2012年1月17日火曜日

2011年度後期 情報処理実習(応用)IV 授業記録(旧ブログより移転記事)


第15回 1月17日(火)5限

・3名出席。Accessの3回目。
・4回分の授業用資料として用意したものを3回でなるべく全範囲を網羅しようという無謀な計画であり、かなり早口での説明、しかも内容をかなり飛ばしながら進めざるを得なかった。
・表計算ソフトとデータベースソフトの違いについて。データベースソフトはデータとレイアウトを別々に管理する仕組みがあることを説明。
・更新クエリ、テーブル作成クエリ、削除クエリについて説明。SQLビューで直接記載内容を削って見た場合にどうなるかの実演。クエリ全般の練習問題を10分程度。
・ExcelのデータをAccessに読み込む話と絡めて、インデックスがどういう意味を持つのか、主キーとは何か…などについて説明。主キーが重複した場合にどのようにAccessに「怒られる」のかを実演。
・フィールドの追加とデータ型の変更など。
・画像データの扱いについては割愛。新規テーブルの作成についても割愛。
・フォームとレポートの概略。
・最後にデータベースの応用ということで、TOEIC問題データベースの話を少々。
・口頭試問(第14回参照)は全員すぐに「はい」と答えてくれたので無事にクリア。
・これにて秋学期終了。T君は2年間にわたって情報処理実習(応用)I~IVまで全部とってくれた。別に賞品とかがあるわけではないけど。


第14回 1月10日(火)5限
・3名出席。Accessの2回目。
・選択フィルタ・フォームフィルタの復習、個別の演習を20分程度。
・クエリの概略を説明してから、クエリウィザードを使った選択クエリの作成。
・任意の練習用ファイルで任意のクエリを作る練習を5件程度。
・パラメータクエリの作成方法を説明してから任意の練習用ファイルで任意のクエリを作る練習。
・テーブルの集計については操作方法の説明のみ。
・アクションクエリの概略とSQLビューの話を少々。
・例年通りの進度(2回目でアクションクエリを終わらせるところまでたどり着かない)なのだが、次回が最終回。どこをどのように端折るかまだ決めていないがとりあえず最終回まで突っ走ろう。
・次回、最終成績の5点分程度の配点で口頭試問を行う予定。これは例年ほとんど全ての授業で最後頃にやっているのだが、シラバスに「指導的立場でソフトウェアを使えるようになることを目標とする」と書いているため、一人ずつ「誰かパソコン操作で困っている人がいたら助けてあげますか?」と尋ねるようにしている。「はい」と答えたらポイント加算あり。「いいえ」と答えたらポイント加算なし。例年、ほとんどの学生が「はい」と答えるが、とにかく「はい」と答えさせることが目的であることまで告げた上で、来週このように聴くからどう答えるか考えてくることを宿題としておいた。別に宿題にするまでもないことだろうけど。(どっちみち「いいえ」と答えた場合でも何度も念を押して無理矢理でも「はい」と言わせるようにするつもりなのだが。)


第13回 12月20日(火)5限
・受講生4名のクラスだが、うち2名が欠席。しかも前回出席していた2名が欠席で、前回欠席の2名が出席だったので、結局は前回と同じ授業内容。4限の授業の方で同じようなことが1回あったなあ。これで予定通りの授業進度は絶望的となった…。
・年明けに授業が2回あるが、クエリ、フォーム、新規テーブル、レポート機能の実習がいろいろある。これを2回の授業で網羅するのはかなりきつい。どこかを端折らないと…。やっぱりこういうのは困るなあ…。


第12回 12月13日(火)5限
・やはりこちらもY君は欠席。それに加えてT君も欠席だったので、今日は2名だけ。
・今日から4回はプリント教材でAccessの学習。資料は4回分をまとめて配布。結局資料の手直しはほとんどしなかったが、どういうわけか去年も見落としていたいくつかの間違いがあり冷や汗。今日の授業中に気づいたのだが、Access 2007は「フィルタ」だったのが2010では「フィルター」になっている。音引きの使い方が変更になったのか。
・データベースの概略を説明してから、検索、選択フィルタ、フォームフィルタ、データの並べ替えのいろいろ練習しながら説明して合計1時間程度。その後20分程度、各自がいろいろな検索を行う練習。次回はクエリを扱う予定。


第11回 12月6日(火)5限
・3名出席。(4限と同時履修しているY君が欠席)
・Excel最終回。ピボットテーブルの追加練習素材を用意しておき、15分程度、自由に利用させた。
・続いて教科書に従ってピボットグラフの部分を学習し、同様に追加練習素材で自由学習。
・そして教科書に従ってスライサーの部分を学習し、同様に追加練習素材で自由学習。ここまでで1時間弱。
・残りの30分程度で教科書に従ってマクロの単元を学習。
・次回からExcel教科書は使わず、プリント教材でAccessの入門を4回に渡って学習させる予定。去年作った資料は2007のものなので、スクリーンショットの部分など、いろいろ手直ししなければならない。


第10回 11月29日(火)5限
・3名出席。(4限と同時履修しているY君が欠席)
・Excelのデータベース機能について先週後半の続き。第6章の冒頭から集計機能とアウトライン操作についてざっと復習。
・ユーザー定義リストの話。Excelのオプションに絡む設定はファイル自体ではなく個人プロファイルに書き込まれるという話を説明。
・アウトライン表示など一部を非表示にした表のうち、可視セルだけをコピーする方法。
・テーブル機能とフィルタの利用、セル範囲への変換など。
・教科書に沿ってピボットテーブルの実習。行ラベル・列ラベルをいろいろ入れ替えて自由自在に集計する練習など。
・次回、別の表素材を使ってピボットテーブルの実習をさらに行ってからピボットグラフを紹介する。さらにマクロの利用もざっと紹介し、来週でExcelは終了。その翌週からは4回の授業でAccessの入門を行う予定。


第9回 11月22日(火)5限
・全員出席
・SmartArtでは作れないさまざまな図形を作成する練習として、過去に科研費の申請書類で作った図表部分を2種類、サンプルとして配布し、一緒に同じものを作ってみる練習。ただ作るだけでなく、いろいろ工夫しながらきれいに短時間で作るコツなども紹介。具体的にはExcelのセルを方眼紙になるよう行・列幅を調整し位置調整に使う、コピー&貼り付けを上手に使う方法、直線や矢印を書くときにShiftを押しながら書いて45度刻みで角度をきれいに調整する方法、図形の回転・反転やグループ化を使って同じ図形を効果的に使い回す方法、図形の配置による上下左右揃えや整列、画面を拡大して細かい作業をしやすくする工夫など。
・教科書第5章。Excelで複数ブックを扱う方法として、別ファイルのセル指定を用いた串刺し計算と、統合機能の利用。教科書以外の内容としてブック間のワークシートの移動とコピーについても紹介。
・教科書第6章。データベース形式の表について概説。ソートの方法、集計機能、アウトライン機能の利用。集計については教科書第7章で扱うピボットテーブルが便利であることも紹介。次回はフィルタ機能の導入からピボットテーブル、ピボットグラフあたりまでを扱う予定。


第8回 11月15日(火)5限
・全員出席
・教科書第4章に入る。SmartArtの練習。教科書の内容に続いて、Word上でSmartArtを使った任意の内容を作成。
・その後、教科書第4章の後半でいろいろな図形の作成方法、扱い方について各自実習。テキストボックスの追加、テキストボックスへのExcelセル参照など。
・フリーフォームを使ったベクトル描画の実習。自分でハート型をデザインする。うまくいく学生、そうでない学生に分かれる。自分もこの単元を最初に教えた時は全然うまく描けなかったが、ようやくコツがつかめてきた。ハート型以外の形になるとまだまだ怪しいけど。
・作成した図形へのテキスト追加や、ネット上からとってきた画像にテキストボックスを重ねることで文字を追加する練習など。
・次回はSmartArtでは作れないさまざまな図形を作成する練習として、自分が過去数年に科研費の申請書類で作った図表部分をサンプルとして配布し、一緒に同じものを作ってみる計画。その後、教科書第5章に進める予定。


第7回 11月8日(火)5限
・全員出席
・教科書第3章の続き。補助縦棒つき円グラフの仕組みについて説明。
・スパークラインの挿入。また、どのようなグラフを書けばわかりやすいかという趣旨から、3D縦棒グラフについても説明。
・追加の練習問題として、グラフのみを作成する問題を8問。指示書きではグラフの種類を指定せず、与えられた表の内容を各自が自由に解釈し、適切なグラフの種類についても考えさせた。30分弱の自習のあとで模範解答を提示。いろいろなグラフの種類について説明し、作成手順が少々ややこしいものについては一緒に作成する練習。
・教科書第3章の末尾の練習問題は各自でやってみるように指示。また、前回プリントで配布した練習問題の解答も配布。
・教科書第4章には入れなかったので、次回は第4章の冒頭から。


第6回 11月1日(火)5限
・出席者3名。(Nさん欠席)
・教科書第3章。棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフの概念について説明。
・グラフツールの「レイアウト」または「書式」の左上のプルダウンメニューについて説明。(どの範囲を選択しているかが表示される/プルダウンメニューで選択したい範囲を決定できる)
・教科書86ページまでは同時進行。90ページまでは各自のペースで。終わった人から追加プリントで複合グラフの作成練習。
・その後、教科書の91~99ページを各自のペースで。早く終わった人はプリントの裏面も。
・次回はスパークラインの練習と追加課題、章末の練習問題を行うが、そのほかの基本的なグラフの作成課題も用意しておいた方がよいかも。
・教科書以外の補足事項として、初歩的なことではあるが Enter / Shift + Enter / Tab / Shift + tab によるセルの移動と、書式のコピー/貼り付けについて。


第5回 10月25日(火)5限
・教科書第2章の前回の範囲の復習。
・Excel上での日付や時刻の扱いなどを「数値」「日付」「時刻」に変えてみて確認。これらの足し算や引き算も可能なことを説明。(データの入力規則のところで日付の範囲を計算によって求めることになるため、その布石のつもりで)
・教科書第2章の最後まで実施。章末の練習問題が結構難しかった様子。
・口頭による授業アンケート。「この授業をよく理解できていると感じる」では「そう思う」が3名と「どちらともいえない」が1名。「この授業の内容に学びの面白さを感じている」でも「そう思う」が3名と「どちらともいえない」が1名。(どちらともいえないと答えたのは別々の学生)
・少しだけでも教科書第3章に入る予定だったが断念。次回は教科書第3章最初から全範囲と、追加の練習問題を少々実施する計画。


第4回 10月18日(火)5限
・4限と5限の両方を履修しているY君が欠席だったので、本日の出席者は3名。
・教科書以外の課題として、絶対参照と相対参照の使い分けに関するかなりハイレベルな練習を一つ。掛け算九九の表を1*1=1の欄だけに式を入れ、あとは右方向コピーと下方向コピーだけで作る方法。(模範解答は =$B5*C$4 のような式。)続いて同様の式を使って「百ます計算の全枠の解答を10秒で出す方法」として実習。(やっていることは同じ)
・同様に教科書以外の課題として、ifとvlookupを組み合わせた練習。A0~A10, B0~B10までの用紙サイズの表を参照し、=IF(B2="A",VLOOKUP(B3,F3:J13,2),VLOOKUP(B3,F3:J13,4)) のような式を使って用紙の縦横サイズを抜き出す実習。
・教科書第1章の残りの部分は自習用とした。
・教科書第2章の条件付き書式と書式のユーザー定義まで終了。


第3回 10月11日(火)5限
・先週から参加した学生1名が欠席。取るのを止めたのかなあ?
・先週の復習。RANK.EQ関数を使って相対参照と絶対参照の違いと、IF関数の書き方。
・2つの任意のセル(例えばM10とM11)に同じ値を入れて、もう一つ別のセルに =M10=M11 という普段見慣れないような関数式を入れるとどういう結果が返ってくるかを調べさせる。続いて、M11の値を変えると結果はどうなるかを確認。( TRUE / FALSE が返ってくる。)このことから IF関数の「成り立つ場合」「成り立たない場合」をもう少し深く解説(したつもり)
・続いてAND関数とOR関数について。ANDとORの論理演算、計8通りを「成り立つ」「成り立たない」という言葉だけで説明(したつもり)この考え方がプログラミングのあちこちに現れる、あるいは回路設計にも現れるということも説明(したつもり)EXCELの関数式もコンピュータの仕組みに基づいて作られているので、あちこちでこの「成り立つ」「成り立たない」の違いが現れていることも説明(したつもり)文化学部・法学部の学生にはきつかったかなあ。
・教科書に沿ってCOUNTIF関数の説明。第2引数はいろいろな形で扱うことができるが、教科書にはセル番地指定 [例 =COUNTIF($G$4:$G$20,I4) ]のような形式のものしか出ていなかったので、第2引数で "優" / I4 / ">=150" / ">="&セル番地 のような形で書くこともできる練習を行った。さらに点数区分ごとに降順の累積度数分布表を COUNTIF関数で">="&セル番地を指定する方法で書く練習。
・DATEDIF関数では教科書の課題の他、自分が生後何日かを調べさせる。また、第3引数の単位をいろいろ工夫することで、自分が生後何年、何ヶ月、何日かを調べることができることを説明。
・VLOOKUP関数の導入。引数の意味を易しい日本語で説明。どこの値を調べるか(相対参照)、どの表から調べるか(通常は絶対参照、手がかりとなる行が左端に来るように)、その表の何列目か、どのように調べるか(次回説明する)第4引数でFALSEという文字が出てくるので、この導入を本時で扱ったつもりだったのだが。
・次回はVLOOKUPで参照表が3列以上になっているものを用意し、課題実習させる予定。可能であれば行列両方を絶対参照にしたものと、行だけを絶対参照にしたものの区別も扱いたいところだが、まだ難しいかなあ?


第2回 10月4日(火)5限
・本日から受講生が1名追加で計5名になった。1名は先週欠席しているため、Excel関数の式の作り方などがまだ不得意な様子。
・引数(ひきすう)とは何か、またround, roundup, rounddown関数の各引数の意味を易しい日本語で説明するとどうなるか、桁数でマイナスを指定するとどうなるか等について教科書に沿って説明と実習。
・絶対参照の考え方とRANK.EQ関数の引数について説明し実習。$記号の持つ意味、F4キーによる$マークの付与など。
・IF関数の導入。引数の意味や教科書の説明をもう少し噛み砕いて説明。
・次回はIF関数と絶対参照について復習してから、COUNTIF関数に入る。教科書第1章は手ごわいが第2章以降はちょっと易しくなる。
・終了時に本時の理解度を個別インタビュー。4名がA(よく理解できた)、1名がB(普通)。


第1回 9月27日(火)5限
・当日朝の時点ではMoodleの参加者リストでは4名の履修登録があり、全員が出席。
・シラバス http://t.co/SEFbKiNb の内容をざっと紹介。
・「独断と偏見によるExcel関数30選」 http://d.hatena.ne.jp/kmyken1/20110908/p1 を紹介。
・個人用カルテとして試験用紙に名前だけ書いてもらったものを回収し、Excelの利用経験等について個別に聞き取り調査。
・本時は応用IIのために作成したExcel関数の自習用教材を実施し、各自が躓いている点を個別にサポート。今後、この内容は教科書と平行して随時利用していく予定。
・次回から教科書の第1章に入っていく予定。

省察
・応用IIと応用IVの両方を受講する学生がいるので、応用IIの方でExcelを扱う際にはなるべく同一教材の利用にならないように配慮が必要。