2014年5月13日火曜日

【2014前期・火1/2】資格英語I 授業記録

おことわり

体調不良のため、今学期の授業記録ブログは取りやめることにします。

授業メモは用意しているのですが、これを一般の皆様にも読んでいただけるように加工する作業に毎回、かなりの時間がかかっていました。

でも…作った資料とかだけ公開しちゃおうかなあ…。

5/13 第4回

  • 今年はゴールデンウィークが飛び石連休だったため、曜日の都合で火曜日は2回連続で飛んでしまった。(そして今日の授業の準備も5/8に締め切ったレポート課題の採点もは3週間も猶予があったのに前日に…悪い癖です)
  • まずはレポート課題の返却。2枚セットにし、1枚目に合計点を書いた。4/22の授業でも少しだけレポート課題の書き方について説明していたので、その説明に相当する程度の書き込みであれば1枚あたり3点で合計6点。このレベルの学生はほとんどおらず、それぞれ独自の観察内容などを書いてくれていた。そして最高点は1枚あたり6点で合計12点。数名しかいなかったが、音の変化や強く読む所の観察などをかなり丁寧に書き込みをし、分からない単語をきちんと調べて書き込んでくれていた。その一方で提出のなかった学生もいたわけで、この時点で12点の開きが発生。そしてこの点数はそのまま成績に算入する予定。
  • 今日のラーニングポートフォリオを配布。(著作権の都合により最初の1ページのみ公開します)A3の両面印刷で、まずはシラバスに予告している予習内容をやったかどうかを自己申告、そして9問の小テスト(ディクテーション3問、教科書のPart 1形式の問題の写真を見ながら簡単なT/F問題に切り替えたものを6問)を実施し、それを自己採点して0〜2点に換算。これもそのまま成績に算入するが、この程度で不正をすることが内容に釘を刺しておいた。TOEIC本番はもっと厳しいし、世の中はもっと厳しい、みたいなことを言いながら。
  • 今日の範囲は教科書のUnit 4という、Part 2の導入に当たる箇所。英文としてはわずか20文しかなく、これをどう90分の授業に引き延ばすかでちょっと考えた。まず、疑問詞や疑問文の種類を、英単語を聞き取って書く作業の前に持ってきた。TOEICのPart 2対策と言えば「冒頭1語にとにかく耳を傾ける」というアドバイスがまかり通っているが、自分はそうは思わない。むしろ問題文は全部聞き取って欲しいと考えている。そのための学習をどんどんやるべきだと思っている。そして本当に「冒頭1語」で分かるのか?という話をしてから、疑問詞を入れる問題は日本語訳を読み上げる時に放送禁止用語のように疑問詞の部分を「ピー」とか「ぴよぴよぴよ」と言っても他の部分からの類推で、全体の意味は分かるだろう、ということを説明。その後で疑問詞などの穴埋めを実施。これを教科書での区切りに従って5問×2つ×2セット。
  • 教科書を忘れた学生のラーニングポートフォリオには「だめです」の押印。
  • リスニングの説明ではいつもやっている「読んで分からないものが聴いて分かるわけがない」という、毎回の授業で5回ぐらいずつ、そしてこれからも50回ぐらい言うだろう呪文を唱え、まずは「分からない単語はないか?」を中心に、サブテーマとして「どこがくっつく可能性があるか?」を相談させながら自由にラーニングポートフォリオに書き込ませた。(この作業は補講および ゴールデンウィーク中の課題の方法に準拠)また、こういった作業が簡単すぎるという学生のオプション課題として、和訳として示されている内容を英作文するという内容でもよいことにした。(これは常々気に掛けている教室内での学習の複線化の一種のつもり。いろんなレベルの学生がいる教室なので、上のレベルの学生はそれなりの、下のレベルの学生はそれなりの学習ができたらいいと思っている。)また、作業中には質問受けで教室を巡回し、質問者には「おっけい合格」の判子を押して回った。
  • ラーニングポートフォリオの裏面には今日出てきた20個の例文が再掲されており、これを使った学習は最後の10分に実施。(15分とっておけば良かった…)ここでは書画カメラを使いながら1問ずつ「CD音声」→「神谷読み」→「プリントに書き込み」→「解説」というアクロバティックな方法で進めていった。
  • ラーニングポートフォリオを回収して終了。授業後に採点。次回返却。このラーニングポートフォリオは学習のための「宝物」にして欲しい、というような話もどこかでしたような記憶がある。


4/30(水)・5/1(木) 第3回 補講 (この科目の授業記録ブログはなぜか「ですます調」で書いていることに気づいたけど違和感ありまくりなので第3回以降は「ですます調」は取りやめます。)
  • 毎週水曜日の非常勤先の授業(1限・2限)から急いで帰ってきて4限・5限にこの授業の補講。あまり考えずに水曜日の4限・5限に補講を入れてしまったが、この科目の主な履修者である2年次学生の選択科目がこの4限・5限に入っていることに遅ればせながら気づいた。そのため出席者は3名・4名というかなり少ない人数だった。通常の1割程度。
  • しかし、この選択科目を取っていないと思われる学生が補講の教室の前まで来ていて、自分が入室しようとした時に「補講って出なくてもいいんですよね?」とニヤニヤしながら尋ねてきたのにはちょっと呆れつつ「いいよ」と答えておいた。案の定、その全員は入室しなかったが、そのことは第2回の授業の時に既に伝えていたはず。念には念を入れての確認ということなのか。
  • 結局、出席者は非常に少なかったが、それでも大人数とあまり変わらないガチでの授業。ゴールデンウィーク明けの5月8日に提出すべき課題のプリントが2枚あり、その解説を行うということは予告していたが、実際に書画カメラで提示しながら「CD音声」→「神谷読み(ゆっくり)」という2回リスニングをやりつつ、それぞれのプリントの指示に従った作業をしながら補足説明をするという流れ。1枚目のプリントは音の変化を、2枚目のプリントは強く読む場所を、それぞれ印をつけるというような課題なのだが、そこに音変化のルールや部分的に発音記号などを書き添えながら説明した。補講に出席してくれて、なおかつ説明内容を一通り書き写してくれれば8割以上の評価になるということもあり(そもそもそれだけ人数が少なければサボるわけにもいかないだろう)みんな熱心に作業しながら聞いてくれた。
  • 結局2枚目のプリントの途中までしか進まなかったので、残りは各自でやっておくように、という指示にした。
  • 今回の補講は「追加公演」の要望があり、3名の学生を相手に5/1の2限に自分の研究室でプロジェクタとスクリーンを使って同様のガチ授業をやることになった。この学生らはみな水曜4限・5限は別授業の方に出ていたらしい。
  • 後日談。課題は63名から提出があった。みんなそれなりにしっかりCDを聴いてやってくれていた様子。これなら補講を欠席していてもいいだろう、というレベルだったので一安心。

4/22 第2回
  • この授業はリスニング対策の授業なので、とにかくあの手この手でいっぱい英語を聴いてもらいたいと思うのです。だから教科書の収録音声も4回ずつ聴いてもらうという「かなりうざい」ことを始めました。ただし「CDの音声を聴く」→「神谷が読み上げる」→「CDの音声を聴く」→「答えを見ながら聴く」という流れで進め、どこかで問題に答え、どこかで答え合わせをするということを指示することにしました。オプションメニューとしてディクテーションやシャドーイング、オーバーラッピングなどをやっても構わないということにしています。
  • ゴールデンウィークの曜日の都合で火曜日は来週・再来週の両方が飛んでしまいます。また、どこかで補講を1回確保しなければならないことになっており、そのパズルに頭を悩ませていました。しかし授業当日の朝、ひらめきました!自力でも出来る程度のレポート課題にし、ゴールデンウィーク明けを提出期限にし、補講はゴールデンウィーク前に実施して、そこでレポート課題の解説を行うという流れです。
  • 課題はA3サイズ両面2枚でプリントに直接書き込みます。1つは「教科書付属CDを繰り返し聴きながら、行間に音の変化を書き込みましょう。変化した後の音はカタカナで書いても構いません。学んだこと・気づいたことをそれぞれの右側・余白に書き込みましょう。」そしてもう一つは「教科書付属CDを繰り返し聞きながら、強く読まれるところに○をつけましょう。また、弱く読まれるところはどう聞こえますか?学んだこと・気づいたことをそれぞれの右側・余白に書き込みましょう。」ということにしました。 
  • この課題がそのままラーニングポートフォリオになりますが、出典が教科書Unit 1〜2の例文そのままなので、著作権の都合上、公開は差し控えます。
  • そういえば今年の教科書について書いていなかったですね。TOEICテスト公式プラクティス リスニング編です。この本は解説も詳しいので、これをうまく使っていろいろな学習を行ってもらえるよう、シラバスを書く段階から練りに練った内容にしました。なかなか「うざい」シラバス(笑)ですが、これぐらいやれば絶対に聴き取りの力は伸びることでしょう。

4/15 第1回
ラーニングポートフォリオ用紙
A3に印刷 シラバス補足事項を説明しながら配布。
教科書収録の問題+振り返り
冠詞について説明

2014年5月9日金曜日

【2014前期・木3】基礎ゼミナール 授業記録

=================================================
第5回 5月8日
テーマ:何か面白かったTV番組/動画コンテンツについて喋る
    ゼミ対抗プレゼン大会準備(4)
=================================================

  • 自分の手術の日程が決まり、どうやら基礎ゼミだけは補講を前倒しで行うことで、前期いっぱいは担当できる見込みということが分かったので、前回・前々回に来ていただいたK先生は今回から来ていただく必要がなくなった。その辺の話と、密かに暖めている「遠足」の話。できたら前期中に補講も兼ねて行きたいなあ、と考えている。どこへ行く予定かはゼミでは喋ったけど、ブログではまだナイショにしておきます。
  • 知財関係の新聞記事を集めた小冊子を専門系の先生から3冊いただいたので、そのうち2部をゼミ内で6名ずつ回覧してもらうことにした。付箋を貼って6名ずつ名前を書き、呼んだら自分の名前のところにチェックをして他の人に回す、ということにしたら、2冊のうちの1冊で今回のゼミの時間中に3人目まで回ったという冊子があった。最初の2名はあまり知財に興味ないのかなあ?とちょっと心配。
  • 模擬パブリックスピーチも4回目。今回からはテーマ予告ということにしておいた。本来なら2週続けて同じテーマは避けるべきなのだが、予定していた「この1週間で受けた授業」というのはさすがにゴールデンウィークではあり得ないと思ったので、予告テーマの1回目は前回と同じテーマにした。さすがに予告していただけあって、みんなそれなりに準備してきてくれていたし、話し方も堂々としてきた印象。自分は「ヒマラヤの小学生が過酷な通学をしているのはヤラセではないか?」という話。司会者を勤めてくれた学生君のメモ取りも十分満足のいく内容。
  • 全体講評として、後ろから見ていてではあるが、話を聞く態度が悪かった学生に注意。そのほか、声の大きさ、メモを参照する度合い、笑顔などの観点でコメント。
  • そしてその後のディスカッションタイムでは「さしすせそ」を紹介。これは「さんせいです」「しらなかった」「すごいですね」「センス良いですね」「そうなんですね」というもので、これらのうちのどれか2つぐらいを使い、隣の席以外の人とペアになって「褒め合う」練習をしばらくやってから、「この話題も追加したらよかったんじゃない?」という観点を入れさせた。
  • そしていったん着席させてから「さしすせそ」は合コンで使うと良い、という話題提供。ゼミの数日前にたまたま見つけたので取り入れてみた。また、「この話題も…」という点は「建設的な議論」につなげるために必要という話。合わせて合コンの「たちつてと」として「たいしたことない」「ちがうでしょ それ」「つまんない」「てきとーでいいよ」「とんでもない」というNGワードを紹介した。これもたまたま検索していて見つけた。
  • 残りの30分はゼミ対抗プレゼン大会の準備。今回はまず前回4チームそれぞれが作ったアイデアメモをマグネットでホワイトボードに貼り付けて全員で参照。そしてその後、チーム毎に分かれての作業を続けさせた。今回の終了時間間際にもう一度マグネットで貼り付けて、というのをやってもいいかな?と思っていたが、今回ではなく次回に各チーム2分程度のプレゼンをやってもらうということにした。ただ、4チームのうちの1チームがテーマが広がらないということで、別のテーマに変えることになった。
  • 次回あたりからそろそろどのチームに発表を任せるか、だんだん決まっていくかな?というところ。発表できないチームも別の授業で発表の機会があるらしいので、そちらで活かしてもらえればよい。そして選ばれたチームを全員で支えてアイデアなどを出し合うというような形で進められれば理想的かな、と。
  • 次回の模擬パブリックスピーチのテーマは「受けた授業」。ちゃんと準備してきてくれるかな?

=================================================
第4回 5月1日
テーマ:何か面白かったTV番組/動画コンテンツについて喋る
    ゼミ対抗プレゼン大会準備(3)
=================================================
  • 何かと無茶ぶりをする我が基礎ゼミだが、今日も予告なしの模擬パブリックスピーチ。しかも今日から司会者も学生に割り当てることにした。テーマは「何か面白かったTV番組・動画コンテンツ」とした。前回の「面白かった授業」の時は同じ授業を取っている学生がいる可能性があることを考えると、全く同じ動画を見たことがある学生は少ないだろう、という判断で、少しだけレベルアップ。
  • 準備時間は10分程度ということにした。そしてその間に司会者を指名。ただし今週からは学生番号順で司会者を指名するのだが、番号が一番小さい学生は何となく来るのでは?と予想していたとのこと。そしてこれまで同様、司会者が自由に発表順を決めるということにしており、自分と病気の交代要員として入っていただく先生もどこかで発表順に加わることとした。(ただし自分は学生の発表準備中にいろいろアドバイスをして回らないといけないので、事前に事務員Gさんの「電車の発車メロディーを勝手にアレンジして弾いてみた」を喋るネタとして用意しておいた。)
  • そして司会者の学生は「指名」「メモをとる」「盛り上げる」の3つの役目を同時にこなすというハードな役目を与えたが「メモをとる」作業が大変素晴らしかった。是非他の学生にも同じようなメモの取り方をやって欲しいところ。
  • まだ人前でアイコンタクトを入れながら話すということには不慣れな学生もいるけど、少しずつ上達が感じられるのは嬉しい。そして自分の発表だが、原稿に近い内容を用意しておいたにも関わらず、ついついいつもの癖で「えー」「あのー」が出てしまった。(ここで想定外の出来事が発生。司会者の学生は自分の発表で取り上げた事務員Gさんの動画を知っていたとのこと。そしてジブリ長編映画の曲を全部つなげて弾いてみた【事務員G】の話でちょっと盛り上がってしまった。)
  • 自分は一番後ろの列で学生の視線と声の大きさなどをチェックしていた。そして全員の発表が終わってから講評。パブリックスピーチという設定なので、ニュース報道された内容を紹介するなら自分なりの意見がないといけない、手元のメモを参照するのは最小限にする、その他もろもろ、個人ごとにコメントなど。
  • 次回以降のスピーチについて予告。次回からはテーマと司会者を予め指定している。今後のテーマとしては「受けた授業(2回目)」「見たテレビ・動画コンテンツ(2回目)」「読んだマンガ」「ブログなどWeb記事」「雑誌記事」「文庫・新書・単行本」「知財関係の話題」を授業回ごとに取り入れる予定。後半はタイムキーパーを用意したり、ビブリオバトル的な内容にしたり、といろいろな工夫を取り入れる予定。
  • スピーチ後のタスクは今日も少しレベルアップ。今日は手元のメモを参照しながら隣の人のスピーチ内容を再現するというものにしてみた。全くメモを取っていない学生も1名いたが、早く「大学生」に進化して欲しいものである。
  • そして前回と同様、全員が立ち上がって教室内を巡回しながらお互いに質問しあうという時間を少し設けた。ただし前回「質問>回答」だった人はなるべく今回は「回答」に、また「回答>質問」だった人はなるべく今回は「質問」に時間を割くよう指示。
  • そうこうしているうちに残り時間が30分弱となってしまった。まだ基礎ゼミ対抗プレゼン大会でどういう発表をするのかは具体的には決まっていないが、テーマ的には4つに絞れてきた感じ。今日からの発表構成案作りではフリクションペン4色セットを用意しておき、チーム毎に貸し出してA3用紙にアイデアを書きまくるという方法を取り入れた。あまり時間がとれずにこの用紙を使う方法について詳しく説明することはできなかったが、いずれはマインドマップ的な使い方に持って行こうと思っている。
  • テーマがある程度絞れているチームには次のステップとして、次のどのまとめ方が適切かを考えさせた。他にもあると思うけど、とりあえずこんな内容を含めたプリントは学生に配布済み。
    • あらすじを要約(1分)面白かったところ(1分)面白くないと感じるところ(1分) どんな資料か(1分)主観的に面白かったところ(1分)客観的に面白いと思われるところ(1分) 
    • どんなことが述べられているか(1分)どんな問題があるか(1分)どう解決するか(1分) 
    • こんな考え方に出会った(1分)これまでこう思っていた(1分)これを議論に付け加えたい(1分) 
    • こんな議論があった(1分)これはこう思う(1分)こうすればもっと良くなる(1分) 
    • こんな問題意識を持っている(1分)こんな議論を見つけた(1分)自分ならこうする(1分) 
    • 資料からまとめる(1分)資料以外からまとめる(1分)各自の意見(1分)
  • 今後、4つのチームから1つに絞り込み、全員でそのテーマについて考えるという方向で進めていくつもり。それとパブリックスピーチのあとのタスクも次回分のネタは思いついています!(今はナイショ)

===========================================
第3回 4月24日
テーマ:何か面白かった授業について喋る
    ゼミ対抗プレゼン大会準備(2)
===========================================
  • 病気の交代要員として入っていただく先生に雰囲気を見ていただくために今日から見に来ていただいた。
  • 教室の机は可動式なのだが、電源ケーブルが予想よりも短く、さほど自由に動かすことができなかった。ちょっとこれは失敗。しかしほんの思いつきでインターネットラジオでJazzRadio.comあたりのチャンネルをかけっぱなしにしておいたらなかなかいい雰囲気だった。
  • 今日のマクラは「芸人に「ネタやって」と言えば何か面白いことがかえってくるように、知財を勉強した人に「何か知財のネタやって」と言われたら(面白くなくても)話題の一つや二つ、しゃべれないといけない。ゴールデンウィークに会う地元の友達から「知的財産学部」って何やってんの?って聞かれたらなんて答えますか?」という話。
  • 最初のセッションは「何か面白かった授業について全員が喋る」という無茶ぶりだが、5分ほどの準備時間で全員が1人ずつ前に立って堂々と喋ってくれるのは嬉しい。テーマは「4月の最初から今日の2限までの範囲で、何か面白かった授業について、即興でしゃべる。その授業を取っていなかった学生にも伝わるように。」という内容。そして0回目の時のように、人前で喋る時のルール(聞こえる声、丁寧な言葉遣い)(+アイコンタクト)を忘れずに!という形にしたが、これはちょっと怪しげな学生もまだいた様子。質疑応答を入れて3分ということだったが、1分ぐらいしか持たない学生もいた。少しずつ伸ばして行ければよいかな、と。
  • お手本として自分ともう1人の先生が3分で「最近の関心事」の話を「人前で喋る時のルール通り」で話す、ということで、自分は「英語の授業を面白くするためにフラッシュ型 例文・対訳提示ツール」を使っているという話を紹介。もう1人の先生は最近ウェブページを書き換えられたということで、そのハードコピーを学生に配布しての話をされた。
  • たまたまその先生の話はウェブページの内容にはない話がいくつかあったので、「文字として書かれていない内容がどれだけメモを取れているか」という話を間で挟ませてもらった。これは後期あたりに少し丁寧にやろうと思っていたこと。
  • そして0回目と同じように、自分が司会者となって、ランダムで学生を当て、学生はメモを取り、また自分もホワイトボードに聞こえた内容を要約するという流れで12人続けて実施。途中、1分程度しかしゃべれない学生も数人いたので、予想以上に早く終わった。そして趣旨にあったスピーチができたかどうかということで1人ずつ採点し、12名中7名を合格とした。
  • ここで一工夫。まずは各自のメモ内容だけを見て、それぞれのスピーチ内容が再現できるかという観点での分析をさせた。そしてその後でスピーチをした学生は「その話の内容の専門家」なので、興味を持った話をしてくれた人のところにもっと詳しい話を聞きに行く、というフリータイムを設けた。途中でいったん強制終了し、別の人のところに聞きに行くという形で計2セット。そして「質問することと答えること」のどちらが多かったかを自己分析させ、いずれはどちらも出来るようになって欲しい、という話に繋げた。そして最後はせっかく大学にいるのだから、いろんな先生に質問してほしい、という話で最初のセッション終了。
  • 2つめのセッションはゼミ対抗プレゼン大会の準備の2回目。とりあえず一番最初に座った席に戻らせ、隣の人とテーマ決め。NHK報道番組「特集まるごと」ポータルページを見てきた学生が誰もいなかったのは残念だったが、その代わり発表ネタを既にピックアップしてきている学生もいたのは心強い。また、全くテーマが思いつかない時のために、「現代用語の基礎知識2014」を用意しておき、それをパラパラ捲ってストップをかけ、さらに別の学生がそのページの中のどこかを指さすという形でトピックを選び、それと知的財産との関連を考えさせるというような「遊び」も行った。
  • 来週までにもう少しネタを考えてくること、そして「話題元2分、自分で調査3分、各自の意見2分」の計7分のうち、最初の話題元2分だけは何かトピックを選んで来てくれたらいいなあ、と言う形で宿題を指示して終了。
===========================================
第1回 4月17日 + 補講(4月10日分)
テーマ:ベネッセ自己発見レポート
    ゼミ対抗プレゼン大会準備(1)
===========================================
  • 先週の4月10日のゼミは検査入院のためいきなり休講になってしまったが、そもそものきっかけとなった月曜2限の受信英語の授業で突然倒れてしまった時にゼミ生も助けてくれたようで、最初しばらくはその話でもちきりだった。
  • 今後の対応等とゼミ対抗プレゼン大会について最初の10分ほどで説明をしてから、別のゼミと合同で(本当はその必要もないぐらいに回復していたのだけれど、安全策を講じて下さった)ベネッセ自己発見レポート(大学生基礎力調査Ⅰ)を実施。早い学生は開始後60分ちょっとで退室できる状態になっていた。
  • もともと基礎ゼミのあとの4限はゼミの一環として使える時間枠になっていたので、この時間を先週の休講分の補講とさせてもらった。
  • 今日のゼミの配布物はブログにも掲載しているこちらの記事をプリントアウトしたもの。今後のゼミの予告のようなものとして配布したわけだが、この中のいくつかはプレゼン大会のネタ決めにも使えそうということで、特に「26. NHK報道番組「特集まるごと」ポータルページ http://www3.nhk.or.jp/news/marugoto/ から好みの記事を1つ選び、1分で説明する。そしてこれに関する情報を調べて1分で説明する。さらに自分の意見を1分で説明する。(3分間スピーチの練習)」を2分+3分+2分に引き延ばして7分のプレゼンに仕上げることができないか、という観点で、使えそうな素材を探してくることを次回までの宿題にした。
  • あまり偏見で割り当てるのは良くないと思いつつ、学生に乗せられてしまい、事前に考えていた「登壇者の立候補がなかった時のための3人の候補者」を早くから公表してしまうことになったが、立候補に近い形で登壇を希望する学生がいたのは心強い。途中で議論に参加しない学生が3名ほど発生してしまったが、強制参加させることでとりあえずは何となく全員で考えるという方向付けまではできたかな、という印象。
  • 事前の予告なしだったため、4限の方は2名が別の予定が入っているとのことで出席できなかったが、既に学生の間の連絡網はできているようで、そちらで連絡してもらうことにした。
===========================================
第0回 4月4日 初顔合わせ
テーマ:場面に応じた適切な言葉づかい/メモを取る
===========================================
  • 新入生オリエンテーションの3日目の中で基礎ゼミについての紹介があり、担当者全員が教室に集結。最初の30分で趣旨説明とクラス分けの発表。ここでは担当教員ごとに1人ずつ名前を呼ばれ、その場で起立して顔合わせを行うという形でやった。
  • 我がゼミには12名(男子10名、女子2名)が決定。そして続く1時間弱でゼミごとに教室に分かれ、初回ゼミ(シラバスには掲載がなく、正規の木曜3限ではないので、とりあえず第0回と呼称しておこう)を実施。
  • まずは自分の自己紹介を兼ねた軽いトークから。自分自身、大学4年間はとても楽しく過ごしたが、それでもやれなかったことや後悔していることはある。みんなも大学を出てしばらく経ってから振り返って見たときに必ず何か後悔することもあるだろうけど、できることなら後悔が少なくて済むような、充実した大学生活を送って欲しい、というような話から。
  • その後で学生に年齢を当ててもらった。最初に出た答えが43歳ということだったが、もうちょい下、と言ったら2人目で38歳と正解を言われてしまった。どうせならもうちょっと下の年齢を言ってくれてたら話が広がったのになあ、とちょっと残念。そして今年39歳になり、多くの学生は今年19歳になるわけなので、それを踏まえて自分は「大学21年生」と言ってみたら「ヤヤウケ」だった。
  • そしてここから本格的にゼミスタート。教室の机は可動式だが、正面を向いた普通教室型になっていたので、向かい合って座るような形に並べ替えさせた。そしてA4の白紙を1枚ずつ配布し、ホワイトボードに今日のテーマとして「場面に応じた適切な言葉づかい」「メモを取る」と書き、写させた。
  • そして最初は恒例の学生の自己紹介だが、テンプレートとして「私は(      )、漢字では(      )、(      )と呼んで下さい、(      )に住んでいます、この大学をなぜ選んだか、クラブやサークルはどうするか、よろしくお願いします」というような内容を板書し、各自の発表内容をしばらく考えさせた。ここでは「初対面では丁寧な言葉遣い」ということを意識させるようにした。また、テンプレートとはなるべく違う言い回しで、ということでだんだんハードルを上げていった。
  • 当てる順番はランダムということにし、学生に見えないように手元の名簿に番号を振り、それを元に自分が司会者となって「1番目の自己紹介をお願いするのは(学生番号)です。よろしくお願いします」というような形で1人ずつ、前に出てきて喋ってもらった。
  • そしてこの時にメモを取る練習ということで、自分自身もホワイトボードに聞こえた内容を書いていった。聞き取れない時は「場面に応じた適切な言葉づかい」ができていないというように伝え、再度繰り返させるということもやりながら、12名全員の自己紹介が終了。学生らもそれなりに聞き取った内容をメモを取る作業を進めてくれていた模様。(1人だけ怪しい学生もいたが…この対応は来週以降に。)
  • 次に、隣同士でペアになって、いろいろおしゃべりタイム。ここでは「同年齢の会話」ということで、適切な言葉づかいは「ため口」であることを指定。それなりに盛り上がったが、しばらくしてから全員が立ち上がって、教室の別の場所に向かって歩き回らせ、ストップをかけた時点で一番近いところにいる人とペアを新しくつくっておしゃべりタイム。さらにこれをもう1セット。こんな形で初回から和気藹々とした雰囲気を作れたことは良かった。
  • 残り時間が15分ほどとなったので(と思い込んでいた)一度元の席に戻らせてから再度、別のテーマでメモを取らせる訓練ということで、時間割を見ながら、最初は何も趣旨説明せず、科目名を読み上げてメモを取らせた。これは履修登録の時に選択科目として取れる科目群。実はそんなに多くなく、前期7科目、後期5科目しか候補がない。そしてこの中から最低9科目取ることで登録上限単位数に達する。もちろん全員が上限ぎりぎりまで登録するわけではないが。こんなふうに何か別の資料を見ながら、必要な形でメモを取ってから、あとでどういう趣旨のものだったか種明かしされるというタイプのメモ取り練習も、いろいろな授業で出てくることだろう、というように説明。
  • 来週木曜日の第1回ゼミの翌日からが履修登録期間なので、次回までの宿題(?)として、選択履修する科目を選んで、なぜその科目を選ぶのかというような話を「場面に応じた適切な言葉遣い」で1人ずつ喋ってもらうことを予告して終了。
  • 実は今回のゼミのあとで避難訓練があったのだが、開始時間を勘違いしていて10分強の時間が余ってしまった。ゼミ内での連絡網を作っても構わないということにした。こちらからの情報は大学のメールアドレスやポータルサイトで通知するというように伝えたが、学生らは自由らに「非公式」に連絡網を作ってもよい、そしてそこには自分は参加しないということにしたが、1人の学生が音頭を取って、早速LINEのグループが作られた様子。良いことだ。
  • 可能であればこのあと一緒にお昼ご飯を食べに行って欲しい、というような話や、後期ぐらいにゼミで「遠足」に行くというような話を伝えてゼミは終了。直後に「地震避難訓練」があり、とりあえず机の下に隠れさせたあと、事前の指示書き通りに8階から1階まで全員が降りたところで解散。

2014年4月26日土曜日

【2014前期・月3】ブリッジ・イングリッシュa 授業記録

おことわり:今学期の授業記録の体裁はバラバラです。この授業は昨年度までのブリッジ・イングリッシュⅡとあまり変わりませんので、ちょっと日記っぽく、今学期の新たな取り組みを中心に、少し力を抜いて掲載することにします。これまでのように「質問コーナー」で寄せられた内容は…書きたくなると思いますが、書かないことにします。

シラバスはこちらです。今年度から予習・復習欄の記入が義務づけられましたので、昨年までのシラバスよりも相当ウザいです。(笑)

第4回 4月23日(補講)
  • 第1回の補講を実施。こちらの都合で休講にしてしまったし、今日は出席は一切とらず、来てもこなくても出席扱いにする旨を前回配布の「シラバス補足事項の補足事項」に書いておいた。(でもやっぱりなるべく多くの学生に集まって欲しい…)しかし入学したばかりの1年生が多い授業なだけあって(しかもおそらく初めての補講)予想を上回る人数の学生が参加してくれた。5限や土曜日の補講はなかなか学生も集まらないだろうし、全学年が空いている時間割の枠は存在しないので、苦渋の決断で2年次の選択科目が入っている枠を補講に使わせてもらった。
  • 前回の出席カードに書いてある質問は、質問者が来ていない可能性もあるので、来週に送ることにして、前回の最初の4つの調べ学習テーマに関して解説を少々。今回は出席カードがないので調べ学習の報告をしてもらうことはできなかったけど、興味のある人は調べてみたらいいよ、ということで「言語距離」「変種」「ヒンディー ウルドゥー」「ノルウェー スウェーデン デンマーク」「チェコ スロバキア」「スペイン ポルトガル」(などの言語の関係)、人名としてデイヴィッド・クリスタル(そして2週間に1つずつ言語が消滅しているという言説)、(言語と経済の観点から)サハ共和国のサハ語の話、一般的なキーワードとして「トレードオフ」を紹介。
  • 次に「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」を使ってUnit 1〜2の復習。前回の出席カードで「2回目の練習」の時も英文が見える用にして欲しいという意見があったので、「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」の強みである「対訳を出しながら1語ずつ出していく」機能をふんだんに盛り込みながらたっぷり練習。そしてランダム順でも少しだけ。やっぱり「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」はいいですね!我が子のように可愛い自作ソフトなのでついつい連呼してしまいました。笑。(※リンク先は同一です。)
  • 続いて助動詞の話。そもそも助動詞とは何かという話をしてから、前回予告していた順番に上から板書し「実現可能性の度合い」というラベルをつけてからいろいろな説明。そして助動詞を説明するときのいつもの話(mustとmust not、mustとhave to、実現可能性の度合いが下がることで丁寧さが増すのは日本語も同じ、ご注文は以上でよろしかったでしょうか?)を説明して終了。
  • 次回はこの助動詞の話を再度簡単に説明してから「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」でUnit 3を復習し、Unit 4〜5「第1文型〜第4文型」に入ります。

第3回 4月21日
  • この日から華麗に(!)復活しました。とはいっても今後、手術を受ける可能性も高いので、その時にはまた同僚に代講をお願いしなくてはなりません。
  • まずは「シラバス補足事項」と「補足事項の補足事項」を配布して、神谷が授業できる間の「お約束」などの説明などから。これまでは「予習前」に別々に配布していた教科書の解答を、今学期は全Unitを束で渡してしまうことにしました。
  • これまで開発ばかりやっており、他の先生方にばかり使ってもらっていた「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」を今学期からは自分の授業でも本格的に取り入れることにしました。復習としてUnit 0の例文・対訳をまずは両方出して全部リピート(69文もありましたので結構時間がかかりました)させ、続いて和訳のみを出して全部やりましたが、I am a student. で始まりWe talked with him. で終わるUnitなので、それなりについてこれた学生も多かったようです。ただし「ランダム順」に並べ替えてやってみるとちょっと難しさを感じる学生も…?
  • 出席カードに「今の練習で何個ぐらいいけたか」「このような練習をやってみての印象など」を書いてもらったところ、全クリも数名程度、半分以上は大丈夫だったという学生がほとんどでしたが、一方で1割ぐらいしかできなかったというような学生もいたようで…。
  • Unit 0の補足事項として「(三単現の)-sと(過去形)の-dは音として聴いた場合ほとんど同じ」という指摘と「なぜ楽器にはtheをつけるか」「なぜwatch televisionが正しく、watch a televisionでは間違っているのか」という発問。
  • Unit 1と2は「読んで理解しろ」という指示が中心。そこに大学レベルの補足事項として、一般動詞の否定文を作る時にdo not, does not, did notというように助動詞を置くという現象は言語類型論的に見て非常に珍しい現象である、という話題提供。また、疑問文でYes, I am. / No, I am not. やYes, I do. / No, I don't. というような答え方と、Yes/Noだけで答える時の印象の違いについて、さらに教科書の解答で出てきていた文頭でWhomを使う時の意味について説明。
  • 今日から調べ学習スタート。トピックとして「世界にはいくつ言語があるか?」「言語類型論とは?」「世界で一番難しい言語は?」「世界で一番易しい言語は?」「英語は標準的な言語か?」「日本語は特殊な言語か?」を板書し、これらから2つ3つ、各自のスマホで調べるように指示。スマホを持っていない学生は出席カードに指示されている項目ならどれでも構わないので書くように指示。ちなみに ①授業中に指示された内容への回答 ②言語・文化・教育に関する質問 ③授業中に自分で調べたこと ④授業関連でもっと深く知りたいこと ⑤板書内容で役に立ったこと ⑥教科書からの抜き書き ⑦意見・その他 の7つです。(このうち、調べ学習は③にあたります。)
  • 4月23日に補講をやるのだけれど、他の科目と重なっている学生もいるので、その予告編として助動詞をmust-will-would-should-may-might-can-couldに並べ、高校までとは違った角度で助動詞を眺めてみるという話をして終了。
第2回 4月14日
  • 救急搬送された病院は前週金曜日に退院していましたが、別の病院に外来受診するため、この日まではお休みをいただきました。授業は同僚に代講をお願いしましたが、全く担当されたことのない授業で、しかも初回。段取りや授業準備で大変な迷惑をかけてしまいました。スミマセン。元気になったらお返ししますね。教科書のUnit 0 「Be動詞と一般動詞」を中心に進めて頂いたようです。
第1回 4月7日 
  • いきなり休講から開始してしまいました。この授業は月曜3限なのですが、同日2限の終了間際に突然倒れ、救急車で搬送されてしまいました。この時間帯の記憶はあいまいですが、救急車で搬送される際に「3限は休講でお願いします…」とか口走っていたような記憶があります(苦笑)

2014年4月4日金曜日

初年次ゼミのネタ30選

春休みが終わり、いよいよ新学期になりました。2014年度から学部の初年次学生を対象とした「基礎ゼミナール」を担当することになり、昨今大学教育界隈で話題の「アクティブラーニング」を切り口にいろいろなネタを考えてみました。

私のゼミではこれらを適宜、取り入れながら進めていくつもりです。もちろん実際に進めていきながら軌道修正することや、このままではうまく行かないようなネタもあるかもしれませんけど。

以下は、いろいろな書籍等からのTTP(徹底的にパクる)や、ふとした思いつきを書き留めている私の「ネタ帳」からの順不同による書き写しです。(出典のあるものも、勝手ながら省略とさせていただきます。)

初年次ゼミをご担当の先生方にもご参考になれば幸いです。

  1. 優れた記事をネット上から探してきて、どこが優れているかを100字で説明する。/酷い(非常識な)記事をネット上から探してきて、どこが酷いか(非常識か)を100字で説明する。
  2. 評論家になる:各自が選んだ芸術作品を「好きか嫌いか」だけではなく、その善し悪しを理由づけて説明し、ここをこうすればよくなるという説明を加える。
  3. 「現代用語の基礎知識」やテーマ別の事典類など総記資料から一人一つずつ記事を選び、その内容を話し言葉で他人に説明する。即興でそのテーマについて知っていることを述べる。
  4. 「現代用語の基礎知識」から一人一つずつ関心のある内容を選び、そこに書いていないことを調べて報告させる。そして調べたことと各自の見解を分けて説明する。
  5. 「現代用語の基礎知識」と学生の専門領域をつなぐアイデアを考える。(スティーブンジョブズの言う「点と点を繋ぐ」)
  6. 序論と結論の間に材料を挟む議論の進め方を知る。「何の話をしようか、そうだ、こんな話題はどう?」「それについてはこんなことがある」「こんなこともあるし」「また、こんなこともある」「そうしてみると、こんなことが言えるのではないか」
  7. 問いと答えの連鎖を学ぶ。「なぜ○○なのか」「XXだから」「本当にXXなのか?証拠は?」「こんなデータがある」「なぜこんなデータか/このデータのこれはこうではないのか?」…(以下続く)
  8. 実態を問う問い(○○はどうなっているのか)と、因果関係を問う問い(なぜ○○なのか)を区別して考える。
  9. 世の中のいろいろな話題を最大5段階ぐらいの連想ゲームで無理矢理、学生の専門領域に結びつけ、その結びつける過程そのものを他人に説明する。
  10. 「こんな答えを知りたい」ということを他人に説明できるような「質問の仕方」を学ぶ。中学高校までで使ったことのある資料など、自分で調べられることは質問しないようにする。
  11. 理論武装の仕方を知る。例えば「反戦」について、どういう情報があれば「反戦」を主張することができるか、どうすれば人を説得することに繋がるのか、その過程を知る。
  12. 面接する側になって考えてみる。「みなさんは従業員80人を抱えるある企業の社長さんです。今年は4人を採用する計画で、228人の応募があり、第3次試験の12人の最終候補から新人を選びます。どんな人を採用したいですか?」(限られた面接時間でこれらをアピールする方法も練習する)
  13. 話を評価のみで行わず、解釈や考えを含める練習。悪い対話の例:「A: え〜、ウッソー(評価)信じられない(評価)」「B:ホント、馬鹿みたいじゃん(評価)嫌だ〜(評価)」「A: チョー気持ち悪い(評価)」「B:そう、だからダメなのよ(評価)」こういうやりとりにならないようにするにはどうするか?
  14. ことわざを知る、ことわざに関するディスカッション、ことわざを疑う。
  15. この1週間で見たテレビ番組の中から学生が一つずつネタを選び、紹介する。ただし、その番組を見ていない人にも分かるような説明をすること。
  16. この1週間で受けた授業の中から学生が一つずつネタを選び、紹介する。ゼミ担当者の授業でも可。ただし、その授業を受けていない人(欠席者など)にも分かるような説明をすること。
  17. 自分の知っている面白いこと(他人は興味がないかもしれないこと)を面白く伝える(すべらない話)
  18. 勧めたくないものの良さを何とか見極めて人に伝える訓練(営業スキルの一種?)
  19. unlearnしたことを報告させる。「今まで〜という考え方を持っていたが、〜という立場もあることがわかった」
  20. 豆知識を毎回一人1つずつ報告させる。そしてそれらと専門領域との関連を考える。
  21. ゼミ生全員が共通して取っている授業の内容(ゼミ担当教員以外の授業)をゼミ担当者にも分かるように報告する練習。
  22. 今の日本を知る。例えば首相談話の動画を見たり、文字起こししたものを読む。次の週までに指定した関連動画を見ておき、それについて翌週にディスカッションする。(一種の反転授業)
  23. ネット上で公開されている他大学の「ディプロマポリシー」を読んでディスカッションする。
  24. 「この話を書いている人はどんな人か?」「あらすじは?」「一番ぐっときたこと、箇所」「これに対する意見や疑問」「関連する見解を述べる」「今後、解明しなければならないこと」
  25. DHMO(一酸化二水素)のジョークなど、デマ記事から学ぶ。
  26. NHK報道番組「特集まるごと」ポータルページ http://www3.nhk.or.jp/news/marugoto/ から好みの記事を1つ選び、1分で説明する。そしてこれに関する情報を調べて1分で説明する。さらに自分の意見を1分で説明する。(3分間スピーチの練習)
  27. 普段受けている授業について、ARCSを切り口に議論する。Attention(この授業に注意を向けている)、Relevance(この授業は知りたいことと関連がある)、Confidence(この授業で自信がついた)、Satisfaction(この授業に満足している)の頭文字。(ただし教員の悪口にならないように注意!)
  28. 「次の目標」を報告させる。それを達成するにはどうしたらよいか。「頑張る」以外の具体的な目標設定をさせる。
  29. 高校時代の得意科目(苦手科目)を報告させる。なぜ得意(苦手)なのかを説明。
  30. 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」(井上ひさし)を切り口に物事を考える。

2014年3月6日木曜日

シンポジウム登壇:「データベースソフトウェアを利用した教材管理・教材提示」(広島大学外国語教育研究集会)

2014.3.7に広島大学外国語教育研究センター主催の 第23回外国語教育研究集会 シンポジウム【ICTを援用した外国語教育 −一斉指導と個別・協同学習の連携−】が開催され、そちらで「データベースソフトウェアを利用した教材管理・教材提示 −教材データの多目的な利用と外国語授業の活性化に向けて−」というテーマで50分枠の講演および全体討論に登壇します。

プログラムはこちらのページに掲載されています。

当日の私の講演はPowerPointのスライドはわずか6枚ほどの短いもの(当日配付資料/スライド部分は下記と同一)で、持ち時間の大半は http://www.oit.ac.jp/ip/~kamiya/ で無料公開している自作の外国語教育工学関連ツールを4つ紹介しながら実演を行います。時間が限られていますので、これらのツールの操作方法などをまとめたマニュアル(または説明をまとめた別記事)へのリンクを掲載します。手順通りに進めることで利用できるようになっていますので、ご関心がおありの方は是非お試し下さい。

以下、提示するスライドのページごとに説明する内容と、関連するリンク集を並べていきます。(1枚目・2枚目のスライドには補足事項はありません)






【追加説明と関連サービス】
  • データベースソフトを一番身近なものに例えると年賀状の宛名書きソフト!
  • ビジネス用途の例:顧客台帳・受注伝票・売上伝票・商品台帳から自動処理で見積書・納品書・請求書・宛名ラベル等を作成する。
  • PowerPoint教材の例:eTeachers (無料会員登録が必要)のフラッシュ型教材
  • 語学教師として、スライド教材でやりたいことの例:顔を上げながら、反復練習を楽しく。(→PowerPointでは困難!)




















【ツールのダウンロードページ、マニュアル、説明用資料へのリンクなど】

(1)不規則動詞変化形提示ツール
(2)フラッシュ型 例文・対訳提示ツール
(3)四択問題作成ツール
(4)Phrase Reading Worksheet作成ツール


【資料へのリンク】


【資料へのリンク】
【研究の展望】(上記リンク先にあるGK-FIRESの紹介スライドより引用)
  • データベースソフトウェアを活用した外国語授業における教材提示の円滑化と授業の活性化を行うには?
    • 現在のツールの実践利用・評価・改良
    • 教室場面で活用できるアイデアの取りまとめ
    • どんなデータをどう提示すると学習効果が高い?
    • 新しいツールの開発
  • 普通教室以外の教室環境や独学環境への応用可能性は?
  • 先進的な学習支援環境の構築の事例として
    • 教材作成・教材提示におけるデータベースソリューションの活用とオーサリング手法の研究
    • 既存の学習・教育活動に適用し、教師・学習者の負荷軽減、学習効果向上
    • 新規性の高い学習・教育活動を実現
  • 学習者支援という視点も大切だが、教員支援という視点からツール開発を行いたい!