2012年7月26日木曜日

授業記録:受信英語Ⅰ (木曜1限/木曜2限)

第15回 7月26日

・いよいよ最終回。授業開始時間から10分間の自習時間を設けてから30分間の期末試験。中間試験よりもちょっと難しくしたつもりだったがどういう結果となるか。

・終了後、その他もろもろ。まずは後期の受信英語IIの授業内容の予告。次に「夏休みの友」(改変・再配布自由)のプリントを配布し、まだ授業で紹介していなかったKhan AcademyとEnglish Centralを簡単に実演。最後にPay it forwardのDVDに収録されている「監督による解説音声」より、裏話を少しだけ紹介して終了。


・これにてこの科目の記録も終了です!そして前期授業も終了です!あとは…さいでんな〜、採点の祭典でんな〜。



第14回 7月19日

・年度初めが金曜日スタートだったことと、ゴールデンウィークで1週休みになったので、火曜日は今週で終わりだったがなぜか木曜日は来週まである。今日が14回目。

・出席カードを配布。宿題チェックなどの配布条件なし。

・大学指定の授業アンケートを実施。今日は教室のパソコンからVPN接続がうまくいったのでほぼ全員が回答を終えた頃を見計らって集計結果を提示。1限も2限も概ね良好の結果。

・前回の出席カードの裏面に書いてもらった「日本語字幕と私」を全員分、書画カメラで提示しながら講評など。

・宿題として指示していた教科書の問題の答えを板書して解説。

・今日は英語字幕で見せてから、英語字幕も出さずに見るという活動をやってみた。簡単な台詞などを聞き取って書く練習なども少々。また、Anybody who knows me knows where to find me. という少し長めの台詞を取り上げて詳しく説明。この台詞が日本語字幕では「私に会いたければ探せばいい」と訳されているが、素晴らしい意訳だと思う。確かにその通り。この映画の中で一番秀逸な字幕だと思った。また、この台詞を説明する中で find の最後の音が b に聞こえる理由についても説明。

・別の場面ではあらかじめ日本語字幕の内容を口頭で説明しておいて、それを英語字幕も出さずに視聴するという方法も取り入れた。このような練習をいろいろやりながら、今日の出席カードの裏面に「英語字幕と私」というテーマで数行書いてもらった。英語字幕があるかどうかで理解度は変わってくるかどうか、英語字幕を楽しんで見れているか、英語字幕なしでどの程度キャッチできるかなど。いろいろ面白い意見が寄せられた。


・教科書の問題を適宜映像を止めながら進めていった。1限は最後まで行ったが、2限は質問が多かったのと、教室の空調の故障で集中力が続かなかったことで、結局最後まで進まなかった。


・来週が最終回で期末テスト。さすがに空調の効かない教室での試験はきついので、教室変更をお願いした。次回は前半がテストで、後半は映画DVDに収録されているメイキング画像やインタビュー、監督による解説音声などで名場面を見てみるといったことをやる予定。




第13回 7月12日


・出席カードを配布。宿題チェックなどの配布条件なし。

・質問コーナーと前回の出席カードの裏面に書いたコメントや質問を書画カメラで提示して講評や回答など。1限も2限も両方合わせても5件程度だったのですぐに終了。

・前回やり残した教科書・プリントの後半の問題に相当する箇所の映像を英語字幕で約5分、通して視聴。その後、再び最初から今度は教科書およびプリントの問題に関係する場面で順番に止めながら再生。今日のテーマは「ありがとう」ではない Thank you. と「ごめんなさい」ではない I'm sorry. など。こういうのは高校までの英語ではなかなか扱いにくいし、映画があるからこそスムーズに導入できる。 他に I thought you still might. と I thought you still could. の意味の違いを映画の場面に合わせ、助動詞の実現可能性の度合いと絡めて説明してみたり、否定疑問文が関係する "You don't care." "Yes, I do." という対話で Yes. なのに日本語では「いいえ」になるといったような口語英語の特徴をいろいろ扱うことができて良かった。やっぱりこういうことが自由自在にできるのは映画を使った授業ならではの醍醐味。もっとも、どの場面でどういう事項を説明するかを綿密に計画を立てる必要があるのが何かと大変なのだけれど。

・教科書の次のChapterへ。宿題として教科書の英文に自分でスラッシュを入れながら読んでみるという内容を指示していたので、スラッシュ入れのサンプルとして教科書の本文に手書きでスラッシュと通し番号を入れたものと、それぞれの通し番号に対応する和訳をまとめたものを1枚もののプリントにして配布。7分程度のおしゃべりありの自習時間をとり、自分でスラッシュを入れたものと比べてみたり、英語フレーズで意味のとれないところをチェックしたり、日本語のフレーズ訳から元の英語を復元する作業をさせてみたりの自由作業。同時に教室内を巡回しながら質問受け。ここでは有効な質問には出席カードに押印していく方法で評価した。一番多く質問をした者の出席カードには押印が3つにもなっていた。

・この時点で残り時間が30分弱。映画のエンディングまでを日本語字幕で約20分間視聴。なるべく日本語字幕を参照しながら英語にも耳を傾けてみるなど、4月当初よりも発展的な学習を指示してさせてみた。

・最後の5分程度で出席カードの裏面に2~3行程度、「日本語字幕と私」というテーマでコメントを書かせてみた。後期からの授業でどの程度、日本語字幕を使って見せるかということの参考程度にしようと考えていたが、やはり日本語字幕と英語字幕の両方を使う学習方法が好評の様子。面白いコメントがいろいろ寄せられたので来週は書画カメラでこれらを示して講評するところから開始。

・次回までの宿題として教科書の単語問題など1ページ分を指示。

・木曜日の授業は曜日の都合であともう2回。(火曜日は来週で終了なのだけれど)次回は今日の範囲からいくつか抜粋して英語字幕を使って何か有益なことを扱う予定。どういう切り口がいいかゆっくり検討してみる。そして再来週が期末テスト。




第12回 7月5日

・予告通り、授業開始直後にノートチェック。分量・内容に応じて赤・黄・緑の3色の出席カードを配布しながら教室内を巡回。ノート忘れや1~2ページしか書いていない者は赤、3~5ページ程度で黄、6ページ以上が緑。目安として赤は1点、黄は3点、緑は5点として平常点(30点満点)に算入。

・質問コーナーと前回の出席カードの裏面を書画カメラで映して講評など。

・教科書の英文を英語の文字を見ながら、またはPhrase Reading Worksheetの日本語部分を見ながら1回通して聴く作業。そのあと、Phrase Reading Worksheetの内容を10分程度、周囲の学生と相談などしながら各自で学習し、その間に教室を巡回しながら質問受け。質問者には出席カードにはんこ押印。普段は1限は質問が少ない印象があるが、今日は非常に活発にいろいろな質問が寄せられた。質問への回答と合わせて15分程度となった。

・教科書の単語問題の答え合わせや解説などを行ってから再度自己チェックの時間を設けた。

・英語字幕で映画を視聴。教科書で指示されている映画から読み取る問題が不十分のように感じられたのでほぼ同数の問題を追加し、英語字幕の内容から適切な日本語字幕を考えさせる練習と、日本語字幕であまりにも意訳しすぎていると思われた表現を、元の台詞に忠実に訳してから適切な意味で捉えるといった練習、台詞を使った英作文問題などを行った。

・映画を使った授業ではどこかのタイミングで自分が修士論文で扱った「名前の付加」についてまとまった時間をとって触れることにしているが、この映画では今日の場面が最適と感じたので追加の話題として扱うことにした。生徒が教師をファーストネームで呼んだ場面ではそれまでとは何が変わったのか、また、日本語の感覚では名前の付加は頻繁に起こらないが、英語ではどういう意図が伝わる可能性があるのか、修士論文の内容と2005年に学内紀要に載せた論文を紹介しながら簡単に説明。来週はもう少し名前の付加について他の場面でも扱ってみる予定。そして映画もいよいよ感動のエンディング場面まで見ることになる。(もう既に一度見ているけど)

・名前の付加の部分で紹介した学内紀要に載せた論文の抜き刷りが大量に残っているので、希望する学生に配布した。20部ぐらいは捌けたかも。(冗談で「この論文を読んだら神谷ファンクラブ会員に認定!」と言ったのが功を奏した…かどうかは定かではない。)



第11回 6月28日

・教室の空調が故障しているらしく大きな扇風機を2台設置してあった。事前に教室変更の打診もあったけど各机に中間モニタがあるこの教室の設備が使いやすいので変更しないことにした。かなり大規模な修理が必要らしく、夏休みまでこの状態らしい。もともと午前中は日光があまり入らない北西側の教室なので、窓を開けて扇風機というのでもさほど問題ないのだが、授業時間の4分の1程度は映画を使っていて、暗幕も閉めることがあるのが少々つらいところ。

・先日の補講でやった内容をダイジェスト版で説明。Alcom WorldのClick all in Eijiroも紹介。

・中間テストの返却と講評など。出席カードの裏面にテストの感想などを書いてもらった。ここまでで30分経過。

・英語字幕で通して見てから、再度少しずつ止めながら教科書の問題を実施。教科書のリスニング問題を流すために音源ファイルを開こうとしたが、なかなかアプリが立ち上がらずイライラ。普段はそれなりに速いパソコンを使っているので時々教室設置のパソコンの遅さが残念。(設備上、持ち込みパソコンは使えない。)あまりにも立ち上がるのが遅いので、自分の声で2回通して読み上げ、答えを板書した頃にようやく音声が流れるというシュールさ。(事前にアプリを立ち上げておくのを忘れた自分も悪いけど、普通ならダブルクリックしたらすぐに流れて欲しいところ。)2限はあらかじめアプリを立ち上げておいたので問題なし。

・教科書の次の範囲を20分弱ほど日本語字幕で見て終了。教科書の英文とプリントの両方を比較しながら目を通し、教科書の単語問題を解いておくところまでが次回の宿題。来週は日本語字幕と英語字幕の内容比較を中心に進めたいので、教科書の方の「やさしい英語表現に書き直したぬるい英文素材」は控えめにする予定。


・この授業では「自分で英語で表現できるようになりたい表現集」のノートを作らせているが、次回授業でチェックすることにした。書いているページ数などに応じて出席カードへの押印の数を変えるといった形で検討中。



第10回(補講) 6月23日

・5月に忌引で休講にしてしまった分の補講、中間テストや2回セットで進めているというタイミングなどの都合でこんな時期にやることになってしまった。出席者は1限は6名、2限は4名と、通常の9分の1ほど。まあ仕方ないしこれは想定の範囲内。(むしろ予想以上に集まったというような気もしなくはない。)通常の1限・2限の時間の制約を受けず、どちらでも好きな方に出て構わないということにしたが、結果的に2限に出てもらう方が良かった。


・普段から使っている教室は機器トラブルがちょっと多め。今年はスピーカーの音が片方聞こえなくなるとか、誰も使わないHi8の機器から断続的にアラーム音が鳴って授業が妨害されるとか、空調が故障するといった比較的地味なトラブルが多かったが、今日はパソコン音声・映像は教室内の各テーブルのモニタに送信できても、書画カメラの映像が送信できないという過去最大級のトラブル。どうやら制御卓装置の故障らしい。パソコンと書画カメラの両方を使って授業しているので、まさに「つうこんのいちげき」(ひらがなで書きたくなる程度のドラクエ世代です)。

プリントと板書でいろいろと説明しようとしても機器の対応などで教務課の人が出たり入ったりするのでそのたびに中断。急遽別の教室を手配してもらったが、そこは今度は教材DVDが再生できないという重大な事実に教室移動を済ませてから気づいてしまった。仕方がないので教材とは無関係な内容だが緊急避難的持ちネタの一つである「パソコンを使った英語学習」に切り替えたが、移動先の教室ではさらにパソコンから音声再生がうまくいかず。TEDなどのオンライン英語学習コンテンツを紹介しようと思っていたのに緊急避難にも失敗。たぶんどこかの設定を変えたら出るはずだが、こちらも少々パニック気味だったので気づかなかった。でも1限の補講に出てくれた人には"Click all in Eijiro"の便利さだけは伝えることができたと思う。上手に使って欲しい。


・もともと1限と2限は同じ内容の補講をすることになっていたが、さすがに機器トラブルのドタバタ劇まで2限で再現することもなかろうと(当たり前だが)、1限を少し早めに終わらせ、普通教室を急遽手配。何とか持ち込みパソコンと書画カメラで通常と同程度の授業ができる体制まで整えて2限開始。最初1名しか来なかったが、遅れて3名が到着。


・プリントへの書き込みではいつもと同じように英文を前から後戻りせずに読むための訓練として「大きなかたまり」を見つける練習などをしながら、今日は新たにPhrase Reading研究などでもよく引用されるマジックナンバー7±2の考え方を紹介。英語での発信力を高めるためには単語だけを覚えても意味はなく、7±2の単位で発信できるようにすることが必要といった話。この授業は普段から「自分で発信できるようになりたい表現集」を自由に作らせているが、今後は単語の置き換えなどを行いながら7±2を参考にまとめて欲しい。このほか、教科書本文中のtheとa/anに特に注目しながら冠詞の捉え方などを説明。(なかなか冠詞の考え方を読解の授業と絡めて説明するのはタイミングが見つけにくいのだが、今日はたまたまそういう説明ができそうな素材だった。)


・教科書の問題をやってから映画を英語字幕で一場面だけ見て、その内容の練習問題をやったところで時間切れ。もう一場面あるが、ここはもう来週からの通常授業ではやらずに解答をプリント配布にして終わる予定。

・授業後しばらくして教務課の人から電話があり、業者に出張修理に来てもらい、機器トラブルは復旧したとのこと。一応今後の授業も同様に、急に普通教室を使うことになっても何とかなるように準備だけは…できたらしたくないなあ。何しろ現有の設備を利用することを前提に最適化した授業なので。(例えば普段から教卓パソコンから送信する映画映像とは別に、自分の手元ではノートパソコンのEvernoteに載せた映画DVDのシナリオ原文や授業メモなどをちらちらと見ながら授業している。これを見ながら映像も投影して授業するためには普通教室ならノートパソコンを2台持ち込まないといけない。授業メモだけならともかくシナリオ原文をプリントアウトして持っていくには膨大な分量だし時々セリフなどを検索して参照したりすることもあるが紙媒体ではなかなか難しい。)



第9回 6月21日

・教室のある階の冷房が故障しているとのことで窓を開けての授業となった。雨天のため冷房なしでも十分涼しく助かった。

・授業開始時間後10分間の自習時間を設けてから25分間の中間テストを実施。途中10分経過時点でディクテーション問題を音読。

・質問カードへの回答。1限は1件のみ、2限は多数といういつもの状況。

・前回の続きとして教科書の問題を映像を見ながらやったが、これは期末テスト範囲外とした。

・この時点で残り時間が1限は30分弱、2限は25分弱となったが、教科書の次の範囲の映画を日本語字幕で約20分視聴。中間テストも終わったので今後は少しずつ授業の進め方を変えていくことを宣言。2限はほとんど時間がとれなかったが、1限は映画を見終わった後で教科書の英文の4つの段落のそれぞれが、映像中のどの場面を描いたものかが読み取れるかグループでチェック。英文を精読できるかどうかはとりあえず脇においておき、パラグラフがどういう内容なのかをざっとつかむという趣旨。2分後ぐらいに日本語訳の入ったPhrase Reading Worksheetを配布して、想像した内容と合致しているかをチェック。

・今後はPhrase Reading Worksheetの日本語部分を埋めてくるという予習は減らしていき、映像を手がかりに授業中に、または映像を見る前に予習として教科書本文をパラグラフリーディングするといった方向で進めていく予定。

・6月23日の補講内容について連絡して終了。



第8回 6月14日

・来週の中間テストで出そうな問題(どんな形式の問題が出るか)を授業開始前に板書しておいた。メモを取る代わりにケータイで写真撮影可ということにしたらほとんど全ての学生がケータイで撮影していた。

・出席カードは使わず、カードリーダーにて。授業中の良い質問や活発な発言などはいつもなら出席カードに押印して回るが、カードリーダーで出席を取る週は「おっけい合格」のハンコを押印したプリクラサイズのシールを配布することにしているが、この授業では今回が初登場。1限・2限とも6名ぐらいずつに配布。(次回、出席カードを使う週にこのシールを貼り付けて提出してもらって一緒にカウントする。)

・前回の出席カードの裏面や質問カードに記された内容に回答。

・前回のPhrase Reading Worksheetの日本語訳部分を目で追いながら英語音声を聴く練習。映画を字幕なしで楽しめるようになるための小さな目標として。前回の範囲をざっと説明してからまだやっていない箇所を1ページずつ解説して自習用ノートに書き写したり質問を受け付けたりする時間。

・教科書の単語問題を共同作業で考えさせて答え合わせをしてから、途中で区切りながら読む場合の数を板書し、例文ごとに適切に区切って読む練習。これは速読のためだけではなく、初めて見た英文を音読するときにも必要な練習という位置づけで。

・いつもは英語字幕で見るところだが、一つの場面を再度日本語字幕で見て、日本語字幕にはないのに英語の音声では読まれているという内容をキャッチする練習。答えとなる英文箇所で部分的に単語が聞き取れたという学生は1限・2限とも数名ずついたが、自然な発話速度で読まれる箇所でもあり、文全体がキャッチできたという学生は誰もいなかった。次に英語字幕に切り替えてしばらく映画を視聴。教科書の練習問題の区切りとなる場面では1問ずつ止めながら、時に繰り返しながら英語字幕を書き写すといった練習など。また、別のシーンでは映画から音声だけを切り出し、かなりの早口で喋っている部分を再生速度を落として聞き取らせる練習を行った。本物の英語音声からすると-30%ぐらいだが、それでもなかなか難しかった様子。

・いつも進度調整では何かと苦労する1限と2限の進み具合は教科書の練習問題で3問分ほどの差に収まった。練習問題の残りを来週中間テストの後にやってから次の範囲に入るという段取り。次のUnitは時間調整のためにも予習プリントを1回飛ばして、いきなりフレーズ訳の入ったPhrase Reading Worksheetを配布し、教科書本文の解説からやる予定。



第7回 6月7日

・出席カードを配布。予習をやっているかどうかをチェックして回りながら異なる種類の出席カードを配布しようかと思ったが、今日は自己申告制ということにした。全員同じカードを配布し、予習してきた人は綺麗なお花の絵を、予習していない人は汚いウ○コの絵を出席カードの片隅に描いてもらうことにした。最初に予習範囲の解答プリントを配布し、適宜手が空いたときに各自が自由に予習範囲のチェックなど。

・質問コーナーは1限は1枚だけ、2限は大量に、というのはだいたいいつもの傾向。その後、前回の出席カードの裏面に書いた各自の理解度と積極性を全員分書画カメラで提示しながら講評など。

・1限も2限も教科書の前のUnitの練習問題を残していたので回答させて答え合わせ。2限の方は毎週恒例の多量の質問カードの影響で映画を英語字幕で見て答えさせる問題も少し残っていたのでそちらも。その後2限は少しスピードアップしたものの、結果的にプリント1ページ分の差がついてしまった。

・約20分弱、教科書の新しいUnit範囲に相当する部分の映画を日本語字幕で視聴。その後、Phrase Reading Worksheetを使いながら直読直解のためのコツなどをいろいろ紹介。今日は1行ごとにだんだんと話題が雪だるま式に広がっていくような読み方を推奨し、しつこく何度も小さい○から大きい○へと内容が増えていくイメージで捉えることを説明。それと同時に複数行のPhraseから成る中くらいの塊をみつけて、文法上どういう役割を果たすかということを観察させた。また、各自が発信できるようになりたい表現を中心にノートに書きためていく作業もいつもと同じだが、この時間を授業時間中に確保する分量を少しずつ減らしていくことを予告。その他、文頭の〜ing形や頻出構文、熟語などを直読直解を優先しながら意味をとっていく作業。最終的に1限はプリント3ページ分、2限はプリント2ページ分まで進んだ。

・来週はプリントの残りを終えてから教科書の問題を1ページ進め、英語字幕で部分的に視聴しながら教科書の問題をさらに進めていく。そして再来週に中間テストという段取り。



第6回 5月31日

・出席カードを配布。(全員同じもの)

・質問コーナー(前回提出の質問カードは2限のみ7枚。1限は質問カードは提出なし。)この授業で重点的に扱っている直読直解の方法や意義についての質問や学習方法について。また、リスニングの効果的な学習法に関する質問があったので、VOA Special Englishを紹介。さらに単語の多義性に関する質問があったので、以前書いたこちらのブログ記事を提示してざっと説明。

・前回、途中まで終わっているPhrase Reading Worksheetをもう一度最初から、日本語部分だけを見ながら上から順番に「音の粒を拾いながら」聴いてみる練習。こういうのは各自が教科書付属のCDでも是非やっておいて欲しいところ。続いて前回の続きの解説を行うが、特に2限でプリントの忘れ物が多く、書き込んで説明するために残していたプリントまで出払ってしまったのが残念。今日は特に直読直解を行う時のthatの扱い方に焦点を当てたつもり。プリント全体を終えてから3分程度、各自が覚えておきたい表現などをノートに書きためる作業時間を確保。

・続いて教科書の単語問題を3分ほどでやってから答え合わせ。単語の意味だけをざっと確認してから後方積み上げ方式で説明して音読練習。

・残り時間が約30分弱となったので、ここらで今日の範囲を英語字幕で見る練習。最初のあたりは教科書の次のページの問題とは無関係だったが、進行形が意志を表している用法と、否定疑問文の答え方が絡む場所があったので、映像を止めて説明。続いて教科書の問題を1つずつ映像と交互に見ながら進めていったが、英語字幕が出ているタイミングで一時停止をするのがちょっと難しかった。セリフはまだ続いているのに英語字幕が消えてしまうとかで、画面上に出ているセリフを書き写させたいのに何度も巻き戻しが必要だった。まあこれもパソコン上で3秒送りができるのでかなりやりやすい状況ではあったけれども。映画の中のセリフでも簡単な単語をつかって話しているところは丸ごとディクテーションできるようになってもらいたいところ。こういうのも中間テストに出題すると伝えておいた。

・2限だけ最後の場面まで行くことができなかった。来週答えることになる質問カードは1限は1件だけ提出があったが、2限は10枚も…。また進度がずれてしまいそう。

・最後に次回までの宿題プリントを配ってから出席カードの裏面にミニアンケート。(1)授業の理解度 (2)どれぐらい授業に積極的に関われているか をパーセントまたは記号で答えさせた。(2)についてはA(全力、楽しすぎて涙が出る)〜E(脱力、つまらなすぎてあくびが出る)という評価基準を提示したが、1限はAとDは非常に少なく、BよりもCが若干多い程度。幸いEはなかった。2限はAに相当する解答がかなりあった。1限よりも2限の学生の方が理解度も積極性も勝っている様子。(でも2限の方は毎週学生の私語を注意しないといけないというのが残念…私語をする者は他の学生から呪われてしまえ!…などという言い方で注意喚起。)来週この出席カードを書画カメラで映して講評を加えるところから開始予定。



第5回 5月24日

・前回休講の理由説明および補講について案内など

・質問コーナー(前回提出の質問カードは2限のみ。しかも10枚近く。一方、1限は質問カードは提出なし。)英語学習に関する一般的な質問からちょっとだけ言語学に絡む質問までいろいろ。「どこの国の言葉が一番奥深いですか?」という質問に言語オタ炸裂。以前みんぱくで受講したサン語の話をちょっとだけやって吸着音の説明(なかなか上手に発音できないけど)。まあこんな具合に授業と無関係の質問も歓迎するが、授業を聴いて疑問に感じたこと、自分ならこのことはこう考える、みたいな質問を今後も歓迎したい。2限の学生には説明したが、これも一種の就活対策。タイトルは過激だが石渡嶺司・大沢仁『就活のバカヤロー』という本では就活の面接で「最後に何か質問は?」という質問を行うことで学生の価値観や真のコミュニケーションスキルを探ることが多いことを指摘している。学生がこの授業に限らず、授業で聴いた話を自分の中でどう膨らませるかということを1年の時から繰り返すことは非常に大切であり、この授業みたいな質問コーナーがない授業でも、授業内容で関心をもったことがあれば授業後にでも担当者に声をかけてみることを勧めておいた。

・前回の出席カードの裏面に書いてもらった日本語字幕にするか英語字幕にするかという件について、記載のあるものを書画カメラで映してだいたいの傾向(英語字幕を好む声が多い)を紹介。

・今日の範囲の映画を日本語字幕で見てから、予習用として渡していたPhrase Reading Worksheetの答えとなるプリントを配布。各自が予習してきた内容を確認している間に机間巡視し、予習してきた者には「おっけい合格」のはんこを押した出席カード。やっていない者にはなにも押印のない出席カード。予習をしていない者の割合は2限の方が若干多め。2限は質問をたくさんしてくれるクラスなのは評価に値するが、もっと基本的な部分で手を抜いている者が多くて残念。

・この授業で目標にしている「英文を後戻りしながらではなく、前から順番に読む」活動の助けとなる読み方(特に英単語をネイティブスピーカーがどう捉えているかという話)を中心に、プリントを書画カメラで示しいろいろ書き込みしながら1ページずつ進めた。1ページ終わるごとに数分程度のブレイクを入れ、質問を受け付けたり各自の英語学習ノートに「使えるようになりたい英語表現」を転記する作業など。ここでも質問として有益なものには出席カードに「おっけい合格」を押印。1限は4ページのうち3ページで時間切れ。2限は4ページのうち2ページで時間切れ。

・次回はこのプリントを最後まで進めてから英語字幕で再度同じ範囲を見てから教科書の問題ともう少し細かい英語表現の抜き出しなどを行っていく予定。


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★ 受講生のみなさんへ お知らせ ★

申し訳ありませんが、急な用件のため、5月17日(木)1/2限の受信英語の授業は休講とさせてください。

これに伴い、中間テストの予定を6月14日(木)から6月21日(木)に変更します。また、今回の休講に伴う補講は6月23日(土)に実施します。

改めて事務室から通知があると思いますが、ひとまず休講の確定のお知らせをしておきます。


5月15日 神谷
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第4回 5月10日

・全員に出席カード配布。今回は宿題チェック等による差別化なし。

・質問コーナー。やはり2限の方が質問コーナーは盛り上がる様子。質問コーナーが終わった直後に追加の質問カードが提出されやすいのも2限の方。

・教科書の単語問題を5分間で実施。答え合わせしたあと、例文を後方積み上げ読みで意味を取っていく練習。具体的には、例えば Are you thinking about the whole globe? という例文の場合、globe、世界、the whole globe、世界全体、about the whole globe、世界全体について、thinking about the whole globe、世界全体について考える、Are you thinking about the whole globe?、世界全体について考えていますか…というように、後ろから積み上げる形でまずは通して訳し方を説明。このような練習はPhrase Reading Worksheetを使って前から読む練習を補うことにもなる。8つの例文を全て同様の形で行ってから、今度はglobe, the whole globe, about the whole globe, thinking about the whole globe, are you thinking about the whole globe… のような形で後方積み上げによるRepeat after me練習。最後に学生同士が適当なところで後方からのPhraseをクイズを出し合う形で確認練習。

・このクラスは英語学習ノートの作成を推奨しているが、板書とは異なるペース、異なる内容で自由にどんどん使えるようになりたいフレーズ等を書き溜めてくれる学生が増えてきた。この学習を授業外でもある程度やってくれるところまで持って行きたい。いずれはノートチェックなども行うことになるかな。

・映画を英語字幕で場面ごとに通してみて、教科書の問題を一つずつ解説。映画の再生にはパソコン上でVLCを使っているので、キーボードショートカットで3秒送り/戻し、10秒送り/戻し、1分送り/戻しができるので非常に便利。必要な場面だけを選んでみせることができる。また、教科書の問題の解答となる英文の一部を板書して語法の説明などを行い、字幕翻訳の制約(1秒につき4文字まで)についても紹介。

・今日の映画再生は英語音声/英語字幕でやってみた。前回同じ範囲を日本語字幕でも見ているので、さほど難しくはなかった様子。念のため、2週単位でUnit 1つずつ進めて行く際に1週目は日本語字幕、2週目は英語字幕という方法で問題ないか、出席カードの裏に感想を書いてもらったところ、ほとんどの学生からはむしろ英語字幕の方が良いというコメントが寄せられた。素晴らしい!普段あまり英語字幕で映画を見る機会もないので、新鮮な印象にも繋がるのかもしれない。ただやはり一部の学生からは2回目も日本語字幕を希望する声も出てきているので、この辺りの配慮をどうするか今後検討せねば。(実は今日、英語字幕を使うかどうかは授業開始時点ではあまり考えていなかった。ちょっと試してみるか、ぐらいな感じでやってみたのが正直なところで、事前に英語字幕で見ることも予告していなかった。でも今後ずっと1週目は日本語字幕、2週目は英語字幕という流れを定着させるようにすれば、1週目に日本語字幕を必死に(!)読む学生も増えてきて、ある程度はストーリーが頭に入った状態で英語字幕を見てくれることになると思うので、これはこれで効果的な学習に繋がるのかもしれない。)

・次回までの宿題として、教科書の次のUnitの英文をPhrase Reading Worksheetに加工したものを埋めてくることを指示。



第3回 4月26日

・前回の宿題をチェックしながら出席カードを配布。宿題をしていない者には「だめです」のはんこが押された出席カード。

・前回の質問カードへの回答。2限の受講生は質問が多い。熱心でよろしい!こういう学生の好奇心にはなるべく答えてやりたいところ。

・前回の映画の感想を書いた出席カードを書画カメラで示して共有。(今後、出席カードの裏面に授業の感想などを書いたらポイントを加算するかも?)

・Phrase Reading Worksheetの確認を1ページずつ進めながら学習アドバイス、注意すべき表現、意味の分からない単語のチェック、チャンクで覚えたい表現を探す、直読直解のために必要な文法の考え方などを中心に書画カメラで提示しながら説明。1ページ終わるごとに5分程度時間をとり、各自が覚えておきたい表現などをノートに書き写す作業。この作業の間は随時質問を受け、良い質問には出席カードに「おっけい合格」のはんこを押印。

・大学生の勉強は黒板に書いてあることを書き写すだけではダメで、自分で考えたこともノートに書き、それを貯めて行くことが重要!というアドバイスをしたのだが、うまく伝わったかなあ。この方法をどんな授業にも当てはめてくれたらきっといろいろうまく行くと思うのだけれど。

・プリント3ページ分の学習が終わった時点で最後に4通りのリスニングについて紹介。Phrase Reading Worksheetならではの学習方法として、英語音声のリスニングを行うとき、英語部分だけを見ながら、左右両方を見ながら、日本語部分だけを見ながら、何も見ないで、の4通り。これらの中から1つ方法を選ばせて、神谷のゆっくり目の音読で聴いてもらった。

・来週までの宿題として、これらの4通りの聞き方1セットを毎日、教科書付属のCDで聴くことを指示。本気でやってくれたら来週までに教科書の付属CDをこれで28回も聴かせることができる。朝昼晩にやったら84回も!(そこまでやる学生はいないか…!?)とにかく、教科書付属のCDをひたすら聴くためにはこういう練習をしてほしい。

・最後の10分で本日の範囲の映画を日本語字幕で視聴。

・次回は教科書の練習問題と、実際の台本の生の台詞を字幕と比べた学習などを行う予定。今後も2週セットで最初の週は教科書を中心に、次の週は映画そのものを中心に学習するという形で組み立てて行く予定。



第2回 4月19日

・前回の質問カードへの回答。1限は2件、2限は9件あったので2限の方が5分ほど長くかかった。授業後に回収した次回回答すべき質問カードも2限の方が圧倒的に枚数が多い。熱心でよろしい!

・映画の続きを視聴。約1時間。エンディングロールのところで教室を明るくして出席カードを配布、記入。裏面に映画の感想など自由に。

・Phrase Reading Worksheetを配布して次回までの宿題について説明。右側を埋めてくること、エキサイト翻訳は使わないこと、なるべく英語の語順を意識すること、なるべく意味の固まりをとらえながらやるようにすること、友達と協力してやること…などなど説明。1限は少し時間があったので、冒頭の部分だけ板書して考えさせた。2限は時間が足りず、口頭で訳し方をざっと説明したのみ。

・授業とは無関係の新入生アンケートをやって授業終了。

・以下、雑感など。教室では英語音声、日本語字幕で再生しながら自分はノートパソコンでタイミングをシンクロさせながら英語字幕で視聴。日本語字幕と英語字幕を比べて観たらいろいろ面白いネタが見つかったのでせっせとEvernoteにメモっていた。例えばI'm sorry. と言っていて字幕は「ごめんなさい」とあるが、どう考えても「ごめんなさい」とは訳しにくい場面とか。(だったらどう訳すのか?と言われると難しいけどちょっと考えておく。)Thank you. も「ありがとう」と訳さない方が良い場面も発見。学部生時代に英米語学科のゼミでこんなことをいろいろやっていたなあ、と当時を思い出しながら…。

・Anybody who knows me knows where to find me. が字幕で「私に会いたければ探せばいい。」なんて訳されているのも見つけた。面白いなあ。(授業しながら自分も結構楽しんでいたりする。)

・それにDVDの英語字幕も結構実際の台詞からは単語が抜け落ちてることも改めて発見。来週使う範囲だけでも日本語字幕と英語字幕(さらには実際の台詞も)を比較しておかねば…。

・それにしてもこの映画、最後がヤバいんですけど…。2限終了まででこの映画をもう4回観たことになるが、何度観てもラストが…。教室の後ろの方にはエンディングのしばらく前あたりから寝てしまった者が数人…なんともったいない…。



第1回 4月12日

・映画『ペイ・フォワード』(Pay it Forward, 2000年)を使う授業。

・出席確認はカードリーダーにて。

・オリエンテーション。シラバスと補足事項のプリントに従った説明を約30分間。ここでは効率的な英語学習方法の例を説明する中で、英単語を10回書くということがどういう意味を持つのかを考えさせた(つもり)。Nation(2001)の例の説明の仕方もちょっとだけ引用。(去年の1年生の授業では結局触れる余裕がなかったので忘れないうちに、ということで。もちろん今後も何度も紹介することになるのだけれど。)

・映画DVDをChapter 17(00:56:41)まで視聴。今週と来週で全体を日本語字幕で通して視聴。今日の視聴範囲がおおむね中間テストでの出題範囲。来週視聴分が期末テスト範囲に相当。

・質問カードを回収して終了。