読む練習をするうち、読解力に関して力がついたと思います。」「高校のときよりはスムーズに読めるようになったと思う。」「少しは意識して前から読むようになった」「高校の時、自分がどのように読んでいたかが思い出せない」「高校時、文の後ろからの理解だったが、大学では前からになっている」「特に変化はない。難しく考えすぎていた感がある。」「読解力は少なからず上がってはいると思うが変化と呼べるかは微妙なところ」「少しはリズムよく読めるようになった」「訳が会話のような自然な言葉でできるようになった」「簡単な英文なら後戻り読みをしなくても理解できるようになった」「全く高校とは英語のレベルが違うので少しは上達した」「やっぱり少し前から読めるようになった」「読むのが苦じゃなくなった」



第13回 12月20日

授業の流れ


・出席カードを配布。最初の10分強はウォーミングアップとして前回配布のPhrase Reading Worksheetを日本語→英語、英語→日本語でクイズを出し合う。そして出席カードの裏面に①として「英語から日本語の再現率」、および②として「日本語から英語の再現率」を書かせた。
・教科書の単語問題と答え合わせ。
・英語字幕で約20分、映画を見て、出席カードの裏面に③として何%ぐらいわかったかを出席カードの裏面に書かせた。また、④として、このスコアを+20%増やすにはどういう勉強が必要かをグループで相談して書かせた。ここで冬休みの学習もイメージしてのアドバイスを少々。
・この20分のうちの1分の箇所が教科書で扱われているので、再度この場面だけを視聴。いつもはシナリオのページは様々な使い方をしているが、今日は「字幕翻訳にチャレンジ」とし、シナリオを英文ごとに改行したプリントを配布して、グループで書かせた。極端に内容が圧縮されているところなどは予め正解を書き込んでおいたが、そうでないところを13カ所出題。途中で再度、登場人物の表情などを見ながらの方がやりやすいだろうという気がしたので、再び視聴する時間を入れた。
・しばらく時間をとってから日本語字幕に切り替えて1文ずつ台詞内容と直訳とを比較しながら字幕翻訳の工夫についても簡単に紹介。正解を入れたプリントを用意しておいたので、これを書画カメラで定時して確認させた。
・続いて教科書の穴埋めディクテーション等の問題を実施。
・最後に5分強の時間を余らせるような時間配分に成功したので、映画のボーナスDVDからメイキング画像として「歴史の糸:衣装デザイン」という話を見せて終了。



第12回 12月13日

授業の流れ
・どうも1限開始時の集客状況がよろしくない…と思ったらJR延着。それでも定時に教室に来ている学生はいるので、後でやる予定だった10分ほどの作業を1限は先にさせることで時間調整。
・前回の出席カードの裏面を全員分書画カメラで提示しながら、英語→日本語・日本語→英語の再現率のパーセンテージと学習目標の立て方などについてコメント。約10分。
・教科書の穴埋めディクテーション問題と会話表現を埋める練習問題。後者は意味を確認してから音源と同時読みを2回。前回、音の上げ下げについて実際に声を出す機会がなかったのでその埋め合わせに…はちょっと足りないが、それなりに上手に音読できる学生が増えてきた気がする。(ほぼ全員がブリッジ・イングリッシュⅠも履修しているので、その効果もありそうな気はするが。)
・引き続き教科書の問題。そのうちの1問で I'm dealing with the most ridiculous job in history. の ridiculous の部分を他の任意の形容詞に変えて全文を書くという問題を出席カードの裏面に記入させた。これが今日の出席点の1点分。残念ながら書き込みがない者も数名。
・教科書の次のUnitに入り、Phrase Reading Worksheetの日本語→英語で両方が初めから埋まっているものを配布。これを日英両方で見比べながら各自が学習が必要な単語表現などにチェックしたりマーカーを入れたりという作業を10分。(上述の通り1限は時間調整のため、この作業を授業開始時から先にさせた。)
・次に英語授業なのにメトロノームを使うという変わった取り組み。毎年1回ぐらいは読解中心のクラスでは使うことがあるが、このクラスは前後期通じて初めて。これはPhrase Reading Worksheetの英語部分を単語数にかかわらず同じテンポで上から順に後戻り読みをせずに進めていくという練習方法で、遅いテンポから始め、最後はTempo=120ぐらいにまで加速していく。メトロノームはiPhoneのアプリで、スピーカー音声をマイクで拾って教室に流し、書画カメラで同じように読むよう指示。ここではプリントの行数よりも多い回数を流し、もしも途中でついて来れなくなったら文頭に戻ってやり直すなど、方法は学生にまかせた。プリントで配布した範囲を一通りやってから、出席カードの裏面にこの「メトロノーム読み」を試してみての感想などを書いてもらった。
(サンプル映像として授業後に撮影した動画をこちらに置いておきます。Tempo=75ですから、これはかなりゆっくり目です。)ここまでで約55分。
・次に「補助学習いろいろ」プリントを配布。2問目に載せた People from different countries or backgrounds are not like you. と People from different countries or backgrounds do not like you. の違いが分かったら挙手!(早押し問題風に)としたがなかなか手が上がらず残念。今日のがっかり。でも so that を使った英作文と、英文を辞書やネット上から探し、前に書きに来るという個人プレー対決をやったらそれなりに参加者があった。また、裏面の後半2問は答えが分かったら挙手という形にした。いずれも参加者・正解者および関連する質問をした者には出席カードに押印。



第11回 12月6日

授業の流れ
・1限の授業開始時の人数が異常に少なく、最初に予定していたタスクが盛り上がらないかも?という気がしたので、定時出席者への特典(?)ということで、授業の最後に見せる予定だったメイキング映像を先に見せて時間調整することにした。8分の映像が終わるころには10人ほど増加。途中から来た学生が「くそ〜、メイキング映像見逃した…」とでも思ってくれたらありがたいのだが…。(2限は当初の計画通り、授業の最後に見せた。今日は後半が英語の音の上げ下げを扱う内容なので、そのあとで初めて聴く音声が教科書以外でもあった方がいいなあ、と思っていたのだが、1限も授業終わりの方が良かったかなあ。)
・出席カードを配布。前回の提出物を返却。ペアで交換して練習し、①「英語→日本語の再現率」②「日本語→英語の再現率」をペアで確認。出席カードの裏面にそれぞれ%で書く。③感想、こういうフレーズを覚えるには今後、どういう勉強が必要だと思うかなどについて自由記述。
・次にPhrase Reading Worksheetを使って、同様に英語→日本語の再現率と日本語→英語の再現率を個人またはペアで測定。そして④・⑤として出席カードの裏面に記入させた。
・これらの作業中、随時質問受けしながら巡回。特に英語→日本語、日本語→英語の両方でこんな具合にも訳せるか、直訳と意訳の違いで気になったことはないか、などの観点で。
・教科書の単語問題とPhrase Readingの箇所を実施して答え合わせ。
・教科書p.66、Scene Focusのページは台詞ごとに2秒ずつ空白の入った音源を使った練習。まずはこの範囲を日本語字幕で見た。次に該当箇所のみ2秒ずつ空白の入った音声で聴いた。
・冒頭に戻り、1文ずつそれぞれの文脈を踏まえてどんな風に読まれるか、音の上げ下げがどうなるかをペアで予測してから、実際の台詞を聞く。このような練習を通して行い、2種類のスクリプトで計2セット。
・最後に今日のメイキング映像「駅馬者ギャラリー」から「博物館作りの工程」8分。(上述の通り、1限は授業開始直後に、2限は授業最後に見せた。)


学生の出席カード裏面への記述を読んでの印象など
・やはり英語→日本語の再現率よりも日本語→英語の再現率の方が低いと申告する学生が多い。これまで英語を発信する訓練が不十分だったというのは日本中の大学生、みんな同じような状況だと思うが、各自がこの表現を覚えたい、という強い意志で選んだ表現を少しずつ覚え、使えるようにしていけば英会話だってきっとうまくいくはず、というのはあまりにも楽観しすぎだろうか?



第10回 11月29日

授業の流れ

・中間テスト返却と講評などで約15分。
・教科書の次の範囲を映画を日本語字幕で見る。約16分。
・教科書の英文を読んでどの程度意味が把握できるかを各自チェック。5分程度。(前期でやったような方法)ここでは英文が日本語訳できなくてもいいけど、先ほど見た映像のどの部分に該当するかが分かる、あるいは英文に目を走らせながら内容が頭の中に映像として浮かんでくればOK。
・英語→日本語の2列入りのPhrase Reading Worksheet をプリントで配布し、英語のフレーズ訳と意訳を比較する練習。約5分。今日は直読直解のためのフレーズ訳と文レベルでのこなれた和訳を比べるという練習も取り入れるつもりだったので、書画カメラで教員用マニュアルの和訳を提示。結局これに触れる時間はほとんどとれなかったが。
・今日のコンセプトは「覚えたいことは自分で探す」。覚えなさいと言われたものを覚えるのは高校生。大学生なら自分で学習目標を立てて当然。高校4年生はいないか?
・Phrase Reading Worksheetの中から英語→日本語ですぐに言えるようになりたい表現(英文4語以上に限定)を10個、日本語→英語ですぐに言えるようになりたい表現(英文4語以上に限定)を10個、それぞれを学習記録用紙(.docx形式、改変・再配布自由。)にまとめる作業。これは今日の出席カードに相当。
・ここでは英語→日本語についてはPhrase Reading Worksheetでの区切りを超えて、なるべく長いPhraseを高速に把握できるようになるため、行をまたがった形のものを推奨。そして日本語→英語では各自が英語で言えなさそうなことを重点的に自由に書いてもらうことにした。また、表面と裏面で同じ表現を選んでもよいことにした。この作業を約15分。
・英語→日本語でまとめる作業のあと、本文中にある単語でおそらく最初に思いつく訳語とは違う例を2つ(charge「突進」とsee「知る」)をAmazon Kindle Storeで82円という信じられないくらいの大特価で購入したCollins Cobuild Student Dictionaryから紹介し、英英辞典を使った英語学習について説明。iPadのKindleアプリで辞書を開き、書画カメラで提示するというハイテクなのかローテクなのか分からない方法での提示だったが、それはともかく、iPhoneでもAndroidでもスマートフォンを持っている学生は今ならわずか82円で1000ページ以上の英英辞典が手に入るチャンスなので是非試してみて欲しい。それにしてもすごい時代になったものだ…。
・続いて日本語→英語の作業。これも約15分を確保したが、可能な限り別の表現も考えて質問欄に記すように指示した。
・最後の5分で教科書の単語問題をやって答え合わせする予定だったが、これは来週送り。宿題は教科書の単語問題とプリントを使った復習。
・学習記録用紙の両面下部には質問や疑問点を書けるようになっており、約2割の学生から別の訳し方についての質問があった。これらは次回までに添削。次回はこれらを授業開始時に返却し、ペアで練習する時間を設ける予定。



第9回 11月22日

授業の流れ
・今日は中間テスト。授業時間開始前に今日のタイムスケジュール(1限の場合、9:30〜9:50 試験、9:50〜 その他もろもろ、メイキング映像あり)を書き、しばらくしてからその上に「9:25 何かが起こる」と追記。そして一体何が起こるのだろう?と思わせつつ、9:25から公式カンニングペーパーの作成。今回の試験は英作文12問と単語の意味を語群から選ぶ問題6問だが、もともと教科書の本文だけをベタ打ち入力したものを別紙として配布し、これを見ながら英作文に解答するいわゆる英借文方式の問題にすることを予告していたので、試験開始5分前にこの別紙の方だけを配布し自由に書き込みをさせた。結局、この公式カンニングペーパーの作成時間をさらに5分延長して10分とした。ヤマを張った学生、そうでない学生、いろいろいたと思うが、いつもポイントを的確に押さえながら勉強している(どちらかと言えば前の席に座ることが多い)学生は公式カンニングペーパーの作成も上手だった。そうでない学生は…そうでない状況で、前から順番に和訳を行間に書き込むなど、結果的に英作文のためのカンニングペーパーとしてはほとんど役に立たないまとめ方をしていた。このような公式カンニングペーパーの作成時間を設けることは期末テストの時にも行うことを予告しておいた。(一方、2限の場合は既に1限の学生から情報が伝わっていることが想定されたので、予め「11:05〜11:15 公式カンペ作成」というように板書しておき、授業開始時間の5分前の10:55ぐらいから入室済みの学生に要領を説明。)
・試験時間も20分の予定だったが、25分に延長。
・1限と2限とは試験問題は全く違うが同じ授業内容なので、こういうことをやると間の休み時間などの情報交換で公式カンニングペーパーの作成時間があることが1限の学生から2限の学生に伝わってしまうのだが、過去の経験からはさほどの影響はない。むしろ試験終了後に答案枚数を数えている間に「LINEとかTwitterとかFacebookとかメールとかでどんどん2限の人に伝えていいですよ」と指示。
・公式カンニングペーパーの方も全員分回収したので、どういう公式カンニングペーパーを作ったかを全員分、書画カメラでざっと提示。「人の振り見て我が振り直せ」ではないが、勉強の仕方が下手な人は上手な人を少しでもマネして欲しい。
・この時点で残り時間は40分。教科書の続きの範囲(ここは期末試験の対象外)が映像としても9分と短い内容だったので、日本語字幕と英語字幕の両方で視聴。教科書ではそのうちの約30秒の内容が2カ所、英文スクリプトとして掲載されていたので、登場人物がお互いの関係や状況を意識しながら自然な話し言葉で音読するとしたら、どういう音の上げ下げ、どういうリズム、どういう間の取り方になるかを実演しながら説明し、それぞれ1分程度でペアでの振り返り時間を設けた。「書き言葉」の音読練習はこれまでいろいろな場面でやっていると思うが、「話し言葉」の音読練習はあまりやったことがないと思う。
・最後に7分ほど余ったので(無理矢理余らせたとも言う)映画のボーナスDVDから「猿との撮影舞台裏」のメイキング映像を視聴して終了。

次回の進め方
・これまでは予習としてPhrase Reading Worksheetの日本語→英語のものを配布し、右側に予め書き込みをさせる宿題を準備していたが、次からの3課分では授業時に解説用として提示していた日本語→英語の日英両方が予め印刷されたものを使って進めていくことにした。というわけで来週までの予習は不要。



第8回 11月15日

授業の流れ
・添削・採点したグループ課題の返却と簡単なコメント。
・前回指示した宿題のチェックを行いながら出席カード配布。今日は1限の遅刻者が多めだったので遅刻者は宿題チェックを行わず、宿題をしていないのと同じ扱いの出席カードを配布。
・宿題をやってきた者にはフレーズの切れ目を確認する目的で、やってきていない者は聴きながら教科書の英文にスラッシュを入れさせる目的で、フレーズごとにポーズを入れながら読み上げた。
・宿題プリントの解答入りのものを書画カメラで提示しながら、文の構造把握に重要ないくつかの単語に焦点を当て、少しずつ応用英作文のプリント(.docx形式。最初の2ページが配布用、次の2ページ分が板書説明した解答例。)と比べながらを進めていった。また、板書で説明する際には細かい違い(the picture / a picture / pictures の区別など)についての説明を補足しながら進めていった。このような授業の進め方にも慣れてきたようで、スムーズに進めることができた。適宜、教室内を巡回しながら質問を受け、良い質問をした者の出席カードに「おっけい合格」の押印。(※2013.11.1追記:同一プリントを2013年度にも利用していますので、解答例は外したものに差し換えました。)
・応用英作文のプリントの5番では教科書本文で出てきた All you have to do is ... という構文を使って書かせる練習に、1989年の全米チャート1位のヒット曲であるExtreamのMore Than Wordsの歌詞と対訳から出題し、YouTubeで視聴しながら解答させてみた。とはいえ1989年はこのクラスの学生はまだ生まれてもいない時代でもあり、この曲を知っている学生は誰もいなかった。(ジェネレーションギャップを感じる…でもこの曲が気に入ったと出席カードの裏面に書いてくれた学生もいて、ちょっと救われた気分。)
・応用英作文のプリントを終えた時点で残り時間は20分弱。質問受けをしながら(かなりの件数の質問があった)教科書の単語問題を解答させ、答え合わせをして終了。
・最後に出席カードの裏面にコメント・質問の他、中間テストでの目標点数や意気込みについて書いてもらった。また、中間テスト後も英作文を取り入れた授業形態を希望するかどうかについても書いてもらった。(その結果、多くの学生が希望していることが分かった。)

次回の予定
・中間テスト。30点満点だが英作文を少なくとも20点分は出題することを予告。でも「英借文」形式でやるので、教科書の英文は試験問題とは別刷りで配布することになる。



第7回 11月8日

授業の流れ
・前回のグループ課題を回収。任意課題だが7割程度の学生が参加した模様。
・学内TOEICの案内。
・再来週の中間テストの予告(範囲は次のUnitの英作文まで。英作文3枚。教科書本文は別紙で配布するので、それを見ながら解答する。)授業でやった内容を中心に、英作文15問を1問2点で出すぐらいか?これでは点数がとれない人もいるかもしれないので、単語問題なども出すかも。聞き取り穴埋めは…どうしようか考え中。Phrase和訳は出すかどうか不明(たぶんほとんど出さない)30点満点にするための調整用ぐらい?会話が成り立つように会話文穴埋めとか?
・前回の英作文の補足、出席カード裏面の質問に回答。その他、質問受け。
・今日はところどころでチェックポイントを設けて理解度を確認しながら英語字幕を中心に視聴させ、後で理解を補うために日本語字幕を添えるという使い方が多かった。
・まずは前のUnitの対話部分の映像。ここは英語字幕だけで視聴。そのあと、当該範囲のスクリプト(教科書記載の対話部分)を読み直し、この範囲の理解度チェック(Check 1)。評価方法は◎○△×の4段階程度を推奨したが、自由記述も可とした。
・次に就職斡旋の面接場面は3回視聴。最初に英語字幕だけを見た時点で理解度チェック(Check 2)。そして、日本語字幕で内容確認。最後に字幕なしで視聴し、理解度チェック (Check 3)。この場面では「相手の名前を呼ぶこと」の意味や、日本語字幕と英語の台詞のずれ(Who knows? You might get lucky. が「ダメもとで行ってみたら?」となっていること)について紹介。
・博物館の夜警3人と会うところまでは英語字幕のみ。夜警のセシルの名前を呼ぶ場面で字幕と台詞のずれ。"Are you Mr. Fredricks?" "Mr. Fredricks was my father. I am Cecil. "という台詞で "Mr. Fredricks was my father." が「堅苦しいぞ」と訳されている点を紹介して字幕翻訳者のセンスと字幕翻訳の制約について説明。
・夜警3人との会話を英語字幕で見て理解度チェック(Check 4)。グループで意味を考えさせてから日本語字幕で確認。
・そのあとの博物館内の紹介〜勤務開始〜トラブル発生のドタバタ劇は台詞の量も多くないので、コマ送りで簡単に説明しながら映像20分程度の分量を2分ほどで概略のみ説明。
・TeddyがLarryを救助する場面からは特に後半が教科書にスクリプトが掲載されているので、英語字幕で見てから教科書を読み、この内容がどの程度映像を参考に理解できるかを確認させた。(Check 5)
・次に、この部分を映画から英語音声のみを取り出して再生速度を落とし、台詞ごとに10秒程度の空白を入れて作ったファイルをAudacityで再生しながら、台詞ごとに簡単に解説。ここではTeddyの "everything in this museum came to life." という台詞で「エッブリシング」というように発音されている理由や、"Exactly." をひそひそ声で発音している理由について紹介。このような「本物の英語の音の作り方」をもっと映画などを使って勉強して欲しいことについても説明。また "Nothing's impossible. If it can be dreamed, it can be done." のような印象的な台詞についても説明。
・ここで残り時間は15分弱。教科書の残りの部分はざっと説明するだけにして、最後にBonus DVDの特典映像からメイキング映像(約12分)を視聴。そのあとで今日の授業で印象に残ったことを出席カードの裏面に書かせて終了。

省察・その他
・ところどころでチェックポイントを設けるという進め方が功を奏したのか、授業に集中している学生が比較的多かったような印象。もちろんこれは映像をいろいろ見る機会があったから楽しんで取り組めたという側面もあったこととは思うけど。
・チェックポイントで出席カードに書き込んだ内容は成績には無関係ということにしたので、正直に△や×と書いている学生も多かったが、○に近づけるよう各自でも努力して欲しいところ。もちろんこれは険しい道のりだが。
・メイキング映像が面白かったという意見が多かった。予想通りだけど。
・映画を使う授業は準備が大変だが、いろいろな切り口から攻めることができるので楽しい。今回もアイデアがいろいろありすぎて、90分に収めるように準備することの方でちょっと苦労した。



第6回 11月1日

授業の流れ
・前回指示した宿題をやっているかどうかで出席カードを区別して配布。どうも宿題をやっていない学生が多かったぞ…学園祭ではしゃぎすぎて忘れたか?
2種類のプリントを配布。(.docx形式。最初の2ページを応用英作文の練習として両面印刷で配布。次の2ページは解答例として板書または口頭で説明したもの、最後の1ページは片面印刷で、次回までのグループ課題(提出は任意))(※2013.11.1追記:同一プリントを2013年度にも利用していますので、解答例とグループ課題の部分は外したものに差し換えました。)
・宿題をやってきた者にはフレーズの切れ目を確認する目的で、やってきていない者は聴きながら教科書の英文にスラッシュを入れさせる目的で、フレーズごとにポーズを入れながら読み上げた。
・宿題プリントの解答入りのものを書画カメラで提示しながら、特に英作文で長めの文を書くときに使えそうなヒントを交えながら説明し、少しずつ応用英作文のプリントを進めていった。区切りのよいところで教室内を巡回しながら質問を受け、良い質問をした者の出席カードに「おっけい合格」の押印。
・応用英作文のプリントを終えた時点で残り時間は20分弱。グループ課題について説明してからストーリーの案を考えさせた。そして教科書の単語問題をやって答え合わせをして終了。

省察・次回の予定
・穴埋め英作文を考えさせて前に書きに来させるという課題はいくら志願者を募るとはいえなかなか希望者が出てこない様子だったので、今回はこの手の出題は2問に減らし、授業終了時の退室間際にちらっと見せてもらって個人指導し、出席カードに押印してから回収することにした。それでもさほど参加者は増えなかった様子だが、書きに来てダメ出しされて恥ずかしい思いをするということは軽減されるかも。
・次回の授業開始時にグループ課題を回収し、なるべく授業時間中(次回は映画を一定時間見せるので若干手が空く見込み)に添削して返却したいが、学生たちがいろいろ面白いネタを考えているようなので、提出枚数や内容によっては添削が間に合わないかもしれない。授業はペアでの英会話練習を中心に設計する予定。



第5回 10月18日

授業の流れ
・全員同じ出席カードを配布。(宿題等は指示していなかったのでチェックなし)
・前回の出席カードの裏面に書かれた感想や質問、穴埋め英借文などを書画カメラで映してコメント。
・前回やり残した穴埋め英借文2問について先着4名ずつで受け付け、参加者には出席カードに押印。その後、正しく埋め込みできる英語表現になっているかどうかを解説。
・映画冒頭のセリフが始まるところから約3分の映像を英語音声・英語字幕で視聴し、出席カードの裏面に理解度チェック①とし、内容がどの程度分かったかを%で自己申告。その後、近くの人とどんな内容だったかディスカッション。そしてその後で日本語字幕で再視聴してから、英語音声・英語字幕で分からなかった内容を今後理解できるようになるためにはどういう学習が必要だと思うか自己分析させ、出席カードの裏面に一言記載。
・この範囲のうちの一部が教科書にスクリプトとして掲載されているので、対話部分を使って練習。登場人物に感情移入するようなイントネーションを目標にペアで練習させ、上手に読めているペアの出席カードに押印しながら教室内を巡回。
・続いて教科書には取り上げられていない箇所を見てから、次の長い対話部分。映像を1回、英語音声・英語字幕で視聴、続いて同じ範囲を同様に英語音声で流すが、映像ではなく教科書のスクリプトを見ながら視聴するように指示。そしてこの部分で出席カードの裏面の理解度チェック②とし、同様に%で自己申告。近くの人と内容を確認しあってから、3回目の視聴を日本語字幕にて。その後、難しい単語等を板書しながら日本語字幕との違いなどにも着目しスクリプト内容をざっと説明。
・ここで「言語学の話」として、会話分析の手法の一つである隣接応答ペアについて簡単に説明。そして対話文中の隣接応答ペアで任意の箇所を3箇所選び、その部分だけを隣の人と練習。対話文全体を練習させるのは長すぎるというのもあるが、話者同士がどういう情報をやりとりしているか、そしてそれにふさわしいイントネーションがどうあるべきかを考えながら練習する機会はこれまであまりなかったのではないだろうか。
・最後の10分でBonus DVDの中から「監督業101」という特典映像(メイキング)を視聴し、大学指定の授業アンケートをやって終了。

次回からの予定
・前回と今回で後期に取り上げる2種類の学習方法の全体像を示した。授業アンケートや出席カード裏面のコメントなどを見る限りではいずれも好評のようなので、基本的にこの応用英作文と細かい単位での会話練習を交互にやっていく予定。



第4回 10月11日

授業の流れ
・前回の宿題のチェックを行いながら出席カードを配布。やってきた者には水色のカード、やっていない者にはオレンジ色のカード。遅刻者には一律オレンジ色のカード。
・受信英語という名前の科目だが後期は英作文もやることにした。(正確に言えば去年まで工学部で担当していたベーシック・イングリッシュという科目で前期は読解中心、後期は英作文へも拡張するという、自分の得意とするパターンの授業設計をこのクラスでも採用しただけなのだが、受信英語という科目名だけに少々引っかかるところもないわけではない。しかし学部の英語カリキュラムの中にまともに英作文を扱う科目がないので、何かきっかけがあれば英作文的なこともやらないといけないと思っている。)
・今回までの宿題も兼ねて、教科書にある読解用の英文を日本語のフレーズ訳ごとに順番に書かせるというプリントを使っているが、その英文の中の単語を入れ替えたり、順番を変えたりなどで、本文で出てくる構文を上手く使いながら英作文に繋げていく(いわゆる英借文)問題を17問用意した。プリントの実物はこちら。(.docx版) これを何も見ないで英作文するのは結構難しいと思うが、教科書の英文と日本語訳を参考にしながらであれば比較的簡単に取り組めるはず。
・これまでも毎年、別の教科書で同様の英借文を補助教材にする授業を行ってきたが、今年からは英訳すべき日本文も穴埋めにして、好きな単語を入れてその英訳も考えるという出題の仕方も一部で取り入れることにした。(上記実物の3/4/12/16/17番)そしてグループで相談しながら穴に入る日本語と英語と両方を考えさせ、各問先着3名に板書させ、出席カードに押印してポイント付与という方法にしてみたら、そこそこ盛り上がった様子。
・プリントは15番まで終了。16番と17番は次回の開始時に今回同様、先着3名程度に書いてもらう方法で答え合わせをする予定。
・最後に教科書の単語問題をやって終了。

省察
・「穴埋め内容考案型英借文」(仮称)だといろいろ想定していなかった答えが出てきてなかなか面白いのだが、和英辞典の訳語をそのまま使うことで意味が不自然になってしまう例があった。1限のクラスでプリント12番の問題「ラリーは本当の父親らしく(   )をしなければなりませんでした。」で日本語は「説教」英語は "preach" として板書してくれた学生がいたが、この単語は教会で牧師が説教するという意味でしか使わないので、父親らしく説教するという意味にはならない。このように和英辞典の訳語をそのまま使うとまずいという話をもう少し具体的に取り入れたいところだが、なかなかそこまでの時間は取りにくいのが残念。
・出席カードの裏面にこのような英作文学習を行ったことの感想を一言で書いてもらったが、多くの学生に好評だった模様。今後も2週間に1回ぐらいはこういう学習を取り入れていく予定。



第3回 10月4日

授業の流れ
・出席確認はカードリーダーにて。
・映画『ナイト・ミュージアム』のDVDチャプター16以降を視聴。約35分間。
・前回の出席カード裏面記載事項や英語を聞き取れた回数のカウントへのコメントなど。また、VELCテストの結果についても簡単に説明。
・後期からはPhrase Reading Worksheetを日本語→英語の形で使いながら、英語の発信力や英文の組み立て方も学習していくことになるため、その学習方法などについて簡単に説明してから、プリント片面だけ全員に書かせるところまで実施。具体的な解説などは来週。約30分。
・最後の約25分は映画DVDの2枚目についていた特典映像(全部を合わせると映画本編よりも長いくらいの特典映像がいろいろついている)の中から3つを選んで日本語字幕で視聴。まずはいろんな仕事に手を出そうとする主人公が「しゃぶしゃぶレストラン」を開こうとして出資金を求めるという未公開映像(約5分)を映写。ここで出てきたセリフを使って「しゃぶしゃぶ」をどのように英語で表現するかについても紹介したかったが、そこまで踏み込むだけの時間は取れなかった。でも出資者が懸念したような観点(子どもが火傷したら大変)は日本にはない発想だと思われたので、マクドナルドのコーヒーの高額訴訟の話も絡めながら説明。このような映画に現れる文化の違いなどについても機会があれば紹介していきたい。続いてメイキング場面(約7分)とNGシーン集(約7分)を映写。

省察
・DVDの特典映像はみんな楽しんで見てくれていた様子。まだまだ他にもたくさんあるので、できれば授業3回に1回ぐらいの割合で面白そうなものを選んで見せてもいいかな、という気がしている。(たくさんありすぎて自分もまだ全部見切れていない。)



第2回 9月27日

授業の流れ
・今期のこの授業は映画『ナイト・ミュージアム』を扱うので今回と次回で全編を英語音声、日本語字幕で視聴することにしていた。今日はDVDチャプター15の終わり(1:13:10)までを視聴。
・ただ見せるだけでは面白くない(?)ので、授業開始前に出席カードを配り、黒板に「映画を日本語字幕を手がかりに見て、あ、英語が聞き取れたかも!?と思ったら裏面に「正」の字でカウントして下さい。Hello. だけでも1つと数えても構いません。(成績には無関係です。)」と板書。日本語字幕だけを見て楽しむのではなく、少しでも英語に耳を傾けてもらうよう意図したつもりだが、結局大多数の学生は途中から日本語字幕だけ楽しむようになってしまった様子。でも一番多くチェックしてくれた学生は110箇所ほど数えた記録が残っていたので、それなりに日本語字幕から離れて見てくれたのだろう。
・今日の範囲は途中までではあるが、映画の感想も書いてもらったところ、好意的な内容のものが大多数であった。

省察・その他
・既にこの映画を何度も見たことがあるという学生がいたが、いつも日本語吹替で見ていて、英語音声・日本語字幕で見るのは初めてだったとのこと。他にも数名は見たことがあるらしい。(英語音声で見たことがあるかどうかは聞かなかった。)
・出席カード裏面の聴き取りカウントについて、映画にのめり込みすぎて途中から英語の聴き取りがおろそかになってしまったというコメントや、途中で数えるのが面倒になったというような意見も寄せられた。今回の取り組みが余計なことだったとは思わないが、今後、学生らが英語音声・日本語字幕で別の映画を見るときにも、同様にどの程度英語が聞き取れるかをチャレンジしてくれたら嬉しい。
・もともと109分というやや短めの映画作品なので、次回分が35分程度しかない。次回は30分程度は未公開シーンやNGシーンなど、もう1枚のDVDの特典映像も見せることになる予定。あと30分は…次回範囲の予習でも教室内でやることにしようかな。



第1回 9月20日

授業の流れ
・1年次科目として開講しているこの授業の後期1回目はVELCテストを実施してみることにした。(今年度中は無料で受験できるというのが何よりも好都合だったのだけれど。)授業時間開始前に各机に予め受験のしおりとマークシートをセットで人数分置いておき、来た学生から自由席で座らせるようにしたらとてもスムーズに実施できた。そして開始直前に問題冊子を配布。
・試験時間は70分間。リスニングの開始時からリーディングの終了時まで、CDをトラック1から順番に流しっぱなしにすれば良いようになっていて、トラック4で延々45分弱の無音部分が続いた後で試験時間終了のアナウンスというつくりになっていたので、再生スタートしたらもう何もすることがなかった。終了後、問題冊子と解答用紙を回収して終了。
・ほぼ全員が前期からの流れで履修している科目なので、前期の最終回に実施した期末テストの答案を希望者のみに返却。
・後期の授業計画などを話す時間が取れなかったが、このクラスは映画を使うクラスで、来週・再来週に分けて全編を視聴するので、再来週あたりに後期の授業計画を伝えても遅くはない。

省察
・どんなテストをやっても同じだと思うのだが、最初からマトモに取り組もうとしない学生や、途中であきらめてしまう学生がいる。VELCテストは「日本人大学生のための英語力診断テスト」を謳っている試験であるが、一部の(特に試験が嫌いな)学生は「英語力なんて正しく診断できなくてもいいや」とでも思っているのだろうか。まあこれは分からないことではない。でも折角のチャンスだから有効に活用して欲しいなあ。