2013年1月16日水曜日

(2012秋学期・水曜2限)情報処理実習(応用)Ⅱ 授業記録


第15回(最終回) 1月16日

授業の流れ
・出席者は2名でちょっと残念な最終回に。もっとも、昨年度のこの授業は全員欠席、全員不合格で終わったので、それに比べると、という気もしないではないが、2回だけしかないVBAプログラミング入門とはいえ「条件分岐」と「繰り返し」をやらないまま前回1回だけで終わってしまっては、MsgBoxとInputBoxしかやっていないことになるので、入門にもならないレベル。
・まずは前回の提出課題への講評。本日の出席者2名の分を実際に走らせてみて確認したが、1人は正常動作、もう1人は動作は正常だがMsgBoxで変数の中身を出すのに変数名をダブルクオーテーションで囲んでしまうという初心者にありがちな失敗。もっとも、課題で正常動作していた学生の方も、授業中に実習したファイルで文字列連結の & を忘れるというような、これまた初心者にありがちな失敗でエラーが見つかったのだけれど。
・前回の配布資料に従って進めたが、先週予想したようにやっぱり時間が足りなかった。「条件分岐」を少々詳しくやりすぎたのもあるが、「繰り返し」以降の箇所は入力せず、全て配布資料からのソースのコピペで対応。
・調子にのって「1からnまでの合計を求めるプログラム」で7桁だったか8桁だったか、やたらと大きい数字をnに入力してしまい、ハングさせてしまったのは失敗。悪い見本。
・マクロの記録とVBAの話も、ユーザーフォームの作成も、ユーザー定義関数も、どれも中途半端に終わらせてしまったのはちょっと尻切れとんぼ気味な展開だったかも。やっぱり詰め込み過ぎな教材だったかなあ。
・最後に出席者2名にどんな感じで成績をつけるか具体的な点数も含めながら説明。
・何はともあれ、盛りだくさんな内容を扱った情報処理実習(応用)Ⅱ、これにて終了。めでたしめでたし。



第14回 1月9日

授業の流れ
・出席者は4名。今日の授業開始時を目安に提出を要求していた課題の提出者と一致。(夜になって本日の授業の欠席者からの課題提出が1件あったけど。)
・今日から2回はVBAプログラミング入門。配布資料(改変・再配布自由です)は2週分まとめて9ページ分。今日は5ページ目の真ん中あたりまで進んだ。いくらVBAとはいえ、プログラミングが全く初めて(を想定して資料を作っている)という学生に90分授業2回で入門をやるにはいろいろ大変で、背景知識てんこ盛りの資料になってしまっているが、まずは最初の40分弱で資料の最初の1ページ半(「プログラムとは?」「プログラムとOS・ハードウェアとの関わり」「プログラムの開発行程」)を、さらに噛み砕きながら説明。いろいろな話を盛り込んでいるが、中でも2ページ目の最初に書いた「ハードディスクは物置・本棚・収納の大きさ。メモリーは作業机の広さ、ビデオカード(グラフィックボード)は高速に描ける能力+多彩な色鉛筆+展覧会出展予定作品の置き場所。」という例え話は結構お気に入り。(元ネタをどこで仕入れたか忘れてしまったのだけれど。)
・そろそろ話も聞き飽きただろうという頃になってようやくExcelを起動し「開発」リボンを表示する設定から。あとは基本的に資料に従って少しずつ進めて行ったが、さまざまなメッセージボックスで遊んでみる時間は10分程度と、ちょっと多めにとってみた。変数のあたりは結構いい加減に扱っているが、まあ限られた時間なので仕方ない。そしてInputBoxを1回以上使って、何らかの対話型プログラムを作るというのが今日の課題。提出した人から終了。
・次回は資料の続きを少々端折りながら、ぎりぎり最後まで行けるかどうかという程度の見通し。やっぱり90分2回はきつい。(…などと書いていながら、これから作成する2013年度のシラバスでも2回分で同じだけの分量を扱うつもりなのだけれど。)




第13回 12月19日

授業の流れ
・授業開始時間には教室には2名のみ。少々焦ったが、そうこうしているうちに6名まで増えた。しかしいつもと若干面々が違う。(常連さんが欠席、隔週さんが出席)
・前回の資料に従い、サクラエディタを使った正規表現の入門から開始。代表的なメタキャラクタを紹介する程度しかできなかったが、正規表現が使えるようになるだけで大きく作業の幅が広がることだけは強調しまくったつもり。資料に入っている話だが、学生証番号が縦に100件並んでいるExcelワークシートで、この列の前後に特定の文字列を入れてメールアドレスっぽくする方法ぐらいはみんなが知っててもいいくらいのテクニックだと思う。最後にAntConcの操作方法を簡単に紹介してコーパス言語学のほんの入口だけ触ってもらった。もとより限られた時間でできることは多くないが、こういう世界が広がっているということだけでも知ってもらう機会があるのなら、科目名に「応用」とつけても良いのだと勝手に思い込んでいる。
・第10回〜第13回は大きく分けて3つのテーマ(テキストマイニング・言語処理技術・コーパス言語学)を扱い、この中から好みのテーマを一つ選んでA4用紙1枚分程度にまとめるという課題を年明け1回目の授業を期限として指示しているので、今日の授業の最後の30分強は各自が自由に作業してよいことにした。映画のスクリプトを収集する学生や青空文庫から作品をダウンロードする学生、mecabとピボットテーブルを使って形態素解析の結果を分析している学生など、いろいろ。欠席がちだった学生の中には何をしていいのか分からないという状況もないわけではなかったが…。
・完成した課題が複数ファイルに分かれる場合は圧縮して1つにしてmoodleから提出ということにした。〆切は1/9の12:00としているが、次回はプログラミングを扱うので授業開始時の提出を希望。



第12回 12月12日

授業の流れ
・出席者は6名。またもや隔週出席傾向の学生が1名。(当該学生は確か残り授業は毎回出席しないと出席回数不足だという宣言をしたはずで、前回休んでいたのでもう諦めたものと思っていたが、まあ提出課題で判断しましょうかね。たぶん及第点にもならないような気がするけど。何しろ15回授業の12回目で既に6回も欠席しているので、どうにもこうにも厳しい。この先あと3回を全部出席しても全体の4割を欠席しているので、課題が最高点でもぎりぎり合格点。)
・前回の資料の続きでKNPを使った構文解析の実習から。いろいろ例文を解析してみて、機械翻訳や仮名漢字変換の仕組みのうちの、ごく表面的な部分の入門の入口のそのまた概要ぐらいは扱えたかもしれない。ここまでで45分。
・残りの45分で新しい資料一式を使った実習に突入。(配付資料一式のうち、メインの資料のみ改編・再配布自由で公開します。)本来なら第10回〜第13回で「言語処理技術と形態素解析」「テキスト検索と正規表現」「英作文のためのコンピュータ利用」「電子テキストとKWICコンコーダンス」を扱う予定だったが、少々進度が遅れ気味だったことと1回分を学生からのリクエストに基づいて構成したことで、結果的に「テキストマイニング入門」「機械翻訳と言語処理技術」「テキスト検索と正規表現(英語学習への応用も念頭に…)」という流れで進めることになった。
・とはいえコーパス言語学的なことをやるにあたってのお約束として、テキストファイルとWordファイルの違いは触れないわけには行かないので、今日はそのあたりの基本的な説明が中心。資料では映画シナリオの検索を正規表現を使って行うのだが、時間が足りなかったので、先にサクラエディタでのgrep検索を紹介だけしておくことにした。
・来週はこの資料の残りを使って正規表現やAntConcの実習をやってから、年明け1回目でもある第14回の授業開始時を〆切にしている課題をやる時間を30分程度でも確保したい…のだが果たしてどうなりますやら。




第11回 12月5日

授業の流れ
・出席者は5名だったが、前回と今回の両方の出席者はそのうちの2名だけ。ここ最近、2回セットで授業内容を組み立てているので(毎回30分程度は前週の残りをやってから新しい内容に入っているが)さすがにテキストマイニングの導入の話(前回後半)に出席していなくて、今回いきなり青空文庫から任意の作品をダウンロードしてきて、mecabで形態素解析をやってExcelのピボットテーブルで分析し…ということをやるのは辛い状況だったはず。それにせっかく前回はいろいろテキストマイニング関連で面白い話をしたのになあ…。特に前回欠席・今回出席の3名のうち1名は以前ピボットテーブルを扱った時にも欠席していた模様で…もはやご愁傷様ですとしか言えない。まあ4回の授業で扱う内容のうち、どれか1つのテーマでレポートを書いてくれたらよいので、まだ救いようがあるのだが…要観察。前回欠席者のサポートに結構時間が取られてしまって、今日予定していた内容に充てる約15分が無駄になったが、まあ先週来ていた学生の復習と思えば…やっぱりちょっと困る。
前回の資料に従って実習2(青空文庫から取ってきた任意の作品を素材に、品詞カウントや漢字含有率を求める)をやるが、ここでは正規表現(.+)を使い、<< >>で挟まれたルビを一括削除するという方法を加えた。また、漢字含有率を調べるためにはmecabが出力したカタカナをひらがなに変換する必要があり、ここではサクラエディタの文字種変換を利用。正規表現は次回以降にいくつか扱う予定だが、この便利さも是非、応用レベルの学生には理解してもらいたいところ。
・前回の資料の実習3(日本語文で最も頻度が高いひらがな、カタカナ、漢字を求める)は時間がとれず、実演したものを提示しただけだが、作業手順はあまり変わらない。正規表現で (.) を ¥0¥n に置換して1行1文字にし、それをピボットテーブルで分析してみるだけなので。本来はこれは大規模なデータでやるべきところだが、方法だけ覚えてもらえばよいので実習2で使った文学作品データでやってみた。
・実習4以降はテキストマイニングの話に戻るが、これはコーパス言語学と絡めて紹介するつもりなので次回(あるいは次々回)送り。
・この時点で残り時間は30分強となり、新しい教材を配布。(.docx 形式。改編・再配布自由です。)本来は50分ぐらいは残しておきたかったが仕方あるまい。前回の授業終了時に扱って欲しいテーマを尋ねたところ、機械翻訳と計量文献学の話のリクエストが多かったので、機械翻訳の裏側を形態素解析と構文解析で垣間見るというようなテーマで教材を作ってみた。まずは資料に従って6つの日本語文をGoogle翻訳とExcite翻訳で英訳し、次に助詞を変えたもので実習(詳しくは資料参照)。この程度の内容で言えることはあまりないが、機械翻訳の仕組みとして考えられそうなことを少しだけ紹介。
・結局KNPを使った構文解析の実習まではできなかったので、これは来週に送ることとして、「黒い瞳の大きな男の娘」が何通りの解釈が可能か考えてくるという宿題を出して終了。
・今回の配付資料のうち、(1) (2) (4) だけ答えを埋め込んだものはこちら

次回の予定
・次回は今回の資料の残りを終えてから英語の映画シナリオをコーパス言語学風に分析してみる練習。ここではサクラエディタのgrep検索も紹介する予定。正規表現を少しだけ絡めた検索を紹介するところまでが限界か。できればAntConcの使い方も紹介するところまで進めたいが。(これを前回の資料の実習4のテキストマイニングと絡めて完成。やっぱりあと2回でもきついかも…。)



第10回 11月28日

授業の流れ
・授業開始2分前に教室に2人しかいなかったが、数分以内に4名まで増えた。しかしそれ以上は増えず。
・まずはPowerPointの続きで、YouTube動画をPowerPointスライドに埋め込む方法。これを使って表紙+3枚ぐらいの「私のお気に入り動画集」スライドを作成。提出は求めず。いろいろな説明を含めながらやったため、ここまでで20分程度。
・次にPowerPointを使った1枚企画書(参考書籍へのリンク)をやる予定だったが、どうもこの後にやるテキストマイニングのところで時間がかかりそうなのと、配布したプリントサンプルと同じものを作るのは面白みがなさそうなのと、プリントの出典として使った書籍ではもっと多数のサンプルがいろいろ出ていて、1ページ分だけを実習してもあまり足しにはならないこと…などから、5分程度で軽く説明して終わることにした。(というよりもテキストマイニングの部分になるべく多く時間を割きたかったために無理やり誘導したという気もするけど。)1枚企画書はExcelでも作れる(参考書籍へのリンク)ので、これについても軽く触れて、以前この授業でも説明したExcelマス目を方眼紙のようにしてデザインするという話と結びつけた。
・この時点で残り時間は65分。用意した配布資料(.docx形式。改変・再配布自由)できりの良いところまでは進めなければ、と思っていたが、全く新しいテーマの1回目でもあるので、ついつい余計なことをしゃべってしまう。取り上げたのはデータマイニングの話題として比較的よく知られているおむつとビールの話。そして書籍『顧客の声マネジメント』の目次と本文中のいくつかの図表を書画カメラで提示しながらテキストマイニングの応用について簡単に説明。さらに、文化学部の学生がこういう手法を仮に卒論などに生かすとすれば、ということで同志社大学の文化情報学部の話もちょっと紹介し、村上征勝『シェークスピアは誰ですか?―計量文献学の世界 (文春新書)』についても同様に目次と本文中のいくつかの説明を書画カメラで提示。この本でも扱われている脅迫状の文体分析や保険金殺人事件の話はちょっと興味を持った学生がいた様子。他にもさらに3冊(右側の3冊)も少しずつ書画カメラで提示。
・この時点で残り時間は35分。ようやく配布資料に戻り、順番に進めたが、mecabの使い方が少々ややこしいこともあって、結局、事例1だけしか実習はできなかった。しかし衆議院議事録から各自が全く違う内容のものをとってきて形態素解析し、ピボットテーブルを使ってもっとも高頻度な漢字語彙を比べてみたらそれぞれが違った結果になって面白かった。
・最後に資料末尾に挙げている次回の話題案の中から好みのものを選んでもらおうとしたが、専門用語が多すぎて選びきれなかった様子。まあ当然だけど。次回はこれらをまんべんなく扱いながら、機械翻訳と計量文献学を少し深めたような内容で準備する予定。



第9回 11月21日

授業の流れ
・前回の出席人数が8名で、今後もこれが続くものだとの思いは早速裏切られ、授業開始時+数分の遅刻を合わせて4名。残念。でも10分遅刻で1名、25分遅刻でもう1名。30分遅刻でさらに1名が入室。(どうせなら定時に来てほしかった…。)
・前回はPresentation ZenのDVDの前半を視聴したが、その内容を書籍版を書画カメラで提示しながら説明。3分ちょっとで簡単におさらい。そしてDVDの続き(約30分)を視聴。(うっかりDVDの開始チャプターを間違えて、最初の5分ほど前回視聴した範囲を流してしまった…。)
・その後、書籍版を使ってDVDで紹介されなかったいくつかのスライド作成技法(高橋メソッドなど)について補足してから約20分の個人作業タイムとし、前回から作っているスライドの完成に近づける作業。提出期限は来週の火曜日の夜までということにした。(5名は授業時間中に提出完了。)
・最後の30分間は別テーマにしようかと思っていたが、時間配分がうまくいかず(なんとなくこういうことになりそうな気がしていたのだけれど)予定していた内容の一部だけをやることにした。まずは前回紹介しそこねた「わかりやすく伝える技術」からの抜粋。そして余談として「大学生がアカデミックに伝える訓練(ゼミ発表・レポート・論文の違い)」「学歴とスキルの関係(高卒・大卒・修士・博士の違い)」を説明。
・また、5分間プレゼンとして少しずつ広まりつつあるライトニングトークについて説明し、自分が以前行ったライトニングトークとARGカフェの話、またTEDカンファレンスについての話も追加した。

次回の予定
・20分ぐらいを割り当てる予定で用意していたPowerPointを使った1枚企画書について、資料だけを配布し、概略だけは説明したので、次回PowerPointの無地レイアウトの用紙サイズを変更して枠組みだけを図形のコピーなどだけを使って作ってもらう予定。PowerPointスライドへのYouTube動画の埋め込みについても説明しておきたい。PowerPoint関連だけで合計30分程度に収めたい。
・もともとの予定では次回からの2回はテーマがガラッと変わって「テキストマイニング入門」。来週は言語処理技術と形態素解析の概略と実習を中心に。形態素ごとに改行を入れたテキストをExcelのピボットテーブルを使って頻度を数えるようなところまで進める予定。(ピボットテーブルの復習も兼ねているつもり。頻度を数えるだけならAntConcも学内環境で使えるが、これはテキストマイニング入門のあとでコーパス言語学入門をやるので、その時までお預け。)



第8回 11月14日 

授業の流れ
・過去最高の出席人数で8名!本当はそんなことで喜んではいけないのだが、隔週で出席するような学生もいるし、数週間ぶりに来た学生はその週だけで、もうそれっきり来ないかもしれないとか、今週からは全て2週でセットで進めていくのをやっぱり1週ずつ内容を分けた方がいいのかなあ、などと考えながら出勤してきたのだが、その不安を飛ばしてくれた…かどうかはあくまでも来週以降の様子次第。ひょっとして何かのはずみで8人ぐらい出席するかも?との予感があって授業前に資料を8部印刷しておいたら本当にその通りになってちょっと驚いた。いや、やっぱりそんなことで驚いてはいけない。
・ちなみに今日、ようやく正式な受講者名簿が配布されて、それを見てみたら、あともう2名が履修登録していた。その二人は一度も見かけていないけど。
・最初の15分強で前回のグラフ作成練習の模範解答を配布。とはいえ前回欠席だった学生が半分もいるので(これはやっぱり大問題…)前回出席した学生が各自作ったグラフと見比べるといった形で進めたが、まあ今後もいつでも質問を受け付けるということにして、強制終了。
・プリントを配布(残念ながら著作権上の都合で公開できません)。池上彰 著 講談社現代新書『わかりやすく<伝える>技術』pp.106-108より「社内会議の短縮を提案する」という3分間でプレゼンを行うという台本をもとにスライドを作成する課題。まずこの内容に目を通し、スライドに起こす箇所などに下線を引くなどして、大体のスライド案をラフスケッチにまとめる作業から。一般的に情報処理実習のPowerPointの単元では教科書と同じものを作るとか、自己紹介の延長みたいな内容を作ることが多いが、それではあまり面白くないので、文章を読んでスライドにするという課題にしている(数年来の使い回しだが)。しばらく作業させてから、3分間でプレゼンをするにはどの程度の情報を削らなければならないかという観点から、プリントにある内容を読み上げ、きっちり3分になるように編集して調整した音声ファイルを流し、とても3分では説明しきれない内容であることを確認してもらった。その後、4分間になるように調整した音声の冒頭部分を流して、どの程度情報を端折る必要があるか、発表内容を改善するためにはどういう方法が考えられるか、1枚あたりの文字数の上限がどの程度か、などについて簡単に説明。
・その後でPresentation ZenのDVDのChapter 1とChapter 2(約20分)を使い、シンプルなスライドを作る方法の概略と手順について視聴。この内容に沿っても沿わなくてもよいことにして、さらに15分程度、個人作業。ここでは具体的にスライド作成作業を行わせた。(Presentation Zenの「教え」では最初の段階では「コンピュータから離れろ」ということなのだが、なかなかそういうわけにもいかず…。)
・最後に、プリントの元ネタにもなった上掲書で紹介されている具体的なスライド(見事なまでにスライド内容は削ぎ落とし、口頭で補足するというスタンスで作られている)を提示、紹介して授業終了。

次回の予定
・具体的なスライドデザインについて説明しているPresentation ZenのDVDがあと30分程度残っているので、次回授業開始時からこの内容を視聴し、さらに30分程度の個人作業で今回の課題を提出させる予定。最後の30分はPowerPointのその他の使い方として、YouTube動画を貼り付ける方法と、PowerPointで作成した「一枚企画書」について扱う予定。
・来週も…8名全員、出席してくれますよね…!?



第7回 11月7日

授業の流れ
・出席者は4名。うち、常連さんは2名。あとの2名は2週間ぶりの学生と1か月ぶりの学生(この2名をどう評価するかは今後の取り組み次第…)。そして偶数回しか来ない傾向が見られた某学生は奇数回である今回は本当に来ていなかった…。なんでそんなに規則的に行動するの?
・まずはExcelのグラフと表をWordに貼り付ける実習ファイルから開始。ブックを埋め込む方法とデータをリンクする方法、そして図として貼り付ける方法、また表に関してはテキストデータで貼り付ける方法などについて説明しながら実習。(実習用ファイルは著作権の都合により非公開です。)
・次にピボットテーブルの練習。前回同様、まずはいろいろなピボットテーブルで遊んでみる練習。続いて教材中の指示に従って集計やレポートフィルタを使ってみる実習。(同様に実習用ファイルは著作権の都合により非公開です。)
・後半の45分は今年の新ネタ(出勤途中に思いついて必死に作った)「いろいろなグラフ 作成練習」というファイルを用意(このファイルのみ公開します。改変・再配布自由です。)これは別教材から表データだけ借用してきたものを16種類まとめた練習用ファイルだが、表の解釈やどんなグラフで表現したらよいかを各自で考えながら、適切な(あるいは適切に捻じ曲げた意図が伝わるような)グラフになるまでいろいろ試行錯誤してもらうことを狙いとしたもの。表の種類によって、どの列を入れたらおかしくなるかの判断(典型的なのは棒グラフの際の合計列)や、行と列の入れ替えも行う必要性なども判断させるような出題にしてみた。一般的なExcelグラフの作成練習でよくあるのは、この表はこんなグラフにしなさい、このグラフはこうですよ、ということばかり繰り返すスタイルだが、これではあまり練習にならないし、グラフで表現する目的の半分以上において作成者の解釈が重要だと思ったので、今回はあえてこういう練習を取り入れてみた。結局時間が足りず全部は扱えなかったが、表の引用元の書籍で指示しているグラフの選択例を板書し、自分でまずは適切なグラフを考え、そのあとでグラフの選び方としての模範解答(?)に沿ったものも作ってみるという形で進めた。

次回の予定
・「いろいろなグラフ 作成練習」の模範解答(?)を次回の開始時に配布し、簡単に説明してから、PowerPointに入る予定。(Excelは今日で終了。)



第6回 10月31日

授業の流れ
・出席者は4名。前回が初参加だった学生は…来ていない。そして偶数回だけ来ている学生が1名(苦笑)
・今日も授業進度は大荒れが予想されたので、なるべく手持ちの材料を多めに用意しておくという作戦で臨んだが、これが功を奏した様子。前回までの流れからはどうも30分程度の教材が不足しそうな気がしていたので、3回分のExcel実習ファイルとして用意していた関数、グラフ、Wordとの連携に加え、データベースとピボットテーブルを加えることにした。(残念ながら今回も著作権の都合によりファイルは非公開とします。)
・とりあえず最初の45分はグラフの練習。しかし進度がバラバラなので、模範解答のファイルもmoodleに上げておき、各自適当に参照しながら進めてもよいことにした。(特にExcelでグラフを作る練習は、あらかじめ完成版のグラフを脇見しながら同じようなものを作るにはどこをどう操作したらよいかを考えさせるのが有効だと思っている。)内容は基本的なグラフ3つと、第2軸を使う複合グラフ3点。途中で個別サポートや全体説明も何度も挟みながら進めたことで何とかここまでは全員クリア。補助縦棒つき円グラフの課題は次回に送った。
・残りの45分はWordとExcelの連携の実習ファイルを飛ばして、全員足並みをそろえてデータベースとピボットテーブルの練習。用意した課題を使いながら、まずはデータベースとはどういうものかについて概説。課題内容はフィルタと並べ替えしか使わないものだったが、せっかく応用という名前のついたクラスでもあるので、大学生向けの情報処理実習ではかなり後のほうになってから出てくるテーブルへの変換を紹介することにした。(もちろん「範囲に戻す」練習も)そしていろいろな条件にあう行だけを抽出する練習を3つの練習ファイルで同様に実施。
・最後の5分強でピボットテーブルの基本的な操作について。今日はとにかくピボットテーブルで遊んでみることが目的。変なピボットテーブルをいろいろ作ってみてコツをつかむこと、どのフィールドを行・列どちらに入れたらよいかということも見極めることが今日の目的。なので集計やラベルをまとめる練習までは行わなかった。

省察
・Excelのグラフ作成経験に関する今日の出席者の実情は情報処理実習(中級)クラスでExcelの総合的な学習をやっている学生が1名、情報処理実習(応用)IVで高度なExcelの学習を進めている学生が1名、グラフは授業で1回ぐらい作った程度という学生が1名、グラフは全く初めてという学生が1名。みんなバラバラだ…)なかなかこのあたりの足並みをそろえることは難しい。

次回以降の予定
・次回、ピボットテーブルをもう少し深めてから、グラフの別の練習課題をさらに用意し、最後にExcelとWordの連携を行ってExcelの単元は終了としたい。これで進度は1回遅れになるが、もともとシラバスでも第15回を「まとめ」としていたので、これをなくすことにし、第8回からはすべて2回ずつのセットでPowerPoint(第8回~第9回)、テキストマイニング(第10回~第11回)、コーパス言語学(第12回~第13回)、VBAプログラミング入門(第14回~第15回)という流れで進めていく予定。



第5回 10月23日

授業の流れ
・出席者は5名。今回初めて出席という学生が1名…。まあ内容的には前回までWord、今回からExcelなのでちょうどよいタイミングでの初参加と言えなくもないが、でも残り10回が全出席でないときついかも…。
・前回の時点で授業3回分のネタとして用意しておいたExcelの実習用ファイル(残念ながらこのファイルは著作権の都合により非公開です)のうち、初歩的な関数や罫線、書式のあたりや列幅の調整、そしてなぜか絶対参照がちょっとだけ出てくる素材、簡単なグラフ作成の実習あたりが関係する内容のものを使っての学習スタート。
・出席者5名のExcel利用経験、既習知識は予想以上にバラバラな様子。とはいえこういう状況もある程度は想定していたので、一斉に同じ内容で進めるのではなく「自分用Excel操作メモの作成」(.docx形式。改変・再配布自由です)という自由記述ベースの課題を用意し、適宜全体説明も行いながら自由なペースで進めさせることにした。
・これを授業終了時にいったん回収し、教室に設置されているドキュメントスキャナでPDFファイルにしてから返却。結局4人から提出があった(あとの1名は最もExcel操作スキルが高いと思われる学生なので特に記入すべきことは見つからなかったのかな?)が、内容は罫線を引くためのボタンの使い方(初級レベル?)から第2軸を使うグラフを作るための操作方法(上級レベル?)までいろいろ。


省察
・この科目はオムニバス形式でWord,、Excel、PowerPoint、言語処理技術、コーパス言語学、プログラミング入門まで雑多な内容を少しずつかじっていくという科目でもあるのでExcelももともと3回分しか扱う余裕がないが、たまたま少人数のクラスでもあるので個別サポートしやすい。限られた時間であっても各自が「現在の操作スキル+α」を身につけてくれたら、と願っている。しかし一定の操作スキルを保証するという趣旨からは外れているので、このあたりの摺り合わせをどうするかが今後の課題。
・そもそもこういう課題の出し方がこの科目にふさわしいかも検討の余地あり。しかし操作方法など新たに覚えたことをメモしておくことで少しぐらいは記憶にも残りやすくなるだろう。


次回の予定
・次回もExcelだが3回分の予定で用意していた教材が足りなくなりそうなのでもう少し追加する必要があるかも。場合によっては次回でExcelを終了するのもアリかもしれないけど。(1回目に一人しか出席しなかったことも影響して既に丸1回分遅れてしまっているので。)



第4回 10月17日

授業の流れ
・出席者は6名。前回欠席・今回出席が1名と、その逆の前回出席・今回欠席が1名。
・前回やるつもりで用意していた配布資料に従ってWord2010の画像処理など前回の復習も行いながら15分程度で操作方法などをざっと説明し、課題の作成。
・この作業を授業開始後1時間ぐらいで仕上げ、できれば最後の30分ぐらいはExcelに入れれば…とも思って配布資料を用意していたが、みんな楽しそうにスクリーンショット、画像の背景の切り抜き、色やコントラストの変更、吹き出しの追加、テキストボックスの追加などやりながら課題に取り組んでいるようだったので、やっぱり前回決めた予定通り、今日はWordの課題の完成まで、そしてExcelは来週からということにした。
・途中で文字列の折り返しの資料や、特に「背面」に貼り付けてしまった画像が取り出せなくなってしまったときなどに使う「オブジェクトの選択」、クリップアートに文字を追加する方法(テキストボックスに書いて重ねる)など小ネタ説明を挟みつつ、各自で作業。
・終了30分前の頃にほかの人が作っている課題作品も全員分見て回るという時間を設けた。
・ペイントソフトの簡単な使い方やAdobe Photoshop Expressについても少しだけ説明。
・最後にmoodleに課題を提出して終了。

次回の予定
・次回から3回はExcelの関数、グラフ、Wordとの連携に絞って扱う予定。



第3回 10月10日

授業の流れ
・今日から参加が1名、めでたい、と思ったら20分ほどの遅刻でさらに3名が来室し、今日の出席者は6名。前回からの出席者が1名来ていなかったのが残念。
・今日は全員のタイピング速度を軽くチェックするところから始めるために、少々入力に手間がかかる内容を文字入力してもらった。全員、標準的なブラインドタッチはできる状態なので、入力速度の差はほとんどないが、比較的入力が速いと思われた学生に成績1点分だけ加点。
・入力が終わった内容をいろいろと編集する形で「ページ罫線の追加・削除」「ワードアートへの変更」「タブとリーダー」「セクション区切り」「段組み」「段区切り」「書式のコピー」を行いながら完成に近づけていった。特に書式のコピーは知らない学生が多かった模様。(刷毛のアイコンをダブルクリックして複数回の書式のコピーができる方法で紹介)
・続いてテキストファイルで配布した内容を見本のPDF版資料(1段組・2段組・3段組が混在)と同じように整形する練習。文字入力する必要がなければものの1分もあれば整形だけなら可能ということを練習してもらった。ここまでで1時間。(※おことわり:ここまでの範囲は著作権の都合により教材ファイルの公開ができません。ご了承ください。)
・最後の15分程度でWord2010の画像処理関連の概略のみ。配布資料のごく一部しか紹介できなかった。スクリーンショットを直接取り込む機能と背景を削除する機能。

省察
・1回目や2回目にも結構高度なことを紹介したので、今日から出席という学生が特にタブとリーダーあたりで躓いてしまうのが残念だった。簡単な操作方法しか示すことができなかった。(当然だが。)
・本来、シラバスではWordの実習は3回分だけとなっており、次回からはExcelの予定だったが、1回目の欠席者が2回目から参加する際に、そして1回目・2回目の欠席者が今回から参加する際にいろいろとサポートすることが増えたために予定通り進めることができなかったが、もとより人数の少ないクラスなのでオーダーメイド的に授業内容を変えてもよいとは思う。一方、もし可能なら欠席者サポートは差し控えたいところでもある。

次回の予定
今日やるつもりで用意していた資料(画像と文字の位置関係、文字列の折り返しの区別)を使った練習や吹き出しなど画像を重ねる練習などができなかったので来週はそのあたりから。授業時間中に提出課題を作らせて再来週からはExcelに入りたい。



第2回 10月3日

授業の流れ
・前回の出席者がわずか1名で先行きが不安ではあったが今回から新たに2名が参加。第2回の授業でわずか3名というのは少々寂しいところ。でも履修登録は今朝のデータでは11名のはず…。毎回の実習課題で成績をつけるので、既に第2回にして15点分の差が開いてしまうのだけれどそれで良いのだろうか。
・前回からの出席者には既に渡している授業2回分の実習用プリントを今回からの出席者にも配布してから、2回分の実習で身につけて欲しいことをダイジェスト版で実演し、各自のレベルにあわせてどの課題から開始するかを決めさせ、ところどころ全員を対象とした小ネタなどを挟みながら。個人サポートを中心に進めていった。
・前回範囲の確認として以下の内容を板書
 −タブ記号を画面に出すには?
 −ルーラーを出すには?
 −タブの使い方(左揃え、中央揃え、右揃え)
 −リーダーの使い方
 −書式のクリア、タブのクリア
 −タブ位置の微調整
 −表を作って上から白線でなぞる
・今回覚えて欲しいこととして、以下の内容を板書
 −タブ、表作成、Excelからの貼り付けをいろいろ試し、必要な文書のレイアウトを短時間で作る最良の方法を見極める
 −それぞれの作り方、使い方の確認と定着
 −小ネタとして文字幅を半分にする方法、左インデントとの組み合わせ
 −Excelで方眼を作ってそこに文字を入れていく方法(補足:セルの結合や罫線を引く作業(特に一度書いた罫線の削除)はWordよりも容易。)
 −枠囲いのいろいろな方法(補足:枠囲い、1×1の表を作る方法、テキストボックスの3種類がある。)

次回の予定
・シラバスでは第1回〜第3回をWordの実習に充てており、次回が最終回。複数のスクリーンショットを使った文章を作る実習を行うが、文字列の折り返しやテキストボックスの利用などもいろいろ行う予定。他にページ罫線や段組なども扱う予定。




第1回 9月26日

授業の流れと省察

・今朝の時点では履修登録者は12名。しかし授業開始時に教室にいたのはわずか1名。1週目はみんなほかの授業と比較するつもりなのだろうか…。結局増えることなく一人だけの授業となった。

・この科目は毎年人数が少ない傾向があるので、第1回は出席者全員にインタビューして、どういう内容をやりたいかを尋ね、場合によってはシラバスで示した内容以外のものも柔軟に取り入れながら方針を決めることにしているが、一人しかいない出席者にいろいろ聞いてみると、ひとまず最初の3回ぐらいはシラバス通りに進めてもよさそうな雰囲気だったので、準備していたプリントを渡し、操作方法を学びながら同じようなものを作ってもらうという練習から始めることにした。(プリントのPDFデータは再配布自由で公開します。ご自由にお使いください。)

・今回はWordのタブやリーダーに慣れることが目的。実際にはExcelでも同様のものを作ることができるが、いつでもどこでもExcelで作ったものを貼り付けるのでは「応用」の名にふさわしくないし、なるべく多くの機能に触れてもらいたかったので、左揃えタブ、右揃えタブ、中央揃えタブ、書式のクリア、タブ設定、タブのクリア、タブ位置の微調整、リーダーを入れるといった練習をしてもらった。ほかに裏ワザとして行頭にタブを入れて各行の1列目の内容を中央揃えにしたい場合などにWordがおせっかいにも左インデントにしてしまったのをタブに変更する方法(オートコレクトではなく、行頭に任意の文字とタブを入れてから位置揃えを行い、あとで行頭の文字を消す)も紹介。

・また、同じようなものをExcelで作ってみて、それを貼り付けるときに、テキストのみで貼り付ける方法や、いったんメモ帳に貼り付けてから書式をクリアしてWordに貼り付ける方法についても紹介。

・最後に応用技として、各行末に右揃えタブを入れて行の終わりを揃え、タブの下に下線を引いて見た目を揃えるという方法と、Wordの表作成を使って表を書いて中身を埋めてから、あとで白の罫線を上書きすることで見た目を揃える方法についても紹介。

・今回はExcelで作れそうなものをWordで作るということだったが、次回は逆にWordで作れそうなものをあえてExcelで作ってみるという練習を行う予定。(具体的にはExcelで方眼マス目を作ってから中身を作り、あとで調整するという方法)

・問題は来週、何人に増えるかということだが…。もう一度タブの使い方を扱う余裕はないが…。