2012年1月19日木曜日

2011年度後期 ベーシック・イングリッシュIb 授業記録(旧ブログより移転記事)

第15回 1月19日(木)1/2限
・期末試験30分間。中間試験の時と同様に、開始10分前に試験中に参照してよい資料プリント(教科書コピー)を配布し、自由に書き込みを行ってよい旨を指示。実質8分程度しかなかったが、各自いろいろな資料から転記作業に勤しんでいた。本当はそういう作業を一切しなくても自力で受けてほしいところだけれど。そして案の定、ヤマがあたった者はそんなに多くなかった。今回は答案と一緒に、この書き込みを行ったプリントも回収(こちらは無記名)したので、あとでゆっくりどんなヤマを張っていたか分析してみる予定。
・授業アンケートの講評を行う予定だったが、教室から授業アンケートの教員用サイトを開くことができず、説明することができなかった。こちらからのコメントは学生用サイトからも見ることができると思うので、そちらで参照してもらいたい。
・工学部2年次の英語科目についての説明。
・最後の質問コーナー。1限は「キリスト教の国のクリスマスはどんなんですか?」「メリークリスマスではなくグッドホリデーと言うのはなぜですか?」「日本では正月におせち料理を食べますがアメリカでは何か特別なものを食べるのですか?」「アメリカに留学するのならどこの州が一番良いですか?」「なぜアメリカの高校は私服通いが多いのですか?」「日本以外で英語を勉強する国との教育方法の差はありますか?」「アメリカ人がかたことで日本語をしゃべると面白く聞こえるけど日本人がかたことで英語をしゃべると面白がられますか?」「TOEICで点を取るために、単語の次は何をすれば良いですか?」「アメリカはなぜ中東で戦争し、今も戦争しているのですか?」「cabとtaxiは何が違うんですか?」「パチンコ店の名前の前には必ずといっていいほどParlorという言葉がついているんですが、どういう意味ですか?」「英語圏では英語以外の言語を教育に取り入れているんですか?」「昔の高校の授業では筆記体で書く練習があったと聞いたんですがそれは本当ですか?」「英語では表現しづらいことはありますか?」「先生は学生の時、ノートを作られたらどれくらい保存されてましたか?それともすぐ捨ててましたか?」などの質問に回答。(ちなみに最後の質問の学生時代のノートについては、今も自分の研究室にほぼ全て置いていて時々参照することも!)2限は「英語は一つでたくさんの意味を持つ単語がありますが、アメリカ人はそれを一瞬で判断しているんですか?」「おすすめの外国映画は何ですか?」「アメリカ人の視力は高いんですか?」「外国でお年玉はありますか?」「スペイン語は簡単と言われたけど本当ですか?」「なぜ11はoneteenとかではなくてelevenなんですか?」「なぜアメリカでの距離の単位はメートルではなくてマイルなのですか?」「海外に冬に行くとしたらどこの国がおすすめですか?」「大学入試のために学んだ文法や大学で学ぶ文法は英会話に使えるんですか?英会話を聞いていると使っているとは思えないです。」「batteryとcellの意味に違いはありますか?」「発音記号に使われる記号は何語をモデルにしているのですか。それともオリジナルですか?」「なぜ英語は疑問文でクエスチョンマークをつけるのですか?」などの質問に回答。


第14回 1月12日(木)1/2限
・英語で理科の4回目。単語が難しかったかも。脊椎動物、無脊椎動物、ほ乳類、は虫類、両生類、肉食動物、雑食動物、幼虫、さなぎ、孵化、冬眠、受精…などなど。こういう単語を英語から日本語だけではなく、日本語から英語でも言えるかな?(自分もとっさに出てくる自信はないけど…)
・発音コーナー最終回は日本語で意識しない母音の無声化が英語を読むときの日本語なまりとして残ってしまう例について紹介。Chicago, city, beautiful, hospitalをそれぞれシカゴ、シティ、ビューティフル、ホスピタルと並べて書き、それぞれを何度か音読してから無声化の仕組みを説明。日本語では他に学生、受付、明日(あした)、靴下、ネクタイ、菊の花、カシスソーダを単語レベルで取り上げた後、「菊池さん、好きです、つきあって下さい。」と「下北沢の喫茶店で菊池室長の好きなネクタイにカシスとシチューが付着」をおふざけフレーズとして紹介。これを全く無声化せずに読めばいかにもロボットの合成音声、あるいはコテコテの大阪弁に聞こえるという話を紹介。その後で英単語のリストの方にPicaso, participate, institute, architect, occupation, reputationを追記して繰り返し発音練習。
・教科書コーナーもまともに説明できるのは今日が最後。この1年間、教科書をどのように進めたか、どういう学習方法を取り入れたかをUnit 1からもう一度ざっと確認。そして「自己チェック:英語力を振り返るー単語の意味さえ分かれば英文が読めるか。和英辞典があれば知っている構文で英文が書けるか。」 をテーマに学習アドバイス中心の「遺言」を少々。いくつかのトピックを扱ったが、例えば名詞句のあとの動詞の過去形らしきものがある時に、それが動詞の過去形なのか、それとも過去分詞の形容詞的用法なのかを後戻り読みしないで判断するためのコツなど。
・日本文化発信のテーマは日本語。こちらも最後なので、個々の発音、イントネーションなどを少し丁寧めに練習。最後は多くの学生が元気よく発音練習に取り組んでくれて良かった。


第13回 12月22日(木)1/2限
・英語で数学が前回で終わったので、今回と次回は英語で理科。この2回のテーマは生物。この解説の中で出てきたinjectという単語の説明から語源の話に広げていき「アルク 語源辞典」の紹介。
・発音コーナーは「んの謎(2)」として、前回の続きの3つを紹介。実際に発音してみる時間を取り損ねたのは失敗か。
・教科書コーナーとして、本来は先週やるべきだったのにうっかり忘れていたUnit 10の英借文の続きの文を考えるという課題の中から一部の回答を選んで書画カメラで提示。限られた時間であり、また細かいところまで書画カメラで提示しつつ内容を添削していくのは難しい。いずれ別の機会にでも英作文をしっかり学んで欲しいところだが、それに対応できる授業は工学部にはないのが残念。
・続いてUnit 11のPhrase Reading Worksheetの階段式プリント。今日のテーマは「上から順番に頭の中で映像を動かす」練習。まずは右側の日本語訳をざっと読んで内容を頭に入れる。次に1行ずつ日本語を読んで、順番に頭の中で映像を作っていく練習。そして同じことを英語でもできるかどうかを確認しながら、そのレベルにたどり着くために必要な学習方法などを紹介し、必要な範囲での解説を行った。英語が苦手な学生は与えられた英文を日本語に訳すことができないことに苦手意識を感じている場合が多いような気がする。そうではなく、Phraseひとつでも頭の中でイメージできるものが増えればそれで学習は成功していることになるので、小さなステップで頑張っていって欲しい。同様の学習を既に階段式プリントで配布している別のUnitでもやってほしいし、この科目が終わってからも、追加で用意するUnit 12以降のプリントで自由に学習して欲しい。
・日本文化発信のテーマはHoliday。内容と絡めて持ちネタを2つ。1つはcelebrateの意味をヒット曲"Can you celebrate?"のイメージでとらえるなという話。(どんちゃんさわぎするぜ~!イエ~イ!!)もう1つは御神輿は英語では「持ち運び式神社」の話。「3回目読み」の時の元気がなかったのは残念。


第12回 12月15日(木)1/2限
・英語で数学の10回目。5問中3問は英文を読んで数式を立てるのがちょっと難しい問題だったかも。毎回5問のシリーズは今日で終わりだが、冬休みの暇つぶしということで32問を集めたプリントを配布しておいた。学年レベルは小1~高3なので幅広いが、自分自身も解き方を忘れた問題も出している(もちろん和訳ならできる)。工学部の学生なら何とかやってくれるだろう。英語さえ読めれば。
・発音コーナーは例年だと2回に分けて扱うものをくっつけ、「なにぬねのの謎」と「んの謎(1)」。これまでの謎シリーズでだいたい想像がつくのだが、「なにぬねの」の中では「に」だけが仲間はずれ。つまり「なぬねの」はナ行の音で最初の子音は[n]だが、「に」だけは本来はニャ行の音と言うべきで、子音は[ɲ]。日本語話者はneat, knee, knit, Nick, newの語頭を日本語の「ニ」[ɲɪ]で発音しがちだが、これを[ni]で発音するようにしないと日本語なまりが残ってしまうという話。[n]と[ɲ]の区別は舌が上あごに当たる面積の広さで意識するように指導。[ni]は「渋い音」で発音すると良い。続いて「ん」には7種類の音があり、そのうちの4種類を紹介。例に使ったのは[m]は「ちゃんぽん、せんべい、あんまん」、[n]は「タンドーリチキン、ウィンナー、メンチカツ」、[ɲ]は「あんにんどうふ、こんにゃく」、[ŋ]は「とんかつ みたらしだんご」と、全て食べ物シリーズ。(全て神山孝夫著『脱・日本語なまり』から借用)このような話からネイティブでも無意識に区別して発音している音があり、外国語として本当の意味でネイティブと同じ発音をするには相当意識的にならなければならないという話につなげた。そして英語ではGood morning.は音声的にはGoob morning.になっているという話で今日の発音コーナーを終了。
・教科書コーナーとして、まずはしばらく本文の音声を聴く機会がなかったので、2課分まとめて「英語の文字を見ながら聴く」ように指示。そのあとで自分自身のリスニング学習の体験談と1000時間ヒアリングマラソンの話。そして現在企画を進めている「多聴マラソン」の紹介。続いてPhrase Reading Worksheetの利用と絡めて、直読直解とリスニングの基礎力養成のため、Unit 10または11の本文をスラッシュリーディングで読むように指示。グループで話し合ってどこで区切るかを考えさせるつもりだったが、あまり盛り上がらなかった様子。Unit 11のPhrase Reading Worksheetは原点回帰で英語1列のものにし、右側を埋めてくるのを宿題とした。でもクリスマスプレゼント(?)ということで宿題チェックは行わない宣言。どれだけの学生が宿題をやってくるかが楽しみでもある。
・日本文化発信ではようやくクリスマスの話題。2週間も飛んでしまったので、なかなか調子が取り戻せなかった様子。音読も毎週練習しないとダメだなあ…。


第11回 12月8日(木)1/2限
・英語で数学の9回目。学年表示は消えたが小4~中2程度の内容。英文を数式に起こすことになかなか慣れない者も多い。正確に読む訓練をしてほしいところ。英文が読めれば式を立てるのはそんなに難しくないはずなので。
・発音コーナーは「はひふへほの謎(2)」。「はひふへほ」「ばびぶべぼ」「はぴぷぺぽ」と並べて書き、前回の復習を少ししてから「はひふへほ」に濁点をつけたら「ばびぶべぼ」の音になるわけではないことを「か/が」「さ/ざ」「た/だ」の対応関係を絡めて説明。つまり「ぱぴぷぺぽ」に濁点をつけたのが現代日本語の「ばびぶべぼ」の音になるという話で、「ぱ゛」という形でようやく本来の濁点による無声音と有声音の対立になることを紹介。また「母には二たび会ひたれども父には一たびも会わず」という室町時代のなぞなぞを示して考えさせ、答えが「唇」であるというところから、p > f > h と音が変化した話に結びつけた。途中でロドリゲス「日本語小文典」の話も紹介。今日は英語の発音というよりも日本語の発音の常識を覆すという意味での音声学ミニ講義のような形だったが、少しぐらい関心をもってくれただろうか?
・教科書コーナーとして前回のUnit 9の英借文の続きの11番から15番まで。今から思えばこのプリントの内容を少々欲張りすぎたのはちょっと失敗。計15問は多かった上、オリジナル英借文の問題を考えることを明示的に示しておいたため、かなり時間がかかってしまった。幸か不幸かオリジナル英借文の課題に取り組んだ学生がごくわずかだったので、短時間で済ませることができた。(喜ぶべきか悲しむべきか…)Unit 9はこれで終了とし、教科書の問題等は解答をプリントにして配布。
・Unit 10は今日初めて階段式のプリントと英借文のプリントを渡し、7問の英借文にしたら分量的にちょうど良かった。しばらく時間をとってから前に書きに来させ、添削。今日は1限・2限とも前回よりも参加者数は多かった様子。Unit 10では「アメリカで黒人がタクシーを拾おうとしても運転手は避けてしまう」というテーマの英文だが、この前半部分からの借用で登場人物の差し替えと若干の構文の変更を施し、ストーリー仕立ての英借文7題とした。そしてストーリーの続きを英文で出席カードの裏面に記入させて終了。次回はこの中から面白いものを選んで、書画カメラで提示しながら寸評の予定。
・やはり今日も日本文化発信を扱うことができなかった。時間配分のミス、というかUnit 9で教材を欲張りすぎたミスとも言える。
・英借文は今日でおしまい。来週からあと3回の授業はもう少しリーディングの方に目を向け、教科書の音読などの練習も絡めながら進めていく予定。


第10回 12月1日(木)1/2限
・英語で数学の8回目。前回よりは良くできている感じ?次回からは学年表示が消えるので、見た目でちょっと難しくなるかも?
・久しぶりの発音コーナー。今日、学生に伝えたかったことは he は日本語の「ヒー」ではないということ。ただこれだけ。しかしこれだけの話を伝えるために15分ほどいろんな話を絡めて説明した。テーマは「はひふへほの謎(1)」とし、「はひふへほ」「ha hi hu he ho」と縦に板書して、サ行の時と同様に仲間はずれを探すところから。「はひふへほ」の子音のうち、本当の意味でハ行と言えるのは「はへほ」だけで、「ひ」は「ひゃ行」、「ふ」は「ふぁ行」と言うべきという話。そしてIPAによる表記を示し、WikipediaからIPAの表を提示。「声門→硬口蓋→両唇→声門→声門」と調音点が変わっていく話。最後に、前回の発音コーナーで示した she と sea の話と絡めながら、he は日本語の「ヒ」のように硬口蓋摩擦音で出すのではなく、喉の奥の方から出さないといけないという話で締めくくった。1限の学生からのコメントに「渋い発音」とあったので、良い表現だと思って2限ではそのように説明した。これから年度末までの予定は「はひふへほの謎(2)」「なにぬねのの謎」「んの謎(1)」「んの謎(2)」と続いておしまい。2回ほど飛んでしまったので、Good morning. が Goob morning. と聞こえる話とか「Chicagoをシカゴと発音したらヤバい話」は紹介できないだろうからここでこっそり書いておく…う~ん、でもやっぱり日本語の無声化の話はどこかで触れておきたい…。
・月初めの恒例の質問コーナー。今回は中間テストを挟んだので実質2回分の授業で寄せられた質問への回答だったが、意外にどちらのクラスもなかなかホネのある質問が寄せられていた。その一方で本来の趣旨である「言語・文化・教育に関する質問」の趣旨に合わないものも少しずつ増えている様子なのだけれど。1限で回答したのは「外国人はなぜ髪の色が違ったりはげている人が多いのですか?」「英語字幕日本語音声と日本語字幕英語音声ならどちらが勉強になりますか?」「日本語でも人によってイントネーションが違う言葉がありますが、英語でもそのような言葉はあるのですか?」「虫をとる網のことを何て言いますか?『たも』って言いませんか?」「海外で『ドラッグストア』という言葉を使ったら『麻薬店』という意味と思われるのでしょうか?」「ネイティブのcan'tとcanを長い文章の中で聴くとどちらもcanに聞こえてしまいます。聞き取るコツはありますか?」「1つの英語の文章を何回も繰り返し読むことによって英語の力は大きな伸びを期待できますか?」「アメリカの方々のイメージは全員タイピングが早いように勝手に思っていますが、実際どうですか?」「外国で働いている時にその国で自然災害が起こったときに日本は何か保障してくれますか?」「キリスト教や仏教には死後の世界の考えがありますが、他の宗教にも死語の世界の考えがあるんですか?」「なぜバレーボールにはプロリーグがないのですか?」「日本ではクリスマスは盛大にやるのにハロウィンはそれほど盛り上がらないのはなぜですか?」および教科書内容に関する質問が1件。2限で回答したのは「日本語訳されたハリウッド映画でしゃべっている口は英語なのに日本語吹き替えであまり違和感なく見れてます。これはちゃんと訳せているんでしょうか?」「こんなに寒いのに温暖化なのですか?」「日本以外に食べ物をおはしで食べる国はありますか?」「大学の間にTOEICで何点とったら就職に役立ちますか?」「日本語が共通語にならないのですか?」「どうして肯定文や否定文、疑問文で形が変わる単語があるんですか?」「近隣の国が日本に抱くイメージではだいたいが「勉強・仕事のしすぎ」「礼儀正しい」といったイメージがあるようです。確かに昔の日本は勉強しすぎというのは日本人である私も思っていましたが、今の日本はそこまでのように感じません。近隣の国が抱くこういったイメージは固定観念なのでしょうか?」「アメリカでも右利きが多いですか?」「大学で韓国語を学びたいです。なぜこの大学には韓国語の授業がないのですか?」という質問。結局1限も2限も、ここまでで授業時間のうちの60分を使ってしまった。
・本来は先週やる予定だった英借文15題がテストの解説により順延となっていたが、結局10題しかできなかった。5問ずつ最大3名までという形で学生に書かせて添削をするというスタイルは30分で10問が精一杯というところ。ボランティアを募ったところ、1限は少々出足が鈍かったが、クラスの約半数が参加してくれた。2限は最初から好調な滑り出し。次回この残りの5題をやり、次のUnitの本文を使った英借文をその場で配布して回答させ、同様にボランティアを募って書かせるという形で進める予定。
・残念ながら日本文化発信を行う時間はなかった。テーマが「クリスマス」なので、もう少ししてからの方が雰囲気が出て良いかも。


第9回 11月24日(木)1/2限
・英語で数学の7回目。高校レベル(とはいっても1次方程式まで)の出題が2問に増えたが、英文を読んで式を立てるのがまだ難しい者も少なくない様子。例えば If you subtract 46 from the product of 3 and a number, you get -10. Find the number. と The sum of the least and greatest of three consecutive integers is 30. What is the middle integer? という問題。辞書の利用は認めているので、こういう問題が解けないとなると、その原因は何だろう?
・中間テスト返却。1限も2限も平均点はほぼ7割。返却のみにして新しいところに入る計画にしていたが、採点していて特に英作文問題(教科書本文をつなぎ合わせて作る英借文問題や、本文からそのまま抜き出すだけで正解という問題がほとんど)の部分が怪しい学生が少なくなかったので、計7問の英作文問題のそれぞれの設問の模範解答を示した後で、主に部分点がついている者の解答のうち、添削希望者を問題ごとに募って教員卓のパソコン画面上に入力していき、中央モニタで1件ずつコメントを挟むという形の解説を行った。1限も2限もクラスの半数近い者が参加してくれた。参加特典の平常点加算が効いたのかもしれない。解説の仕方として、文法エラーの場合はどこをどう直せばよいかという指導が中心に。また、英文としては正しいが与えられた設問の解答としては間違っているという場合はそれぞれの日本語訳を書き添えることで考えさせた。
・わずか7問の解説だけで1時間弱もかかってしまったが、たまにはこういうのも悪くないかも。しかし授業進度的にはもうこれで予定通りに進められそうになくなってしまった。
・今日の「贈る言葉」として、「英作文は『型』を覚えよう。『型破り』はかっこいい。『型崩れ』はかっこわるい。」と板書。多くの学生の書いた答案は「型崩れ」の場合が多いことに気づいてくれたなら幸い。
・2限のみ若干時間が余ったので、本来今週までの宿題として課していたプリントに取り組むように指示していたが、あまり事前にやってきていない印象だったのが残念。次回はいかにも英作文的な授業として、5問ぐらいずつ3名ずつボランティアを募って板書させ、添削するという形の授業形態になりそう。いかにもライティングの授業という感じだが、Phrase Reading Worksheetの階段式2列プリントを事前に配っているので、英語が苦手な学生にも参加しやすいのではないだろうかと期待。
・発音コーナーはできなかった。先週もできなかったのがちょっと気がかり。
・日本文化発信として「チップ」の話題。このプリントの内容も英語でまとまった分量を話したり書いたりするための『型』として活用してほしい。


第8回 11月17日(木)1/2限
・中間テスト。試験開始5分前に問題・解答用紙とは別に配布する英文資料(試験範囲の教科書本文)のプリントを先に渡し、5分間だけ自由に書き込みをして試験中にこの用紙のみ参照してもよいということにしたら、みんな必死でいろいろと書き込みをしていた。ヤマがあたった学生、そうでない学生が分かれた模様。試験時間は30分。
・英語で数学(6)を実施。徐々に「算数」ではなく「数学」に近づいてくる。今日の最後の問題は「球の表面積」に関わる文章題を英文で。このプリントは次の試験範囲にも含める。
・続いて先週途中までしか進まなかったプリントの残り部分を解説。ここは次回の試験範囲には含めないことにした。
・最後に日本文化発信。今日は少年犯罪について。ちょっと難しい単語が多かったかも。
・発音コーナーは行う時間がなかったので1回飛ばした。
・次回までの宿題:Unit 9の階段式2列のプリントを見ながら英借文のプリントを埋めてくること。


第7回 11月10日(木)1/2限
・学園祭と祝日の関係で2週間も間が空いてしまったが、授業の組み立てはいつも通り。
・「英語で理科」では辞書をせっせと引くように指示。辞書なしでこの問題が解けるくらいならこの授業に来る必要なし、というレベル。前回同様にたくさんの専門的な単語が出てきた。扱った単語は insulator / electric current / integrated circuit / transistor / vacuum tube / light beam / sunspot / opaque / translucent / transparent / force / acceleration / friction / inertia / velocity など。次回から英語で数学に戻る。
・発音コーナーは「さしすせそ」の話。英語の発音と日本語の発音を比較するという場面を念頭に置くならば、この「さしすせそ」の中でひとつだけ仲間はずれがあるという話から。正解は「し」で、日本語の子音も sh の音で表記される。小学校以来「さしすせそ」はサ行だと習ってきたはずだが、あれは大嘘で、「さすせそ」だけがサ行、「し」はシャ行というべき、という話。続いて英単語で s / sh のミニマルベアが出てくる単語を紹介。下品であることを予め断りつつ、sea - she / sit - shit / city - shitty / sit down - shit down という定番のネタで練習。「おふざけフレーズ」は『絶対発音力』より「しんけんに こくはくしたら しかとされ」「しんかんせん しんおおさかまで していせき」で練習。
・月に一度の質問コーナー。1限は「四季の存在を知らない国ってありますか?」「ハロウィンの時フリーズをプリーズと聞き間違えて射殺されたのは本当ですか?」「今の社会に英語は大きく関わってきますが、他に必要になりそうな言語はありますか?」「歯が抜けている人は発音できるんですか?」「人間の価値は何で決まりますか?」「中国はなぜ黄砂が多いのですか?」「宗教が世の中にある理由って何ですか?」「日本のアニメや漫画が外国人に注目されていますが、なぜ最近になって注目されるようになったのですか?」「なぜ黒人は足が速いんですか?」「アメリカとカナダの銃社会についてですが、アメリカでは射殺事件がたくさんおこっているのですが、カナダではまったくと言っていいほど起こっていません。なぜですか?」「学校や大学で習ってきた英文はどれも日本語訳すると丁寧語になっていますが、英語の丁寧語と友達と話すような軽い感じの言葉に違いはあるのですか?」「しっかり読むことと速く読むことならどちらを優先すべきですか?」という質問に回答。2限は「アメリカでは学校で何語を勉強するのですか?」「日本の食べ物が一番おいしいとよく日本人は言いますが、外国の人も自分の国より日本の食べ物の方がおいしいと感じるのでしょうか。」「日本の企業で英語を公用語にしているところがありますが、先生はどう思いますか?」「英和辞典の良いアプリを教えて下さい。」「なぜカルテはドイツ語で書くことが多いのですか?」「ハングル文字はローマ字のように母音と子音がくっついて成り立っているそうですが、それだとローマ字のみで文章を書いているのと同じで読みにくくはないのでしょうか。どこで区切れるのかなどは読めば分かるのでしょうか。」「他の国からみて日本はどういう国として見られていますか?」「英語の単語が覚えられなく、中学レベルの単語しかわからないです。英文を読むには文法を勉強するより単語を覚えた方が良いですか?何語ぐらい覚えれば良いですか?」「先生が先生になって一番嬉しかったことは何ですか?」という質問に回答。昨日の時点でどの質問に回答するかはだいたい考えてきていたが、回答内容はほぼ即興。
・来週の中間テストについて告知。昨年の試験問題を書画カメラで提示し、どういう雰囲気の試験問題になるかを説明。出席カードに各自がとれそうな予想点を書かせてみたらなかなか面白かった。
・教科書の続きとしてp.42のDefining Practiceの問題の語群、定義文の和訳をWordファイルに入力しながら説明。
・前回配布したUnit 8の英借文のプリントの1番から5番までを解説。
・最後の日本文化発信は麻薬についての話題。
・授業アンケートを行う時間がなかったので来週行うことになるが、来週は中間試験。試験のあとでアンケートやりたくないなあ。試験問題をもっと易しくせよというようなコメントが続出したりして!?


第6回 10月20日(木)1/2限
・いつもの「英語で数学」に代わって「英語で理科」。4種類用意しているので、今回・次回と年度末の最後の2回分として実施予定。1限の環境工学科の学生からは英語で数学よりも面白いという声が多数届いた。一方、2限の空間デザイン学科の学生からは否定的な意見が多かった。例年通り、学科によって好き嫌いがある様子。内容が物理と化学に関するものだったから余計にそうだったのかも。
・発音コーナー(6)θとθ゛(ðの代わりにθに濁点をつけたものを利用)θ---θ゛---θ---θ゛---...というように交互に発音させ、舌の先がくすぐったくなる調音点を探させた。続いて板書した あθ いθ うθ えθ おθ  あθ゛ いθ゛ うθ゛ えθ゛ おθ゛、あθあ いθい うθう えθえ おθお あθ゛あ いθ゛い うθ゛う えθ゛え おθ゛お θあ θい θう θえ θお θ゛あ θ゛い θ゛う θ゛え θ゛お を使って練習。「おふざけフレーズ」はオリジナルのものを思いつかず、『絶対発音力』に載っている「じかんわり ぜんぶずれてて ずっこけた」と「かぜひいて つくるぞうすい あじもなし」で練習。
・教科書コーナーはここ数回と同様に、オリジナル英借文を提出させてそれをもとに授業を進める形を考えていたが、本日回収分は少なかった。前回の残りを数問と、授業者が作ったものを数問で実施。その後、Chunking Practiceの音声を聴いてから音読し、教科書p.41の問題の解説を行った。p.42の説明から次回。1限・2限とも、Unit 8にまたがるオリジナル英借文を数名が提出しているが、やや不足気味なので急遽、昨年に作成したUnit 8用の瞬間英作文・英借文のプリントを印刷してきて配布。これを次回までの宿題とした。
・日本文化発信は高齢化社会の話題。だんだんと慣れてきたため上手くなった点と、やり方に慣れてきたため新鮮みが薄れたのか、もとのカタカナ読みの発音に戻ってしまう点の両方がみられた。
・今日の自己評価も90分全体でどの程度学習ができたかについて。0%~100%で出席カードの欄外に記載させた。
・学園祭と祝日のため、2週間もこの授業が飛んでしまうのは残念。11月10日に7回目の授業をして11月17日は中間テストを行う予定。少々間があいてしまうが、何とか中間テストに向けて努力してもらいたいところ。


第5回 10月13日(木)1/2限
・授業開始時の配布物に加え、希望者のみオリジナル英借文の記入用紙を配布。提出者にはポイント加算。発音コーナーの終了時に回収。
・英語で数学(5)小5~中2レベルのものを5問。学年レベルが上がると文章題の英文もややこしくなるのか、正解率がやや下がり気味なのが気になる。英文的には易しい内容なのだけれど。
・発音コーナー(5)r / f / v の復習としてカタカナエクササイズで radio, real, rock'n'roll, food, knife, fight, video, voice, victoryを実施。やはり語頭の子音で「気合いを入れる」のは忘れがちな模様。その後、澄んだthの音の出し方を練習してから、板書した あθ いθ うθ えθ おθ あθあ いθい うθう えθえ おθお θあ θい θう θえ θお θθθあ θθθい θθθう θθθえ θθθお を使っていろいろ練習。次にカタカナエクササイズの欄の続きに thank you, healthy, athlete を追記して同様に練習。「おふざけフレーズ」は「さようなら せんせいみなさん またあした」と「そんな そうさは しりません」。最後に 「Thank you 3-3-7拍子」として、手拍子を打ちながら実施。(Thank you, Thank you, Thank you / Thank you, Thank you, Thank you / Thank you, Thank you, Thank you, Thank you Thank you very much! )
・教科書コーナー。提出のあったオリジナル英借文を教卓パソコンのWordで入力しながら添削など。2限は最初に回収した際に5枚しかなかったが、追加で募集したところ、40分の予定時間で使えるだけの十分な分量が集まった。Phrase Reading Worksheetのいろんな所から抜き出した内容をつなぎ合わせたオリジナル英借文が提出されたが、異なる文脈に移した時の時制や単複の修正などを忘れている者が多かったような印象。次回もUnit 7の範囲でオリジナル英借文を募集するが、Phraseの種類を増やすため、Unit 8の日英2列形式のプリントも配布した。次回はこの範囲からもPhraseを使って良い旨を指示。
・次回までの宿題として教科書のChunking Practice~Defining Practiceと、Unit 8のプリントに目を通してくること、また希望者のみオリジナル英借文を考えてくることを指示。
・日本文化発信(5)Season。1限も2限もちょっと声が小さめだった。
・通常は「今日の自己評価」は日本文化発信のコーナーのみを対象としているが、今日は90分全体でどの程度学習ができたかを自己評価。0%~100%で出席カードの欄外に記載させた。87%とか97.5%とか61%とか、中途半端な数字を書いた学生を捕まえて小一時間問い詰めたい気分。


第4回 10月6日(木)1/2限
・英語で数学(4)小4~中1のものを5問。
・発音コーナー(4)f の復習と v の導入。fa fi fu fe fo va vi vu ve vo / affa iffi uffu effe offo avva ivvi uvvu evve ovvo / af if uf ef off av iv uv ev of で練習してから「Englishあいうえお」のカタカナエクササイズの要領で ビデオ video, ボイス voice, ボランティア volunteer で練習。その後で アイラブユー I love you. とユーラブミー You love me? を追記。「おふざけフレーズ」は前回の2つを復習したあと「ばいきん べたべた ぶんぼうぐ」「バイキンマン ビビッて自爆で バイバイキーン」で練習。その後に追記した「イクラちゃ~ん」「は~い」「イクラちゃ~ん」「バーブー」を使った対話練習( r / f / v に置き換えて)はヤヤウケ程度?
・月に1回の質問コーナー。各クラス15分程度。1限の質問は「英語圏以外で最初に英語を教育に取り込んだ国はどこですか?」「外国に行って困ったことはありますか」「ひらがな、漢字、カタカナなど複数の種類の文字を使うのは日本だけですか?」「外国人が発音しにくい日本語はありますか?」「TOEICの勉強法を教えて下さい」「竹島はどうして今のような問題になっているのですか」「アメリカ人の名前で○○ジュニアというのがありますが、あれは本名ですか?例えば父親が亡くなった後でもジュニアのままですか」「人間が生まれたのは一緒の時期なのになぜギリシャなど西洋の人たちは昔から頭が良かったのですか」「今まで英語で会話していてこういったつもりなのにこう聞き間違えられたという経験はありますか。また、それは何を何と間違えられましたか」など。2限は「英語をなぜ勉強しなくてはいけないのですか?」「TOEICの点数を上げたいです。まず何からしたらいいでしょうか」「日本語と全く同じ文法の言語はありますか?」「犬小屋って犬寝る→kennelなんですね。偶然ですか?」「英国の人は口の動きで言葉を理解するのか、相当耳がいいのかどちらですか?」「中国や韓国の方は英語の発音がとても上手な方が多いですが日本人は日本語読みが多いと思いました。文化の違いでしょうか」「日本では犬の真似はワンワン、カエルはゲロゲロと言いますが、外国でも犬はワンワン、カエルはゲロゲロと言うのですか」「日本の歌には英語が出てきますが外国の歌に日本語が出てくることはありますか。」「英語が書いてあるTシャツを着たりしますが、日本語の書いてあるTシャツを日本人が見るとちょっと不思議です。そんな漢字でアメリカの人も英語のTシャツを見ると不思議な感じがするのでしょうか?」など。中には意味不明なものや、「トンデモ」な質問もあるが、即興で思いついたことを回答。
・教科書コーナー。前回からの宿題としてUnit 7のPhrase Reading Worksheetの日本語→英語埋めを指示していたので、その解答例として階段式で作成したプリントを配布して自己チェック。その際に巡回しながら宿題チェックを実施。宿題をやってきた者の出席カードに「おっけい合格」のはんこを押印して回る形式。区切る箇所等について質問を受ける。5分程度の確認作業のあと、本文音声を1回通して聴く。ここでは英語または日本語の文字を見ながら聴くように指示。次回の授業を学生から寄せられたオリジナル英借文をもとに組み立てることにしているため、オリジナル英借文を作りやすいような表現を階段式のプリントから10個程度探し、サンプルを紹介。次回の授業開始時に希望者に提出させ、それをもとに授業を行う。
・日本文化発信(4)テーマはWater。いつものように3回読む練習。だんだんうまくなっていく印章だが、今日の自己評価として、過去4回の練習で自分の発音が上手になったと思う者はA、あまり変わらないという者はB、まだまだという者はCを出席カードの欄外に記入させた。きちんと数えていないが、AよりもBが若干多い程度。


第3回 9月29日(木)1/2限
・前時終了時に自由課題として指示したオリジナル英借文の提出を希望する者に用紙を配布。1限は提出者なし。2限は5名程度。
・英語で数学(3)小3~中1レベルのものを5問。小3レベルのName the next five odd numbers after 29. という問題で34と答えた学生がどちらのクラスも5名程度いる。oddをaddと勘違いしたのだろうか。仮にそうだとしても文法的にそういう読みは不可能なのだが。
・発音コーナー(3)r / l の復習と f の導入。らりるれろ ra ri ru re ro la li lu le lo の横に rrrra rrrri rrrru rrrre rrrro, lllla lllli llllu lllle llllo と書き、英語では語頭の子音にかける時間が日本語よりも長いことを説明。「単語の入り口で気合いを入れる」というように説明。その後、right / light / reader / leader / radio / real / rock'n'roll で練習。続いて f の発音の仕方を解説してから fa fi fu fe fo, afa ifi ufu efe ofo, af if uf ef off で練習。「Englishあいうえお」のカタカナエクササイズの要領で フード food, フォーク fork, ナイフ knife, ファイト fight, フィーリング feeling の練習。最後に「おふざけフレーズ」として「ははのひふ」と「はらへった はらへった おひるごはん」を練習。ここでも f の子音で、「入り口で気合いを入れる」ことに留意させた。しかしなかなか日本語の「ファ」行の音と区別が難しい様子。
・教科書 予習状況は自己申告。あらかじめ出席カードに印刷された「おっけい合格」の文字を飾り付ける、塗りつぶすなどの方法。提出のあったオリジナル英借文の問題を教卓パソコンのWordファイルに入力しながらその場で回答して解説など。7~8件寄せられた内容をまとめて提示し、あとで数分間時間をとって必要な範囲をメモさせる。その後、Chunking Practiceの音声を一度通して聴いてから音読。教科書の問題の解答はプリント配布。簡単に解説。次回、Defining Practiceの解説から。次回までの宿題としてUnit 7の日本語1列プリントを配布。
・日本文化発信(3)では、これまでよりもかなり声が出るようになった。今回は「自分の発音でどのぐらい相手に伝えることができたと考えているか」で自己採点。今後、このスコアが向上できるよう努力を促す計画。


第2回 9月22日(木)1/2限
・英語で数学(2)小2~小6レベルのものを5問。学年レベル表示の割には比較的易しい問題。解説まで含めて10分程度。
・発音コーナー(2)テーマは rとl。前回の板書事項(らりるれろ~あらいりうるえれおろ)を再度書き、そこに付け足す形で ala ili ulu ele olo、al il ul el ol、la li lu le lo、らりるれろ をまとめて書き、rとlの違いの説明をした上で様々な音の区別の練習。「とろろ芋、とろとろ~」「ぷりぷりのエビ、どれ~?」「タラちゃ~ん、イクラちゃ~ん、ノリスケさ~ん」を日本語、rの音、lの音で練習してから、「あぶらもの とりすぎ みるみる ふとりすぎ」「はらわって ぎろんしあって なぐりあい」を追記し、同様に練習。
・教科書 予習内容のチェックは自己申告だが、9割以上の学生がきちんと埋めてきた様子。ただし出席カード裏面のコメントで「かなり大変だった」との声も。音声を聴く際にはPhrase Reading Worksheetの左側日本語列のみを見ながら聴くように指示。同時通訳のイメージで。その後、書画カメラを使って本文全範囲をプリント片面ずつ、英文を区切る場所を提示しながら確認。その後、プリントの1~2ページ目を使った内容から英借文3題を問題文も書かせた上で回答を考えさせる。フレーズをつなぎ合わせ、単語を入れ替え、前置詞句を挿入するというレベルまで進めた。今後はこれをthat節や関係詞などを使った用例などにも広げていく。プリント全体を使ったオリジナルの英借文を考えることも任意の宿題とし、今日中に思いついた者は出席カードの裏面に記載。次回、提出を希望する者は出席カードと同等の用紙を渡して、授業開始時に提出させる。
・次回までの宿題として、教科書のChunking Practice~Defining Practiceまで。
・日本文化発信(2)では、「3回目読み」で目を合わせることができた合計回数を出席カードに書かせた。


第1回 9月15日(木)1/2限
[オリエンテーション]
前期末テスト返却 解説等は行わず。
後期の予定について説明。ここまでで約20分。

[ミニクイズ]
後期からミニクイズとして英語で数学・英語で理科を実施。今日は英語で数学。小1~小5の算数の文章題が英語で書かれているものを読んで出席カードの回答欄に記入させる。自己採点と解説まで含めて20分程度。

[発音コーナー] 全体で20分程度。
・前期とは内容を大幅に変えて「Englishあいうえお」にオリジナル要素をいろいろ加えて練習。ホワイトボードに少しずつ内容を書き足し、板書事項を写させながら練習を繰り返していく。今日は r の発音のみ。
・まずは縦に「らりるれろ」と書いて、日本語のラ行の発音練習。「らりるれろ」から「あいうえお」の音を抜き取る形で、日本語のラ行子音は弾き音(というよりも一瞬で終わる音)であることを意識させる。
・次に右側に ra ri ru re ro と書いて、英語の r の音が流音(というよりもどこまでも伸ばせる音)であることを意識させる。日本語の「らりるれろ」と英語の ra ri ru re ro を比較して練習。
・次に右側に ar ir ur er or と書く。上から順に声に出す。
・次に右側に ara iri uru ere oro と書く。上から順に声に出す。また r がどこまでも伸ばせる音であることを再度意識させ、 ar::::a ir::::i ur::::u er::::e or::::o というように伸ばしながら声に出す。
・最後に右側に「あら いり うる えれ おろ」と書き、英語と比べながら声に出す。
・続いて、ラジオ リアル ロックンロール と縦に並べて書き、それぞれの右側に radio real rock'n'roll と書く。「Englishあいうえお」のカタカナエクササイズの要領で、カタカナの方は地味に発音、英語の方は派手に発音。
・さらに「ラジオはリアルなロックンロールを流している」と "The radio is playing real rock'n'roll." と書き、日本語の方もアナウンサー風に地味にあとについて読ませる。そして英語の方は派手に読ませる。
・最後に「とろろ芋、とろとろ~」「ぷりぷりのエビ、どれ~?」「タラちゃ~ん、イクラちゃ~ん、ノリスケさ~ん」と板書し、書き写させた上で日本語読みと英語読みで練習。
・全体を総復習

[教科書を使った学習] 約20分。
・教科書 Reading in Action のUnit 6の本文の音声を聴く。
・後期の目標は教科書の本文を使った英借文・英作文・英会話への橋渡しなので、あらかじめ用意したPhrase Reading Worksheet の左側に日本語訳を入れたプリントを用意し、教科書の英文を参考に、どこまでが各フレーズに相当するかを意識しながら順番に書き写させる。同様の作業を繰り返し、プリント1枚半を埋めてくるのが宿題。教室内を巡回しながら学生らよりやや遅いスピードで自分もプリントに書き込みを行っている状況を書画カメラで提示。

[日本文化発信] 約10分。
・「外国人が日本人によく聞く100の質問」から見開き4ページ分を印刷したプリントを配布。今日は「食べ放題」がテーマ。
・1回目は単語またやフレーズレベルに区切ったものを後について音読させる。必要に応じて解説。
・2回目はイントネーションにも注意しながら区切る幅を広くとりながら後について音読させる。
・3回目は自分が尋ねた内容を学生が答えるというイメージで、Qの部分だけを読み、学生はAの所だけを答える。このときになるべくRead and Look-up を心がけるよう指示。教室前方を横方向に移動しながら、なるべく多くの学生が顔を上げたタイミングでこちらも目を合わせるようにする。
・この練習を3つの質問で全て行う。
・3回目の音読3種類のうち、1回でも自分と目を合わせることができた者は出席カードの名前欄の横に ○ を記入させる。

以上で授業終了。後期は盛りだくさん。月はじめの1回は質問コーナーも実施予定。