2012年7月18日水曜日

授業記録:情報処理実習(応用)Ⅰ(水曜2限)

授業のシラバスはこちら

第15回 7月18日


・いよいよ最終回。7名が出席。今日は前回の続きでHTMLの話のみ。資料のSampleファイルをマネしながらいろいろ自由に作ってみる作業。HTMLの利用経験がある学生もいたようで、配布資料では扱っていないタグを使う者も。(その一方で、どこかのウェブサイトからソースをそのまま借りてきて貼り付けたようにしか見えないものもあったのが残念。なんで授業で提出する課題にいかにも業者っぽい書き方での著作権表示なんか加えるわけ?そんなタグの書き方は紹介していないし、どこかのソースを無断で借用してきて、それを手直ししたようにしか…。ソースもきちんと見ると言っておいたはずなのだけれど…。)


・結局、HTMLを授業で紹介するといっても1.5回分ぐらいしか時間が確保できなかったので、箇条書きもテーブルタグも扱えなかったし、CSSも配布資料から参考リンクを張るのみ。でもRGBによる色指定で2進数と10進数と16進数の話だけは少し触れることができた。


HTMLの課題は結局1名は提出をあきらめたのだろうか、6名しか提出がなかった。そのほか、今日の授業終了時を期限としていた未提出の課題も数件提出があった。さすがに前回フルボッコ状態のものが多かった図書館実習課題については今日の提出者は丁寧にやっていた。


・最後の5分程度で改めてこの授業のシラバスを眺め、到達目標が達成できたかを確認させた。欠席がちな学生もいたので少々不安でもあるが、とにかくこの授業で一番身につけて欲しかったのは指導的立場でインターネットを使えるようになるということ。情報検索が下手な人や困っている人がいれば助けてあげるような人になって欲しいという遺言を残しておいた。また、秋学期に開講する情報処理実習(応用)IIとIVのシラバスも示し、少しだけ内容を紹介しておいた。どのぐらい取ってくれる学生がいるだろうか?





第14回 7月11日

・今日は7名が出席。学期末が近いので出てきたのか、それとも今日のメインテーマのHTMLに関心があったのかは分からないが、既に出席回数や課題提出状況からアウトっぽい学生の姿も…。

・今日はmoodleから配布するファイル類が非常に多いので、zipファイルに圧縮して配布。

・まずは前回回収した図書館での実習も必要だった課題3人分の名前の部分を隠してスキャナで読み込んでPDFにして連結していろいろコメントをつけたファイル(毎年やっている課題だが、今年は特に出来が良くなく、3名のうち何とか合格水準に達しているのは1名のみ。あとの2名はフルボッコ。※もちろんこのファイルはここでは公開できません)を提示し、さらに補足説明。未提出者も来週の授業終了時までなら受け取るが、今回のファイルを参考にしながら最大限にまとめたとしても上限7割程度で評価することになる見込み。フルボッコを食らった者も修正版の再提出を認めることにした。欠席回数が3回を超えるような者でこの課題の提出がない場合は危ないという警告も…。とにかく出してよ。頼むから。)

・続いて今朝7時に提出を締め切った課題で提出があった5件を連結したファイルを提示して講評など。こちらは5名ともとてもよくできていたが、翻訳サイトの性能評価というようなテーマだったので使い慣れている(?)学生には簡単な課題だったのだろうか。この課題を回収した時にいつもやっているのは「2つの翻訳サイトでどちらが優れているか」「英語以外の言語を翻訳して読むには日本語に翻訳するのと英語に翻訳するのではどちらが良いか」「外国の文物をWikipediaで調べる時に日本語版と現地語版のどちらが情報量が多いか」で星取り表にまとめる作業。このあとで10分弱のフリータイムとして返却したまとめファイルに目を通す、同様の翻訳を試してみるなどの個人作業。

・この時点で残り45分。今日のメインテーマはHTML入門。配布資料はこちら。(上述の通りいろいろなファイルを受講生に配布しましたが、この記事で公開するのはこの資料のみとします。改編・再配布は自由ですのでご自由にお使い下さい。)いつもは資料はオンラインでWordファイルを配布するのみだが、今回はいろいろ細かいところがあるのでプリントでも配布。わずか1回半の授業でできるような内容は限られているが、最初の25分程度でWebの仕組みをざっと説明。これに加え、もっと詳しく知りたい学生のために日経ソフトウェア2010年7月号の特集1より記事を抜粋して紹介(学内からは日経BP記事検索サービスでバックナンバーのPDF版を参照可能)。今日は資料内のsample3.htmlに相当する内容までを実習。

・最終課題はHTMLで何か任意の内容を作るというもの。他の未提出の課題と合わせて来週の授業終了時に提出を締め切り、即日成績をつけてしまう予定。この授業もあと1回!



第13回 7月4日

・出席者は3名。先週の課題に恐れをなして逃げたか…?本日出席者の3名は予定通り課題提出してもらったが、他の学生は…。この課題、この科目の集大成のつもりだったので提出してもらわなければ困るんですけど…。

・今日のテーマは「翻訳ソフトの仕組みと言語処理技術」(資料は改変・再配布自由で公開しています)最初の20分弱で資料内容と課題について説明し、あとの70分弱は各自の課題演習時間として質問対応のみ行った。来週までに提出すべき課題(こちらも改変・再配布は自由です)については毎年ほぼ同じ内容にしているが、昨年度の受講生がまとめたものを参考資料として配布(残念ながらこちらは非公開です)。これは任意課題ではあるが、去年の受講生が試してみた翻訳結果を今年、同じサイトを使って翻訳してみることで何か進化しているかどうかについても調べてみて欲しいという趣旨もあって毎年やっている。

・毎年、図書館内での実習を含む課題については提出があった全員分をスキャナでPDFにしてから連結し、そこに注釈メモの機能で講評を書いて翌週にオンラインで返却している。今年は3名分しかないので各自が今日の課題をやっている間にこの作業をやってしまって今日の授業の最後に課題の講評を述べるつもりだったのが、意外に手こずってしまった。(PDFファイルのセキュリティの都合で、学内環境の大きい画面で注釈を入れる作業ができず、手持ちのMacBookAirの小さい画面でちまちまと注釈をつけなければならなかったため、あともう少しというところまでしかできなかった。)

・来週は前回の課題と今回の課題の総括と講評を30分程度かけてやってから、HTML入門に入る。再来週にも継続し、この授業の15回が終了することになる。あともう少し…。



第12回 6月27日

・先週指示して来週の授業開始時が提出〆切になっている2時間ぐらいかかる課題があるが、かなりの分量のため授業時間外にさせるのはちょっと気の毒で、毎年この課題は1回は通常の教室ではなく図書館内で自由に作業させることにしている。例年、点呼をとったりとらなかったりなのだが、今年は点呼なし、当日の時間内は個別に質問のみ受け付けるという形にしておいたところ、図書館内で待機している間に顔を見せに来たのは1名だけ。まあ課題さえきっちり提出してくれるのであればそれはそれで構わない。でもこの課題はこの授業の集大成みたいなところがあるので、来週提出してくれなかったらそれはそれで恐ろしいことになるぞよ!…以上、あまり授業記録らしくない授業記録でした。



第11回 6月20日

・出席者は8名。出席者数的にはまあ良好。でも今朝の期限までに課題提出があったのは3名だけ。授業開始後に1名課題提出があったが、他の人にも遅れてでも良いからぜひ提出してほしい。課題をきっかけにいろいろと考えてもらいたいので。

・前回の課題まとめファイル(非公開)をmoodleから配布してコメント少々。課題未提出者も多かったし、他の学生が見つけたオンライン学習コンテンツなどを試してみる人もいるだろうからと20分弱をフリータイムに。

・そのあとで前回の[課題C]のまとめ内容についてコメントをはさみながら説明。追加課題として「e-learningと本を読んで自習することの違いを考察せよ」というテーマを指示。これは提出不要だが、考えてみてほしい。ここでさらに5分ほどフリータイム。

・この時点で残り時間は45分。本日の配布資料(改変・再配布自由で公開します。ご自由にお使い下さい。)に従って説明。同様の練習などはゼミ単位の図書館実習などでやっている人もいるだろうから、資料にあることをいろいろと各自で試してみることを中心に進めた。(NDCやISBNについては知らない人もいると思うけど。)図書館が毎年発行している「文献・情報の探し方」(PDF版はこちら)の冊子版を全員に配布し、資料とこの冊子をところどころ説明しながら再来週までの課題(この課題シートも改変・再配布自由で公開します。)についての説明。

・来週のこの授業は図書館で実施。参考図書欄をちょっと紹介する程度で、あとは個別の質問対応のみの予定。(でも今回の課題は2時間以上かかると思う。例年、図書館で各自作業してもらっても時間内には終わりきらないことが多い。)



第10回 6月13日

・出席者は4名。寂しいですねえ。しばらくして1名追加。どういうわけか今日は普段欠席がちな人がたくさん集まっている。(別に狙ったわけではないが、たまたま救済課題を用意していたのでちょうど良かったかも。ちゃんと救済課題やってくれますかね?)

・いつものように最初の7分程度は前回の課題のまとめファイル(非公開)をmoodleから配布して講評など。前回は気に入った動画番組・音声番組を探してくるという比較的緩い課題だったのだが「アーカイブ」「情報爆発」といったキーワードと絡めて説明。その後7分程度は自由時間として、他の人が探してきた動画番組などをチェック。

・本日の配付資料(改変・再配布自由で公開します。ご自由にお使い下さい。)に従って説明開始。ただ、今日の目的の一つはeラーニングがこれだけ普及した時代だからこそ自ら進んで学習できる人材が必要だという前提なので「講義しない講義」を心がけるようにした。(その分、実習課題が多め。課題内容は配付資料参照。)まずは冒頭の1セクションを説明し、さまざまなオンライン学習コンテンツのありかを紹介。10分しゃべって20分強をフリータイムとした。

・この時点で残り時間40分少々。次にeラーニングとその事例などを紹介。熊本大学の教授システム学専攻の説明の時には自分のログイン画面も見せながら(さすがにこれはブログでは公開しにくい…期限超過&途中放棄のものがあってちょっと恥ずかしい。)続いて教育の情報化と未来の学習についても説明。電子教科書のサンプルとしてiPadで "Life on Earth" を映したものを提示。合計約10分。そして最後の2分ぐらいでまたしゃべることを予告してから30分間弱のフリータイム。

・授業でしゃべるのが好きなので、黙っているのは何かと苦痛なのだが…ぐっと我慢しました。今日しゃべったのは90分のうち合計で25分程度。この授業は課題実習が多いので90分しゃべり続けることはないけど、それでもいつもの半分ぐらい。来週〆切の課題提出を楽しみにしておきます。これを元に来週いろいろしゃべりますので(笑)

・最後の2分。シラバスにも書いてあるように、これはインターネットの上手な使い方を知るためのクラス。インターネットとeラーニングを上手に使って、上手に学習を進めることができる自立した学習者になって欲しい!というのが今日の遺言。



第9回 6月6日
・Googleアラート課題とライフハック課題をまとめたファイル(非公開)を配布し15分間ほどで講評など。課題提出者が予想以上に少なかったのであっという間に終わった。GoogleアラートをRSSフィードで読む方法なども紹介しながら説明し、その後10分ほどフリータイム。他の学生が見つけたライフハック記事に興味を持っている者が多かったような印象。

・今日の内容は多くの学生が既に使っているような内容でもあるし、普段からかなりきつめの課題ばっかり出しているような気がするので、今日の課題は「各自関心のあるストリーミング番組またはポッドキャスト番組(音声または動画、上記以外のサイトでもよい)を2つ選び、その番組にたどり着く方法、ジャンル、番組内容、利用してみた感想などをそれぞれ200字以内程度でまとめること。」というかなり軽めのものにした。予想通り授業時間中に半分以上の学生がささっとやって提出。

配付資料(改変・再配布自由で公開します。ご自由にお使い下さい。)インターネットラジオの使い方をWindows Media PlayerとiTunesで簡単に説明し、5分間で好きな番組を探す練習。というか、普段からこういうことをやっている人もクラスに半分ぐらいいそうだけれど。

・資料に従ってストリーミング形式とダウンロード形式の違いを少々踏み込んで説明。このぐらいの内容は含めないと今日は本当にお遊びだけで終わってしまいそうだったので。

・インターネットラジオ用アプリの例としてTuneIn RadioをiPhoneとiPadの両方で紹介。韓国の済州島、南アフリカのケープタウン、ニュージーランドのパーマストンノース(大学の提携校がある)のラジオ放送や大阪府枚方市のコミュニティFMをちょっとずつiPadから流してみた。それにしてもすごい時代である。

・USTREAMがiPhone1台だけでもできるということを実演するために自分のiPhoneで教室風景を撮影しながら USTREAMで中継してみた。ちなみにこのときの録画映像はこちら

・このあたりでちょうど25分ほど残っていたので学生には資料に用意したいろいろな動画配信サイトなどを自由に閲覧させながら今日の課題を始めてもらったが、いくつか便利なサイトやサービスについてついついいろいろしゃべってしまった。

・この授業のシラバスにも書いたことであるが、学生自身がインターネットを上手に使えるようになることだけがこの授業の目的ではなく、「指導的立場でコンピュータ、インターネットを使うこと」つまり「友人などでインターネットの使い方が下手くそな人がいれば便利な使い方をいろいろ教えてあげるような人になって下さい」ということを今日の遺言として授業終了。




第8回 5月30日

・出席者は7名。しかしこのうち5名が前回の欠席者。そして前回出席したのに今日来ていないという者が2名。隔週で授業に来たりこなかったりというのは非常に困る…。続き物のテーマを扱っているのに。(資料を読むだけで学習できるかもしれないが、資料にないことも説明するし、操作しながらいろいろと考えるヒントをつかんで欲しいので、やっぱり授業には出てきてもらわないと。)

・前回の課題のまとめとして、期限までに提出があったOPMLファイルを連結し、受講生が集めたフィード集(27件、非公開)としてmoodleから配布。さらに自分が長い間集めてきたRSSフィード集から個人的なものを削ったもの(600件弱、非公開)の一覧も配布し、希望者のみ自分のGoogleリーダーにインポートしてみる練習。その後で前回の資料でまだ説明していなかった部分などを紹介しながらGoogleリーダーの使い方をいろいろ実習。

・Googleアラートについて紹介し、来週までの課題について指示。

・今日のテーマはライフハック。(配付資料は一般公開します。改変・再配布自由です。)概略とライフハックを扱ったブログ類を紹介し、さらに学内からアクセスできる日経BP記事検索サービスを使い、かなりライフハック的だと思われる雑誌、日経ビジネスアソシエのバックナンバーを紹介。その後、ライフハックをテーマとする課題(資料参照)で20分程度実習時間。

・最後に第4回の授業から連続して扱ってきたWebアプリケーションの総まとめということで、その他いろいろなWebアプリケーションを独断と偏見で選び紹介。これに関する内容を6月末までの自由課題として指示。



第7回 5月23日

・出席者は5名。毎回、1週前の課題の講評から始めるが、授業開始時点での課題提出人数は課題Aが2名、課題Bが4名で、課題を出さずに授業に出てきたり、課題を出しても授業に出てこないという者がいてちょっと困る。提出された課題について口頭でコメントするので、それを聴いて次につなげて欲しいところなのだが。(課題で評価しているのは授業内容のごく一部なので、課題だけ出して授業に出てこないというのも困る。)何はともあれ前回の課題として提出されたものとそれに対するコメントで最初の30分程度。

・情報収集術に関する雑誌記事(日経パソコン)を紹介。続いて前回の補足としてWebアプリ版のTwitterクライアントについてちょっと説明してから今日の本題のブログとRSSについて。(配付資料は一般公開します。改変・再配布自由です。末尾のパスワードおよびメールアドレスのところは非公開に変えました。)今日の授業の最後に課題としてブログをGoogleリーダーに5つ以上登録したものをOPMLファイルで提出してもらうことになっているので、ここで各自が興味のあるブログを探す自由時間。もっとも、ブログとRSSに関する概略はMy Yahoo!やiGoogleをやった時に少しだけ紹介しているので、さほど多くの時間は必要ではなかった様子。

・次にmovabletypeなど初期のブログ発行システムが果たした役割をWeb2.0の特徴などと絡めながら簡単に説明してから、ブログのトラックバック機能について概念図を板書しながら仕組みについて紹介。さらに自分がこれまで関わったブログ記事でもっとも活発にトラックバックが飛ばされた例として anfieldroadさんの「英語教育2.0」の「みんなで英語教育:第1回 私の英語学習歴まとめ」のページを紹介。

・続いてブログ検索やリアルタイム検索の例を紹介してから、産経新聞社のサービス、イザ!の「コメント、トラックバックも記事の一部」という考え方について説明。

・このあたりでもう残り時間がきつくなってきたので、Googleリーダーについて自分の使っている例を示しながらOPMLファイルを提出する課題について紹介。まあRSSリーダーのようなテーマを短い時間で詰め込んで説明してしまうのはもったいないので、来週の「ライフハック」と絡めてゆっくり紹介することにした。5回に分けて扱ったWebアプリケーション絡みの最終回はWebアプリケーション何でもあり(!)の予定。Evernoteのことも忘れずに入れておかないと。いつもは課題提出はmoodleを使っているが、来週Dropbox関連サービスとしてDROPitTOmeを紹介する予定なので、これを使って課題提出。Googleアラートの課題もあったがこれも次回送り。



第6回 5月16日

・出席者は5名。だんだん減ってくる。しかも今日の課題はちょっと配点高めなのに…。

・前回の課題で各自がGoogleドキュメントのフォーム機能を使ってアンケートを作ったが、そのリンク先をmoodleの掲示板に投稿することが今朝までの課題だった。授業開始直後から他の受講生が作成したアンケートに回答し(人格を変えつつ複数回?)その結果を限定公開した場合のリンク先を再度、moodleの掲示板に投稿することが本日最初の課題。限定公開になっていない学生が1名。きっと話を聞いていなかったに違いない。それ以外の4名は合格。また、Googleドキュメントのフォームのような長いURLを紙にメモして手渡ししたりするのに便利なように、 goo.gl や bit.ly のようなURL短縮サービスについても説明。

・今日のテーマは「Twitter、ソーシャルブックマーク、キュレーション」(配布資料は一般公開します。改変/再配布自由です。)去年の資料をいろいろ手直ししながら最近の話題も追加。今日の授業はこの資料に従って進めた。まずはTwitterの話。Twitterの概略をいろいろリンクを開きながら説明してから、つい3日前に発生した「Twitter絡み」の「事件」と、東日本大震災直後に流れたデマについて紹介(詳しくは配布資料をご覧ください)し、10分弱の自由時間。

・その後でオンラインブックマークの登場した背景を説明してから、はてなブックマークの紹介。ここでは個人用にカスタマイズされた情報源となりうる話を中心に、キュレーションと絡めて説明した。

・来週までの課題を2つ指示。授業時間内には15分弱しか時間が確保できなかったのは毎度のことなのだが、これはもちろん授業外でもどんどんインターネットを使ってほしいという願いも込めてやっていること。一つ目の課題は自由課題。「Twitterが全く初めてという人の場合:各自のTwitter IDを作り、Botを含めて10人以上フォローする。50件程度のツイートが取得できた時点で各自のタイムラインの冒頭部分をPDFファイルで出力して提出。」「Twitter関連サービスを3件以上試してみて、Wordファイルに紹介記事または感想などをまとめる。」「任意のテーマをTogetterまたはNaverまとめを使ってまとめること。(非公開のもの、あるいは下書き保存画面でもよい。まとめた内容をPDFファイルで提出。)」「Twitter上でキュレーション的なツイートを5件以上行い、そのツイートの内容およびURLWordファイルにまとめて提出。」「各自のはてなブックマークまたはYahoo! ブックマークのページを作り、任意のページを5件以上ブックマークする。何らかのタグを含めること。この内容をPDFファイルに出力して提出。」「各自のPaper.liまたはSummifyのページを作成し、PDFファイルに出力して提出。」「その他、Twitter/ソーシャルブックマーク/キュレーションに関する自由テーマ」

・もう一つの課題は「各自関心のある分野・領域・キーワードなどを一つ選び、Googleで検索した場合とはてなブックマーク(またはNaverまとめ)で検索した場合のそれぞれの検索結果の上位3件を比較しなさい。どのような分野・領域・キーワードを選んだか、どのようなページが見つかったか、Googleとはてなブックマーク(またはNaverまとめ)の違いについて200字程度の考察を行うこと。(例えば、どちらが「面白い」「役に立つ」「学術的な」「正確な」ページを見つけやすいか?)様式は自由とするが、URLや画面のスクリーンショットが含まれていることが望ましい。」という内容。特にこちらの課題でどんな内容が提出されるか結構楽しみ。この内容は7月に行う図書館での実習とも関連させる予定。

・いつものように来週の授業までに提出された課題はすべて個人情報を隠して連結し、次回の授業の開始時から30分程度でコメントする予定。次回はブログとRSSリーダーを中心に。



第5回 5月9日

・出席者は8名。

・前回の課題の共有として、期限までに提出があった7名分を連結したファイルを用意(こちらは非公開です)。任意のWebアプリケーションを3つ紹介するという課題だったが、ニコニコ動画やGoogle+は複数の学生から紹介があった。このファイルをもとにWebアプリケーションの可能性やそれぞれのサービスについて思うこと、関連キーワード(SNSは実名か匿名か、WikiとWikipedia、SkypeとVoIP、クラウドとシンクライアント、Facebookと「すごい時間割」など)を30分ほどかけて説明。

・今回のテーマは「Googleドキュメント、Officeオンライン、Evernote」(配布資料は改変・再配布自由です)。授業の準備をしていてどうもEvernoteまで扱う余裕はなさそうだということに気づき、Evernoteは第8回のテーマのライフハックと絡めて扱うことにした。たまたま上述のWebアプリケーションの課題でもEvernoteを紹介してくれている学生がいたので少しだけ紹介することはできたのだが。

・まずはGoogleが提供するWebアプリケーションの紹介として、Gmail、Googleドキュメント、Googleドライブの概略。そのあとでGoogleが提供するWebサービスの全体像と「Googleで、できること」のページを使って15分程度、各自でいろいろとWebアプリケーションを探してもらった。

・次に複数人数での文書のオンライン共有の例としてIDEA*PADを紹介。新規作成したメモのURLをGoogleで短縮して、パスワードと一緒に板書し、学生全員に何か書くように促した。しかしこちらは簡易メモなので複数人数が同時に変更を加えることはできない。続いてGoogleドキュメントを使った文書共有の例をデモ。こちらは教卓の2台のパソコンと自分のノートパソコンを別々のGoogleアカウントで入り、複数人数が同時に編集することもできることを紹介。学生らを共同編集者にして同時に書き込むことも試してもらってもよかったが、Googleアカウントなどを通知してもらうことになるため控えることにした。

・資料の続きを使いながらOffice Web Appsの概略を紹介。

・Google URL短縮について紹介。

・残り時間が15分ほどしかなく結構きつかったが、なんとか全員にGoogleドキュメントのフォーム機能を使った簡単なアンケートの作成に着手するところまではできた。来週までにこのアンケートを完成させ、このライブフォームURLをmoodleのフォーラムに投稿してもらうところまでが1つ目の課題(〆切は次回授業開始時)。そして2つ目の課題は他の学生のアンケートに自由に回答すること。3つ目の課題はその集計結果を一般公開するという流れ。



第4回 5月2日

・出席者は9名。ゴールデンウィーク中にも関わらず先週よりも出席人数が多いなんて!

・前回の課題で期限までに提出があったものを連結したファイルを用意。前回の出席者7名のうち4名しか提出がなかった。1名はファイルの添付し忘れ(しかも本日欠席)、別の1名は操作ミスなのか提出がきちんとされていなかった、もう1名は提出せず。前回の課題テンプレートに書き込んでもらった課題1ではGoogle検索の特別構文をいろいろ試してみることが目的であり、4名中3名はsite: や intitle: や filetype: や inanchor: などを使った検索式をいろいろ試してくれて、新しい発見もあった様子。中でも「CGイラスト inanchor:テクニック」という検索式のアイデアは秀逸だと感じた。残念ながら1名は課題の趣旨にはあっていなかった。いずれにしても同じクラスの仲間が考えた検索式などもいろいろと真似して試してみてほしい。また、前回の課題2は各自が関心のある学問分野を一つ選び、それについて豊富な情報を収集できそうなサイトを3つ探し、信頼性について考察するという課題だったが、これをもとにネット上から信頼性の高い情報を収集するにはどうしたらよいか、どのような手法を用いるべきかといった観点で講義。結局、前回の課題についてのコメントだけで35分間もかかってしまった。まあ毎年この内容を扱うときはこんな感じなのだけれど。

・そして本日のテーマ「Web2.0、クラウド、Webアプリケーション概説」に突入。配布資料はこちら。改変・再配布自由で公開します。情報処理科目や基礎ゼミをご担当の方など、教材としてご自由にお使いください。)Webアプリケーションという用語を使うのはこの授業では今回が初めてだが、実際には第1回~第3回にもいろいろなWebアプリケーションがあり、また、第4回~第8回も広い意味でのWebアプリケーションをいろいろな方法で利用するというテーマなので、その辺りの概略を含めた話を紹介。(詳細は上記の配布資料をご覧ください。)資料にはのせなかった内容として、そもそもアプリケーション(ソフトウェア)とは何か?という点についてざっくりと「何か情報を入れたら何かが起こって別の結果が返ってくる仕組み」と説明し、y=ax+bという中学生レベルの数学で出てくる一次関数の式を板書して、ソフトウェアとの接点について紹介。(余談だが数年前にはこの授業にもTAがついてくれていて、たまたまその年にTAだった工学部2年次の学生が、この授業で同様の説明をした際に、初めてC言語などで「関数」と呼ばれている理由がわかった!とひどく感動してくれたというエピソードがある。コンピュータを専門に学ぶ学科でもこういう説明の仕方はしないのかなあ?)また、Webアプリケーションの長所・短所をユーザー側とサービス提供者側に分けて検討。そしてクラウドとWeb2.0の概略についても一気に説明…結局この内容だけで同じく35分間。今日は情報処理実習ではなく、情報処理概論の講義科目っぽくなってしまった。まあこれは毎年のことだし、この先4週間分の内容に関係するので、この時点で話しておく必要はあった。でも自分が担当する情報処理科目の中では一番幅広い領域に関連するのが今回の授業内容。何しろWeb2.0の話をするからにはフォークソノミーの話から図書館情報学なんかにも絡んでくるし、ロングテールの話は経営学あたりにも関係する。

・最後に15分ほど余らせることができたので、本日の課題。内容は任意のWebアプリケーションを3つ選び、今回の授業内容を踏まえた紹介文を書くという内容。そんなに難しい課題ではないので、授業終了後の昼休みにさっそく1名から提出あり。締め切りは来週の水曜日の朝7時。次回も同様に提出された課題を連結したファイルを作り、それをもとにWebアプリケーションについて必要なことを補足してから「Googleドキュメント、Officeオンライン、Evernote」というテーマに入る予定。



第3回 4月25日

・出席者は7名。

・前回の課題で期限までに提出があったものを連結したファイルを用意。ただし2つのうちの1つ(各自が作成したMy Yahoo!またはiGoogleの画面をPDFで出力し提出させたものを連結)は個人情報っぽいものが画面上にいろいろ出ていたので、そちらのファイルは教卓から中央モニタに提示してさらっと解説するだけにした。もう1つのファイル(各自が見つけたMy Yahoo!またはiGoogle用のコンテンツリストを連結したもの)はmoodleから配布。(このブログでは非公開です。)ここまでで20分程度。

・今日のテーマは「サーチエンジンと情報検索技術」。毎年配布しているのだが同様の情報がネット上にもいろいろ出てきたので2009年度から更新する必要を感じなくなったGoogle の便利な検索方法をまとめた資料(ちょっと中身が古いけど)と今回の課題テンプレートをmoodleから配布。

・最初にGoogleのビジネス戦略(広告モデル)について少しだけ触れたあと、資料に従ってGoogleの便利な使い方を少しずつ紹介。ただしこの資料は情報処理実習(基礎)や図書館司書課程でも過去に使ってもらっているので、既にこの資料で学んだ経験がある者や、Google検索が既に得意だという者には、自由に本日の課題をさせることにした。その結果、7名中1名が授業時間中に(それなりに時間がかかるはずの)課題を提出完了。今回の課題は成績の6点分でつけることを宣言。

・最後の15分は自習(適宜解散)。

※上記の2つのファイルは改変・再配布自由で公開します。情報処理科目や基礎ゼミをご担当の方など、教材としてご自由にお使いください。



第2回 4月19日

・出席者は8名。

・前回の課題で期限までに提出があったものを連結したファイルを用意しており、これをもとにコメントを挟みながら他の受講生が見つけた有益なサイトを試してみるという時間を全体で20分程度。

・今日のテーマはMy Yahoo!とiGoogleの利用。moodleからYahoo! JAPAN IDガイドMy Yahoo! のページiGoogleのヘルプのページiGoogleのページにリンクを張っておき、まずは全員がYahoo! JAPAN IDを作った。既に使っている学生も半分以上いた様子。

・Yahoo! JAPAN IDガイドを使って少し説明してから早速各自のMy Yahoo!ページへのコンテンツ追加作業。以前に比べるとコンテンツ追加などの操作も簡単になった。しばらく自由に作業させてからRSSコンテンツとその追加方法について軽く説明。ついでに予告編として第7回で扱うGoogleリーダーもちらっと見せる。

・その後またしばらく作業してから今度はiGoogle。かなり普及したとはいえ、まだGoogleアカウントを作っていない者がいたので作ってもらった。これからほぼ毎週、授業でも使っていく予定。そして同様にiGoogleのコンテンツ追加作業。

・今日の課題は各自が自由にコンテンツを追加したMy Yahoo!またはiGoogle画面をPDFに変換してmoodleに提出する作業と、気に入ったコンテンツを最低10個、入手方法も含めて自由にWord文書にまとめて同様に提出。ここではWord 2010から直接スクリーンショットを撮れる機能を使って、コンテンツをわかりやすく紹介した方が高ポイントということにした。(もちろんこれはWordの当該機能の実習も兼ねている。)いずれも提出期限は来週火曜日の17時。次回授業の最初の20分程度は今回と同様に提出課題から個人情報を隠したものを連結したファイルを使って情報共有する作業から。



第1回 4月11日 

・履修登録データと連動しているmoodleの参加者リストによると18名が登録しているとのことだったが、教室に来ていたのは10名。1回目なのでほかの科目と迷っている学生もいたのかもしれない。あいにく今日から早速課題もあるのだけれど。

シラバス内容に従って授業計画以外の欄をざっと説明。続いて授業計画の部分は最近の話題なども盛り込みながら紹介。例えばGoogleの情報検索と絡めて今朝知ったTwitterの特殊検索の話。そしてクラウドの話題と絡めて、昨日流れてきた札幌学院大学の事件の話も。Radikoの聴取地域制限が3.11の直後は撤廃されたが、元通り地域制限がかかるようになったことについても紹介。

レディネス調査を実施。10分程度で記入してもらい、その後で学生番号と氏名を隠した状態で一覧表示。同一フォームを過去2年間利用していたので、過去の受講生との傾向を比較。

実用サイトを厳選した資料を使い、その中から特に紹介したいサイトを選んで紹介。残りは学生らが課題実施時に自由に開いてみるという使い方で。

課題テンプレートに記入する形でまとめる課題を指示。締め切りは来週火曜日の17時。