2014年1月23日木曜日

【2013後期月2】ブリッジ・イングリッシュⅠ 授業記録


シラバスはこちらに、初回授業でプリント配布するシラバス補足事項(PDF)はこちらに置いています。

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第15回 1月21日
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・いよいよ最終回。まずは小テストから。過去2回の小テストよりも出題範囲が広かったが、最後ぐらいは気合いが入る学生も多かったのか、何となく点数が高めの学生が多かった印象。終了後、ペアまたはグループで交換して採点。

・続いて発音プリント。先週は珍しく月曜祝日なのに授業がなかった(成人の日だから当然休みになるべきだろう)ので、発音の仕方も少し忘れているかなあと思いつつ、前回の範囲のプリント[7]も1回ずつ後について読む練習を行った。そして今回の範囲[8]は少しだけ丁寧に、最後のコメントを挟みながら練習。繰り返し回数も1文につき最低3回ずつ。ここまでで約35分。

・残りの時間は全て個別音読テスト。このテスト自体は先々週も先週も研究室で受けることができるよう時間を決めて待機していたのだが、結局誰も来ず、全員が今日受けに来たので大変だった。30人弱が長蛇の列を作って順番を待っていた。一人一人コメントもするので、授業終了時間にようやく並んでいた人が全員片付いたという感じ。むしろ列に並ばずに早々と退室し、午後に研究室に受けに来た学生の方が賢い選択だったのかも。

・音読テストの様子では、多くの学生がかなり工夫して読めるようになっていたが、中にはこの授業を取る意味が全くなかったと言わざるを得ない「完全な日本語なまり」で、しかも読めない単語続出、たどたどしい読み方で…という学生も5人程度。普段から全く練習していなかったのだろう。せっかく受けにきたのに残念な結果。

・この科目は半期完結科目で、ここのところ2年間4期続けて同じ授業を提供できていたのだが(しかも全て授業記録ブログを書いている!)次年度はこの授業はカリキュラム改訂の影響で後期のみ提供することになった。ちゃんと発音できるようになることは英語への学習動機としてかなり大きな影響があるような印象を肌で感じているので、いろいろ残念に感じている。今年度まではこの科目はリメディアル英語科目の一環として、中学・高校の英語の再学習という位置づけの枠の中で提供していた。もっとも、中学・高校ではほとんど発音指導には力を入れていないので、音声学の知見を踏まえつつ大量の音読練習をするという授業は「新しい」大学レベルの学習と考えても全く差し支えないはずなのだが。

・まあ自分自身も半年間の休憩ができるので、その間にこの授業計画もちょっと練り直して、一層パワーアップした授業を来年度後期に提供できるよう努力します!ちなみにシラバスではこんなことを書きました。
「ブリッジ・イングリッシュ」は「英語学習の橋渡し」のための科目ですが、必ずしも「高校と大学の橋渡し」を意味するわけではありません。この授業で扱うさまざまなテーマについて教室外での学習も含めてきちんと取り組めば、英語圏の国でも十分通用する「英語らしい発音」が必ず身につきます。カラオケでは洋楽を「英語らしい発音」で歌えるようになります。さらに、正しく発音することはすなわち英語の音に対して敏感になることを意味しますので、TOEICのリスニングパートを効率よく学習するためにも非常に有効です。このように考えるならば「大学と社会の橋渡し」にもなることは間違いありません。
・来年度の受講生の皆さん、どうぞお楽しみに!(…というかこのブログ記事を書いているのは一般入試よりも前なのでこれからかなりの割合の入学者が決まるわけだが…このブログ記事を見て、よし、大阪工業大学知的財産学部を受験しよう!というような高校生は…いるわけないですね(笑)



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第14回 1月6日
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・大福帳返却。

・大学指定のケータイ授業アンケートを実施。1限同様、こちらの授業も出席者の3分の1程度しか回答してくれなかったが、その場で集計結果を提示してコメントなど。

・第2回の音読テストについて、受験票を配布して採点基準などを簡単に説明。こんな感じの受験票。(こちらは前期分のですが、この日付だけを変えて作成しました。両面印刷で3等分したものを配布しています。)

・今日は授業アンケートもあったし、教科書を使っての練習になるべく多くの時間を割きたかったので、発音練習プリントの[6]までは使わず、[7]から開始。

・発音練習プリント[7]は今日はなるべく英語だけを見て聞こえてくる音を物まねするという練習を中心にやってみた。もちろんところどころ繰り返して練習してみたり、内容語と機能語の違いにも触れつつ、機能語が弱くなったり曖昧母音になったりするあたりを特に重点的に実施。

・教科書コーナーはまずはChapter 6〜10の第2段落まで(個別音読テストの範囲)を聴き、そのあとでポーズ入り音源を使いながら、読めない単語がないか、またどのように繋がって読まれるかなどをチェック。ただしこのときは音読に参加したければ参加してもよいということにした。そして再度個別に英文内容に目を走らせてチェックしてから、前回同様、大きめの音量で音楽を流し、それを上回るボリュームで発音するという方法を取り入れてみた。多い人は1つのChapterを4回以上は練習できたのではないだろうか。このような進め方でChapter 6, 7, 8までは順調にいけたのだが、9と10は時間切れでポーズ入り音源を聴くところまで。

・個別音読テストは今週の木曜日からスタート。来週の月曜日が成人の日で授業がないので、来週は火曜日と木曜日。そして次の授業(最終回)の時も受けることができる。

・次回の授業では教科書問題からの小テストと発音練習プリント[8] をやったら個別音読テストに移るので、このときまでに音読テストを済ませてしまっていれば、次回の授業は40分程度で退室可能ということになる。なるべくなら分散して受けに来て欲しいなあ。まあ前期のように100人近くが受けに来るかもしれない!という恐怖はあまりない。後期の履修登録者は70名だが、出席者は40名程度にまで減ってしまった。

・今日の大福帳には音読テストへの意気込みや感想、まだ上手く読めない箇所などを自由に書いてもらった。



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第13回 12月23日
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・大福帳返却。

・1限同様、出席者が非常に少ない印象。大教室でみんなで声を出すタイプの授業は一定の人数(35名ぐらい?)を下回るとなかなか元気が出ない。こういう時だけ小さめの教室に移りたくなる。(何年前だったか工学部の1年次の授業で同じようなプリント教材を使ってやたらと発音練習をやる授業は少人数だけど小さい教室だったので、年間通じてみんな元気に声を出してくれてたなあ。)

・発音のプリントは[3]〜[5]をカタカナありの左側のページを上から下まで一気に1回ずつ後について読む練習をやってから、個人またはペアで練習、そして次は右側の英文のページを上から下まで1回ずつ後について、という形でやった。個別に細かく見ればまだ粗いところもあるが、全体の雰囲気としてはだいたいいい感じにできていた様子。

・発音のプリント[6]は[3]〜[5]でやったのを2倍の分量で、なおかつ細かいところにも目を向けながら練習。特に後半は鼻腔解放・側面解放が出てくるところだったので、とっさにうまくいかない学生もいたが、それでも前よりはずっと良くなっている。

・教科書コーナーはChapter 9の教科書の問題から。そしてこの授業で扱う最後のChapterであるChapter 10の練習に突入。1回聴いてからリピートという流れでやったが、前回よりも発音の難しい単語は少なめなので比較的スムーズに読めていた。しかし残念なのは声の出が悪い。途中で何度も「いまの2倍のボリュームで!」「さらにボリュームアップ!」みたいに言ってみたのだがあまり効果なし。こういうときの必殺技は大音量で音楽を流し、それを越える音で発音を!という方法。少しだけ改善したかな、という様子だった。そして今日はChapter 10をとにかくしつこく!何度も文単位で練習したが、同じ箇所の繰り返しではなく、全体を通して音読することを優先した。

・ここのところずっと教科書の問題→本文→教科書の問題という形でやろうとしながらもできていなかったが、今日ようやく余裕ができたので、Chapter 10の教科書の問題も済ませてしまった。これでこの授業で扱う教科書範囲は全て終了。



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第12回 12月16日
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・大福帳返却。

・授業開始直前から季節の小ネタとしてWham!のヒット曲、Last Christmasの冒頭部分の歌詞を板書し、曲も再生。そしてなんでこんな歌詞の曲が流行るか分からない、というよくある話をしつつ、せっかくブリッジ・イングリッシュ1の授業で紹介しているので、音節数の数え方や曖昧母音になる箇所について書き込みをしながら説明。そして「一緒にうたおう」コーナー。

・発音プリントは[1]〜[2]はさっと流して読む程度。でも今日はなるべくカタカナ表記は見ないように、という形でやってもらった。

・そして発音プリント[3]〜[4]も少しだけゆっくりで後について音読する練習。同様にカタカナを見ずにということを推奨したが、まだいろいろと難しい様子。そして大福帳の週替わりアンケートとして「まだ苦手な音」について書いてもらうことにした。(アドリブ。事前には何も考えていなかった。)

・新しい範囲の発音プリント[5]を使いながら、今日のテーマとして「文字が小さく書かれているところはなぜそういう読み方になるのかを考える」という、かなりハードな練習目標を提示してみた。内容語・機能語の区別や、2音節以上の語でアクセントのない部分を音読しながら見きわめるというのはかなり難しいとは思うけど。

・今日は声の出方が悪いページがあったので、全員をその場で立たせて音読練習をやってみた。そういえばここしばらくこんな方法やっていなかったかも。

・教科書コーナーはChapter 8の問題の答え合わせから。確か前回、この範囲は宿題として指示していたはずなのだが、授業記録ブログに書くのを忘れていた模様。

・教科書Chapter 9に突入。前にも同様のことがあったように記憶しているが、どうも事前にPhrase Reading Worksheetに目を通してきていない学生が多い様子。せめて「読めない単語」はないという状態にしてきてもらわないと困るのだけれど。これを教室でやるのは効率的じゃない。

・教科書の音読は今日の学習目標の裏返しである「読みながら強弱を考える」ということをやろうとしたが、プリントに目を通していない学生にはまず無理な取り組みだったと思う。声の出方もあまり良くなかったが、それでも「溜めて読む」ことはかなり上手くなった気がする。

・狙った目的には到達できなさそうだったのでPhrase Reading Worksheetで以前やったような「強弱に焦点を当てて1行ずつ読む練習」と「上げ下げに焦点を当てて1行ずつ読む練習」をやって終了。

・やっぱり教科書の問題→次の本文の音読→教科書の問題という流れでは進めることができなさそう。

・次回が年内最後の授業でChapter 10を中心にした学習。年明け2回の授業のうちの1回は音読テスト対策としてChapter 6〜10の総復習、また最終回はまるごと音読テストに充てることにするが、この時に筆記の方の小テストも行うので、音読テストは終わっていても出席必須、というようなこれから先の予定などをざっと話して授業終了。



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第11回 12月9日
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・大福帳と前回の小テストを返却。そして授業開始時間の直後からいきなり発音プリントの総復習。最初のページはもう4回目にもなるが、それでも曖昧母音の発音がうまく行かない学生も多いので、再度そこから開始。でも初回に比べるととても上手くなっている。その一方でだんだん練習に手を抜くようになってきている学生もいるのが残念なのだけれど。

・1ページ目と2ページ目が終わったところでペア・グループ練習で数分間確保。

・続いて前回の範囲である3ページ目も再度丁寧に復習。単語単位の練習から文単位の練習に移ったとたんに曖昧母音がうまくいかなくなる学生が多い。今日の授業で何回「曖昧母音」と言ったのだろうか。そしてこのページの練習が終わった時点で再度、ペア・グループ練習の時間を確保したが、どうしても声が大きく出てこないチームもあるので、「いまの5倍の声で!ただしH君(一番声が大きい学生。そして発音も上手い)以外!」というような指示。ようやく少しだけ声が出るようになったが、それでも十分ではないので、全体がわあわあと練習している間に教室内を巡回し、一人ずつマイクを向けながらどれでも好きな物を一つ音読させるということをやってみた。まあこれは40人程度の出席者だからできることなのだけれど、こういう学生を好む学生と好まない学生がいるのは予想どおり。そしてたったこれだけのことでも「緊張しました」と大福帳に書く学生も。

・発音プリントの本日分のページもいろいろな発音のルールを絡めながら紹介と練習を繰り返したが、このページでは後について読むという練習の他に、上から順に同時に読むという方法でもやってみた。さすがにこの方法だと声の出方もなかなかいい感じ。

・残り時間は35分。本当は前回の小テストの影響で引きずっている進度遅れを解消するために、教科書の練習問題→次の課の本文での音読練習→その課の練習問題 という形で進めたいと思っていたのだが、もうちょっと時間があれば…というところで2つめのChapterの練習問題には入れなかった。

・教科書の音読練習では今日は単語と単語を滑らかに繋ぐという練習に集中したつもり。学生の音読を聞いていると単語と単語が別々のものに途切れて聞こえてしまうというのがちょっと気になっていた。単語と単語の間で次の音を出すための口の形の準備をなるべく前の単語の終わりが来る前に準備しておくようなことができればいいのだけれど。でも、本文を2回繰り返して読む中で、最初と最後では単語と単語のつなぎ方がちょっと違って上手に聞こえた気がした。

・今日の授業では集中力が途切れている学生があちこちにいた。そのうち3名は目に付くサボりっぷりだったので、大福帳に×印を書き込むというペナルティを発動。今学期では始めてかもしれない。そして×がついた学生のうち2名はさらに改善が見られず、×をもう一つ増やして大福帳も没収。今日は欠席扱いということにした。大福帳自体は4行まるまる書けているのだけど、ただここに4行書けば今日はもうサボっても大丈夫というような姿勢が見られたのは残念。まあ10回目の授業なので弛みが出てしまうのは仕方ないところだが、ここらでもうちょい引き締めが必要!



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第10回 12月2日
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・大福帳返却。

・授業開始時間の5分後から小テスト。前回と同様、リスニング穴埋め、同義語えらび、書き換え問題、単語追加型の並べ替え問題で計10問。1問1点で10点満点。終了後にペア交換による採点をしてから回収。軽微な綴りミス(減点対象としない)や採点間違いがないかを後でチェックするけど。

・大福帳の週替わりミニアンケートは「もうちょっとで英語っぽく読めそうなもの」(なるべく4語以上)を3つ程度書くよう指示。これまでにも「うまく読めるようになったもの」を書いてもらう週が何回かあったが、今日は「未完成」のものを書いておき、次回に改善できたかどうかの振り返りを行うために利用するという方向性を意識。

・発音プリントは今日は3ページ目だけど、1ページ目と2ページ目を復習するところから。前回までに出てきた様々な音変化のルールのうち、特にあいまい母音に置き換える練習と語頭を溜めて読む練習を重点的に。また、前回出てきた鼻腔解放については、単語の途中までは普通に発音し、鼻腔解放が出てくるタイミングで手のひらを口に当て、息を鼻に逃がすという方法を紹介したらうまく発音できるようになった学生も増えた様子。

・発音プリントの3ページ目からようやく文単位での練習スタート。これから少しずつやって行くことになるが、今日はまだ全ての音変化のルール(前々回の授業記録参照)が出揃っていないので、かなりゆっくりのペースで。5文ずつに区切り、それぞれの音変化のルールを説明してから、カタカナ表記のある方を2回ずつ、続いてアルファベット表記のみの方を2回ずつ音読。やはりここでもあいまい母音の練習と、強弱リズムの付け方、内容語と機能語の違いなどに特に意識を向けさせながら練習を繰り返した。

・教科書コーナーは前回、chapter 6が十分に練習できていなかったので、とりあえず今回のchapter 7と連続して音を聴くところから。しかし小テストを授業最初にやったことで時間も十分にとれず、chapter 7をPhrase Reading Worksheetに従って読むだけで時間切れ。ここでは今回はなるべく単語と単語のつながりを意識した音読の仕方を心がけさせたつもり。

・次回、教科書の練習問題から再開。



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第9回 11月25日
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・大福帳返却。今日の週替わりアンケートは1限の授業で書いた板書事項と同じARCSでの評価。本来は教員側の授業設計を評価する指標だが、これを授業を受ける側の視点から回答してもらうということを去年ぐらいからやっている。(何となく授業アンケートよりも正確な評価が出てくるような気がするので)A(Attention)は「この授業に注意を向けていますか?」、R(Relevance)は「この授業は知りたいことと関連がありますか?」、C(Confidence)は「この授業で自信がつきましたか?」、S(Satisfaction)は「この授業に満足していますか?」ということを板書して説明し、A/R/C/Sのそれぞれの項目について、○ △ × の3段階で評価してもらった。

・前回から始まった「こんなに違うよ文字と音」のシリーズの前回分の復習と今回分の練習だけでほぼ1時間。拍数の数え方やアクセントのない母音を曖昧母音にするといった練習をしつこく繰り返した。そして今回の範囲は一番の難関でもある鼻腔解放と側面解放が含まれており、音の出し方を説明して練習を繰り返した。いつものようにペア・グループでの発音練習を途中で取り入れたが、熱心なグループもいくつかあるのが嬉しい。しかしどうしてもしばらく前にやった「語頭の子音を溜めながら読む」みたいなことが抜けてしまいがちなのはちょっと悲しい。

・教科書コーナーに割く時間を30分しか残せなかったので大急ぎで実施。1回聴いてフレーズごとの細かい練習と段落単位のイントネーションの練習を繰り返した。ここでは次回の発音プリント以降で扱うことになる単語と単語のつなぎ目の練習を意図的に盛り込んだつもりだったが、まだ明示的には説明していないので、うまく乗っかってくれた学生は少なめだった。

・それよりも大きな問題は、どうも今日の範囲では事前にCDをきちんと聴いていない学生が多かったような印象。ところどころで読めない単語があった。1回目の音読テストが終わって気が緩んでしまっているのだろう。本当はこういう時こそ教科書に割く時間を多めに取りたいところだが、スケジュール上、来週にChapter 4〜6の小テストをやっておかなければならないので、何とか単語問題と穴埋めディクテーションまで済ませた。

・来週、もう少しプリントに充てる時間を減らして、Chapter 6の復習が必要かも。ちゃんと聴いてきてくれますよね…?もちろんChapter 7も。



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第8回 11月18日
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・大福帳は前回でちょうど表面が終了したので、右下に21点満点で各自の点数(欠席は1回につき原則として3点引き。遅刻や授業中の取り組み、大福帳への記入量などを勘案して点数化。)を記入して返却。前回、この一番下にある「前半を振り返って」の欄に記入してもらうのを忘れていたので、今日の冒頭でこの欄の記入と、裏面の一番上の今日の欄に「後期の目標設定」を書いてもらった。遅刻者など何人か「前半を振り返って」の欄の記入がないままでの提出があったので、その学生には今日の日付のところの評価として△を書いておいた…という完全なる自分メモ。

・今日から発音コーナーは8回連続で「こんなに違うよ文字と音」のシリーズ。手が空いた学生から5種類のプリントを取りに来るよう指示。似たようなプリントが多いので、後ろに回して配ると大混乱するので…というような人数でもないのだけれど一応。

・このプリントは既に絶版になった書籍からの切り貼りで作ったもので、ここ7〜8年、気に入ってずっと使っているものだが、それでも著作権は尊重しないといけないのでプリント自体は公開できないが、出典は靜哲人『カタカナでやさしくできるリスニング』ですので、同業者の方、気になる方は是非どうぞ。Amazonマーケットプレイスで本日現在546円から入手できます。(本当はこの授業の教科書にうってつけの内容で、是非とも採択したいぐらいの名著だと思います。絶版なのが本当に残念!)

・今年度前期までの同一授業では毎回、発音のルールとして黒板に書き、それを写してもらいながら練習を繰り返していたのだけれど、いろいろ不都合も感じていたので、今学期はその内容を「「英語の音づくり」のためのルール集」としてプリントにまとめて配布することにした。これだけ見てもよく分からないかもしれないけど、こちらは堂々と公開できますね。(改変自由です)

・というわけで今日はこの新シリーズの第1回目。今日のポイントは上記の「ルール集」の1〜8の説明(今後も繰り返し出てくる)と、特に2番目に挙げた「何拍で読むかは母音のかたまりが何カ所にあるか数える。」というルールに従って、いろいろな単語を板書して拍数の数え方について説明し、音読練習をいろいろと、そしてたっぷりと。ここまでで授業時間の約45分を消費。

・既に受けに来た人も2割ぐらいいるが、音読テストのための練習としてChapter 1〜5の第2段落までを音を流しながら確認作業。再生音声と一緒に声を出してみるという学生もいた様子。ここまでで授業時間の約60分を消費。

・次回範囲のChapter 6のPhrase Reading Worksheetを配布。既に音読テストを済ませている学生はここで終了。そして残りの30分でぞろぞろと音読テスト受験希望者が並んだ。昼休みにも若干食い込むぐらいの感じだったが、今年度前期は履修者数が今の3倍近くいたので、それに比べると全く大したことはない人数。



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第7回 11月11日
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・今日は他大学の先生が見学に来られているのだが、別に緊張もせず平常運転。

・まずは大学指定のケータイ授業アンケート。授業開始前から「ケータイ授業アンケートよろしく!」と板書し、時々、提出件数をチェックしながら開始後5分まで待機。既に回答している学生は音読テストの準備など。
・出席者の半数程度の人数からの提出があった時点で集計画面を提示してコメントなど。
・発音プリント(3)に戻って練習。とりあえず今回ぐらいまでで卒業か。そして過去2週間で英語っぽく読めるようになった単語を5個ずつ大福帳に書いてもらっているが、今日もまた5個増やすことを目標に。ペア練習なども適宜取り入れた。また、前回の母音の無声化のプリントも少々わかりにくかったという意見が大福帳にあったので、たまたま授業前日に気づいたネタでもあるPiTaPaの発音の例 を使いながら再度説明。
・プリントの新しいページ(日本語の「ん」で日本語の謎を知る:前回の記事からリンクを貼っています)を説明。最初にとちってしまい、「ちゃんぽん」「あんまん」の時の最初の「ん」をmではなくnだと説明してしまったのは失敗。お守り代わりに引用元の書籍をうっかり持ってくるのを忘れたのが失敗。(というよりも、この『脱・日本語なまり
という本は是非紹介しておきたかった。)でもとちったついでに「なんば」がNambaになる理由(こちらをうっかり忘れる時もある)を思い出せたのは良かった。専門用語として「条件異音」を紹介したら、何人かは調べて大福帳で書いてくれていた。そしてプリント最後にあるビートルズの曲の一節を紹介してから、BGM代わりにLet it Beを流した。そしてそれを聴きながら来週以降で出てくる発音のルールである「母音に挟まれたtの音はラ行の音」というのを板書。
・教科書の単語問題と穴埋めディクテーションをいつものように進めた。当初の予定ではここまでを一時間ぐらいで終わらせてから、音読テスト対策で残りの時間でChapter 1〜5の音読練習をねちねちとやる予定だったが、時間が足りずChapter 1〜3のみを各1回ずつ第2段落まで読むことしかできなかった。まあ来週も進度調整ということにしているので進度的には問題ない。今学期は学生も40名程度と少なめなので、来週の授業時間の最後20分程度を音読テストに割くことにすれば、週明けの2日だけで全員の音読テストは何とかなるだろう。



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第6回 11月4日
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・前回の発音プリント(3)を使って復習。というよりもこの先数週間はずっとこのプリントで確認しながら進めていくつもりなのだけれど、前回の大福帳でここから自信を持って読める単語を5つ探すという目標を設定していたので、今日もさらに5つというのがとりあえずの目標。しかし前回、単語の最初を溜めながら読むということ自体に馴染めない学生もいたようなので、「か」→「kha」→「k…ha」というように、だんだんと子音と母音の間を空けていくような読み方でそれぞれを2回ずつ、ざっと全体を通して読む作業から。また、p, t, kの気息音ができるようになったら次の目標はsとmということにした。逆に一番難しいのはg, dなど。でも前回よりも少しずつ学生の発音も良くなっている印象がある。一通り練習してから前回やった単語がちゃんと読めているかの確認もしながらペアやグループでチェック。

新しいプリントを配布。今回と次回のを両面印刷にしているが、今日のは日本語の無声化に意識を向ける練習から。カタカナ読みと英単語の読みを比較し、日本人の英語発音でうっかり無声化してしまうところに印をつけながら紹介。また、日本語の単語をローマ字表記したものを使い、無声化が発生する条件の一番単純な例(無声子音に挟まれた i や u が無声化する)を紹介。さらにあちこちが無声化する例や、逆に無声化が起こらないのが大阪弁というような話。そして無声化がちょうどいいタイミングで発生するためにボイスパーカッションっぽく聞こえる「ひっつくパンツか…」を練習。

・教科書コーナーはChapter 5に突入。これまでの発音プリント(特に前回からやっている単語の最初を溜めて読むシリーズ)に加え、今日から無声化にも気をつけるということにしたが、現実にはそんなにたくさん出てくるわけではない。でも何カ所か「日本語なまり」になってしまう学生も少なくなかった。一度音声を聴いてから、プリントの切れ目よりもさらに細かく、単語レベルでも発音練習を繰り返した。そしてイントネーションなどにも気をつける練習。続いて教科書でのスラッシュの切れ目をなるべく踏襲しながら、単語と単語のつなぎ方(再来週から本格的にやる予定)にも少しずつ留意するように指導。そして全体が終わった時点でペア・グループでの確認。

・今日でChapter 5の本文が終わったので、第1回の音読テストについて説明。受験票はこんな感じのもの(半裁したものを配布)で、ここに書いてある評価基準に従って採点する。この説明だけで10分ほどかかってしまい、教科書のいつもの単語問題と穴埋めディクテーション問題をやる時間がとれなかった。(もともと来週・再来週は進度調整ということで新しいところには進まない予定だったので、これらを次回送りにしても全く問題なし)音読テスト自体は11月7日(木)から始めるので、既に準備ができている学生は受けに来ても構わないのだが、次回の授業で全てのChapterの第2段落までの音読練習をやることも予告。そして最後に大福帳に「音読テストへの意気込み」を書いてもらって終了。(いつも時間ぎりぎりまでかかるが、今日は8分ほど早めに終了。)



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第5回 10月29日
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・通常、月曜日の授業だが、暴風警報でいきなり休講になった後期1回目の授業の分の補講を原則としてこの日に入れるということだったので、火曜日に月曜日の授業。こういう日は学生が集まらないというのが大方の予想するところかもしれないが、もともと毎週必ず出席を取っている授業でもあるので、1限もそんなに学生数が少ないという印象はなかった。平常運転…というところまでは1限の授業記録ブログのコピペなのだが、どういうわけか2限の方はちょっと少なめの印象だった。よりによってこんな日に、という気もしないでもないが、成績の10点分になる小テストを実施。(欠席者は0点扱い)出題内容は教科書の単語問題から3問、リスニング空所埋め問題(括弧内は3語に統一)から5問、平叙文を未来形の疑問文に書き換えるという問題を1問、単語を補う並べ替え英作文を1問。教科書にある問題集を小問で数えると60問ぐらいになり、そこから10問をまんべんなく出題しているので、それなりに普段の教科書での学習の度合いを反映した問題になっているとは思う。もっとも、この授業の主眼は「英語の音とリズム」なので、教科書の問題なんて「はっきり言ってどうでもいい」のだけれど。

・発音練習としてこれまでの1回目〜3回目で使ったプリントで r / l / th / f / v をしつこく練習。でもこれは今日ぐらいでもう卒業ということにしてしまっても良さそう。そして前回のプリントは、子音と母音の間をなるべく長く持続させるような読み方であとについて読んでもらうという形で復習。これも今日で終了で良い。そして今日のプリント範囲であり、早くこのページをやりたくて仕方なかった「溜めて読むシリーズ」http://eltworksheet.blogspot.jp/2013/08/blog-post_4227.html の(その3)。このページをやると学生の発音が一気に英語っぽくなるような気がするという経験則がある。確かに日本人が普通は意識しない特徴だから、そこに注意を向けさえすれば当然上手くなるのだけれど。新しいところなのでかなり丁寧にしつこくやった。また、日本語発音か英語発音なのかは明示的に伝えるのではなく、聞こえてくる音でどっちの列を練習しているのかを判断するようにしてもらった。

・プリントが3分の2ほど終わった時点で今日の「週替わりミニアンケート」として、「プリントの中から完璧に英語読みできる単語を5つ書きましょう」と板書で指示。これはペアで交互に練習していき、相手が上手く読めた単語を褒めてあげよう、という作戦の中で実施。そして相手に褒められた単語を5つ書いて欲しいということにした。

・続いて教科書。前回の「やたらと r が出てくるChapter」をもう一度使い、単語の最初の「溜めて読む」という部分に耳を傾けながら聞いてもらった。その後で教科書の切れ目に従いながら、特に単語の出だしの部分で「溜めながら」読むということに意識し、ここでもしつこく練習。続いて今回のChapter 4に入ったが、ここも同様にとにかく「溜めて読む」ことを意識させることにした。いつもなら音の強弱や上げ下げにも注意を向けるところなのだけれど、いっぺんにやるのも大変。

・教科書の単語問題と穴埋めディクテーションをいつものようにやって終了。

・次回もこの「溜めて読む」が中心的な学習課題となりそう。そしてChapter 5まで到達することになるので、いよいよ1回目の音読テスト。



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第4回 10月21日
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・大福帳を返却。今週の「①週替わりミニアンケート」は「ブリッジⅠに関して、教室外学習はどのようなことをどのぐらいやりましたか?」という設問。

・前回までの発音プリントを縦方向にいろいろ練習。1週間空いたので最初は声の出方も発音の英語らしさもどうもイマイチな感じだったが、しばらく練習しているうちにだんだんと回復。しかし後半は声の出方がまたまた低下してしまったが、これはおなかが空いたせいなのかも?

・そして前回の大福帳に学生が書いてくれたおふざけフレーズを板書。さすがにこんなことも4回もやっているとあまり新鮮味はなくなってきたような感じで、今日は妙に「さぶい空気」が漂っていたような気がする。紹介したものはハ行とバ行をfとvに置き換えるもので、こんな感じ。「ビリーバンバン」「晩ご飯は腹八分目」「はまじ はらたち はらはら」「爆弾爆発 バラバラ美人」「バイキング バイバイお肉 腹の中」「ほっとけよ ふらっと行く ハイキング」「ヴィジュアル系ばあさんバングラデシュでアルバイト」「ビビンバベロベロバタコさん」「ハバネロベロベロバタコさん」「ブンブン丸」「ヘラヘラ昼ご飯」「干しぶどう」「アヴリルラヴィーン」

・続いて前回配布して目を通しておくように指示した新しいプリントを使い「日本語の謎」を紹介。サ行の「シ」、タ行の「チ」「ツ」、ナ行の「ニ」、ハ行の「ヒ」「フ」は子音と母音の間をなるべく遠ざけるような形でゆっくり読んでみると、それぞれサ行、タ行、ナ行、ハ行の音とは違うということに気づくことができたら、英語の音の仕組みにもちょっと敏感になれるかもしれないと思っている。これと関連してseaとsheの発音の違いや、発音記号の親玉であるIPAについて歴史的背景も添えて簡単に紹介。

・ここまでで30分ちょっとが経過。そして残りの60分弱で教科書コーナー。今日の範囲である教科書のChapter 3はやたらと r と l の音が細かく出てくる単語が多かった。rapid, REM (sleep) など、冒頭の r はかなり英語らしい音が出せるようになった学生が多いようだが、paralyze, paralysisのような単語ではいろいろ難しい様子。上述の通り1週間間が空いたので、今日はPhrase Reading Worksheetを使いながらなるべく細かく、しつこく、ネチネチと発音練習。フレーズ単位での練習で1文が終わったら、今度はアクセントやイントネーションにも注意しながらの練習。そしてWorksheetの表面の終わりと裏面の終わりでペア・グループでの自由練習を行った。

・そしてポーズ入り音源を使い、教科書の黒丸部分に注目しながら長めのフレーズで後に付いて読む練習と、通常の音源と重ねて読む練習と、Phrase Reading Worksheetの日本語部分だけを見ながら音を聴いて追いかける練習で、ようやく本文が終了。

・教科書の単語問題と穴埋めディクテーションを残りの時間でやって答え合わせ。今日までで3課分が終わったので、次回はChapter 1〜3の範囲の小テストをやることを告知して授業終了。



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第3回 10月7日
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・大福帳を返却し、今日の「週替わりミニアンケート」として「教室外学習(プリントで提示したもの ※シラバス補足事項プリント参照)をこの1週間でどれだけやりましたか?」という質問に早速答えてもらった。

・前回までの発音プリントでr, l, 澄んだth, 濁ったthをいろいろ練習してから、前回の大福帳に学生が書いてくれたおふざけフレーズを板書して紹介。練習しにくいものもあるけど「じいちゃん じわじわ 痔が痛い」「ザンギエフが前転する」「花沢さん」「おじさん ざしきで ざぜんする」「せっしゃの しゅみは せいしゃです(斉射?)」「消臭力を収集する長州力を吸収する勝海舟」「すみません 鈴木福です さーせんしたー」「ザ じじい」「サンタさんスルメ3個 咲かせてください」「すみません ウルトラソウル 叫ばせて」を一通り練習。

・続いてfとvの音。まずはfをベストポジションを探しながら同じように練習してからfのおふざけフレーズとして「はらへったはらへったおひるごはん」「ははのひふ ははのひふ ははのひふ」「ほっとひといきコーヒーで」を板書で紹介。そしてvの練習もしてから、おふざけフレーズは「ぶんぶんぶん はちがとぶ」「バイキンべたべた文房具」「バイキンマン びびって自爆でバイバイキーン」を紹介。

・ここまでは日本語の例文を使った練習ばかりだったが、英単語を使っての練習も、ということで追加プリントを配布。日本語の所はネクラな感じで、そして英単語の所はハイテンションで、という「Englishあいうえお」のEnglishカタカナエクササイズ方式で練習。そして最後のI love you.だけはちょっと雰囲気を変えて…。今年度前期からこのプリントを使っているが、今学期の学生のウケもよかった感じ(笑)

・次回から使う発音プリント(http://eltworksheet.blogspot.jp/2013/08/blog-post_4227.html で紹介しているプリントの「その2」と「その3」を両面印刷したもの)を配布。ざっと目を通してくるということにしたが、何人か「予習」してくれることを期待。

・教科書コーナーはChapter 2を利用。既に何回も聞いてくれている学生もいるようだが、まずは1回通して聴き、Phrase Reading Worksheetを使って行ごとに練習。今日からは r, l, th 2種類, f, v が出てくる部分を繰り返しやっていく形だが、結構スムーズにできた学生が多かったような印象。そしてパラグラフ単位でイントネーションにも気をつけたリピート練習。

・今日からは教科書の本文も利用。教科書には●で強勢が明示されているので、まずはこの部分だけを意識しながら読むよう指示してからコーラス練習。しかしこの時点でどうも声のボリュームが小さくなっていったようだった。やはりまだPhrase単位を超えた音読は口が付いていかないという学生も多い様子。少々背伸びだったかもしれないが、ポーズ入り音源を使っての練習もさせてみたが、まだまだ厳しい。発音・リズム・イントネーションを同時に練習するのはもうちょっとしてからの方がよさそう。

・教科書の単語問題と穴埋めディクテーション問題をやって終了。



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第2回 9月30日
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・大福帳を前に並べる形で返却。そして週替わりミニアンケートの設問として「英語の音・リズムと私」というテーマで自由に書いてもらった。

・前回配布の発音プリントのrを再度練習してから、前回の大福帳に学生が書いてくれたオリジナルの「おふざけフレーズ」を前回提示の3つと並べて板書。→「ころころ転がるチョコボール」「ローリングラーメンレギュラーサイズで」「ととろととろろがとろとろするところ」「サッポロ黒ラベル」「トトロがくれたドングリ」「ドラえもん さよなら また来週」「ロックンロール」「タラちゃーん、イクラちゃーん、ノリスケさーん」「プリプリのエビどれ〜?」「とろろいもトロトロ〜」

・続いてプリントで l の音をやってから、同様に全てのおふざけフレーズで練習。lの時は隣の人と顔を向け合って、舌先が見えるかどうかをチェックさせた。

・今週は新たにthの発音が登場。まずは澄んだthの方から。日本語のサ行子音よりも遙かに弱い音になるということを確認しながらいろいろな方法で練習。(ここでも同様にペアで舌先が見えるかどうか確認させながら。)そしておふざけフレーズはこれまでの学期と同じく「さようなら せんせいみなさん またあした」「すばらしく せいせきあがり うれしいな」「そんなそうさは しりません」を利用。

・続いて濁ったthの音について。上の歯で舌の上を前後にスライドさせながら「一番汚い音が出る」ベストポジションを探し、澄んだ音同様、いつでもその場所にぴたっと上の歯を持ってこれるように何度も練習。おふざけフレーズは「じかんわり ぜんぶずれてて ずっこけた」「かぜひいて つくるぞうすい あじもなし」「あじさいあじさい はなざかり」を利用。(一部の例文は靜哲人先生の著作から借用しました。)そして今週もサ行またはザ行を含むオリジナルのフレーズを募集した。

・教科書を使っての練習に入る前に「理解可能なインプットを増やすこと」と「産出可能なアウトプットを増やすことが語学学習のコツであることを紹介し、前回配布したシラバス補足事項のプリントの授業外学習の方法の箇所を改めて説明。今週はどの程度こういった活動を授業外でやってきたかについては尋ねなかったが、来週あたり大福帳に書いてもらう予定。

・教科書Chapter 1を使った学習スタート。まずは1回通して音を聞いてから(理想的な話をすれば既に20回以上聞いてきているはずだが…)Phrase Reading Worksheetを1行ずつコーラスリーディング。ここでは既にプリントで扱ったr / l / thの音にはかなりこだわり、多くの学生が日本語発音でやっているように聞こえたところはしつこく繰り返すようにした。(ただし traditional の tra- みたいなのは除外)今後プリントで扱う発音が少しずつ増えていくのでだんだんきつくなってくるはず。そしてフレーズ単位で進めていって一文が終わったらその文だけをもう一度フレーズ単位で読んでいったが、2回目は音の上げ下げにも留意するよう指導。

・教科書の単語問題と穴埋めディクテーションをやって終了。今学期からはChapter 10までの全ての答えは予めウェブ上に上げておくことにした。大福帳と次のChapterのPhrase Reading Worksheetを交換する形で配布。



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改めて、第1回 9月23日
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・授業開始前から教室をブロック分けして、学生番号ごとに4つのブロックに分けて着席させた。これは学生番号ごとに色を区別して大福帳(後述)を配布するための作戦。さらにこの授業を取らないかもしれないという学生はなるべく後ろの方に座るように指示。結局54名が1回目に出席。前期は122名が履修登録していたことに比べると少なめだし、後期も80名ぐらいは来るかな?と思っていた。

・今年度前期同様、まずはいきなりプリントを配布して発音練習。使ったプリントは別ブログでも紹介しているこちらの教材。様子をつかんでもらうことが目的だが、とにかく1回目から毎回声を出してきちんと練習するということを伝えるために最初のうちにこの習慣を植え付けなければならない。もっとも、このようなスタイルの授業は前期と同じなので、既にいろいろな噂が飛び交っている様子。幸い、教室には再履修の学生も何人かいて、うまく雰囲気を作ってくれたことに感謝。(ちなみにこの授業はこの学部で開講されている授業の中で一番うるさい授業」(もちろん良い意味で)を目指すつもり。)

・プリントの冒頭部分を使ってrの発音練習から。少しずつ進めてはペアワーク、また少し進めてはペアワークという感じ。ここでは日本語のラ行子音は「弾き音」、英語のrは「流音」として説明。

・そして「おふざけフレーズ」として「タラちゃーん、イクラちゃーん、ノリスケさーん」「プリプリのエビどれ〜?」「とろろいもトロトロ〜」を紹介。これは文の途中でいつでも特定の英語の音を出せるようにするという練習だが、それなりに噂になっていたり、再履修の学生にとっては「またかよ」という雰囲気もあり、新鮮さは前期ほどではなかった様子。前期の授業だと1年生の学生が大量にいて「どっかんどっかん受ける」のだけれど。

・続いて l の音。日本語のラ行子音は l の音と似ているとかいうような話を聞くことがあるが、これは「嘘」であると強調。l も流音であることを説明してから、プリントに従って少しずつ練習。おふざけフレーズも同様。最後にrとlを比べたり混ぜたりしながら練習。

・おふざけフレーズを使い、自分のiPhoneを書画カメラで映しながら音声認識されるかどうかのチェック。わざわざやるような実験でもないが、英語のrやlでおふざけフレーズを読み上げたとき、日本語とは異なる音で認識されればOKというちょっとしたお遊び。でも地声ではなく、マイクとスピーカーを通した音だったので、少し違和感のある結果となったような気もする。

・50分が経過した時点で最初の脱落者チェック。この授業の雰囲気になじめなさそうな人や、やっぱり取るのをやめるという学生は退室してもよいということにしたが、誰も出なかった。全員にシラバス補足資料と大福帳、教科書Chapter 1のPhrase Reading Worksheetを配布して「お約束ごと」を説明。授業外学習の方法についてもプリントに書いてある内容を実際に紹介。(大福帳についてはこちらのブログ記事で詳しく紹介しています

・ブリッジ・イングリッシュⅡ同様、現行カリキュラムに合わせて授業を再構成してから4期目の授業だが、これまで結構あいまいになっていた授業外学習の方法を今期からは必須課題ということにした。だんだん厳しくなる授業だけれど、とにかく少しでも力をつけて欲しいし。(そして音読テストの時にがっかりしたくないし。お互いに。)

・大福帳の書き方について説明。大福帳に①として記入すべき週替わりミニアンケートは「この授業への意気込みは?」とした。そのほか、受講心得などについても説明しながら大福帳を書いてもらい、書けた人から終了。結局5分ほどしか余らなかったけど。

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第1回 9月16日(暴風警報発令による休講)
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