2014年12月14日日曜日

2014年度 後期 基礎ゼミナール 授業記録

第11回 12月11日

  • 今日も集合教育。企業出身の先生お二人の話を聞くという内容。N先生、なかなか「おもしろい」人生を歩んでおられるんだなあ、と思った。Amazonで単著の詩集を出しておられたとは。もっとも、こういう「おもしろさ」は学生らにはすぐにはピンと来ないだろうなあ、と思う。この手の「おもしろさ」が分かるにはある程度の人生経験が必要だろうな。
  • 4限の「アッセンブリーアワー」は全員出席していた様子ではなかったが、企業訪問プロジェクトの報告会。7チームのプレゼンから上位3チームを決めるという内容。うちのゼミ生も入選!他のゼミの学生と合同発表だったけど。



第10回 12月4日
  • 今日は集合教育で、就職内定が決まった先輩の話を聞くという内容。前回の欠席者に台湾出張のお土産を渡しに行った時に見渡したら全員が揃っていたように思ったんだけれど、どうやら1人が欠席していた模様。後でメールを確認したら1人から欠席連絡が届いていた。教員席が少し離れた所にあったので確認しきれなかった。(他にももう1名が欠席していたことが後になって判明。)
  • 発表者にはほんの1週間前に依頼したということだったが3名とも堂々と話してくれた。こんなふうにうちのゼミ生も育ってくれるといいなあ…。
  • そして質問タイムではうちのゼミから学生2名が質問してくれた。なかなかやるなあ。
  • 明日までの課題が出ているので、今日の欠席者にも自分のメモ入りの資料を送っておいた。


第9回 11月27日
  • 2名が事前連絡ありの欠席。台湾出張のお土産(パイナップルケーキ)をみんなで食べながらゼミ開始。まずは前回できなかった「音読破」。かなり無理しながらだったが、3章分すすんで5章の終わりまで到達。
  • 「グローバル」をテーマにした「ゼミ論文」を書く指導の1回目。配布資料に従って論文のスタイル等について説明。
  • 後半40分は図書館に移動して資料探し。ちょうど来週・再来週のゼミが集合教育(1年生全員が1つの教室に集まる形式)なので、その次の年内最後のゼミまでに配布資料をひととおり埋めてくるように指示。(詳細は配布資料に記載しています。)


第8回 11月20日
  • 3名が事前連絡ありの欠席。
  • 1人を除き全員がパワーポイントスライドを作成してきていた。これはちょっと…というウケ狙いのスライドの学生もいたのだが、みんないつの間にかパブリックスピーチも上達してきたなあ、という気がする。
  • 事後に簡単に1人ずつ講評→しばらくご歓談、といういつもの流れ。しかしこのあとにちょっとでもやりたいと思っていた「音読破」はテキストを忘れてきた人が多く、仕方なくちょっと早めに終了。


第7回 11月13日
  • 今日は「キャリア教育の一環として真のグローバルとは何かを知る」という名目で、国立民族学博物館に遠足として引率。一人かなり体調の悪そうな学生がいたのだが、何とか参加してくれて全員出席。千林大宮の駅に集合して地下鉄谷町線と大阪モノレールを乗り継いで万博記念公園へ。前期にもExpo '70パビリオンの見学に来ているので2度目の万博記念公園。
  • 千林大宮駅に集合して地下鉄に乗ろうとしたものの、人数を数えてみたら2名足りず、1本遅らせたらその2名だけ実はもう乗っていて、先に着いて待っていたというハプニングが勃発。幸い大日駅で全員が揃った。
  • 前回は自然文化園もExpo '70パビリオンも有料だったが、今回は先方の計らいで、自然文化園もみんぱく特別展も常設展も、全て観覧料免除ということになった。まずはみんぱくの特別展「イメージの力」を観覧。入口から入ってすぐのところで大量の仮面が…おおっと、これ以上書くとネタバレになってしまいますね(笑)
  • ここは一部の展示資料を除いて写真撮影が可能なので、課題として「各自のスマホで写真を10枚以上撮影してくること」という指示をしていた。そしてそれを利用したパワーポイントスライドを使って次回「グローバル」をテーマにスピーチを行うこと」だったが、予想通りてんでんばらばらで特別展・常設展を見学していた。途中で2名を見失ってしまったが、4回に分けて10名には特別展→常設展のナビを行った。行ったり来たり、出たり入ったりで大変だったけど、常設展に連れて行ったところで自由解散ということにした。


第6回 11月6日
  • 3名が事前連絡ありの欠席。どうも寂しい雰囲気。
  • 来週のみんぱく(国立民族学博物館)への遠足の件を通知。集合場所は千林大宮駅に13:30に決定。
  • 今日のゼミは全く予告なしの状態だったのでみんな何をやるのか興味津々…だったらよかったんだけれど、どうだったかはともかく、実際のところ途中〜最後はかなり盛り上がったので、うまくいったのだろう。事前に3名ずつのチームを決めておいたが、欠席者が多かったので組み替えが必要となってしばらく待ってもらった。そして何とか決まったのでチーム発表。
  • 机を遠ざけたチームごとにフリクションペン3色とA3用紙1枚を配布して「グローバル」からスタートして思いついたキーワードをどんどん書いていくよう指示。ただし「他のキーワードと関連があること」という条件にしたので「連想ゲーム」のような形式。チームごとに小声で相談させ、なるべく他のチームと重ならない個性的なキーワードをひねり出すように指示して約20分。途中で巡回しつつ各チームの様子見。
  • 教室後方で作業していた真ん中のチームを前に呼び寄せて次のセッション開始。各チーム一人ずつ発言させ、それをこちらでポストイットに一枚ずつ書き、ホワイトボードに貼り付けていくという形式。ただし「◯◯から関連して」という形で発言するように指示した。途中に各チーム3回、無関係なキーワード(どことも繋がらないもの)を入れてもよいことにした。
  • 結局、書き損じ分を抜くと98枚のキーワードが集まった。これを見て簡単に感想を述べた後、一人10枚を目安に、好きなものを取りに来るように指示。みんな競うように取りに来ていた。
  • その中から5つ以上のキーワードを使い、改めて「グローバル」「知財」と絡めた「ゼミ論文」を書くことを年明け1回目のゼミ(1月8日)までの宿題ということにした。とはいってもせいぜい「論文の真似事」しか出てこないだろう。論文とはどういうものなのかの説明はおいおいやっていくつもり。とりあえずの章立ての案として「調べたいこと」「文献調査」「仮説/実証」「今後の展望」としておいた。
  • 今日の欠席者3名にもどうにかキーワードを考えるなりしてテーマを決めてもらわないといけないのだが、どのようにするかはもうちょっと考えて見るつもり。



第5回 10月16日
  • 事前連絡ありの欠席者1名。今日で書籍代の集金完了。(前々回分参照)
  • 体調不良の学生が多かった。ここのところ急に寒くなったからかな。
  • アンサイクロペディアから面白い記事 を紹介するというパブリックスピーチを実施。出てきた話題は「騒音おばさん」「ホームレス」「ウォーリーをさがせ!」「夜神月」「小保方晴子」「老人ホーム」「ゴランノスポンサー」「マクドナルド」「進撃の巨人」「大学入試センター試験」「一人ディズニーランド」「ウィキペディア」「リラックマ」。いつもよりも盛り上がったし、気がついたら3分経っていたという学生が多かったが、それでもこの内容でも3分持たせることができないという学生がいたのは残念。そして今日の司会者の学生のメモの取り方が不十分だったことも残念。これらを「講評」として指摘。
  • 5分休憩のあとで「音読破」。2章の「特許要件」のところしか読めなかった。風邪気味の学生が多く、いつもよりも声が小さ目だったが、いい感じに読めていた。
  • 来週は学園祭の準備で休講、再来週は学園創立記念日で休講となるので、木曜日は2回飛んでしまう。次回のネタを考えていないので、保留ということにした。まあ2週間あるし、そのうちに何か思いつくだろう。そういえばそろそろ「遠足」の日程調整もしないといけない。


第4回 10月9日
  • 事前連絡ありの欠席者1名。集金と引き替えで書籍配布。(前回分参照)
  • 3チームに分かれての「音読破」をいきなり開始。欠席者がいて空席ができたので「前から2列目」(チームB)に参加。今日は「はじめに」「目次」「本書の活用方法」「知的財産管理技能検定とは」「知的財産管理技能検定3級とは」「Introduction 知的財産とは」までの19ページ分を音読。特に目次を1行交替で読むところが盛り上がったような気がする。章ごとに3分の休憩をいれながら進めていった。これだけで50分ぐらいを消費。
  • 後半はDHMOについて。資料としてこちらを両面印刷したものを配布。DHMOについて知っている学生は1人もいなかったのが助かった。資料を読む時間を3分ぐらいとり、そのあとこれに反対するかどうかを聴いてみた。11人中5人が反対すべき、という意思表明をしてくれた。中には「そんなに危険そうには思えない、よくある物質?」というところまでたどり着いた学生もいた様子。(あえて種明かしはここには書かないでおきます。) 
  • 続いてWikipediaでDHMOのことを紹介してから来週の課題として、少々予定から外れるが、アンサイクロペディアから任意の記事を選び発表するという内容を指示しておいた。こちらのサイトは知っているという学生が半分近くいた。どんな発表形式にするかはまだ考えていないが、いつものパブリックスピーチ風にはできなさそう。「あらすじを要約」(1分)面白かったところ(1分)面白くないと感じるところ(1分)ぐらいかな。
  • 「音読破」は次回は2章「特許要件」から開始し、時間があるところまでは続ける予定。


第3回 10月2日

  • 欠席者2名。事前連絡があったのは1名だけだったが、始まった直後に「体調不良、寝坊」とのことでもう1名から連絡があった。改めて「ゼミぐらい休むときは直前までに連絡しようよ」ということを伝えた。特に先週、司会者に割り当てていた学生が事前連絡なしで欠席していたので、そのへんも注意しながら。
  • 事務連絡として「知財関連企業見学のお知らせ」を少々。プリントを簡単に説明してから読んでもらう時間を少々取った。
  • 今日はまず直前に思いついた「メールの書き方」の話から。こちらの記事をスクリーンに映しながら説明。なんでこんなことを説明しようと思い立ったかというと、今回たまたま全員から事前にメールしてもらう必要性があったのだが、その中で特に「イラッとする」メールがあったから。上掲の記事で言えば、1・2・3すべてに抵触するし、4もシンプルすぎる書き方だったので。悪い見本ということで提示させてもらった。
  • 予告していたパブリックスピーチ練習は前回同様「ブログなどWeb記事を紹介する」というテーマ。事前にURLの通知があったのは10名(うち2名は欠席)で、2名からの通知がなかったのは残念。話題に出たのは「オリックス・バファローズ公式HP」「コミュニケーション能力」「お気に入りのロックバンド」「JOYSOUND公式HP」「ひらめき箱」「ことりっぷ」「ラグビー部のHP」「全国書店・古書店マップ」「福原愛」「Amazon」「Hulu」。前回同様、準備不足の学生が多かった印象。
  • 全体講評を少々。砂時計をのぞき込むのは良くない、話を聴く態度が良くない、時間超過、声が小さい、アイコンタクトが足りない、百科事典的情報の提示は聴衆が飽きる、ちょっと早口、メモの取り方が甘い、など、個人名を挙げながら1人ずつチェック。
  • なぜかこの時点で残り時間は20分だったので「ご歓談」の時間は取らず次のテーマへ。今日用意していたのはこれからの進め方についてディスカッションすることだが、以前考えていた「現代用語の基礎知識」を使ってニュースキャスターの真似事をするというアイデアよりも、知的財産学部なんだから知財検定3級のことはどうだろう?と提案。そして知財検定3級の公式テキストの第1章のコピーを配布し、チームごとに音読していくことを提案し、実際にやってみることにした。具体的には前から列ごとに3チームに分かれ、句点で話者交代するという形での音読。入るタイミングが難しいので、ゲーム的な要素もあり、それなりに集中力も必要。ただ音読するだけだが、ちゃんと読めば興味を持たせることもできるだろう。学生らも楽しんで参加していた。
  • そして次回からこの本を音読用の素材(教科書としては使わない)として使うことにした。来週から使いたいので10%引きで買うには間に合わず、一部はこちらの持ち出しになってしまうが(実際にはクレジットカード払いのポイント還元などもある)3240円の本を3000円ずつ、次回徴収して利用することにした。知財や法律を専門としない教員の基礎ゼミなので、学生らには申し訳ないと思っていたが、こういう形でならお手伝いできるかもしれない。



第2回 9月25日

  • 欠席者3人。以前に4人が欠席したことがあったため、それに比べるとマシとも言えるかもしれないが、全部で12人しかいないゼミでの3人となると、かなり寂しい感じがした。しかも司会者に指名していた学生が欠席したので残念としか言いようがない。この罪は決して小さくないぞ…。急遽、来週のゼミでの司会を予定していた学生に代役をお願いしたところ快く引き受けてくれた。
  • 今回のパブリックスピーチ練習は「ブログなどWeb記事を紹介する」というテーマだった。事前に紹介するWeb記事のURLを神谷宛に送るように指示していたのだが、指示通りに送ってきた学生はわずか1名。そのためいちいち検索しないといけなかったので、欠席者が多かった割には時間がかかった気がする。
  • 紹介されたWeb記事や話題に出たのは「いろいろランキング」「Windows用フリーソフト紹介サイト」「YouTube」「ラジおこし」「大学生の読書離れ」「内田樹」「御かぞくさま御いっこう」「尾田栄一郎のWikipediaページ」「ドラゴンゲート」「バイナリーオプション」「IPニュース」「にこさうんど閉鎖」「SmartNews」「検索してはいけないWiki」だった。どうも前回よりも発表が雑な学生が多かったような気がする。3分間の砂時計を使ってやっているが、3分持たないなど準備不足の学生もいた。複数のテーマを喋り何とか時間を持たせようという学生も。かくいう自分もよく考えて見たら3つも別々のテーマを紹介していて時間が超過してしまったので、今日のは悪い見本…。
  • 今日は1人ずつの講評も行った。バラバラのテーマを取り上げるのは良くない(自戒を込めて)、3分の持ち時間が持たないのは残念、自分の意見を述べること、公序良俗に反する内容は良くない、など。必ずしも台本を用意する必要はないが、持ち時間を使い切れるぐらいの喋りができるようリハーサルをしておくことも伝えたつもり。それと最後に個人的に伝えることになってしまったが、ある学生がダラダラと画面に書いてあることを読み上げていたので、それは良くないということも伝えておいた。
  • 次回のゼミでも同じテーマでパブリックスピーチをしてもらうことにした。今度は準備をきちんとしてきて欲しい。
  • ここでしばらく「ご歓談」の時間を取ってから、2つ目のトピックとしてベネッセの「自己発見レポート」の資料を使ったキャリア形成に関するディスカッション。これは入学直後にやったアンケートに基づいたものだが、夏休みも挟んでいるから、その間に目標なども見つかったという学生もいることだろう。また、このような調査は基本的には「笑い飛ばす」類のものと考えたらいい、という話をした。ちょうど前回のゼミで運転適性検査の話をしてくれた学生がいたのでそれと絡めながら。
  • ゼミの内部では成績を公表してもいいという了解が全員から得られたので、手元の教員用資料(結果をコンパクトにまとめたもの)を晒しながらしばらく情報交換。そして他人と比較して思うことなどを一言ずつ喋ってもらって終了。



第1回 9月18日
  • 事務連絡その1として成績不良者の保護者呼び出し(と書くと大げさに聞こえるけど実質そういうこと)があるということを宣言。我が基礎ゼミでは3名が該当。
  • 無茶ぶりで定評のある(?)我が基礎ゼミだが、5分で準備して持ち時間1人3分で「夏休みの出来事」を喋ってもらった。順番決め、メモ取り、司会は神谷で、アイコンタクトの評価票(スピーチ中に目を合わせることができたか?を記入するExcelで作ってプリントアウトしたシート、自分の名前の欄は当日の発表中に全員と目を合わせることができたかどうかのチェックに使う)を最初に配ってから開始。
  • 話題に出たのは「卓球部の合宿の話」「ロックフェスに参加した話」「鳥人間コンテストに参加した話」「入院中の話(これは神谷)」「アメリカに行った話」「ラグビー部夏合宿の話」「夜のバイトの話」「高校の友達と3人でUSJに行った話」「映画『マレフィセント』を見に行った話」「ナガシマスパーランドに行った話」「高校の友人とカラオケに行った時の恐怖体験」「合宿免許を取りに行った話」と盛りだくさん。みんな以前よりも人前で喋ることが確実に上手くなっている気がします。
  • 今日は特に全体コメントを言うことなく自由なディスカッションに移行。
  • 事務連絡その2として、後期のスケジュールについて説明。合同授業が2回ある。そして後期も「遠足」に行きたいということも伝えておいた。次回の前半はパブリックスピーチの続きとして、「ブログなどWeb記事を紹介する」というテーマを指示。さらに紹介するサイトのURLを前日までに神谷に知らせ、きちんと発表原稿(3分)を用意してくるよう伝えた。後半はベネッセからの返却物一式を使った内容を扱う予定なので、これも持参するよう伝えた。夏休みの間に「変化」した学生も多いだろうけど、キャリア教育もそれなりにやらないといけないので。
  • 以上でネタ切れのため初回は10分早く終了。



9月6日 授業記録ブログ開設
書けるかどうか分かりませんが…とりあえず準備中です。

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