2014年1月16日木曜日

【2013後期木1/2】受信英語Ⅱ 授業記録

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第15回 1月16日
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・最終回。授業開始時間から10分間は予告通り「公式カンペ」の作成。これは試験範囲の教科書の本文だけをまとめた資料で、A3片面印刷にしている。この両面に10分間で任意の資料を参照しながら自由に書き込みしてもよいというルール。そして試験中はこの用紙だけを参照できる。中間テストでも実施済み。

・10分後から試験開始で30分間。(試験問題は非公開としますが、単語問題、別紙資料から日本語に相当するものを抜き出す問題、資料を参照しながら別の単語などを足して作る英借文(英作文)、口語表現などを和訳する問題などを出しました。)

・授業後に大学指定の授業アンケートを実施し、適当に見計らった時間の後で集計画面を中間モニタで提示してコメントなど。

・質問コーナー。1限は1枚だけ、2限は10枚程度。手元にまだ「ボーナスポイントつき質問カード」がある人はそのまま名前を書いて提出、あるいは「ご褒美シール」がある人は出席票を配布し、そこに貼り付けて提出することでポイント加算ということにした。また、今日の質問カードは受け付けなかった。

・この授業はほぼ全員が1年次の学生なので、来年度に取ることができる2年次英語科目について説明。

・授業で利用した映画『ナイト・ミュージアム』の特典DVDから3種類(2限は質問カードが多かったので2種類)の特典映像を見て終了。



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第14回 1月9日
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・出席記録はカードリーダーにて。

・まずは来週のテストについての告知から。中間テストの時に行った「公式カンペ」を今回も導入することを宣言。10分間で書き写すことができる程度の分量にまとめておく事前準備を推奨しておいた。出題方法として英借文、字幕翻訳っぽい出題、フレーズ英訳、フレーズ和訳、単語問題(教科書の出題形式)、イントネーション書き込み(これは出題しないかもしれない)、単語毎の直読直解などで合計30点分、30分程度の試験をやる予定。

・続いて質問コーナー。1限も2限も前回の授業終了時に提出された質問カードは数枚ずつに落ち着いたが、授業中にも提出があるのでそれなりに盛況だった。そして両時限とも授業中の口頭での質問(シール配布)も結構寄せられた(特に2限の方は多かった)。

・ここまでで最初の15分程度。いろいろ説明をするという意味での「授業」は今日が最終回(次回はテストと授業アンケートとBonus DVDの視聴など)なので、今日の目的は「受信英語」という名前の授業としてこれまでやってきたことの総括と、最後の学習アドバイスを行うこと。しかし「受信」というからにはリスニングも含まれるし、せっかく映画を使った授業なので、20分ほど映画の終盤部分を日本語字幕で視聴することにした。日本語字幕はあってもなるべく英語に耳を傾けるように…してくれたかなあ?

・そして熟慮の末に通年30回分の「受信英語」の最後に選んだ学習タスクは「こなれた日本語訳を横に置きながら、単語を1語ずつ意味を取っていくという、いわば究極の直読直解。配布したプリントは教員用マニュアルの内容と、教科書本文を左右に並べて見開きでも参照できるようにしたもので、単語を1語ずつたどっていく作業は割り箸2膳を写真のように並べ、少しずつずらしながら書画カメラで提示していった。そして1語ずつ思いついたことを順に喋っていくという進め方。最初の段落はお手本としてやり、次の段落は学生が先にやってから後で説明、そして後半は学生が先にやってから重要な構文やわかりにくい部分だけを説明するという方法でやった。学生が個人またはペアでやっている間には教室内を巡回して質問を受け付けた。また、英文の中で意味が分からないものは左側の日本語訳の中から対応するところを探すということにして、単語そのものの意味ではなく文や談話の中での意味を「宝探し」することを意識させたつもり。


・また、後半については英文をかなりゆっくり目に読み上げ、その速度で1語ずつのイメージが浮かんでくるか、ということも練習させてみた。リスニングの訓練にも繋げて欲しい。

・「英語を大学生にふさわしい方法で読む」という科目の設定目標を達成すべく4月の最初からいろいろ「変な練習」を多数取り入れてきた授業だったわけだが、それぞれの学生が今後の英語学習の中で役立ててくれたら嬉しい。また、今後、英文を日本語訳と突き合わせながら1語ずつの直読直解で読み進め、そしてその中で気づいた英語表現などを少しずつ別のところに書きためていくなど、勉強するという方法も是非取り入れて欲しい…そんなことを最後の遺言にして授業終了。



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第13回 12月19日
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・授業開始時間と同時に教科書の単語問題をやることを指示。3分ほどしてから答え合わせ。

・質問コーナー。先々週ほどではないが先週もかなり質問が多かったので、質問コーナーが終わったのは授業開始後40分ほど経ってからだった。学生が考えた前回のプリントの問題の別解案が正しい英文になっているかどうかという質問が多かった。

・ここでようやく出席カードを配布。裏面に「今年1年の英語学習を振り返って」というテーマで一言書いてもらった。今年1年といっても大学入試よりも前のことを含めてもよいこととし、対象科目もこの受信英語だけではなく発信英語・ブリッジイングリッシュI/II、英会話レッスンや通信教育などを含めても良いということにした。また、大学生にふさわしい英語力として繰り返し話している直読直解などができるようになったか、また、1年前の英語力と比べて今の英語力はどうかなど、取り上げる観点は自由ということにした。そしてしばらくこれを書く時間を設けてから次のタスクへ。

・この授業は映画を使う授業だが、前期の最初からまだ一度も日本語吹き替えでは見ていなかった。英語の勉強なのでこんなものは必要ないと思っていたが、ちょっと使い道が見つかったので、吹き替えで5分ほど映画の中のシーンを再生。次に英語音声、字幕なしで同じ場面を再生。そしてようやく今日の学習課題。教科書にはこの場面の後半の対話スクリプトが載っており、これまでいろんな使い方をしてきたが、今日は「字幕翻訳にチャレンジ」ということにして、なるべく短い言葉で場面を表すように指示。これをいきなりやってもよいのだが、予め実際の台詞がどんな感じなのかがわかるように吹き替え版を使った。そのまま訳させてもよいが、やはり話し言葉の雰囲気は大切にしたい。ちょっと甘いやり方なのかもしれないが。しかし最初に吹き替え版を使った時は字幕翻訳にチャレンジするということは予告しなかったので、きちんと聞いていない学生もいた。そこで2回目の吹き替え版の利用。そして最後に日本語字幕を表示して、各自が書いた内容と比較させ、訳し方で質問があれば受け付けるという形でやってみた。

・この取り組みが終わった後で先ほど書いてもらった出席カードを回収し、シャッフルしてから全員分のカードを書画カメラで提示しながら読み上げ、コメントを入れていった。どういうわけか1限と2限では書いている雰囲気が違うようで、2限の方には「高校時代よりも英語力が下がった」というように書いている学生が多かった。逆に1限にはそういう学生はほとんどおらず、むしろ大学生らしい英語の学習ができたというコメントが多かったのだが…。まあこういう時に過小評価しがちなのも日本人的特徴と言えるのかもしれないけど。

・最後に10分弱の残った時間で教科書の最終章の英文を3分間で読むよう指示。これはこの授業で目標にしてきた直読直解ができるようになりつつあるかの最終確認ではあるが、3分間ではまだ読めないという学生も多かった様子。(ちなみに自分でもゆっくり目に読んでみたら1分36秒だった。)

・授業自体は年明けにあと1回だけで、もう1回は試験(成績の30点分、30分程度)と「お楽しみ映像」の視聴の予定。映画「ナイト・ミュージアム」のDVDの2枚目には大量に特典映像が入っているのだが、これらを見る時間があまり取れなかった。去年も同一の授業をやっているのだが、このときは隔週ぐらいで短い特典映像を見ていたのだが、今年のこの授業ではこれが質問コーナーに置き換わってしまったような気がする。まあどちらもそれなりに有意義だと思うのだけれど。ついでに前期に補講としてやった内容だが、撮影上のミスなどをまとめた英文をiMDBから探してきて講読してみるのも楽しいかも、と思っている。



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第12回 12月12日
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・出席はカードリーダーにて。先週の2限の授業で「ピ逃げ」(カードリーダーに学生証をかざしたのに教室にいない学生がいた)が発覚したので、そのことを警告する旨も板書しておいた。)

・前回の出席カードの裏面を全員分、書画カメラで提示して学習アドバイスなど。さらに続けて前回の質問カード。質問カードの方は加算上限はあるものの、毎回1枚ずつ提出してもまだ満点にならない程度なので毎週提出枚数は多いが、中間テストで取りこぼした分の敗者復活的な意味も含め、ここ数週間とても提出枚数が多い。そんなこんなでここまでで30分ほど消費してしまった。(この科目では授業内容に関係する質問に限定しているので、どういう切り口からでも教材での学習を深めることができる。だからこれでいいと思っている。質問は大歓迎。)

・さすがに30分も話を聞きっぱなしで疲れを見せる学生もいたようなので、少しだけ休憩時間。これは自分自身の休憩時間でもある。そして前回やったようなメトロノーム読みをやることを予告し、これを少しでもやりやすくするよう、まだプリントに目を通していない学生は目だけでも通すように指示。(宿題でプリントを熟読してくるようには指示していたのだが、読んできてくれただろうか?)

・メトロノーム読みはテンポ70〜テンポ120まで10刻みで合計10分ほど流しながら、時々学習アドバイスを挟んだ。基本的にフレーズ単位での読解を止まらずにできるようにすることが目的だが、日本語→英語で同じことをやっても全然問題ない。そしてメトロノーム読みのあとで再度ゆっくり確認する時間も設けた。ここではPhrase Reading Worksheetの英語と日本語のそれぞれの欄の間に「←」や「→」を書き込ませた。これは学生の好みで「これは英語から日本語で言えるようになりたい」「これは日本語から英語で言えるようになりたい」ということを表す記号で、自分で選んだものが言えるようになったかをいつでも確認することができる。

・続いて前回の授業記録のところからもリンクを貼っている「補助学習」のプリントを全て実施。宿題としてやって来ている学生とそうでない学生がいたようだが、特に区別はしなかった。そして英作文に関連する問題はいつものように1問あたり3名ずつ、前に書きに来てもらった。今日は問題数が多く、1限も2限も全ての枠が埋まることが多かったので、「ご褒美シール」を大量に消費してしまった。また、単語1カ所だけが異なる2つの英文の意味の違いを尋ねる問題については「意味の違いが説明できる」「どこが見分けるポイントなのかが説明できる」「品詞で説明できる」といったように手を変え品を変え問題を出し、分かったグループは手を上げさせて答えを聞きに行き、正解したらご褒美シールをチーム全員に配るということを行った。

・書きに来てもらう英作文の答えを添削するという作業は骨が折れるが、学生がどういう発想で英文を作るのかが分かって非常に楽しい。添削と模範解答を説明したあとでさらに別の答えを思いついたら質問カードに書いて提出してもよいということにしているが、そちらの方もなかなか面白い。単純にポイント稼ぎということではなく、いろいろと深い質問も出てくるので。

・教科書の単語問題までは進めなかったが、次回、年内の最後の授業では単語問題、会話スクリプトを利用した学習、そして教科書の最終Unitにも入る予定。年明けの授業が2回しかなく、最終回は期末テストをやるので、実質あと2回。最終章の英文は以前にもやっているが、Phrase Reading Worksheetに頼らない英文読解という形で進めることになるので、なるべく自力でスラッシュで区切りながら目を通しておくように指示して終了。



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第11回 12月5日
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・前回の学習記録用紙(前回の授業記録からリンクあり)を返却し、出席カード(全員一律)を配布。

・授業開始時間直後から学習記録用紙を縦に2つ折りし、各自がこの用紙に書いた内容を使い、ペアで英語→日本語と日本語→英語のクイズの出し合いを実施。そして出席カードの裏面上半分に ① 英語→日本語の再現率 ② 日本語→英語の再現率 ③ ①②を高めるにはどういう練習が必要か自由記述 で書くことを求めた。そしてこの練習を授業開始後15分まで実施。また、この途中で教室を巡回して口頭での質問を受け、質問者にはシールを配布。

・質問コーナーでは前回、大量の「中間テストの英作文問題のお直し」に関する質問があり、問題番号ごとに並べ替えたものを順番に書画カメラに出しながら、各自の間違った答えのどこがおかしかったかを説明。(実は正しい答えを知ることよりも、こちらの方が大事な学習だと思っている)しかし中には解けなかった問題について、答えを誰かから聞いてそのまま書いたという質問カードや、この対象としない単語問題の正解不正解について提出しているものもあり、これらはもちろん加算対象外。また、テスト問題と関係のない質問も少し寄せられた。

・次に前回配布した教科書Unit 12のPhrase Reading Worksheetを使い「メトロノーム読み」を実施。これは http://www.youtube.com/watch?v=qWwDqYWosdw のようなもので、Phrase Reading Worksheetの英語フレーズ部分を各行の長短にかかわらず同じテンポで読むという練習。YouTubeに上げている動画ではTempo=75だが、教室ではTempo=80, 90, 100を試すことにした。最初のページは80、次のページは90、そして次の2ページは100という形。理想的には120ぐらいで読めるようになってほしいが、当面の目標は100ということにし、メトロノームのアプリなどを各自が使いながら、この授業のプリントだけでなくブリッジ・イングリッシュ1で使ったプリントなどでも試して欲しいという話をした。そして出席カードの裏面下半分に ④ メトロノーム読みについて/直読直解(後戻り読みしない読み方)ができつつあるか? を回答してもらった。この出席カードの裏面に記載してもらった内容は次回の授業の冒頭で書画カメラを使って全員に共有する予定。

・続いて教科書の単語問題と答え合わせ。

・教科書の映画シナリオを使った単元は今日のテーマは「けんかの仲裁に入ったり、説得を試みたりしてみよう。」というもので、登場人物の表情やその場での気持ちを考えながらどういう音の上げ下げになるかということを観察しながら進めていった。まずは該当部分の映画を日本語字幕で視聴し、次に字幕なしで視聴。そして教科書の映画シナリオ部分を書画カメラで写しながら、この部分の音源からリッピングして台詞毎に2秒ずつのポーズを入れたものを聴き、音の上げ下げを書き込みながら台詞の「パラ言語的特徴」(この用語も紹介して簡単に説明)について補足説明を加えた。また、書き込みが終わった段階で再度映画を視聴。2限の方は質問コーナーの件数が多く長引いたためにやや時間が足りなくなってしまったが、このような流れを2つの場面で実施。

・来週までの課題として配布した教科書Unit 13の本文のPhrase Reading Worksheet(対訳入り)を熟読してくることと、「補助学習いろいろ」プリント(英借文や文法的な観点での学習、また教科書本文を使わずに回答する英作文などいろいろな問題を載せたプリント)を次回までに考えてくることを指示し、終了。



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第10回 11月28日
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・中間テストを返却。この点数に加えて質問・疑問解消報告カードによる獲得ポイント数も答案の右上に記入しておいたので、これと関連して成績評価方法についても改めて説明。

・中間テストは英作文を中心に出題したが、この平均点は7割程度だった。これだけ高めに出たのは英作文ではなく英借文だからなのか、それとも公式カンペの影響なのかはよく分からない。でも、平均点を割ったような学生も当然いるわけで、そういう学生たちには是非とも「敗者復活」さらに「間違えた問題をすぐに取り戻すこと」をやって欲しいので、質問カード・疑問解消報告カードで振り返り学習ができるように「___番の問題で答案で_______と書いたら△(または×)でした。_______にすれば○ですか?」(質問カードの場合)「___番の問題で答案で_______と書いたら△(または×)でした。正解は_______ですね。_______が抜けていました」(疑問解消報告カードの場合)というような文例を板書。これによってポイント稼ぎができることを知るやいなや、質問カードを入手したい学生が大量に発生!(笑)

・映画を使う授業なのに全く映画を見ない週もあったりするので、そろそろまとまった分量を見せた授業設計にしたい…という欲求もあり、今日は16分ほど映画を視聴。そしてこの内容を踏まえて教科書の英文を読むという、前期によくやった方法を復活。

・後期の授業は英作文(というよりも英借文)を中心にやっていたが、やはり受信英語という科目でもあり、大学生としての英文読解力は直読直解ができてようやくスタート地点という考えなので、この授業も原点回帰を狙ってみた。そこで今日は教科書の英文をコピーしたものを書画カメラで提示し、(1)なるべく細かくスラッシュを入れながら読み下す解説 (2)学生個人によるパラグラフ毎の振り返り (3)スピード確認のためゆっくり目に音読するのを聴いてもらいながら意味を取っていく作業 (4)再度短めの時間でパラグラフ毎の振り返り という流れで進めていった。そしてPhrase Reading Worksheetの英・日両方入りのプリントを配布して読めなかったところなどを再度探す作業。

・授業時間を15分ほど残した時点でようやく今日の出席カードを配布。出席カードというよりもむしろ学習記録用紙(改変・再配布自由で公開します)と呼ぶべきだが、英語→日本語ですぐに言えるようになりたい表現、日本語→英語ですぐに言えるようになりたい表現をそれぞれ10個ずつ書くというもの。ここで想定していたのは当然、直前にやっていたPhrase Reading Worksheetから選ぶということだったが、1限の学生で全く無関係な英文を集めて書いている学生がいた。説明したつもりだったのに…。(当該学生については英文がデタラメなものが多かったのでテキトーに書いたのだろう。)2限はそういうことがないよう、丁寧に説明したつもり。ちなみにこのプリントでも両面各10個ずつと、関連する質問などが記されていれば平常点の6〜7点分として評価することにしている。

・本来は出席カードとして授業中に書いて提出してもらいたかったが、15分程度しか確保できなかったので、週明けまでの宿題ということにした。〆切後にチェックして点数をつけ、次回の授業で返却したものを使ってどれだけ再現できるか、というあたりの練習に繋げていく予定。

・授業終了時にいつもの4倍ぐらいの分量の質問カード・疑問解消報告カードの提出が!(笑)ポイントを稼ぎたいという気持ちの表れだろうが、こちらの作戦に乗っかってくれてちょっとうれしい。上述の課題と合わせて最終成績の10点分ぐらいポイントを稼ぐ学生もいるはず。



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第9回 11月21日
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・今日は中間テスト。授業開始時間から10分間で「公式カンニングペーパー」を作成。これは以下の前々回のところにも書いてあるように、解答に際して必要かもしれない情報(この授業ではリーディング素材としての教科書の本文を手がかりに英作文を行う取り組みなので、試験範囲の教科書本文を入力したものを配布)が載っているプリントのみを先に渡して、そこに自由に何でも書き込みをしてよいというもの。単語の意味でも上手く訳せない箇所の意味でも、授業でやったプリントの答えでも。そして10分が経過したらこのプリント以外は片付けて別の試験問題が書かれた用紙に解答するというもの。試験問題は英作文12問(24点分)と単語問題(6点分)の30点満点で、この点数はそのまま成績に加算される。

・試験終了後、公式カンペと答案の両方を回収。公式カンペは書画カメラを使い、クラス全員がどんな10分間を過ごしたかを全員で「鑑賞」。上手い勉強の仕方、下手な勉強の仕方、それぞれいろいろあった様子。

・質問カード・疑問解消報告カードの紹介。1限は少なめ、2限は多め。これにより1限と2限の進度が少々ずれたが、どのみち今日やったUnit 11の内容は期末テストに含まないので問題なし。(ただ、そういう形の授業だとどうしても学習に身が入らないという学生もいた様子)質問では前々回・前回の授業で紹介した「型破り・型崩れ」の観点が多かった。

・プリントの英作文が4問残っていたが、これは模範解答を板書で示すだけにした。ただし自分で既にやっていて、あっているかどうかをチェックして欲しいという学生には個別に見せてもらい、正解・不正解に限らず「ごほうびシール」を渡すという方法で評価。

・教科書の会話スクリプトの部分は映画の2カ所からの抜粋となっているため、これを使って「話し言葉のイントネーション」をテーマとした活動を入れた。1限と2限で若干異なるが、1限の方は最初の箇所は英語字幕で見る→教科書を使い英文として読む→日本語字幕で見て意味を確認→イントネーション(音の上げ下げ)を書き込むとしたらどうなるかを書画カメラを使いながら書き込んだものを提示→だいたいあってるかどうかを確認(ちょっとはずした)という流れで進め、ブリッジ・イングリッシュIの授業でやっている書き言葉を読む時のイントネーションとの違いなどについて軽く紹介。続く2つめの箇所は映画を見る前に教科書を使い、イントネーションの書き込みに挑戦し、映画で確認するという流れにした。こんな感じで進め、少しだけ早めに終了。2限の方は質問が多かった影響で、時間いっぱいまでかかり、上記の練習メニューも一部しかできなかった。

・来週までの宿題はないが、後期後半はPhrase Reading Worksheetに頼らない直読直解を少しずつ進めていくことになるので、事前に教科書に目を通しておいてもよい、ということにした。



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第8回 11月14日
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・出席確認はカードリーダーにて。

・前回の出席カードの裏面を書画カメラを使って全員分提示しながらコメントなど。

・前回の質問カードに回答。英作文に関する質問が増えてきたが、単語の使い方につまづいている質問が1限で2枚あり、これらはなかなか根が深い間違い方だったので、辞書サイトでの検索結果を使いながら補足説明。辞書の訳語の部分だけを見る学生が多いが、訳語の直前にある語法欄も見ないと英作文でおかしな文ができてしまう、というような話。これも先週紹介した「型」(型破り・型崩れ)とも関連している。

・前回、Phrase Reading Worksheetの日本語→英語型の英語欄が空いているプリントを配布したが、これは特に予習課題とはしていなかった。むしろ前回配布の応用英作文のプリント(これも特に宿題という指示はしていない)の冒頭にも書いてあるように、できることなら教科書の英文だけを使い、和訳を介さずに英文を借りてくる形でやって欲しかったわけだが、予想通りそれなりにプリントを埋めている学生が半数程度いた。(宿題ではなかったのでやらなかったという学生もいたので、いつもよりは少なかったが。)どうしようか一瞬迷ったが、それでも事前学習をしている分は評価に値するだろうと考えたので、やっている学生にはボーナスポイント付き質問カード、またはボーナスシールのどちらか好きな方を渡すことにした。(宿題じゃないからやってこなかったという学生から恨まれなければ良いが…)

・Phrase Reading Worksheetの日本語→英語型の英語欄も埋めたものを配布し、事前に埋めてきた学生は自分でやったものとの比較を、やっていない学生は未知語などで日英対訳で下線を引くなどといった作業を指示。

・教科書の英文をコピーしたものを書画カメラで提示し、そこに書き込みをしながら応用英作文のプリントに関係しそうなところに印をつけていき、ついでにいくつかの文法事項を説明。今回の応用英作文のプリントには、何も考えずにそのまま教科書から抜き書きをするだけで完成というものも含まれており、この手の問題も来週の中間テストで出題する旨を予告。そしてプリントの2〜4番の英作文はいつものように学生に1問3名ずつ前に書きに来てもらって添削。

・プリントの5番は洋楽の一節がそのまま英作文の答えとなるものになっているため、パソコンからYouTube動画を再生しようと思ったが、ここ数週間すごく調子が良かった教卓パソコンの調子が非常に悪い状態で、1限は10分以上をロスしてしまった。そして2限もいろいろ試したが、どうしても予定していたYouTube動画を再生できなかったので、自分のiPhoneで再生したものを書画カメラをで映し、音声もiPhoneから再生されるものをマイクで拾って流すという原始的な方法での再生を余儀無くされた。使った曲はかれこれ20年前のヒット曲、ExtremeのMore Than Wordsだが、この曲を知っている学生は誰もいなかった。一般的に洋楽を使った授業は受けが良いのだが、それでも曲を流している間、私語を止めない学生もいたのが残念。

・そして英作文の6〜9番の範囲も同じように進め、ここまでが来週の試験範囲ということになった。パソコンの不調がなければ今日はボーナスDVDから何か1つ、メイキング映像の類を見せようと思っていたのに…残念。

・うっかり大学指定の授業アンケートを実施するのを忘れていた。来週のテストのことばかり気にしていた。どうも今週はこういう凡ミスが多い。少々反省。授業後に気づいてポータルサイトから通知。来週の授業で中間テストが終わった後で結果一覧を表示することにしよう。



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第7回 11月7日
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・授業開始時点から全員同じ出席カードを配布。

・前回の出席カードの裏面に書いてもらった「美しいものの絵」「美しくないものの絵」と英作文に対する自信のパーセントを全員分、書画カメラを使って共有。

・質問カードに解答。1限も2限も質問は少なめ。もっとも、授業中に口頭で質問してもポイントがつくので、その影響も大きいのだろうけど。

・前回やり残したPhrase Reading Worksheetの最終ページを説明してから英作文の残り3問を前回までと同じ方法で書きに来てもらい添削。参加者にポイントシールを配布。

・1限と2限で話題に出したきっかけは異なるけど、今日一番伝えたかったことは「英語の型」を身につけることが重要という話。毎年どこかのクラスで喋っているネタだが、一度も「型」を身につけずに英語を書いたり話したりすると「型崩れ」になりやすく、格好悪い。逆にきちんと「型」を身につけてしまってから、それを打ち破る「型破り」は格好良い。英作文と絡めるなら、文法ルールが重要というわけではなく、思いついた単語はその単語にあった「語法」で使う必要がある。また、チャンクを作る時なども適当に単語を並べるだけでできるわけではない。こんな話を板書してもらった英作文の添削の時にも何度も繰り返した。

・再来週の中間テストに関する告知。出題範囲は教科書Unit 9〜11で来週終わったところまでということになるが、英作文を中心とした出題になる旨を説明。30点満点のテストで英作文は2点×10問、その他の問題(語彙など)は1点×10問ということにした。そして去年の授業ではとっさの思いつきで入れた「公式カンペ」を今回は正式導入することにしたので、これについて説明。(試験開始時間から10分間、何を見ながらでも構わないので、配布プリントに自由に書き込みをする。そして10分が経過したら、各自が書き込みをしたプリント以外は片付けて試験を実施するというスタイル。公式カンペという名前は以前の受講生が考えてくれたものだが、なかなか良い呼称だと思う。)

・教科書の単語問題を済ませた時点で残り30分強。教科書と連動する形で進めている映画の方の進度は開始後40分あたりまで来ているが、今日はもう一度冒頭付近に戻り、英語字幕・英語音声で少しずつ区切りながら視聴。最初あたりのシーンは耳慣らしだが、(1)「就職あっせん」、(2)「Cecilとの面談」、(3)「ドタバタ劇」、(4)「ルーズベルト大統領登場」のように場面ごとに区切り、それぞれの理解度を出席カードの裏面に○△×で書いてもらった。そして(4)の場面の後半は教科書に対話セリフが掲載されているので、場面を思い出しながら教科書の英文だけを2分程度でさっと読んでの理解度を同様に○△×で書いてもらってから、今度はこの場面だけを日本語字幕にして視聴。そして(6)日本語字幕とのズレ(**%、低い方がbetter)という形で書いてもらった。この取り組みは場面ごとに聴き取りが容易なところや、逆に困難なところがあるということに気づいてもらうことを目的としているわけだが、これらに関する気づきも出席カードに自由記述で纏めてもらった。学生の中には以前よりも英語の聴き取りに関して伸びたという感想をもった者もいるようで嬉しい。



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第6回 10月31日
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・授業開始時点から全員同じ出席カードを配布。指示していた宿題のチェックは自己申告ということにした。出席カードの裏面の上半分を利用し、宿題をきちんとやった人は「美しいもの」(例:お花の絵)、きちんとやっていない人は「美しくないもの」(例:ウ○コの絵)を描くように指示。(下品でスミマセン。笑)

・同時進行で前回の質問カード・疑問解消報告カードに書画カメラを使いながら回答。

・Phrase Reading Worksheetの日本語→英語の記入プリント(前々回に宿題として指示していたもの。本当は前回このチェックまで行きたかった。)の英語フレーズ入りのものを書画カメラで提示し、まずは素早く英文の区切り位置をチェック。次にページの最初に戻って、上から順番に文法的な補足や覚えておくべき語彙・表現などを特に英作文や英語を発信していく場面を想定した形で説明。今日の一番のポイントは「同時性」という意味を持つ分詞構文の使い方とas S+Vの使い方。前者は「長い英文を書くときに文を伸ばす役目がある」という切り口からの説明。また、後者はbecause, sinceとの違いを簡単に説明。

・これと交互に進める形で応用英作文のプリントを1〜3、4〜7、8〜11の3つに分け、各問3名ずつ、前に書きに来てもらった内容を添削する形で進めていった。今日は1限のクラスも2限のクラスも出足が少々鈍かった。

・今学期の教科書をPhrase Reading Worksheetにすると3つのパートから構成されるものができあがるが、今日はその最初の2つしか進めなかった。次回は残りのパートと教科書の問題、会話スクリプトを利用した内容になる見込み。

・最後の15分で出席カード裏面の下半分に英作文問題への自信度などを%で書くか、感想などを文章で書いてもらった。そしてボーナスDVDからNG集(約6分)を視聴して終了。



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第5回 10月17日
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・出欠確認はカードリーダーにて。

・前回の出席カードの裏面に書いてもらったコメントや質問を書画カメラで全員分提示し、なんだかんだ喋った。続いて前回の「質問カード・疑問解消報告カード」。「穴埋め内容考案型英借文」に関する質問を中心に、各クラス10枚程度。ここまでで20分。

・前回途中までやった英作文プリントの残りの6問を1問当たり先着3名ずつということで記入欄を板書し、先着18名ということで希望者に書きに来てもらった。そして正解・不正解を問わず、参加した学生にはいつもの「おっけい合格」シールを配布。書きに来てくれた内容全てを添削しながら解説。

・ここで「書きに行けなかったのだけれど自分の答えも見て欲しい」という学生のための質問コーナー。教室を巡回しながら手の上がった学生のところを回り、個別アドバイス。そして同様に質問者にはシール配布。

・続いて宿題として指示していた教科書の単語問題等の答え合わせ。Phrase Reading Worksheetを配布しているので、特に説明する必要もない。書画カメラで答えを提示するだけ。そしてその間も質問受けで教室内を巡回。

・続いて教科書の映画スクリプトの抜粋部分。一度見ている範囲だが、まずは映画を日本語字幕で当該範囲を流し、再度ストーリーをざっくり理解させた。その後でしばらく時間を取り、もう一度英文だけを眺めて全体の意味が取れるかどうかをペアやグループで確認させ、次に日本語字幕の切り替わりごとに映像を止め、実際のセリフをゆっくり読み上げることで音のつながりの説明や、セリフにはあるのに日本語字幕にない部分などを少々丁寧に解説。最後に同じ範囲を今度は日本語字幕なしで流し、教科書の英文を見ながら音を聴く、あるいは上級レベルに挑戦したい学生は教科書を見ずに音だけを聴くという形にした。

・教科書の穴埋めディクテーション。会話問題の箇所も同様の方法で実施し答え合わせ。

・最後に15分だけ残すように授業を進めたが、ここで「英会話を身につけるコツ」を紹介。旅行会話集のようなものや「ネイティブはこんな言い方はしない!」的なものがたくさん出版されているが、そうではなく「受け答え」のパターンを理解して欲しいということで、言語学の関連領域でもある会話分析でいうところの「隣接応答ペア」について説明。そして教科書にも掲載されている先ほどのスクリプト部分で隣接応答ペアになる箇所に[ ]を入れていくという形で書画カメラを使いながら説明。

この話と絡めて知的財産学部の卒業生から寄せられた「どうすれば英語を話せるようになりますか?」という質問とそれに対する回答をもとに纏めたブログ記事を紹介し、中央モニタでも解説。(「吾輩 メモ どうすれば」で検索することができることも紹介しながら。) さらにこの記事中でも紹介している「ゴガクル」や「ラジオ英会話」のオンデマンド放送のページも紹介。

・前回配布していた次のUnitのPhrase Reading Worksheetの日→英の確認には入れなかったが、この範囲に基づく応用英作文のプリントを配布。次回の授業では今日と同じように前に書きに来てもらう形で実施することを予告して終了。



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第4回 10月10日
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・前回指示した宿題(プリントの両面を埋めてくる)をやっているかをチェックしながら出席カード配布。やっていない学生には毒々しい血の色の出席カード(なんでこんな色のものが用意されているんだろう?ってほどにどぎつい赤色で、鉛筆で普通に書いても読めないぐらい)を配布。やっている学生に渡したものには「おっけい合格」の判子が入っているので、どこか別のクラスでこっそり多めに取ってきた出席カードに差し替えることはできないという仕掛け付き。(…やり方がうざい教師です!笑)

・前回の授業終了時などに提出があった質問カード・疑問解消報告カードを記名欄を隠し、書画カメラで全員分提示してコメント。ほんの思いつきで始めたこのカードもなかなかいい感じで機能している様子。(毎回少しずつだが提出枚数も増加傾向にある)先週は1限・2限とも15枚程度の提出があった。

・後期はPhrase Reading Worksheetを日本語→英語型で使っているが、この場合は学生は教科書の英文を意味の切れ目を意識しながら書き写すだけなので、人によって書く中身が違うということは殆どない。前期に英語→日本語型の練習をしっかりやっているので、英文を書き写す時に区切る位置も殆どずれることはない(実際には1行1文になっている箇所が多いのだが)。なので、Phrase Reading Worksheetはあくまでもウォーミングアップとしての利用で、メインの学習は応用英作文のプリント。(プリントの実物はこちら。実は昨年の同シラバスの授業で使った。というか今年度の受信英語はプリント類は全部昨年度と同じもの。授業のやり方はいろいろ変えているけど。)

・「穴埋め内容考案型英借文」として掲載した問題については括弧の中に入る日本語も考えてから、それに合う英文も考えるというような仕掛けだが、日本語に引きずられて各自が知っている単語や和英辞典で調べただけの内容を入れるとうまくいかなくなるような罠がある。(という点に去年気づいて、この取り組みはなかなかいいなと思っている。)具体的には関係代名詞主格のwhoで「人についてもう少し説明を加える」部分に形容詞1語を入れてしまう場合など。この場合は形容詞そのものを先行詞の前に持ってくるだけの方が自然な英語になる。こういった気づきを与えることができる点はなかなか他の英作文教材ではカバーできないような気がする。

・Phrase Reading Worksheetの英文区切りの場所を上から順にざっと確認してからそれに相当する箇所の英作文をグループで相談しながら進めるといった方法でやっていき、グループ活動中は教室内を巡回しながら主に前の部分の質問受け(板書で示した模範解答とは違うものを思いついた学生に対して、それが正しいかどうかの個別アドバイス)や、英作文に関するちょっとした疑問などを個別サポート。そして質問者には「おっけい合格」のシールを配布し、出席カードに貼って出すことでポイントゲットという流れ。ただし個別に回答していると教室内を回りきれないし時間も足りないので、質問カードに記入して手渡ししてもよいということにした。そして回収した質問カードはなるべくその直後に書画カメラを使って(記名部は隠して)解説。また「穴埋め内容考案型英借文」については「質問テンプレート」として「**番の(  )にXXXという日本語を入れた場合の英作文は"........"で合っていますか?」というような形で書くように指示した。(この工夫でかなりの件数が寄せられたのでなかなか良かったと自画自賛。)

・こんな感じで英作文を11番まで実施。残りと教科書の問題、次のUnitのPhrase Reading Worksheetまでが次回までの宿題。

・最後に7分ほどでボーナスDVDからメイキング映像を視聴。かなり学生には好評だった様子。初めて映画の裏側を知ったという声も寄せられた。

・英作文を中心に進めていくという方法について、今日の感想を含めて出席カードの裏面に書いてもらったが、特に2限の方は映像マジックに関するコメントが多数(苦笑)ちょっと説明不足だったかも。ところでこの感想に関して「血の色の出席カード」の裏面で「難しすぎる」と書いている学生がいたが、そりゃそうだろう。英作文の前提として事前に宿題を課している訳だから、それもやらずに教室に来ても当然難しいに決まってる。一方、普段からきちんとやっている学生からは「ちょうど学習したいレベルの英作文でした」というような嬉しいコメントも。(どのレベルに合わせた授業にするかはいつも悩むところだけど、やっている内容が難しいと思う学生はどんどん質問カードを出して尋ねて欲しい。一定の範囲内だが、出せば出すだけポイントもつくわけだし。そして質問カードを出せる程度の疑問点をあぶり出すためには…宿題ぐらいはきちんとやってきてね。)



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第3回 10月3日
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・出席記録はカードリーダーにて。

・前回の出席カードの裏面に書いてもらったVELCテストの感想と映画前半の感想を書画カメラを使って提示し、コメントを少々。

・映画の残り40分を英語音声・日本語字幕で視聴。

・終了後にシラバス補足事項のプリントを配り、スケジュールや受講心得について説明し、併せて今学期から様式を変えた「質問カード・疑問解消報告カード」について説明。

・後期からはPhrase Reading Worksheetを日本語→英語の形で使い、英作文への橋渡しを行っていくので、プリントの使い方などを説明してから最初の3行程度を書画カメラを使って一緒に書かせた。そのあと10分程度はフリータイム。

・10分ほどしてから教室内を巡回し、1ページ程度以上が書けている学生に「ボーナスポイント付き 質問カード・疑問解消報告カード」(右上に「おっけい合格」の押印があるもの)を配布。これを使って質問・報告をすればポイント2倍。4割ぐらいの学生はサボっていたので渡さなかった。そして来週の授業開始時にもチェックするということを宣言。(これでもやってこない学生がいたら…たぶんいると思うけど)

・映画DVDは2枚組になっていて、ボーナスDVDには映画本編よりも長い特典映像がたくさん入っている。今日はこのうち「監督業入門」という5分弱の映像のみを映写。

・1限も2限もそれぞれ10枚以上の質問・疑問解消報告カードの提出があった。素晴らしい!



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第2回 9月26日
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・授業前に前回のVELCテストの受験者全員のスコア、学年順位、TOEIC見込み点の一覧(学年順位でソート)を作成しておいた。また、個人別スコアシートのうち、担当クラスの1位の学生(それぞれ学年5位と2位)のものと、中間付近の学生のものをプリントアウトし、名前の部分だけを切り取ったものも用意しておいた。これらを使いながら授業の最初にテスト結果を改めて参照するよう指示し、個人用スコアシートのサンプルを使いながらいくつか学習アドバイス。また、TOEICとのスコアの関連や今後の目標設定などについても少しだけ紹介。そして出席カードの裏面上半分にVELCテストの感想などを書いてもらった。

・VELCテストでは多数の評価項目が用意されており、英語音声の映画が字幕なしでどのぐらい理解できるかの見込みがわかるようになっているが、学年トップの学生でもこの項目は5%という最低レベルになっていることを紹介。英語が苦手な学生にも何かの参考になってくれれば、と。

・今学期のこの授業は映画『ナイト・ミュージアム』を扱うので、今回と次回で英語音声・日本語字幕で視聴することになっているが、今日はDVDチャプター14の終わり(1:06:43)までを視聴。最後に出席カードの裏面下半分に映画の途中までの感想やどのぐらい理解できたかを書いてもらったが、好意的なコメントが多かった。既に見たことがある学生も2〜3割ぐらいいたような感じだったが、その場合でも日本語吹き替えで見たという者が多かった模様。

・次回は映画の続きを40分程度と、後期授業のオリエンテーションをやってから実際に教科書とプリントを使った学習に入っていく予定。余裕があれば去年の学生に大好評だったDVD収録の特典映像をいくつか紹介してもいいかな、と思っている。



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第1回 9月19日
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・1年次学生のほぼ全員が通年で履修する授業の後期1回目は昨年度同様、VELCテストの実施からスタート。事前に学生らには以下のような文面を学内ポータルサイトから送信していたのだが、開封率を調べて見たらわずか13%という少なさにちょっとがっかり。まあ受験者数が極端に少ないというようなことはなかったので特に問題はなかったのだけれど。以下、VELCテストをたっぷり賞賛する文面をお届けします(笑)
VELCテストは日本の大学生の英語力を正確に測定することのできる信頼性の高いテストであり、皆さんが大学生としてどのぐらいのレベルの英語力をもっているのか、TOEICよりも正確に測定できる最新の理論研究に基づいて開発されたテストです。

具体的には「高校レベルの語彙を文脈の助けなしに理解する力」「はっきり発音される名詞、動詞、形容詞などを聞き取る力」「弱く発音される前置詞、冠詞、助動詞などを聞き取る力」「 l と r 、b と v など、日本語にない音の区別を聞き取る力」「関係代名詞・関係副詞を含む文を理解する力」など、20種類にわたる項目について、それぞれ受験者の正答率と、全国の大学生の標準正答率を比較することができます。そしてこれらの診断結果により、これからどのような面を補強していけばよいか、についての多くのヒントが得られます。

残念な話ですが、皆さんがこれまで受けてきた英語試験には「受けて終わり」という側面があったことと思います。そこからもう一歩「受けて、そこから何かを始める」という方向で進めてみませんか。また、皆さんの中には英語をどうやって勉強したらいいか分からない、という人も多いのではないでしょうか。英語力は闇雲に勉強しても上がるものではありません。皆さんの弱点にあった勉強を進めることが重要で、かつ効果的な学習なのです。

VELCテストは皆さんの今後の英語力の効果的な向上のために、弱点を正確に把握することができる優れた試験ですので、必ず受験して下さい。なお、テストの出来・不出来は後期の受信英語その他の科目の成績には全く影響しませんので、気軽に受けて下さい。(不受験者は授業1回分の欠席扱いとします。)

このテストはマークシート形式で行われますが、実施当日のうちに運営団体に答案を送ってすぐに採点してもらうよう手配していますので、翌日18時には皆さんの携帯電話やパソコンで試験結果を知ることができます。(採点結果の参照方法は皆さんがVELCテストを受ける当日にお渡しする資料に書いてあります。なお、翌日の採点結果配信というスケジュールの都合上、9月18日の1限・2限に試験が受けられない場合の追試験実施はできません。また、1限実施クラス[2組・4組]の学生の2限受験は原則として認めません。)

VELCテストがどういうテストなのかは当日配布される資料に書かれていますが、事前に知りたい人は http://www.velctest.org/ を見てみて下さい。
・授業時間開始前に各机に予め受験のしおりとマークシートをセットで人数分置いておき、来た学生から自由席で座らせるようにしたらとてもスムーズに実施できた。そして開始直前に問題冊子を配布。

・試験時間は70分間。リスニングの開始時からリーディングの終了時まで、CDをトラック1から順番に流しっぱなしにすれば良いようになっていて、トラック4で延々45分弱の無音部分が続いた後で試験時間終了のアナウンスというつくりになっていたので、再生スタートしたらもう何もすることがなかった。学生の様子はというと…最初からマトモに取り組もうとしない学生は去年に比べると明らかに減っていたのだが、後半諦めてしまうように見えた学生が2〜3割。まあそれでも明日には結果が分かるので、今後の学習に何らかの形で活かしてくれたらそれでいいかな、と。

・終了後、問題冊子と解答用紙を回収して終了。

・ほぼ全員が前期からの流れで履修している科目なので、前期の最終回に実施した期末テストの答案を並べて置いて希望者は持ち帰ってもらう形で返却。

・後期の授業計画などを話す時間が取れなかったが、このクラスは映画を使うクラスで、来週・再来週に分けて全編を視聴するので、シラバス補足事項の説明などは再来週の授業で説明する予定。(というより、まだこの資料を作っていない。)