2014年1月14日火曜日

【2013後期火1/2】資格英語Ⅱ 授業記録


シラバスはこちらから、初回授業でプリント配布するシラバス補足事項(PDF)はこちらから参照できます。


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第15回 1月14日
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・いよいよ最終回。まずは前回の小テストを返却。そして前回のリスニング100問の解答用紙の裏面に書いてもらった内容を全員分、書画カメラで提示しながら「最後の学習アドバイス」を即興で。

・今日は75分間で今度はリーディング100問をやるという内容。最初にルール説明のスライドを提示しながら説明。要約すると「画面には75分間のカウントダウンタイマーを出すが、取り組み方は自由。時間配分を意識しながら自力で、辞書や例文集を参照しながら、答えを見ながらなぜこの答えになるのかを考える、時間をかけて解けそうな問題だけ、まずはざっと解いてみて後で調べる、ゆっくり検討しながらレポートのネタ集めをする」など。

・また、この75分間の間に「最後の質問コーナー」を行った。静かに取り組んでいる学生の邪魔にならないよう、文字でやりとりするということにし、紙またはオンラインで寄せられた質問は全て http://goo.gl/uvuRqL に掲載するということにした。(ここには過去2年分の同一授業で寄せられた質問と学習アドバイスも掲載している)そしてこのURLにアクセスしやすいようにQRコードにもして中間モニタにも提示。(ちなみにこれはDropboxの上で作成している簡単なHTMLファイルで、上記のURLはこのファイルへのパブリックリンクになっている。手元でこのファイルを更新すれば自動的にオンラインのファイルも更新されるため、学生からも参照できる、というような仕掛けになっている。)

・1限は授業時間中に8件の質問が寄せられた。うっかり今日の授業終了時が質問カードの受け付け最終期限だということを伝え忘れていたことを宣言したとたんに駆け込み提出があり、入力と回答作業が追いつかなかった。授業後の休み時間にようやく全件回答。そして2限は授業中に収集できたのは口頭で1件と「疑問解消カード報告」が1件のみ。「質問するなよ〜」オーラでも出ていたかなあ?(笑)授業の終わりの時点で一気に大量のカードが!しかしそのうちの半分は今日の範囲とは無関係の、いかにもポイント稼ぎというようなものだった。3件だけに回答して上記URLのファイルに追記。

・授業としてはこれで終了。あとは学期末レポートの提出を待つのみ。(ページ上部の「シラバス補足事項」の資料の中でレポート課題について紹介しています。)



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第14回 1月7日
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・Part 7形式の小テスト。教科書掲載の問題から4題17問を抽出したもの。時間は15分程度ということにしたが、終わった人から自由に提出してよいことにした。そして提出と同時に今日の配布物5枚+前回の返却物1枚を取りに来てもらい、さらに同時進行で大学指定のケータイ授業アンケートに回答するという流れ作業。

・ぎりぎりまで小テストに取り組む学生もいたので、さらに数分待ってからアンケートの集計画面を提示しようとしたが、なぜか教卓据置のパソコンからアンケートページに入れなかった。なので自分のiPhoneからVPN接続でアンケートの集計画面を開き、それを書画カメラで大写しするというローテクなんだかハイテクなんだかよく分からない使い方をしながら回答内容に対してコメントを少々。

・質問カード・疑問解消報告カードに回答。1限は1件、2限は5件。

・今日は45分間でリスニングパート100問の模擬テストを丸ごと回答するということにしていた。なるべくなら本番さながらでガチでやって欲しいところだが、途中で断念してしまう学生もいることを見越して、予め答えが入ったリスニングスクリプトを先渡しにすることにした。(前にもこんなやり方でやっている)そして「スクリプトを見ないで」「苦手なパート・問題だけ見る」「スクリプトを見ながら何でこの答えになるか考える」という3種類の学習方法を板書し、各自、好みの方法で勉強してもらうことにした。

・解答用紙は教科書の巻末についているマークシートを1枚ちぎって使うように指示。

・そもそも45分間のリスニング自体、集中力が続かない学生もかなりいた様子。実際のTOEICはこの後さらに75分間のリーディングパートがあるわけで…。合計2時間、集中力が続くようにして欲しいなあ、と思う。なかなか難しいのは承知の上だが。

・小テストやアンケートもやったために授業時間としてはかつかつのところだったが、1限は何とか45分ほどのリスニング時間を授業時間に盛り込んだ。

・答えを見ながら取り組んだ学生もいたが、記入したマークシートの裏面に「(1)それぞれの問題をどんなふうに取り組んだか」「(2)45分間連続でリスニングをやってみての感想」「(3)次の目標」を自由に書くよう指示し、提出してもらってぎりぎり終了。2限は質問カードや授業アンケートの自由記述欄で長い内容が寄せられたこともあり、授業自体、少々延長してしまった。



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第13回 12月17日
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・出席記録はカードリーダーにて。授業開始直後から告知事項などをいくつか。(来週月曜が締切の課題の指示、白紙の配布、1/24が締切の学期末レポートに関する指示、1/7の小テストの出題範囲など)

・質問コーナーは1限も2限も数件ずつのみ。

・宿題として指示していた大問8つ分の答えを板書。

・進め方は前回と同様だが、下記(1)〜(4)に加えて(5) 個別設問の解説 を加えた。これは順番に番号を読み上げていき、答えの手がかりがどこにあるかなどを知りたい問題番号のところで手を挙げるというもの。そして誰か1人でも手が上がったものを少し詳しく説明するという方法。

・今日は1限と2限でこの(1)〜(5)の選択パターンが全く異なった。1限の方は和訳読み上げを所望(手元に和訳のプリントがあるのに)する学生が大問8つ中3つほどいた。確かにこういう学習は1人ではできない。(いつかTOEIC対策のE-learningコンテンツを作るような機会があれば、こういう学習ができるものも用意しておいてもよいかも?という気がした。自分の知る限り英語学習用のE-learningコンテンツでこういうアプローチのものはまだ見たことがない。もっとも、授業でこういうことをしたがる英語教員も少ないとは思うのだけれど。)また、1限は選択肢の和訳読み上げはほぼ全ての問題で希望があった。さらに個別設問の考え方も特に後半でピンポイントの説明を希望する学生が数名いた。ところが2限の方は和訳読み上げの希望や選択肢の和訳読み上げは全く希望がなかったが、1限で1件しかなかったフレーズ訳読み上げが3件あった。クラスや学習者が違うと好みの学習形態も違うんだなあ、と改めて気づくことができた。もちろん手を挙げるという意思表示を1件でも示した学生は教室内の3割程度だったような気がしたけど。

・大問8つ分なので時間内に全部は無理だろうな、と思っていたが、あまり手が上がらなかったこともあり、結局1限はほぼ時間通りに、2限は10分も早く終わってしまった。

・年内のこの授業は今日で終了。前回指示した学習記録用紙の課題は2限の学生から1件だけしか提出がなかった。来週月曜日、みんなちゃんと提出してくれますかね?

・学内TOEICのスコアシートの返却も既にあった模様。受験者がどれだけいたのかは把握していないけど、スコアシート提出によるポイント獲得も2限で1名だけだった。



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第12回 12月10日
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・出席記録はカードリーダーにて。

・前回の授業で回収した学習記録用紙(1)を返却し、今週・来週で利用する学習記録用紙(2)(改変・再配布自由で公開します)を配布。この冒頭の指示に従い、学習記録用紙(1)を使ってペアでクイズを出題しあうという活動で5分強を確保。盛り上がるまで少し時間がかかったが、だんだんあちこちで練習する声が聞こえるようになった。

・1限は質問カードなし。2限も6枚ほどだったので、このタイミングで回答。

・宿題として大問5つ分を指示していたので、この答えを板書。

・今日の学習は上述の学習記録用紙での指示に従って進めていくことになるが、個々の問題について (1)ゆっくり日本語訳読み上げ (2)フレーズ訳読み上げ (3)英文読み上げ (4)選択肢和訳読み上げ の4つの解説を取り入れながら進めていった。まずはダブルパッセージの最初の問題を使い、これら全てを実演。

・(1)の日本語訳読み上げという方法は、既に学生の手元にもある日本語訳をその名の通りゆっくり読み上げるだけのことなのだが、学生は英文を追いかけながら読むという取り組み。そしてこれを行いながら引っかかる箇所に印をつけるという学習方法。これは個人でもできる作業だが、止まらずにやるということに意味があるように思う。つまり英文として自然な速度よりもちょっと遅く読んだときに引っかかるところがどこかをあぶり出すための手法として取り入れた。そしてこの後で1分の振り返り時間。

・(2)のフレーズ訳読み上げとは、適切な区切りごとにPhrase Reading Worksheetのように後戻り読みをせずに解説していく方法。ただしこれも途中で止めずに一気に連続で読み上げていき、引っかかっているところに印をつけて後で考えるということを目標にした学習方法。(1)の日本語訳はこなれた日本語訳なので、このフレーズ訳とは全然違う。いずれはこういう読み方を身につけて欲しいので、この学部の英語教育の中では1・2年次のうちに身につけて欲しいスキルとしていろいろなところで取り入れている。そしてここでも1分程度の振り返り時間。

・(3)の英文読み上げもその名の通りだが、ここでは2種類の学習方法を説明。初級・中級向きの学習を希望する場合は日本語訳を読みながら聴いてもらう。つまり(1)の活動の逆バージョン。上級向きの学習を希望する場合は何も見ないで聴いてもらう。(もちろん英文を読みながら聴いてもらうという方法もあるが、(1)や(2)で十分やっているので、ちょっと変わった方法として紹介してみた。そしてしつこくここでも1分程度の振り返り時間。

・(4)の選択肢和訳読み上げもその名前のままだが、大問ごとに4〜5問ずつある問題部分をとにかく上から日本語で読んでいくだけ。ここも聞こえてくる音と同じスピードで処理できるかどうかを見きわめてもらうためにやっているようなもの。正解は既にホワイトボードに書いてあるので、どの選択肢が正解か、という説明はせずにそのまま通して読むだけ。そしてここでは3分程度の少々長めの振り返り時間を設け、ここだけはおしゃべりあり、質問も受け付けるというような進め方にした。質問者には学習記録用紙の右上に押印することで後日加算するポイントを認定。

・こんな練習を大問5つ全部やるには時間が足りないので、2つめの大問からはリクエスト形式にした。この(1)〜(4)の方法を板書しておき、順番に尋ねながら一人でも手が上がったらそれを行うという形で進めた。1限よりも2限の方がよく手が上がった。さすがに(1)の取り組みはあまり希望はなかったけど、(2)〜(4)はそれなりにどちらのクラスもリクエストがあった。中には(4)だけをやった問題もあったりしたが、それはそれで構わない。そしてその場合は振り返り時間を少し長めに取り、質問をどんどん受け付けることにした。

・来週までの宿題は今度は大問8つ分。1日1つずつでもやって欲しいところ。さすがに(1)の練習はリクエストがあっても対応しきれないような気もするので、(2)〜(4)の中からリクエストを受け付けながら進めていくようにしようかな、と思っている。

・学習記録用紙(2)の方は「絶対間違えない問題」が20問集まった時点で提出ということにしている。さすがに今日の授業で配布して今日の授業ではそんなに集まらないだろう(つまりそれだけ授業外学習をしないと集まらない)ということを意図しているわけだが、学生がこの企てに乗っかってくれるといいな。いくらでも手抜きやごまかしが可能な課題ではあるけど、これを本気でやるかどうかが分かれ道。再来週が提出期限で、この用紙への書き込みも成績の6点分程度で評価するつもり。



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第11回 12月3日
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・まずは質問カードに回答。1限も2限も少なめ。1限も2限も質問カードへの回答を始めてからも私語を止めない学生がいて、特に1限ではブチ切れた…ふりをした。いや…まあ…そういうの…止めて下さいよ…。お願いですから…。

・前回の授業時から作り始めている学習記録用紙は前回の終了時に「みました 2013.11.26 神谷」という日付印を押しているが(前回の授業終了時にどこまで作業をしたかが分かる印として)今日の授業開始時に、昨日の日付にした「みました 2013.12.2 神谷」を押印して回った。つまり前回の授業の終了時から今回の授業開始時までの教室外での学習を評価するという趣旨なのだが、半分近くの学生がこの2つの日付印が隣同士になるという「屈辱の日付印」を押されることになった。(すっかり忘れていたが、今日の授業の直前に去年の授業記録ブログを見たらこんなやり方をしていたことが分かったので今年も採用した)こんなウザいことをする教員はきっと嫌われる(笑)「屈辱の日付印」はこんな感じ。(学習記録用紙の様式は以下の前回の授業記録ブログ参照。)



・この授業では全員が一律で同じ到達目標をクリアすることは目的とせず、各自の進度で取り組んだことを評価するというスタンスなのだが、授業の内外で適切な学習をしない学生は評価しないことにしている。また、TOEIC対策は非常にやっかいなもので、とにかく時間を掛けてやるしかない。そして上手な勉強法と下手な勉強法では伸び方に差がある…1限と2限で少しニュアンスは異なるが、そのあたりの話を改めて紹介。

・今日はPart 7形式の問題を4題という少なめの分量だったが、その分、それぞれの問題のあとで5分程度の振り返りを学習記録用紙にまとめさせ、その間はおしゃべり自由、口頭での質問も自由という形で進めていった。前回の授業終了時に今日の範囲の後半2題の問題には解答してくることと、前回の終わりにやったものと合わせて4題分は対訳入りで渡したPhrase Reading Worksheetを熟読してくるように指示していた。実際には学習記録用紙でも「屈辱の日付印」の学生が多かったし、前回欠席だった学生も今日になってプリントを受け取りに来る始末だったのだが、それはともかくとして、Phrase Reading Worksheetの英文部分を読み上げるのを聴いてもらう練習は、(1)フレーズ対訳を見ながら聴く (2)フレーズ対訳を見ずに聴く (3)教科書を見ながら聴く (4)何も見ないで聴く のうちのどれかを各自のレベルに合わせてやることを指示。

・今日のキーワードは「症状にあったお薬を正しく服用しましょう」(自分のレベルに合わない英語学習法を取り入れても意味がない。また、授業の流れと連動して適切なタイミングで学習すること。これが大切。)

・Phrase Reading Worksheetを読み上げたものを聴く → 問題の解説(なぜこれが答えになるのか) → 5分程度の振り返り時間(ここで学習記録用紙にまとめる。口頭での質問も受け付け、質問者には学習記録用紙の所定の欄に押印)という流れで4題とも進めていった。

・今日はPart 7の解き方みたいな話もいろいろした。以下のような内容。
  • 英文が短い方が解きにくく、語彙レベルが高い。
  • 広告や英字新聞のような問題では1つのテーマに絞って扱われるので、テーマを読み違えると大問丸ごと失敗する可能性が高まる。
  • e-mail問題など、ダブルパッセージのものは一見すると英文量も多いので、ついつい怯んでしまうのだが、どんどんテーマが変わっていく。だから1つ間違えても他に影響が出にくい。語彙レベルも話し言葉的なものが多いので比較的わかりやすい。
  • TOEIC本番ではレベルが高すぎて解けないものは「捨てる問題」として見きわめることが必要。
  • TOEIC Part 7は181番以降のダブルパッセージのものから解くと良い。
・次回までの宿題として5題分の問題(教科書p.151まで)に解答してくることを指示。ただし本文の和訳を先渡ししているので、これを見ながら回答してもよいということにした。

・前回から今回にかけて利用した学習記録用紙を回収して終了。これは「前回の宿題をやっている」「前回の授業中に十分な書き込みをしている」「前回から今回までの間に書き込みが増えている」「今回の授業中に十分な書き込みをしている」「質問ポイント」などを最大8点程度で評価してそのまま成績に算入する予定。



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第10回 11月26日
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・前回の小テストと前々回の学習記録用紙を返却。

・質問カード、疑問解消報告カードを書画カメラで提示して回答・コメントなど。

・教科書の前回の範囲の続きのPart 5形式の問題4問(宿題)の答え合わせと解説。今日はいろいろな場面で語彙レベル的にTOEICで何点ぐらいの語彙力が必要かを説明の中に加えていった。覚えるに超したことはないが、730点越えや860点超えと思われるレベルの語彙もそれなりに含まれるので。もちろん400点未満の語彙や中学レベルの文法で解ける問題もあるけど。

・続いて教科書のPart 7形式の問題2題。ここからはPart 7対策シリーズということで今日を含め4回の授業でみっちりいろんな角度からPart 7を攻めていくことになる。まずは出席カード代わりにもなるこんな形式の学習記録用紙(.docx形式、改変・再配布自由)を配布。この最上段には押印欄があり、前回宿題として指示した教科書Lesson 7のVocabulary Checkの問題をやっている者には押印入りのもの、やっていない者には押印なしのものを渡した。まずはこのプリントの使い方について、初級・中級・上級のレベルに分けた学習方法などを踏まえながら記載事項を説明。

・最初の2題は宿題として指示していたので、答え合わせを行った。そしていつもの4分類(◎ # * XX )でXXに相当するものを中心に、学習記録用紙に記入しながら個人演習と質問受けを行う時間として10分強を確保。そして1題ずつ英文と日本語訳を交互に読み上げて内容理解させ、設問と正解の選択肢も日本語訳で読み上げた。ここでさらに3分程度の振り返り時間を設ける形で進めた。これを2題とも実施。

・次に教科書Lesson 7のReal English Soundsのコーナー。ここはさっと音を聴くだけの所だが、拍数の数え方についても説明を加えた。

・新しいPart 7形式の問題を2題分、9分の時間を計測(中間モニタにストップウォッチを提示)しながら実施。これをやっている最中に各自の学習記録用紙の一番最後の部分に今日の日付印を押印していった。これで今日の授業中にどれだけ作業をしたのかが分かることになる。

・9分後に答え合わせして授業終了。この範囲の和訳はPhrase Reading Worksheetの対訳ありバージョンとしてプリント配布。宿題としてさらにもう2題に解答し、これらもPhrase Reading Worksheetを熟読し、そして学習記録用紙に纏める作業を行うよう指示。学習記録用紙に記載のとおり、この回収は次回の授業終了時だが、今週から来週までの授業外での取り組みと、来週の授業中の取り組みの両方を評価対象とする予定。



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第9回 11月19日
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・今週から教室に設置の教卓パソコンが新しいものに変わって快適快適!…と思ったら、Windows特有の(阿呆な)自動アップデートのせいで授業開始時間直後に再起動がかかってしまう洗礼を受ける羽目に。この手のアップデートはすぐに終わらないこともあるので、念のため代替手段を研究室まで取りに戻って1限は10分のロス。授業後に教務課の方に設定を変更してもらった。木曜日も同じ教室だけれど大丈夫かなあ?

・12分間でTOEIC Part 6形式の小テスト。教科書に収録されている問題(ちょっと前の形式で4問ずつ問題がついているタイプ)から選び、一部の選択肢の順番などを変更した内容で4セット16問。早く終わった学生は解答用紙を回収し、自己採点した上で疑問点を質問カード・疑問解消報告にまとめるよう指示。上限はあるもののテストでの1問あたりの点数と質問カード・疑問解消報告カードの1枚あたりの点数は同じ1点という扱いなので、小テストがうまくいかなかった学生はその場で振り返り学習をしてくれたら良い、と考えたが、実際のところあまり質問カード等の提出はなかった。

・前回・前々回の質問カード・疑問解消報告カードを書画カメラを使って提示。今回は単語の語法に関する質問があったので、辞書の訳語以外を見ることの必要性について、オンラインのWeblio辞書をいろいろと参照しながら説明した。また、アルク語源辞典やetymologyという単語と一緒に検索することで語源辞典が表示できることについても紹介。

・この授業では小テスト実施週は教科書のTOEIC全パート(当該Lessonで扱ったPart以外)を集めたMini-Testというページをやっているが、前回も今回もリスニング問題であるPart 1〜4のみしかできなかった。前回同様、正解となる選択肢が太字で示されているリスニング問題のスクリプトを先渡しし、これを見ながらやってもいいし、見ずにやってもいいという形で、Part 1〜4の連続再生で2回繰り返した。1回目は自力で、2回目はスクリプトを見ながら聞くという学生が多かった様子。

・そしておしゃべり有りで例文集も参照しながら自習時間を10分弱ほど確保。もうすっかり授業時間中の個別演習+質問受けというスタイルも定着した模様。ここでは口頭での質問も受け付け、質問者には次回2ポイントとして評価する「おっけい合格」を押印した質問カード用紙を渡した。また、同時に質問カードの提出も受け付け、この自習時間のすぐ後でそれらに回答した。

・この時点で既に残り時間は20分程度。再度リスニング問題のPart 3とPart 4を中心に、音声を一旦流してから、いつもの方法で書画カメラを使いながら音変化のルールなどを書き込む作業を行った。特に計画的にやったわけではないが、今回はどういうわけか語末の音が消失するパターンをいろいろ紹介できたように思う。

・次回までの宿題として教科書の続きのPart 5, Part 7の問題と、本日配布のリスニングスクリプトの裏面に載せたVocabulary Checkの部分を埋めてくることを指示。

・今日の授業でちょっと失敗だったと思うのは、2限の方の授業で「今日の出席記録は小テストの提出によってつけ、授業中の取り組みは評価対象とはしないので、授業を聞く気がない学生はもう帰ってよい」という話を半分冗談のつもりで言ったら本当に教室から10人ぐらい退室してしまった。しまったなあ…と思いつつ、残念なことする学生がいるなあ…とも。(実はここにはトラップがあって、途中で帰った学生は今日のリスニングスクリプトが渡せていない。この裏面が来週までの宿題になっているので、来週の時点でマイナス1ポイントを食らうということになっている。とはいえ成績上の扱いは誤差の範囲。ちょっとぐらい悔しい思いをしてくれれば…残念だけどそれはないかな。)



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第8回 11月12日
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・前回の学習記録用紙を返却。

・ケータイ授業アンケートを実施し、出席者の過半数が回答してくれた時点で中間モニタに集計結果を出してコメントなど。

・うっかり前回の質問カード・疑問解消報告カードを自宅に持ち帰ったままで、持ってくるのを忘れてしまったので、前回の質問内容を覚えている学生は口頭または再度カードに書いて提出すればポイントを2倍付与するということにした。

今日の学習記録用紙を配布。右上の出席確認欄は今日の授業時間中に一定以上の書き込みをした者に押印するという形にした。この用紙は来週の小テストの学習のために使うというもので、来週の試験終了後に回収して今日の出席の記録にも使う。

・次回の小テストの範囲の教科書の問題でまだやっていないものが3題12問あったので、まずはこれを1題ずつ、3分計測して解答できるかチェック。理想的には2分でやってほしいが、余裕を持ってあと1分を追加。それぞれのあとで答え合わせをし、◎ # * XX の4分類をしながら、間違えた問題に焦点を当てた*とXXの区別、正解した問題に焦点を当てた◎と#の区別について簡単に確認するよう指示。

・今週末に簿記の試験を受ける友人の話を紹介。この4分類を提案したら*の問題が多いということだった。こうなればゴールは近い。XXが多すぎるようでは望み薄なのだが、直前の試験対策ということであればXXをやるよりも#や*をやったほうがいい。もっとも、TOEICでこれが本当に有効な対策かどうかは怪しいような気もするが、でも苦手なところを直前までやるとしたらオススメの方法じゃないかな、と思う。(もちろんこういう勉強方法自体が体質的に合わないという学生もいるだろうけど。)

・おしゃべりありの個別学習時間と解説時間を交互に取りながら進めていったが、個別の設問をすべてやるには時間が足りないわけで、和訳を読み上げて欲しい問題および問題番号を順番に読み上げて言って、手が上がった問題だけを解説するという形にした。1限はかなり手が上がったが、2限ではあまり手が上がらなかった。もちろん手が上がらなくても個別の質問はいつでも受け付けることにし、質問者には今日の出席確認印とは別にもう一つ、質問ポイント印を押印してまわった。そして出席確認印も授業中の質問時間に随時各自の用紙を覗き込んで、一定以上(10行程度)書いている学生に順次押印していった。

・結局、この学習記録用紙への押印は少し出足が遅い学生もいたものの、1限も2限も全員がクリア。

・最後の15分(2限は質問がほとんど出なかったので20分も余らせてしまった)は出席確認印を受け取っている学生はもうこれ以上の個別質問がなければ退室してもよいということにした。1限は結構ぎりぎりまで質問する学生がいたが、2限は通常の終了時間の15分前にはもう全員帰ってしまった。まあたまにはこんなこともあって良いだろう。さて、来週の小テスト、どうなりますやら。



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第7回 11月5日
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・小テスト返却。15点満点のテストなのに2点とか3点なんていう学生もいたので警告(このままだと危険)を少々。また、再来週の小テストの範囲(教科書のこれまでの範囲にあるPart 6形式の問題11問から4問を次の小テストで出題)についてページ番号を板書して説明。

出席カードを兼ねた学習記録用紙(こんなレイアウトのもの) を配布して使い方を説明。また、前回提出の質問カード・疑問解消報告カードに回答およびコメント。

・前回、答え合わせだけで終わっている教科書の問題から再開。1限はこの範囲に関する質問カードがあったので、それに答える形で説明。2限は質問カードは出ていなかったけど。とりあえず同じような形で説明。Part 6形式の問題は短いし、教員用マニュアルの日本語訳が書画カメラでスクロールせずにそのまま読める大きさで表示できるので、投影してポイント箇所の説明など。また、Part 7形式の問題2セットも宿題として指示していたので、その範囲の正解を板書し、答え合わせと、正解・不正解チェックに代わる4分類( ◎ # * XX )で確認し、この範囲以降のものを自由に学習して今日の出席カードに書くという時間(おしゃべりアリ)を10分強程度確保。同時に教科書Lesson 6の冒頭のVocabulary Check(ここも宿題として指示していた)の正解も配布し、自由にチェックさせた。

・その後で英文を1文ずつ読み上げ、日本語訳も続いて読むという「スピードラーニング方式」(途中から面倒になったのでフレーズ訳単位の読み上げに変更したけど)で2セットとも実施。この活動は学生は英文を眺めながら読み上げる英文に耳を傾けつつ、聞こえてくる日本語訳と自分の解釈を比較して、もしも読み違えている箇所などがあれば印をつけておいてあとで確認すべき場所をあぶり出すといった目的。(これは今後Part 7形式をやるときにも時々取り入れる方法。)途中で5分弱の自習時間を挟みながら2セット。ここまでで約1時間弱。

・教科書のLesson 6の最初のReal English Soundsのコーナー。今回のは説明のあるものを聴くだけの内容だが、ほとんどすべての項目は前期のリスニング問題での学習の時に書画カメラを使ったスクリプトへの書き込み作業で扱ったことのあるものばかりだった。

・教科書Lesson 6のPart 6形式の問題(5セットしか収録されていない)の最初の2セットを、2分間計測しながら実施ただし2分でいい加減に解くよりも3分考えてきちんと正解が出せるならその方が良い、というように説明し、3分だったら正確に解けるかどうか、という点でもチェックさせた。3分計測し、答え合わせをして、今日の一番最初の学習と同じように日本語訳を書画カメラで提示して読み違えがないかなどを確認させつつ、解法のポイントを説明。これを2セット分でやりたかったが、2セット目はちょっと時間が足りなかった。(2セット目の方だけ教科書に説明が書かれていたのでこれを活用することにした。)

・次回の授業はPart 6形式の残りの問題を3セットだけという分量なので、あっという間に終わってしまう。なので、宿題として小テストの範囲すべて(ほとんどが前期にやった内容)について、何か疑問点がないかを改めてチェックしてくるように指示。

・出席カード兼学習記録用紙は授業終了時でなくてもよいという形で伝えたが、全員が授業終了時に提出。中にはほとんど書いていない学生もいるのだが、それはそれで構わない。(今日の出席点が減るだけのこと。)



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第6回 10月22日
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・授業開始5分後から8分間で教科書掲載のTOEIC Part 5形式66問から15問をランダム抽出した小テスト。1問1点で上限15点がそのまま成績に加算される仕組み。

・今日の出席記録は小テスト受験によって記録。つまり今日の出席点は実質なしということになる。だから小テストだけ受けてエスケープしたとしても成績評価上は変わらないが、そんな悪いことをする学生はいなかった。

・11/30の学内TOEIC (IPテスト) についてのチラシを配布し、目標設定に使うこと、100点アップに200時間(ただし上手に勉強すればもっと短時間でスコアは上がる)というような「いつもの話」と、受験後にスコアシートのコピーを提出すれば平常点に5点を加算するという話。でも、この授業では質問カードや疑問解消報告カードを出すことで5点ぐらい簡単に稼ぐことができるはずなので微々たるものではあるが、まあそれでもなるべく多くの学生に受けて欲しいと思っている。(ちなみに3年次学生のみ今回は無料受験。その他の学年は2000円。)

・前回の質問・疑問解消報告カードを紹介。これまでに提出された疑問解消報告カードでは紹介しないものもあったのだが、今日は全員分を紹介。そして疑問解消報告をする時の「上手な方法」を説明。いまのところ記載内容の上手下手は問わず、提出された枚数分だけそのままカウントしているが(ボーナスポイント付きカードは除く)、今後はあまり上手に書かれていないような疑問解消報告カードはノーカウントにするかもしれないということも補足。

・今日の範囲は教科書のMini-Testと書かれた部分で、Part 1を2問、Part 2を3問、Part 3/4を各1セットというかなり少なめの分量。いろいろなレベルの学生がいるので、各自に合った方法(これこそ上手な勉強方法)で勉強して欲しいというアドバイスをしつつ、リスニング問題のスクリプトを先渡しにした。ここには答えが太字で表示されているのだが、ガチで取り組みたい学生はこのプリントを見ずにやったらいいし、それは難しいというレベルの学生はスクリプトを見ながらリスニング問題を考えたらいい、というように、問題演習自体を複線化してやるという方法を導入。これでPart 1〜4を連続して一度流してから、答え合わせや分からなかった箇所などを自由に調べたり議論する時間を5分ほど確保してからもう一度通して聞いてもらった。

・続いて、前期の授業でやったような方法で、書画カメラでスクリプトを映しながら音の変化などを記入。また、Part 2のところでは、受け答えの組み合わせをまとめておくと英会話の練習にも使えるという方法を説明しながら、こんな感じで板書。



・Part 3と4は読み上げ部分だけを同様の方法で説明。設問部分は質問カード対応ということにした。

・教科書の次の部分はPart 6形式が1セット。制限時間が2分ということだったので、書画カメラでストップウオッチを提示し、2分後に答え合わせ。そして正解・不正解ではなく「◎#*XXの4分類」(以下の第1回の授業記録を参照のこと)で確認し、必要に応じて質問カードや疑問解消報告カードを作るように指示。ここで時間切れとなったので、教科書のPart 7の2題と、配布したスクリプトの裏面にいつものように印刷している語形変化の表を埋めてくることを宿題として指示。

・来週は学園祭の片付け日ということで授業なしなのだが、月曜授業が暴風警報発令で1回休講になったので、その振替日ということになった。当日の混乱がなければいいのだけれど。



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第5回 10月15日
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・授業開始前から以下のような文面を中間モニタに提示。(文面は1限のもの)この内容と教科書のPart 5形式の66問の全ての解答を並べて提示。

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今日の進め方

  カードリーダーで出席を記録します
  前回の課題を出した人は最前列にありますから取りに来てください。最大5点で、記載に不備がある人、内容が間違っている人は減点しています。
  9:40まではおしゃべりありの自習時間とします。Exercise 140までの答えは中間モニタに出しますので、見たくない場合は何かで隠した状態でお願いします。
  9:40になったら前回提出の質問カード・疑問解消報告カードを書画カメラで共有します。
  この時間内に××の問題や*の問題を探してください。これはあとで解説をする際に、どの問題で特に耳を傾けて聞くべきかをあらかじめ自己チェックするために行います。
  Exercise 120番までは前回同様の方法で進めます。1限は121140番は個別割り当てはないので、この範囲は神谷が解説します。
  前回同様、適当に時間を区切りながら進めていきます。また、途中でも自由に質問カードや疑問解消報告カードを提出しに来てください。
  神谷が教室を巡回している時は口頭での質問も受け付けます。有効な質問をした者にはポイント付きのカード(次回利用可)を渡します。
  来週、Part 5の小テストを行います。出題範囲は教科書Lesson 5Part 5形式の問題です。66問から15問を出題します。(左側に出ているすべての問題が小テスト範囲です)
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・上記の通り授業開始時間から20分は自習時間。前回のやり方と似ているが、今日は「なぜこれが正解なのか分からない」という問題をあぶり出し、解説を聞く際にも、既に解き方が分かっているからぼーっとしていても大丈夫という時間と、ここはきちんと聞いておかないといけないという時間を区別してみたら面白いかも?という思いつきでこんな方法を取り入れてみた。

・前回の質問カード・疑問解消報告カードを提示して説明したあと、この授業も今日で5回目ということで、既に3分の1が終わるというタイミングでもあるので、ここまでの授業で成績をどんな感じでつけているのか、閻魔帳を書画カメラで提示しながら説明。まだ小テストもやっていないし、ほとんど差もついていないので、個人名が出たところでさほど問題もなかろうという判断。そして出席ポイントを2点でつけている週と1点でつけている週の違いについて説明。(2点の週は比較的長い時間をかけて同じ問題を解くなど。1点の週は出席ポイントは最低限ということにして、学生の自主性に任せ、質問カードや疑問解消報告カードを提出することでポイントを稼ぐことを意図した場合など。)また、2週前からやっている「解説書を作ろうプロジェクト」に参加しなかった学生はマイナス4ポイントのペナルティになっていることも説明。

・前回と同じような方法でプリントがある範囲を実施。2限の方は66問全ての問題を学生に割り当てているので、そのままプリントで全範囲をやったが、1限の方は人数が少ないので、20問ほど主に板書で解き方などを説明。いっぺんにやるのは大変なので、5問ずつ進めていき、3分ぐらいの時間を取りながら(かなり余裕をもって)進めていったが、それでも10分ぐらい授業時間が余った。2限も同様。

・上記の通り、授業中にも自由に質問カードや疑問解消報告カードを提出できるようにしているのだが、やはり授業終了時の提出枚数の方が多い。もう少し授業中のやりとりを増やせたらいいのだけれど、もうちょい工夫したいな。

・去年の同じ授業では確かこの範囲をやるのに全く時間が足りなかったように記憶している(去年の授業記録ブログでもそのように書いている)が、今年は「プロジェクト型授業」を取り入れたことでかなり時間短縮になった様子。

・来週はPart 5形式の小テスト。教科書の66問から15問を無作為抽出して、選択肢の順番をバラバラに変えた問題が一瞬で作れる仕掛けがある。この授業でこの小テストをやるときだけは自作の4択問題作成ツールが大活躍するのであった。皆さんも是非お使い下さい。



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第4回 10月8日
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・前回の授業の直前に思いついた「TOEIC対策授業におけるProject Based Learningの試み:Part 5の解説書を作ろう」で作ったプリントを授業開始前から配布。1限は4種類、2限は6種類となったが、これは受講者数が違うため。2限は人数が多いので1人2問ずつ割り当てると枚数も増えてしまう。

・配布プリントのうちの1種類はこんなデザインの「学習記録用紙」(Word文書、改変自由で公開します)で、ここに各自が学習した内容を具体的に記入して今週中に提出するというのが課題。ただしこれは普段の「疑問解消報告カード」と同じ位置づけのものであり、有効な内容で全て埋めて出せばカード5枚分に換算(=成績の5点分)。出すかどうかも自由だが、採点したものを来週の授業で返却する予定。

・授業直前に準備した以下のような文面を中間モニタに提示。(文面は2限のもの)

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今日の流れ
・出席記録はカードリーダーにて。
・プリント6種類を受け取ってください。
・おしゃべり自由:11:15までの時間に配布物全てにざっと目を通し、「学習記録用紙」の指示に従いながら4分類でXXに相当する問題(これが正解だと言われてもピンと来ない問題)で、課題でまとめようと思うものをなるべく多く選んでください。
・11:15になったら
 ➢ 前回寄せられた質問や疑問解消報告カードの内容を紹介します。
 ➢ 教科書のp.94のReal English Sounds のところをやります。
・これが終わったら
 ➢ プリントに従い9問ずつの補足説明(ここは静粛に!提出してもらった内容にはいろいろ不備があります(笑))と各自のまとめ作業の時間(おしゃべり自由)を交互に進めていきます。同様にXXに相当する問題を中心にまとめていきましょう。
 ➢ 時間のある限り、同じようなペースで進めていきましょう。
・学習記録用紙の提出期限は10月12日(土)14:30です。採点して来週の授業で返却します。
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・前回の質問や疑問解消カードは各クラス10枚程度。全て書画カメラで提示しながら回答と紹介。

・学生から提出があった内容で、必要かつ十分な説明がされているのは半分程度。残りの半分程度はその問題を解くにあたって、何か情報が足りないか、的外れな説明の仕方になっているもの。前回の課題は提出したかどうかだけをカウントすることにしているので、中身は問わないが、これも参考にしながらまとめる今日の課題は中身もきちんとチェックするつもり。

・9問ずつ進める作業が5分程度、そして学生がまとめる時間も5分程度という形で4セットを繰り返したところで授業終了。

・こういうプリントは事前の準備が大変だが、よく考えてみると学生の手元に何もない状態で90分で36問も解説しようとすると授業時間の大半を使ってしまうことになるし、学生の集中力も落ちてしまう。不十分な内容も含まれるかもしれないが、学生参加型でまとめた内容のものが各自の手元で参照でき、これらにさらに情報を足して課題としてまとめるというような工夫も結構いいかも?と思った。



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第3回 10月1日
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・授業開始前に学生証をカードリーダーにかざしてもらっているが、今日は出席記録はカードリーダーで行うというわけではなく、全員の作業分担をこのデータを使って行うことにした。かざして数分後には出席データが取得できるシステムを有効活用!

・まずは前回の質問・疑問解消報告カードから。1限・2限ともそれぞれ5〜6枚ずつを紹介。ただし疑問解消報告カードとしての利用ではまだ書き方が甘い学生が数名いる様子なので、名前は出さずに「悪い見本」として提示させてもらった。今のところこの質問・疑問解消報告カードを返却する予定はないのだが、疑問が解消したことを報告するだけではなく、後で提出者自身がこのカードを見たとしても、その時に疑問に感じていた点がはっきりと思い出せるような書き方をすることが望ましいというようなアドバイスをした。ここまでで15分程度。

・次の15分は前期中は毎回宿題としてやっていた教科書のLessonの最初のページにあるVocabulary Checkの部分を拡大したプリントを自由に調べたり相談したりしながら埋めるという作業。実はここにはちょっとした仕掛けがあり、15分程度経ってから答えを配布したが、その直後から教室内を巡回し、ある程度埋まっているという学生には1回目の授業で使った「ボーナスポイント付き 質問・疑問解消報告カード」を配布した。サボっている学生は2〜3割程度だった。こういうところでもだんだんと差が付いてくるということを分かってくれたら良いのだけれど。

・そしてこの15分の間に大急ぎで学生証をかざしたデータをウェブ上から取得し、出席者全員に教科書Lesson 5の問題を2問ずつ割り当て、問題番号と学生番号のみをExcelシートにまとめたものを準備。今日の課題は割り当てのあったTOEIC Part 5形式の問題について、答えを埋めた英文の和訳と、その答えにたどり着くための考え方や解き方を2枚ずつ配布した5x3サイズ情報カードにまとめることである旨を説明。

・ただしいきなりやるのも難しいし、教科書にあるように時間を計って問題を解くということもやってみる必要があるので、8分×2セットで教科書の問題を半分程度、ページの区切りの良い場所まで進めた。そしてこの部分の解答も大急ぎでExcelに入力し、問題番号と解答だけ<html><pre>…</pre></html>の間にタブ区切りで貼り付けるという非常に単純な方法でHTMLファイルにしたものをdropboxに入れ、パブリックリンクをURL短縮したものを板書した。Excelファイルは中間モニタに提示したが、各自のスマフォからも参照してよいことにした。

・最後の30分間は個人学習とカード作成。一人あたり2問だけなのだが、じっくり考えながらまとめる作業には手こずる学生も結構いた様子。中には2問だけとはいえ自力では太刀打ちできないという学生もいるので、この時間中は自由に口頭で質問しても良いということにした。質問者にはカードにまとめる際の手がかりになるヒントを出すとともに、ここでも積極的に質問したということを評価するために「ボーナスポイント付き 質問・疑問解消報告カード」を配布した。このように授業中に教室内を巡回して個別の質問にどんどん答えるというのは受信英語のクラスではよくやっているが(幸いなことに教室が広く、前後の間隔にもゆとりがあるので教室を巡回しやすい)資格英語のクラスでは今回が初めてだと思う。

・6割以上の学生が授業終了時までに2枚のカードが提出。間に合わなかった学生は2日後の昼休みまで受け付けるということにした。このような取り組みが「教科書の解説書を作ろう」というプロジェクトとして成立し、Project Based Learningと言えるような取り組みになるかどうかが楽しみだが、提出のあったカードを問題番号ごとに並べ替え、クラス人数分印刷して来週の教材として配布し、追加事項や学生の目線では気づかない点などを説明する予定。



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第2回 9月24日
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・今日の出席記録は「質問・疑問解消報告カードを1枚以上提出する」ことでつけることにした。今学期からの新方式として今後も時々実施するつもり。

・前回の出席カードをクラス全員分、書画カメラで提示しながらコメント。事前に「夏休みにどのような英語学習を行ったか、自由に記入して下さい」という設問で「やっていないグループ」と「やっているグループ」に分けておき、やってない方から紹介。(ちなみに半々ぐらいの感じ)このクラスで大多数を占める大学2年生なんて遊びたい盛りだと思うし(!)別にやっていないことが悪いことではないが、後期のペースにうまく乗っかってもらうためには何かここらで「具体的な」目標を掲げておく必要があるんじゃないか、みたいなコメントをしながら。

・授業への取り組み方は自由だし、全員が全員、TOEICで一定点を目指すというような授業設計は「気持ち悪い」と考えるのだが、だからといって「頑張ります」とか「単語を覚えます」とか「授業以外でも勉強します」みたいな「具体的な方法が欠落」している学習者が多い…みたいな話が今日のマクラ。そしてこれらを踏まえて「秘密のラーニングダイアリー」に記入するように指示。

・後期のこの授業はTOEICのリーディング対策がメインとなるのであまりリスニングに充てる時間はとれないが、全くやらないわけにもいかないので、ウォーミングアップを兼ねて前回やった模擬問題のリスニング部分はスクリプトに音変化を書き込むという前期によくやった方法でパート毎に実施。そして前回板書した図(下記参照)の××に該当するような観点のうち、特に「この音変化が分かっていなかったから解けなかった!」「この単語が分かっていなかったから間違えた!」みたいな発見を一つでもできたら「疑問解消報告カード」ということにした。1限はこれでかなりの枚数の提出があったのだが、2限は出足が少々鈍かった。

・途中で5分程度、おしゃべりありの確認時間や、1分程度の個人学習(Part 3/4のスクリプトと日本語対訳を比較して意味の取れない場所がないかの確認など)、30秒程度の情報交換などの時間を挟みながら進めていった。このタイミングごとに「質問・疑問解消報告カード」を回収し、授業終了間際に提出されたものを除き書画カメラを使いながら質問にはその場で解答。また、時間に余裕がある範囲で「疑問解消報告カード」として出されたものも「クラスメイトが悩んだ箇所」ということで書画カメラを使って共有した。

・結局、今日はPart 1〜Part 4形式の問題しかできなかった。まあPart 5以降は来週からかなり丁寧にやっていくわけだが。

・多い学生は今日だけで「質問・疑問解消報告カード」を6枚ぐらい提出していたように見えた。教室にいた全員が1枚以上提出したかどうかは確認しきれなかったがたぶん提出されたっぽい。出し損ねた学生は昼休みの終わりまでは受け付けるということにした。

・次回までの宿題のプリント(教科書Lesson 5のVocabulary Checkを拡大コピーしたもの)を配布するつもりで用意していたけど、結局配布せず。自習課題にするか、それとも宿題にするか、もうちょっと考えてから決める。



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第1回 9月17日
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・通年で利用する教科書を採択しているので、基本的に前期に資格英語Ⅰを履修した学生がそのままこの資格英語Ⅱを履修することを想定しているのだが、卒業要件上必要な英語の単位数が2年次前期で充足してしまう学生が例年多いことに加え、開講時間枠による不公平感を減らすために前後期で時限入れ替えを行っている「前期2限→後期1限」のクラスの出席率が例年低くなりがちな傾向がある。1限は23名が出席、2限は40名が出席。(4月時点の履修登録人数と後期分の追加登録の合計はそれぞれ38名と48名)

・前期末に実施した小テスト、ラーニングダイアリー、補講課題を返却。そしてこれらを見ながら先日配布された前期成績を思い出しての感想や後期の目標設計などを教科書の表紙裏の「秘密のラーニングダイアリー」に書いてもらった。リフレクションの重要性にそろそろ気づいてくれる学生が増えたら嬉しいのだけれど。

シラバス補足事項(PDF)のプリントを使いながら説明。プリント1ページ目の下半分の余白には次のような図を説明しながら板書したものを書き写してもらった。(Facebookのトップに貼り付けている図(正解・不正解に分けるのではなく、「◎」「#」「*」「××」の4つに分ける)の2013年バージョンを考えてみました。)
(ホワイトボードなので見にくいですが、3列目のブロックの下から2行目は「答えを含む文の意味や構文がわかるか」と書いています)

・図を書き終わった時点で教室を巡回し、この途中で後期から様式が変わった「質問・疑問解消報告カード」について説明しながら、きちんと書き写している学生には「ボーナスポイント付き 質問・疑問解消報告カード」(右上に押印のあるもの)を配布。(配布しなかったのは居眠りしていた1限の1名のみ)これを使って提出があった場合は2ポイントということにした。単純にポイントを与えるのではなく、それを使って質問なり疑問解消報告なりをしないことにはポイントが付かないというところがミソ。後期もこんな感じの小道具・アイデアをふんだんに盛り込む予定。(そして1限で1名、2限で2名が授業時間中にサボっていたので、渡したボーナスポイント付きカードを没収。こんなペナルティで緊張感を与えるのも悪くない。もっとも、没収した学生からはかなりウザがられるだろうけど気にしない。笑)

・引き続きシラバス補足事項をところどころ説明。基本的には前期と同じ内容のところが多いけれど、後期から盛り込んだいくつかのポイント(教務課・資格サポートコーナー主催の「TOEIC50点アップ無料講座」を推奨する理由や、この授業では必ずしもクラス全員が一律の基準をクリアすることを目的とはせず、各自が「どれだけの分量の学習をしたか」「どれだけ質の高い学習をしたか」の証拠によって成績評価することなど。詳しくはシラバス補足事項(PDF)参照。)などは特に丁寧に説明。

・続いて前期のテキストでやった範囲から抜粋した50問のTOEIC全パート模擬問題を実施。教室設置のパソコンが遅くて音源準備に手間取ったので1限はPart 5以降の問題から先に実施。全体で35分程度。終了後にリスニング問題のスクリプトとPart 6/7の和訳を配布。

・答え合わせはなるべく上の図で示した4つの記号によって行うことを指示。ただし今の時点では正解や不正解をそれぞれ2種類に分けることが難しいだろうから、間違った問題に×だけをつけておき、それを自己分析してから*にするか××にするかを考えるということもアドバイス。

・最後に毎年後期1回目に使っている独自形式の出席カードに模擬問題の自己採点結果をリスニングとリーディングに分けて記載(成績とは無関係)させてから「夏休みにどのような英語学習を行ったか」「後期の英語学習に関する目標」「この授業への要望」を書いてもらった。次回この記名欄を隠した状態で書画カメラで全員分を提示し、前期同様その印象などを「秘密のラーニングダイアリー」に書いてもらうところからスタートする予定。

・早速1限・2限の各1名ずつから「質問・疑問解消報告カード」の提出があった。1限の学生のは本当に上記の図に当てはまる質問だろうか?そして2限の学生のはもっと具体的に書いてもらわないといけないという意味で良いサンプルが提出されたように思った。来週これらを使って再度(そして今後も繰り返し)「質問・疑問解消報告カード」の趣旨について説明しよう。