2014年12月4日木曜日

2014年度 後期 情報処理実習(応用)IV 授業記録

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第10回 12月3日
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  • 今日もKさんだけしか来なかった…。T君、Iさん、一体どうしたの?
  • Kさんには前回の課題の添削結果を踏まえた修正作業から始めてもらうことにした。データベース関数の列指定が間違っているのに結果は正しく表示される(理屈の上では4列目を指定しないといけないのに2列目を指定しても結果が変わらない)という謎に二人で悩んだが、ま、いっか。正しく指定するようにしましょうね。そのほかにもちょこちょこと抜けているところがあったが、再提出してもらうほどのことはなかった。でもいろいろ知っているはずのKさんでも「列の非表示」を知らなかったことに驚いた。どうやらフォントの色を背景と同色にすることでごまかしていたのに気づき、天然ボケか何か分からないままコメントをつけて返したが、本当に知らなかった。
  • T君やIさんが来てくれないとあまり喋ることがないので…ほとんど別々に作業していた感じの、授業というにはあまりにも授業らしくない授業でした。まあもちろん事前に添削してファイルも返しているし、Kさんの進度に追いつかれないように「お膳立てファイル」を作っているので、さほど問題はないと思うのだけれど。
  • Kさんは「ゴールシーク」は初めてだったという。自分自身も滅多に使うことがないので(前回使ったのは去年のこの授業)出てくるたびに操作方法を再確認しなくてはならない。でも「マクロ」や「ピボットテーブル」は経験があるらしい。「統計」は未経験らしいけど。
  • いい感じで進めてくれてくれて、今日のファイル提出も完了。少し早めだったけど「Excelのことが大好きで大好きでたまらなくて…」ということでなければ続きは次回にして早めに終わってくれて構わないと伝えたら「もう終わりにします」とのことだった。ちょっと安心した(笑)(いろいろな意味で)
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第9回 11月19日
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  • 今日はKさんだけしか来なかった…。T君、Iさん、一体どうしたの?
  • 「お膳立てファイル」は少々の手直しと分割が必要だったので、Kさんには途中まででいったん提出してもらった。他の2名とはますます差が開きますね。まあこの授業は最終到達地点で成績が決まるようなものなので、これでもよいのかな?と。
  • 来週の水曜日は月曜日の振り替え授業なので、この授業は次回は再来週。それまでにKさんの提出物の添削と、次の「お膳立てファイル」を作成しなければ…。
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第8回 11月12日
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  • 今週も3名とも出席してくれた。まずT君とIさんには添削済みのファイルを返却したので、この修正・再提出から開始。どうもMacのExcel 2011だと微妙に行の高さが違って見えるところがあったのであちこちにコメントを挿入したのだけれど、Windowsで開くとそうなっていなかった。何だろうこれ?
  • しばらくして再提出があり、それぞれまだ修正すべき箇所があったので、口頭で指示して修正して1つ目のファイルは完了ということにした。T君は「グラフいろいろ作成演習」のファイルに、Iさんは教科書を先に進めたいようで、もう少し関数を学習してから「グラフいろいろ作成演習」の方に入ることにした。二人ともなかなか良い感じで進めてくれており、来週にはそれぞれ2つ目のファイルとして提出できそう。特に宿題としては指示していない。
  • 前回から「グラフいろいろ作成演習」のファイルに取り組んでおり、時々立ち止まりながら苦心していたKさんもようやくこのファイルが完成したので提出してもらった。添削して返す程の必要はない様子だったので、細かい修正を口頭で指示して終了ということにした。そして用意している最後のファイル(5つ目)に戻ったが、いろいろ新しいことが出てくるので、もうしばらくかかりそう。でも確実に去年の授業よりは進度が速いので「お膳立てファイル」をあと2週間のうちぐらいには用意しなければならなくなった。嬉しい悲鳴。
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第7回 11月5日
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  • もう来ないかも?と思っていたIさんが約1ヶ月ぶりに来てくれた。まあ途中で休講・補講があったので仕方ないのだけれど、これを除くと実質2週分の欠席。で、そのうちの1回は就職活動だったらしい。もともとこの授業は3年生の配当ということになっているので、その辺りも最大限には配慮するつもり。(これは本当はおかしな話なのだけれど…)
  • 今日は3名とも集まってくれたので、それぞれ個別に作業を指示。まずKさんには前回添削したファイル2つの修正作業から。それなりにおかしなところがあったので、両方ともファイルを再提出をしてもらった。IさんとT君には1つ目のファイルをなるべく早く終わらせることを指示。
  • いつも作業の速いKさんは今日はLesson 57まで終わらせ、INDEX関数まで終了。しかしINDEX関数を知らなかったのか、これをIF関数の入れ子で解決しようとしていた。まあそれでもいいのだけれど、INDEX関数の方がシンプルな式で書けることは知っておく価値がある。そして次のLesson 58以降に入ろうとしたので「待った」をかけて、飛ばしていた「グラフいろいろ作成演習」のファイルをやるように指示した。添削してみたらLesson 44〜Lesson 57のファイルは単純なミス(>=と>の間違いが1箇所だけ)だったので、口頭で修正を指示して目視で確認するだけで終了。
  • 結局、T君は1つ目のファイルの最終課題、Lesson 31で手こずったのか、授業中には完成しなかったので宿題ということにした。そしてIさんもLesson 26ぐらいまでしか行かなかったので、1つ目のファイルを完成させることまでを宿題ということにした。これで欠席1回分ぐらいはカバーできるかな、と思っての配慮。
  • 去年から採用しているこの教科書は延々と練習問題が続くのだが、その割には解説はしっかりしているので、教科書を隅々読めば自習もできるような作りになっている。あとは「お膳立て」さえしてやれば結構なスピードで進めることができる。もっとも、そのお膳立ては著者にしてみれば迷惑なことなのかもしれないが、今年のKさんのように十分に高度なExcelスキルがある学生にとってはお膳立てがないとかったるくてやってられない、という気もする。
  • そしてT君とIさんではIさんの方が課題提出が速かったという大逆転劇!T君、しっかり!
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第6回 10月29日
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  • 今日もIさんは欠席。もう来なくなってしまったのかなあ。残念。Iさんを個人的にサポートしつつ、時々KさんとT君をチラチラ見る、という予定にしていたのに。(Iさん、まだ間に合いますよ〜。)
  • KさんとT君だけになってしまったので、少々やり方を変更することにした。授業開始直後にKさんからの課題提出があったので、その添削。良くできる(できすぎる)学生なので、コメントも少々厳しめに。「グラフいろいろ練習」の課題は飛ばして次々と教科書を進めたい様子は嬉しいが、時間稼ぎのつもりで用意した課題なので…(苦笑)そして添削が終わろうか、というときに次の提出が!慌てて2つ目の添削作業に取りかかり、何とか授業時間内にできた。
  • こちらの時間稼ぎの意図も無視して教科書を進めていたKさんも教科書の問題で引っかかるところがあったらしく、手が上がったので行ってみた。確かにこれはトラップだなあ、と教科書作者を恨みたくなる引っかけ問題だったが、教科書を隅々読めばちゃんと書いてあることに気づかずに先を急ぐKさんにも問題ありかな、と。
  • どういうわけかMoodleの「フィードバックファイル」の機能が使えない状態だったので、どうやって添削したファイルをKさんに返却しようか考えた。そしてしばらく考えて、自分のDropboxに置いたファイルのダウンロードリンクをMoodleのメッセージ機能で送ればいいことに気づいた。しかしこれもブロックしてあり、その代わりメールが送信されるようになっているとのこと。本当に届くのかなあ?あ、そうだ、自分宛に送ってみよう!ということで実験したらちゃんと届きました。
  • 一方のT君はマイペースで進めてくれていたが、1つ目のファイル提出には届かず。でも次回には何とか提出してくれることだろう。次回、添削します!そして…Kさんもまた課題提出してくれるんだろうな。
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第5回(補講) 10月24日(金)
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  • 学生は(予想した通り)誰も来ませんでした。やむを得ずいつもと違う時間帯に補講しなければならなかったので、課題を予めMoodleに載せておき、どこまでやるかは個人毎に指示し、質問がなければ出席しなくて良い、出席は課題提出によって記録するという条件なら、来る学生の方が少ないでしょうね。ましてや受講生が3人しかいないクラスですから。もちろん先生は来ましたけど…早めに帰ろうっと(笑)
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第4回 10月15日
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  • 休み時間の間に1限で出した問題をKさんとT君にもやってもらおう!と思ったので、ちょちょっと書き換えて「2人への挑戦状」ということにした。その間にIさんにはそのまま教科書を進めてもらい、少しでも追いついてもらおうという工夫をすればいいかな、と思ったので。
  • まずはT君が入室。先週のT君の欠席は体調不良だったとのこと。
  • 続いてKさんが入室。早速、この2人には「挑戦状」にチャレンジしてもらった。(写真は授業の最後に撮影したもの。開始時点では実名を入れていたが、ブログ掲載用にイニシャルに書き換えた。)
  • どうやらIさんは欠席の様子。今日は2人だけの授業となった。
  • 「その1」の問題はKさんがすんなり解いてくれた。1限のO君は分からなかったので -3 〜 3 を順番に当てはめて挙動を確認してもらう必要があったのだが、ちょっと考えただけで分かった様子。
  • そして「その2」にチャレンジ。いろいろ試行錯誤をしてくれたが、まさかこれだけで授業時間の大半を使うことになるとは、授業開始時点では思いもよらなかった。さすがに応用4までとってくれた学生(Kさんは応用4だけだが)はセンスが違う!と唸らされた。1限と同じ模範解答を提示したのは授業終了の10分前だったが、それまでいろいろチャレンジしてくれた。中には自分も思いつかなかった別解が2つ(そのうち1つはもっとシンプルな式だった)見つかり、サンプル数10000件で出現頻度を計算してみたらかなり良いと思われる結果が返ってきた。
  • 最後の10分で「その3」以降を解いてもらったが、1限のO君がさんざん苦労して最終的に種明かしをしたら悔しがっていた「得られた結果に+1するだけ」というのはKさんもT君もあっさりと解決してくれた。また「その4」もKさんはすんなりと解決。T君はかなりもたついていた。ここで授業時間終了となったので、Kさんは退室。「その5」の解き方は分かる?と尋ねたら「andとかorを使ったら解けますよね」と当たり前のように返答。さすが!
  • T君は授業後も20分ぐらいチャレンジしていた。結局「その5」までは終わらなかったが、「表を作ればvlookupでも解けますよね?」という鋭い指摘。確かにその通り。T君もなかなかやるな!
  • 今日残念ながら欠席だったIさんもこれまで観察した印象ではExcelに対するセンスは良いと思うので、この授業が終わる頃にはこんな応用問題もすらすら解けるようになるはず。期待していますよ!
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第3回 10月8日
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  • T君欠席だったので、ちょっと寂しい雰囲気?
  • Kさんは先週もうちょっと考えておきます、といっていた文字列関数を使って電話番号を『市外局番-市内局番-番号』に分割するという課題は出来なかったとのこと。残念でした。
  • 今日からKさんには教科書の一定範囲まで「お膳立て」したファイルでの練習。(例によって著作権上の理由によりファイルを公開できないのが残念です。)絶対参照のところとグラフを指示通りに作るワークシートが大量に用意されているが、それを今日もすごいスピードで次々こなしていた。あと2つ演習を終えたら1つ目のファイルを提出できるらしい。
  • Iさんはちょっと遅れていたが、着実に一つ一つ演習問題をこなしていき、とうとう教科書p.32以降の「お膳立て」ファイルがある「スタートライン」に到達。今日は絶対参照に関係する3問を解くだけだったが、これでも相当に速い。次回、絶対参照のことを絶対に忘れずにいてくれるかな?
  • 10/22休講、10/24補講の件を連絡。3・4限に10401教室にて、応用Ⅱの授業との合同でどんな質問にも答える形式で補講するが、当日の課題として指示する内容は既に用意してありMoodleにアップもしてあるファイルを自由に進めておくこと、そして進んだところまでが成績にそのまま算入されるということにしているので、補講に来ないのも自由。
  • 本人には(とても恐ろしくて)確認しなかったが、もしもKさんが2コマとも補講に来ます!ということになったらどうしよう?と思っている(笑)どんどん先に進んでしまい、教材の準備が追いつかなくなるかも?なにしろ昨年度の同一授業で最終的に進んだところまでしか「お膳立て」教材は作っていないので。
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第2回 9月30日
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  • こちらは時間通りに3名とも来てくれたが、前の授業の授業記録ブログの更新を休み時間にやったら止まらなくなって若干この授業に食い込んでしまった。反省。
  • レベルがバラバラな3名なのでどうしようか迷ったが、今日までは進度調整用に用意していたExcel関数の練習用ファイル一式をそのまま2名にはやってもらうことにした。そしてあとの1名は教科書の続きをやってもらうことにした。
  • KさんはExcel関数の経験もあったので、是非最終課題までチャレンジしてもらうよう勧めてみたところ、らくらく最終課題まで到達。でも一番最後の0120-444-444の文字列分解(市内局番と番号の桁数がバラバラの状態という前提条件のもの)にはかなり苦労していた。結局、この授業時間中にはできず、もうちょっと考えてみますとのことだった。
  • T君はいろいろ躓きながらも演習(5)の vlookup関数までは到達。これでも教科書の進度から考えるとかなりのスピードでのクリアとなった。T君の課題は今週にはできたことが翌週になるとできなくなっていることがあるということ。きちんと基礎基本を押さえつつ次に進んでいって欲しい。
  • Iさんはこつこつと教科書を丁寧に進めていってくれた。入力速度には問題はない。やや残念なのは「手抜き」の仕方を十分に知らないこと。Excelの場合、入力速度よりも、コピー&ペーストによって作業が簡略化できるところがいろいろある。それを押さえてくれたらさらに入力も速くなる。
  • 三者三様だが、それでも今年の受講生は総じてレベルが高い。いい「Excel使い」になれそうな気配が今の時点で感じられるのは授業者としても嬉しい。
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第1回 9月24日
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  • 今年のこの授業はExcelを少なくとも授業10回分(最後の5回も学生が希望すれば引き続きExcel)をやることにしている。今朝の時点での履修登録人数は3人で、3人とも出席してくれた。しかし3人とも教科書を持っていなかったので、1回目はコピーを多めに渡し、どのぐらいのレベルから始めたら良いかを観察させてもらうことにした。
  • 偶然にも同じ名字の学生が教室に2人いることが分かったので、下の名前で呼び分けることにした。
  • しばらくして3人ともレベルがバラバラということが判明。さすがにシラバスにExcel未経験者も歓迎という文言があるとはいえ、これだけのばらつきも珍しい。顔なじみの学生はIさんとT君だが、自分の授業を初めて取ってくれたKさんはずば抜けてよくExcelを知っているレベルだった。T君は常連さん(確か応用I〜IVの全科目を履修)で、Iさんは応用Ⅲの時から顔見知り。だがIさんはExcelは全く知らないレベルとのこと。
  • 今年はしばらくは教科書を順番に進めていこうというつもりだったが、Kさんがすごいスピードで課題をこなしていき、なおかつ退屈している様子だったので、教科書との連動はないものの、どこかでやろうと思っていたExcel関数の練習用ファイル一式(毎年使っているもので改変・再配布自由。自分の授業では応用2のクラスでも使っている。)を急遽Moodle上に公開し、適当なタイミングでこちらの練習に移ってもらうことにした。しかしKさんはこれまた予想外のスピードでどんどん課題をこなしていた。多分このクラスの過去の受講生の中でも1・2を争うレベルだと思う。おそらく最終課題にもチャレンジしてくれることだろう。(最終課題をクリアできたのは過去にはごくわずかしかいなかったような気がする。)
  • 一方、IさんはExcelがほぼ未経験の割には飲み込みが速いので助かっていた。教科書の練習問題をこつこつと進めてくれていた。ちょっと気になるのはT君。Kさんと同じワークシートを使って関数の学習を進めていた。大学生がExcelを利用する機会はほとんどないとはいえ、かなり忘れているのが残念。まあ復習しながら少しずつでも頑張って欲しい。
  • 来週は3人とも教科書を買ってくるように伝えたが、どんな感じで進めていくか要検討。Kさんには未経験のところだけをどんどん進めてもらうことにしようかな。


9月6日 授業記録ブログ開設
書けるかどうか分かりませんが…とりあえず準備中です。

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