2014年11月30日日曜日

私の闘病記録2:退院して4ヶ月が経過しました!

これは http://kmyken1.blogspot.jp/2014/09/2.html の続編です。前記事同様、ご贔屓に。

さて、さらにあれから2ヶ月半とちょっとが経過しました。前記事は手術後2ヶ月の時点での雑感をまとめたものでしたが、7月30日に退院したので今日でちょうど退院4ヶ月ということになります。(本当は手術後4ヶ月の時点をものを11月9日に公開する予定でしたが、この日はどうも疲れがひどく、何となく公開する機会を逃してしまいましたので、今回大幅に加筆して掲載することにしました。)

この「2ヶ月半とちょっと」は仕事に本格復帰しましたので、いろいろなことがありました。とはいっても全体的な症状としては快方に向かっているような気がします。当社従来比70%ぐらいにまで落ちていたタイピングの速さも復活しました。仕事にも直接影響があるので、この復活が一番嬉しいです。

振り返ってみると「おそるおそる」の授業復帰でした。何かが起こってはなるまい、と、最初の1週間はこっそりと教室の隅で(あるときは最前列で)妻に待機してもらっていました。京都での非常勤は1週間遅れての開始だったので来てもらわずに済みましたが。また、基礎ゼミと非常勤先の授業を除く各科目1回目で配布しているシラバス補足事項のプリントの最後に「神谷の病状について」として以下の内容を載せています。
2014年7月に脳腫瘍の手術を受けています。薬でコントロールしていますが、手術後でも脳の腫れを原因とする「てんかん」の発作が起こるかも知れません。仮に発作が起きた時は「意識の有無」をチェックして下さい。意識がなくなることはまずないと思いますが、万が一意識がない場合は学部事務室か教務課に連絡して下さい。
今から思えばどれだけ心配してたんかなあ…という気にもなりますが、まあそれなりに心配だったのでしょう。ちなみに授業中に明らかな発作が起きたのはその後2回だけでしたが、意識を失うようなものではなく、後述するように原因がはっきりしたものでした。

9月16日の授業記録ブログ(資格英語I)ではこんなことを書いています。
2限で一瞬言葉が出てこない場面があった。1限で調子がよかったので、ついつい勢いに乗って無理していろんなことを喋ろうと思ったらしい。アドリブが利かないのは少々つらいけど、少しずつ取り戻していくしかないですね。
今はほとんどこんなことを感じることがなくなりました。回復していますね〜。ありがたいことです。

9月22日に面談を受けた職場の産業医の先生からのアドバイスで、8月25日に作ってもらった紹介状(診療情報提供書)のコピーを保健室に預けておくことにしました。そしてこれは特にアドバイスされたことではなかったのですが、もう一部を「お守り代わり」に持ち歩くようになりました。普段の通勤カバンに入っています。これまでに発行してもらった診断書のコピーと、服用している薬の添付文書も一緒にして持っています。「病は気から」ということになるのでしょうけど、何かあった時もこれで安心ということで、かなり気が楽になりました。

でも時々、普段の通勤カバンとは別の格好で通勤することがあるのですが、その時はなんとなく今でも不安になりますね。職業柄、研究室もありますし、時間割によっては手ぶらで通勤できる日があるのですが(例えば授業の準備さえ終わっていれば月曜日は手ぶらで帰って火曜日は手ぶらで出勤できる)こういう不規則なことをするとちょっと不安になるような気がして、なるべくいつものカバンを持ち歩くようにしています。

お薬手帳によると9月26日に風邪症状でかかりつけの内科にかかっていたようです。咳止めの薬(気管支拡張剤、ホクナリンテープ)をわざわざ銘柄指定(!)で出してもらっていたようです。同じくお薬手帳を見て思い出した話ですが、10月7日、かかりつけの内科が休院日だったのですが、咳がひどかったので別の内科に行って薬を出してもらったようです。そして「少々強めの咳止め薬」である「フスコデ配合錠」を処方してもらったようです。そして前回の阪大病院の外来診療を受けた10月27日には「もっと強い咳止め薬」の「コデインリン酸塩散」を出してもらっています。これでようやく咳の症状は治まった感じです。

あ、少々脱線してしまいましたね。やっぱり時系列順に語っていくことにします。

9月29日の受信英語の授業は少々しんどかったのを覚えています。この授業ではこの日が3週目ですが、まともに喋る日としては初めてでしたので。でもそれ以外の授業ではあまりそういう気はしなくなっていたので、単に緊張してだけだったたのでしょう。今日から初めて使う教科書でしたし。

でも、その他にも記録には残していませんが、9月にも、10月にも、そして11月になってからも「これはヤバイかも…」と思った時が何度かありました。特に「疲れ」は発作の引き金として大きかったのでしょう。やっぱり疲れを溜めないことは何よりも重要なのでしょうね。

ところで、この頃はまだ「同時に何か2つ以上の作業をすること」が苦手だったように記憶しています。例えば非常勤先の情報処理実習の授業に限って言えば「Excel画面を操作しながら説明する」なんていうことで戸惑うことがあったほどです。もう今はとっくに治っていますけどね。

10月は科研費の応募書類と戦っていました。もともと今年は応募は止めておこうと思っていたのですが、どこか後ろ髪を惹かれるところがあったのでしょうか、それとも元来のワーカホリックの血が騒いだのでしょうか、1年後の応募に向けてアイデアを練っているうちになんとなく形になりそうだったので、10月14日の学内締切に間に合わせるべく闘ってしまいました。良くない傾向ですね(笑)学内締切にはぎりぎりで間に合いましたが、それから「朱入れ」が帰ってくるまでの1週間はとても平安な気持ちで過ごせました。まああちこち修正されたので、返却されてから10月31日の最終提出版を完成させるまでの間、再び闘うはめになったのですが。

そういえばかつての悩みの種だった「夜10時になると眠くなる」という症状もいつの間にか消えてしまいましたね。薬の副作用にも慣れてきたということなのでしょうか。

そして10月27日の阪大病院での外来検診の日がやってきました。前回が9月8日でしたから相当空いています。診察待ちの時間に手元のiPhoneでこんなメモを残していました。少し引用してみましょう。
症状的にはかなり収まった気がするが、まだ時々気になる症状がある。「ピキッ」と来て「危ない危ない」と原因から遠ざかることで比較的容易に解消する。 
仮に1で発症するとするなら
+0.7 食事中
+0.6 尿意
+0.4 iPad使用中
+0.4 暗い場所
+0.4 講義中
+0.3 混乱するような出来事が発生している時
+0.2 考え事をしている時
+0.2 便意
+0.2 予期せぬタイミングで他人に話しかけられた時
+0.1 テレビの音
…というように自己分析できるようになったのはここ1ヶ月ぐらい。
授業も普通にできるようになったが、まだ疲れやすい。 
頻尿気味。尿意だけ、ということも多い。どちらの薬の添付文書にも書かれていないが、イーケプラを飲み始めてから出た症状のような気がする。
どうやらあの頃は「食事中の尿意」でさえも発作の引き金になっていたんですね。

このブログを書いている時点ではここから1ヶ月が経過していることになりますが、「仮に1で発症するとするなら」の値もかなり緩和方向に向かっているような気がします。特に「食事中」はほとんど気にならなくなりました。でもやっぱり「尿意」は明らかに発症する原因と言えますね。それ以外の項目についても今はほとんど無視できる範囲です。

お医者さんの話によると、やはり「イーケプラ」の副作用に「過活動膀胱」があり、頻尿の症状はそれによるものではないか?とのことでした。その後も気をつけてトイレに行くようにしていますが、講義時間の90分を持たせることが出来ないことがたまにあります。特に寒い時に顕著です。今年は特に11月になってから冷え込む日が多かったので、暖房開始になるまでの間は大変でした。

ということで上の「仮に1で発症するとするなら」を本日現在の印象で記すとすれば、
+0.6 尿意
+0.4 急な冷え込み
+0.4 講義中
+0.2 緊張
ぐらいでしょうか。回復しましたね〜。ありがたいことです。

でも11月3日の授業時には軽い痙攣発作が起こってしまいました。ごくごく弱いものでしたけど脳の左前頭葉に障害があるので症状は右側に出てしまいます。右手が一瞬だけ使えなくなる運動機能障害なので、利き手である右手で黒板に書く字が乱れてしまいました。

この日は朝から冷え込みがきつかったのを思い出します。たまたまそんな時に尿意に襲われ、不運にも「合計で1」を越えてしまったのでしょう。そういえばその日の朝、授業前に久しぶりにお見かけする先生から「もう大丈夫なんですか?」と聞かれ「大丈夫ですよ〜」と軽〜く返事してしまったのを思い出します。全然大丈夫じゃなかった。

11月6日からの約3週間はブリッジ・イングリッシュb/Iの「個別音読テスト」がスケジュールの中心でした。途中で台湾への出張がありましたが、もう少しバランスよく受けに来て欲しかった。青・黄・赤の三色のカードを使い、それぞれ4日ずつ割り当てるという方法を採用しましたが、どの色のカードでも最終日に固まりやすい傾向が明らかだったので、体調管理の意味からも、第2回は5色のカードぐらいに分けて「最終日を増やす」作戦で行こうと思います。今回よくあったのですが、普段は在宅の金曜日に出校したり、水曜日に非常勤先から急いで戻ってきて待機していても2人ぐらいしか受けにこなかった、とかでは困りますから。「いつ受けにくるか分からない」という状態は案外と仕事にならないものです。

11月15日までは時々「コデインリン酸塩散」を服用していましたが、11月17日頃にはようやく咳の症状も収まってきたようです。

11月19日は早朝からの非常勤先への出校でしたが、朝の時点でこんなことをつぶやいています。
しばらく前までは全く無理だった「電車の中で音楽を聴きながら読書や仕事をすること」がいつの間にかできるようになっていた。体調、徐々に回復してるなあ(^^)
でも11月20日の基礎ゼミの時に軽い痙攣発作が起こり、翌日からの台湾出張がちょっと心配になりました。翌11月21日に台湾に着いた時点でも軽い痙攣発作が起こった上、11月22日のAsiaCALL 2014参加一日目の午後は体調不良でホテルに戻っての休憩を余儀なくされてしまいました。まあ今から思えばこれらは「緊張」の要素も大きかったのでしょうね。上の内容に追記するなら「+0.6 強い緊張」といったところでしょうか。その割には本番はあまり緊張せずにいけました。あるいは緊張自体も「火事場の馬鹿力」で押さえ込んでいたのかも知れませんね。

11月23日の発表(こちらに発表スライドがあります)は自己採点では70点ぐらいの出来だったと思います。事前に発表原稿を用意しておき読み上げる形にしたのが良かったのか悪かったのかは分かりません。後半のツールのデモの箇所だけはアドリブにしましたが、ちょっと疲れてきた感じで、結構言いたいことが伝え切れてないなあ、というのを当日の録音を聴きかえして思った次第です。まあ普段やり慣れない英語での発表ですし、病み上がりにしては上出来だったかな?ということにしておきましょう。いつまでも病気のせいにしておくわけには行きませんけど。

11月25日に台湾から帰ってきてからは、毎朝いつもの薬と一緒に服用していた「キューピーコーワゴールドα」を止めてみました。そしたら11月28日頃から口唇ヘルペスが…やっぱり台湾出張で溜まった疲れが抜けきらないところにビタミン剤まで止めたので発症してしまったのかなあ?と思います。

ところでこのブログの主目的であった授業記録は10月下旬から更新が遅れがちで、台湾出張前からは完全に更新が止まっています。何とかしなきゃ…とは思っているのですが。やっぱり科研の書類作成と台湾出張が2大イベントだったということですね。あるいは個別音読テストも入れて「3大イベント」とするべきかもしれません。

さて、明日から12月です。師走ということですが、だからといっていつもよりも忙しくなる気配はありません。いつも忙しいのです。あるいは忙しくしているのです。まあぼちぼちと…忙しく過ごしていきます。(相変わらずワーカホリックですね…。)

次回の阪大病院の外来診察は12月26日です。この日は造影剤MRIという精密検査を受けることになっています。どうか何も見つかりませんように…。

2014年9月13日土曜日

大福帳を改訂しました!

2013年度の前期と後期で使った「大福帳」を改訂することにしました。「大福帳」に関して、詳しくはこちらの記事で述べていますが、2014年度もブリッジ・イングリッシュb という「英語の音とリズム」の練習を集中的に行う科目で利用します。

(昨年度までと科目名が変わっていますが、それについては触れないのが大人のマナーってやつです。笑。)

今年度は緑系の色にしてみましたが、昨年度同様、デザインも相当考えました。2014年9月8日に改訂作業をいったん完了したのですが、その後も微調整をしたい箇所が見つかりました。公開ファイル名はそのままで、上書きする形で更新していますので、下記のリンクにあるものが最新版です。

そして、とあるタイミングで「えい、やあ!」と200枚、一気に印刷してしまいましたので今年度の改訂は終了です。

受講生の予想人数は140名程度でしょうか。来年度はまた改訂したくなるでしょうから相当数が余ってしまうと思いますが、どうしても学年・学生番号で4色に分けたかったのでこのようにしました。(どのように分けるかは第1回の授業当日に考えます。)

データはExcel版はこちら、PDF版はこちらに置いております。改変等も自由になさって下さい。


今年度は大王製紙の色上質紙、特厚口にしました。昨年度はもう少し分厚い「最厚口」でしたが、どっちが良いか試してみます。

今年度の改訂の目玉は以下の4つです。

1. 今日の「やる気」メーター:授業開始時と授業終了時の他に20〜30分に1回ぐらい(授業中に5〜6回程度)の割合で「やる気」の動きをチェックしてもらいます。初めての試みでどうなるか分からないのですが、運用次第では何らかの参考になると思います。

2. 質問項目の再区分:これまでは6つに分けていた学生記入欄の質問を7つに再区分しました。「次の①~⑦を番号に続けて書いて下さい。複数書いても構いません。①(指示した週のみ)週替わりミニアンケートへの回答(設問自体は記入不要。授業後に授業記録ブログに載せます。) ②今、気付いたことを時刻を添えて書く ③覚えておきたい板書事項 ④授業関連で自分で調べたこと・友達と議論したこと ⑤授業関連でもっと深く知りたいこと ⑥オリジナル例文・練習用素材 ⑦意見・その他」としています。(このうち②は2014年3月に京都大学で開催された「第20回大学教育研究フォーラム」で聴いた鈴木克明先生のアイデアにインスピレーションを頂きました。1.の「やる気」メーターも似たようなものですが。)

3. 相互評価欄の削除:この欄は昨年度前半は上手く使えていたのですが、後半になってくると使い方に困る学生が出てきたようで、削除することにしました。毎回同じチェック項目があることに飽きる学生がいたのかもしれません。(今日の「やる気」メーターで同じようなことにならなければ良いのですが…)

4. 点数欄を追加:表面と裏面にそれぞれ私が合計点を記入する欄を設けました。このクラスでは大福帳だけで成績の45点がつくのですが、表面の7回分の記載で21点、裏面の8回分の記載で24点がつきます。(これは必ずしも授業1回を3点で評価するという意味ではありません。)

さて、どういうことになりますやら。まあ、かなり大変な作業になると思います(笑)

この大福帳を使ってみての感想なども、この授業のページに時々何か書くかもしれません。

2014年9月9日火曜日

私の闘病記録:手術後2ヶ月を経過して

2014年7月9日に脳腫瘍の手術を受けてから本日9月9日で丸2ヶ月が経過しました。記念というほどにはまだ回復しきっているような気がしませんが、思いつくままに書き留めてみましょう。

全てが始まったのは今から遡ること5ヶ月と2日前、2014年4月7日(月)2限の授業中のことでした。

まさかこんなことが自分の身に降りかかるなんて。

2014年度前期の月曜日の午前中は1年次の受信英語Ⅰという授業で、入学者を4クラス分割しているうちの2クラスを1限と2限に同一内容で教えていました。残りの2クラスは同僚のI先生が担当です。そして4月7日は1回目の授業で、しかも今年は新しいテキスト。昨年・一昨年は同じテキストを使っていたので、新しいテキストを使う年にはそれなりに準備も必要で、授業する側としてもそれなりに緊張もするわけです。

1限のクラスはそれなりに順調にいったと思います。続く2限のクラス。若干前半でもたついてしまったこともあり、焦り気味で後半飛ばしていたのは覚えています。そして授業が終わる15分前。時計を見て残り15分あるから、これをやろう、と決めたところまでは記憶があります。ところが次の瞬間、教室で突然倒れてしまったんです。

学生らもさぞかし驚いたでしょうね。初回の授業で突然、授業担当者が教室で倒れるなんて。幸いなことに今年から基礎ゼミナールを担当しており、このクラスにも自分のゼミ学生がいたので、全くの初対面という状況ではありませんでした。後から聞いた話ですが、学生のうちの何人かも助けてくれたとのこと。有り難いことです。

気がついたら救急車の中で、喋ろうにも「わわわわわ…わわわわわ…」としか言えなかったのを覚えています。症状としては「てんかん」の発作だったようです。

救急車に同乗して下さったのは教務課の顔なじみの職員さんでした。突然のことでしたので記憶も曖昧ですが、なぜか「3限は休講でお願いします…」とか口走っていたのは鮮明に覚えています。月曜日は今年は3コマ入っていて、1限・2限と3限は違う授業だったのです。なので3限は初回から休講で始まってしまいました。

結局、職場からもさほど遠くない大阪市内の病院に5日間、検査入院となりました。診断は脳腫瘍と症候性てんかん。最初の入院の日からずっと投薬治療(けいれん発作を抑える「テグレトール200mg」を朝晩1錠ずつ服用)が続いています。部位が部位だけに周囲の方々にはかなり心配をかけてしまいましたが、当の本人は元々好奇心旺盛で楽天的な性格なので、あまり気にしていませんでした。

(しかしその好奇心も手術後はなかなか取り戻せず、言葉の回復にも時間がかかったので、本当に復帰できるのだろうか?と不安な日々を過ごすことになりました。ちなみに今は好奇心も元通りです。念のため。)

職場では大騒ぎだったようです。いろんな人に迷惑をかけてしまいました。特に同僚のI先生には3回もお見舞いに来てもらい感謝しています。でも、そんなことよりも先のことが見えない中での代講(合同授業)措置を組んでもらう対応で相当苦労されたと思います。

翌週月曜日、4月14日の1・2限の授業は合同開講、3限は代講ということにしてもらい、阪大病院の脳神経外科に紹介状を書いてもらって初診を外来受診してきました。

授業には翌日、4月15日から復帰しました。学生たちも驚いていたようですが、体調的には全く問題がなく、こんな状態で授業できない方が病気になりそうでした。

(いかにもワーカホリックですね…こんなことが積もり積もって突然、発症したのでしょう…。今になって思うのですが、授業中の発症で本当によかった。不謹慎な話ですが、可能性としては海外出張中とかも有り得た話です。ちょうど発症のしばらく前には韓国へ家族旅行していましたし。)

出勤してみるといろいろスケジュールが組み直されていました。結果的には良かったのですが、カリキュラム上、変則的な組み方をしてしまったのが裏目に出てしまい、TOEIC対策クラスを大人数でやることになってしまいました。そして入院日程が決まるまでは2名の教員が教室に入るという解決法を編み出してもらい、そのうち1コマを自分が主導で、もう1コマを相方のH先生が主導し、自分はそのサポートに入るという方法で進めることになりました。

病状を詳細に調べるには「脳11C-メチオニンPET検査」(11は上添字)が必要とのことで、4月22日(火)に「インテリジェント医療センター」というカッコいい名前の病院組織で受けてきました。自由診療分な検査だけあって勤務先までの送迎つきだったけど、その割には痛くも痒くもうるさくもない、有り難みが全くない検査でした。

自分自身の問題としては「補講パズル」「合同開講パズル」をどうするかが最大の問題でした。最初に言われていた入院日は7月4日だったので、それまでに各科目の「補講」と「合同開講」の依頼をどのようにするかという段取りが必要だったのです。何とか解決したのですが、いろいろ大変でした。

それと、夜9時〜10時ぐらいには猛烈に眠くなるという症状にもほとほと困りました。服薬開始前は午前1時ぐらいまで起きている日が多かったので、1週間トータルで考えると週に20時間ぐらいは失ってしまっているような気がします。最近でこそ若干の改善傾向が見られていますが、それでもさほど大きくは変わりません。服薬治療によって失った時間は400時間ぐらいになるかもしれません。もっとも、これまでのワーカホリックで前払いしていた分を取り戻していると考えれば、さほど腹も立ちませんけど。

さて、時々外来受診が入る他は何ら問題なく、入院までは元気に過ごせていました。(例外として途中、5月30日〜6月1日に救急搬送された上に1泊2日の入院がありましたが、これについては今でも無関係だったと思っています。妻に言わせるとそうではなかったとのことですが…。)

後に入院日は7月7日に決まりました。手術日が7月9日で決まっていたので、直前の検査もいろいろ詰めていただき、とても助かりました。よく覚えているのは手術前日の言語聴覚士さんの面談ですが、絵を見て答える問題で「ふすま」の絵を見てうっかり「障子」と答える痛恨のミスが1つ、そして2桁の筆算の引き算の繰り下がりを1問間違えてしまったのが残念でなりません。しかし、この言語聴覚士さんも言語学出身の人と聞き、さらに語用論が好きと聞いてちょっと親近感を覚えました。(手術後に再開されたこの面談が嫌で嫌でどうしようもなくなるのですが、それとこれとは別の話です。)

いよいよ手術の日となりました。直前まで全く怖くなることもなく好奇心も旺盛のままで、手術室に入って麻酔されるまでの様子もいろいろ覚えています。

気がついたら回復室に入れられていました。12時間にも及ぶ大手術だったそうです。付き添ってくれた家族も途中で心配になったそうです。

手術が終わった日の夜から明け方にかけて「けいれん発作」を3回も起こしてしまいました。主治医の先生は長時間の手術でお疲れのところを呼び出され、さぞかし迷惑だったのでは…と今でも思っています。でも、こればっかりは「本人の意思で起こそうと思って起こした発作」ではないので、どうしようもありません。おぼろげな記憶の中ですが、つらそうな声で「おはようございます」と挨拶された明け方の寝癖姿の主治医の先生を覚えています。

退院までの日は不自由の連続で、苦痛そのものでした。

7月12日から7月16日までの日記が残っています。

7月12日の日記はひどいもので、字が躍っています。字を書くにも相当苦労していたようです。読んでみて意味の分からない部分こそありませんが、なんでこの言葉を選んで書いたのか、さっぱりわかりません。なぜこの言葉を選んで書いたのか、当日の自分に対して小一時間問い詰めたい気分です。

7月13日の日記では「ことばがでにくい」と5回続けて書いています。話し言葉の産出に苦労した様子が窺えます。ちょうど大脳前頭葉の言語野周辺にできた腫瘍を取り除く手術だったため、その後もかなり長い間、話し言葉には苦労しました。

7月14日からは書籍の書き写しを始めました。ようやく字の形は何となく整ってきましたが、それでも字を書く作業は相当疲れが溜まる作業だったようです。一段落だけでギブアップしています。

7月15日の記録は3行だけしかありません。でも「今日の課題」「今日の目標」「今日の日課」を書いているので、それなりに元気を取り戻せていたのでしょう。

7月16日も書籍からの書き写しをしています。この頃になると「単語として捉える」「単語として書き写す」ことがある程度できるようになりました。それまで「文字として捉える」「文字として書き写す」ことしかできなかったのと比べると大きな進歩ですし、約1ページ分を埋めることにも成功しています。しかしこれが限界だったようです。

それよりもはるかに深刻だったのは言語聴覚士さんとの面談で気づいた、計算能力の喪失でした。足し算・引き算ができなくなっていたのです。できなくなるというよりも「頭に答えが浮かんでこない」と言った方が適切でしょうか。これは実にまずいことでした。

7月20日には算数の文章題そのものを書き写すという作業をしていましたので、その数日前のことでしょうけど「タクシー代は560円でした。1000円出したらお釣りはいくらですか。」というような簡単な問題が全く解けないことには愕然としました。言語聴覚士さんの話では「頭にそろばんを浮かべて計算するタイプの人にこういう症状が出がち」とのことでした。まさにその通りで、こういう計算を暗算する時には必ずそろばんを思い浮かべて計算していました。何しろそろばんが全く浮かんでこない…。

そういえば入院中に何度も言っていた口癖として思い出すのは「いや〜参った」です。言葉が出てこない!と思うたびにこう言っていたような気がします。まあ精神的には大丈夫でしたが。

7月19日〜7月21日は連休だったので外泊を選ぶ人ばかり。そのため病院内は閑散としていました。自分は、と言えば、言語産出にも計算能力の低下にも自信がなかったので、この週末は外泊しませんでした。

実は次の週末までには退院できると思っていましたので、26日に依頼されていた30分の招待講演もそのまま引き受けていましたし、翌週の授業最終回も2科目4コマのみは出講する段取りにしていました。結果的には退院が延期になり、お引き受けした講演は外泊扱いで出ざるを得ず、しかもグダグダな発表で酷い結果に終わり、主催者の先生方には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。その上、授業最終回にも出講することも叶わず、大番狂わせの大失態でした。全ては脳の手術を甘く見ていた自分の責任です。

脳の手術を甘く見ていた残念な自分の責任はもう一つあります。7月30日には退院し、翌31日には職場にも挨拶に行っていますが、既に出張申請していたAILA 2014(ブリスベン)への参加をキャンセルする決断をし、その旨をAILA事務局に連絡しました。これはとても残念なことでした。

さて、退院後の出来事も紹介しましょう。全然予想していなかったのですが、退院してみるといろいろ刺激が多く、すぐに疲れが出てしまい、全く無理が利かない状況に追い込まれてしまいました。そりゃそうですよね。

いつの間にか計算能力も当社従来比70%ぐらいのところまで復活したような気がします。まあ元のレベルが相当高めだったので、あまり苦労していません。そのうち完全に元通りになるでしょう。

でも残念なのは一度「てんかん」と診断されてしまうと最低2年間は車の運転ができないそうです。娘の塾への送迎アッシー君は当分無理ですね。

退院後、初めての外来診察として予約していたのはAILAから帰ってくるはずだった日の翌日で、8月18日でした。結局は参加しませんでしたし、それまでの間にも何度か弱い発作が起きていましたので、欲張ることもなかったのになあ…と反省しました。病理検査の結果は乏突起膠腫(ぼうとっきこうしゅ)という病名で、脳腫瘍の中でも悪性度が一番低いもので、当分は経過観察のみでよい(放射線治療も化学療法も要らない)ということを聞き、とても安心しました。しかし弱いながらも発作が起こるというのは良くないので、薬を「イーケプラ250mg」に変えて様子を見ることになりました。でも前の薬が残っている間は両方飲むよう指示がありました。

その後、しばらくはとても調子がよかったです。「今度の薬は合うなあ!」と思っていました。しかしそれは前の薬が切れるまでの間でした。

大きな発作が起こったのは8月22日の夜でした。「てんかん重積発作」という呼吸ができなくなるくらいの症状でした。人生4回目の救急車で西宮市内の病院に搬送されました。ちなみに「てんかん重積発作」という症状は、ものの本によると「時に死の転帰を取る」と書かれているくらいの危険な症状だったようです…後で知ったことですが。

それに当の本人はその時はそこまで深刻な症状だとは思っていませんでした。この時は家族全員が病院に来てくれましたが、小3の息子は泣きながら「大きくなったらお医者さんになる!」と言っていたそうです。この子が大きくなるまでは頑張らないといけないな!

8月24日の夜にも似た症状が起こり、このときは呼吸こそできていましたが、とても息苦しかった記憶があります。同じように救急車で搬送され、このときは1泊2日の入院を余儀なくされました。

翌8月25日にはすっかり元気になりました。たまたまこの日の午後に阪大病院の予約を入れていたので、移動時に発作が起こることがないように筋肉注射と点滴を打ってもらい、妻の運転する自家用車で阪大病院に向かいました。その日から前の薬の服用に加え、新しい薬も増量が決まり、今は「テグレトール200mg」と「イーケプラ500mg」を1錠ずつ、朝晩に服用しています。

その後さらに2週間が経過しました。順調ですが、朝晩にどうも薬が切れるような気がして、9月8日の外来診察を受けた時に、そのことを尋ねてみました。しかしこれはどうやら気のせいのようです。抗てんかん薬というものは3日ぐらいかけて徐々に血中濃度が下がっていくように作られているので、きちんと飲んでいる限り、たかだか12時間で切れるはずがないとのこと。

「病は気から」とはよく言ったものです。そのことを聞いてスッと楽になりました。このブログを書いている今日が9月9日ですが、今日は全く薬が切れるような感覚はありませんでした。

次の外来予約は10月27日。そんなに間をあけても大丈夫なんですね。

さて、だらだらと書いているうちにとても長くなってしまいました。今後どうなるか分かりませんが、とりあえず元気になりました。今週末からはいよいよ本格的に仕事復帰です。





いつも闘病に付き添ってくれている妻への「ありがとう」の気持ちを込めて。

2014年5月31日土曜日

【2014前期・水2】情報処理実習(応用)III 授業記録

今学期は体調不良のため、授業記録ブログを取りやめるつもりだったのですが、やはり最低限のメモぐらいは残しておくことにします。昨年までの分量はありませんが、同業の皆さんの何かの参考になれば、と思います。(受講生の皆さんは具体的な課題内容など、もうちょっと詳しい情報をmoodleから参照できますけど。)

シラバスはこちらにあります。今年から予習・復習欄を追加することになったのですが、もともとこの授業は受講生が少なめで、リクエストに応じて柔軟にシラバス内容も変更していますので、去年とあまり内容は変わっていません。

第7回 5月28日 出席者2名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(3)

  • Nさん欠席。就活かな?
  • この授業は自習でも使えるような教科書を採択しているのだが、前回・前々回はいろいろと説明を挟んだ。今回は敢えて教科書を見ながら自分で進めてもらうということで最初の60分は時々後ろから除く程度で自由に進めてもらった。目標ラインは教科書第2章の終わりまで練習問題を含めて終わらせること。試行錯誤しながらOさんは10分ほど残して目標クリア。T君はクリアできず。
  • 最後の30分弱はいろいろ説明しながら、教科書で扱われている内容を深めていく学習。しかし実際に扱ったのはグラデーションで「汚らしい」色を作りながら、わざとらしくどこをどう触ったらどんなふうに変化するのか?という練習を中心に進めた。
  • 次回は教科書第3章に入るが、教科書以外の内容以外にはYouTubeをスライドに貼り付ける方法を紹介する予定。


第6回 5月21日 出席者3名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(2)
  • 教科書ではフォトアルバムの作成の話が続いているが、まずは前回の復習に最適な内容なので、章末の練習問題から実施。3名の学生によっても進度はいろいろだが、引っかかっているところを個別あるいは中間モニタでサポートしながら、できるだけ速く作ることも目標にしながら進めてみた。例によって途中で「余計な話」(=作業を高速化できそうな操作方法など)もいろいろと。しかし一方で教科書の課題通りにはできないことも少し口走ってしまったのは失敗。
  • 続いてフォトアルバムの作成。ここでは「テーマ」についていろいろ突っ込んだ話をしながら進めた。とはいっても基本は教科書と同じものを文字入力を中心に進めていくだけなので、ちょっと退屈な内容だったかも。
  • ようやく教科書第1章が終わったので、再度第1章の扉のチェックリストを見て、どんな操作か思い出せるかどうかをチェックさせた。
  • 第2章は「グラフィックの活用」という内容だが、第1章で扱った「テーマ」に付随して「配色」「フォント」「効果」「背景」などについても紹介。さらにここでは第4章で扱うことになる「スライドマスタ」との関連についても紹介し、とある「テーマ」を一つ選んで、それを「スライドマスタ」の画面で少しずつ画像を削っていくという作業を行い、「テーマ」のそれぞれが結構な力業で作られているのかもしれない、という話に繋げた。
  • グリッドとガイドの話に入る直前のところまでで終了。


第5回 5月14日 出席者3名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(1)
  • 今日から教科書『よくわかるMicrosoft PowerPoint 2010 応用』を利用開始。まずはインストラクショナル・デザインの話を少々。教科書の各章の扉の裏のページが事前テストがわりに使えるチェックリストになっているので、このページだけを1章〜7章まで全部参照させたところ、半分も分からないという感想が学生から得られた。
  • 基本的にこの教科書は独習でもできるような作りにはなっているのだけれど、これをそのままやるのでは授業っぽくない。そこで今年は「いまやっていること」の発展的な内容が教科書のどのあたりに書いてあるのかも意識して、いろいろ説明しながら進めることにした。
  • 例えば第1章は画像の加工がテーマだが、この課題を実施するためには教科書第2章で少し紹介されている位置揃えやグリッド・ガイドなどについて、少し理解しておいた方がよい。教科書のページは参照させなかったが、いずれこのページにたどり着いた時に、ああ、あのときの説明ね!という再確認ができれば、ということで。
  • このほか、教科書にはない話題として、いろいろな機能が右クリックのメニューからもアクセスできるといったことなど。
  • 画像の背景を切り抜く機能のところまでを実施して終了。


第4回 5月7日 出席者3名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(4)
  • 自分の手術の日程が決まり、この授業は3回の休講で済むことになった(4月の1回目・7月の14回目・15回目)ので、それらを埋め合わせる補講の日程調整をすることになった。そこで1限で使ったGoogleフォームを少しだけ文言を変えて、補講として設定可能な日を選んでもらうことにしたのだが、1限の6名ならともかく、2限の3名で共通する時間枠なら1つぐらいあるだろう、と思いきや、同様に全く空き時間の重複がないということが分かった。もちろん学生にしてみれば迷惑な話で、授業がない時間帯でも補講の設定不可という回答を選んでいる曜日・時限もあるとは思うが、調整はなかなか難しい。このままだとおそらく3回分は教科書に追加する授業内容をまとめた補足資料を別途作り、それを読みながら自由に進めてもらうということにし、課題を3回分提出してもらう、ただし金曜・土曜の2限・3限あたりを中心に何回か常駐しておき、自由に質問を受け付けるというような進め方になるような予感。
  • Word 2010の操作および資格試験対策という名目の4回シリーズも今日で終了。結局、8つの練習課題+1つの追加課題を用意していたのだが、追加課題として用意した課題09もどうやら昨年度の情報処理実習(応用)II(3名の受講生のうち2名が履修していた)で扱っていたらしい。何かと不手際の多い設計だったことを反省。でも基本的な操作に慣れるための練習はそんなに種類は多くないのが悩みでもある。
  • 授業の開始後しばらくして課題08(罫線を駆使してちょっと複雑な表を作る。著作権の都合上、残念ながら公開できません)の便利な作り方として、最初に縦横の最大マス目を数え、それに合わせて外枠を作ってからセルを結合していくという手順と、行間を固定値5ptぐらいにして、間の罫線を白で上書きして、複数の表がちょっとの隙間で連続して見えるように置く方法を紹介。そのあとしばらくは学生からの質問受けのみで対応。一度の説明でさほど問題なく作れたようだが、肝心なのは短時間でさっと作ること。この意味ではまだまだみんな不十分。
  • 終了30分前の11:45以降は一斉指導ということで予告しておいたので、課題09は全員揃って実施。そして前回段取りを考えたように、「画像を背面に置いて取り出せなくなってしまった」時の対応方法(「オブジェクトの選択」を使えばよい)について紹介。最後に追加の話題として、画像の背景を削除する方法について紹介。これは来週、PowerPointの教科書の第1章で早速出てくる方法だけれども。
  • 来週からは教科書を使い進めていくことになります。
第3回 4月30日 出席者3名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(3)
  • 3回目の授業にして初めて受講生全員が揃った。この授業は就活中の4年次学生も履修していることがあるので、なかなか全員が揃わないのは折り込み済み。
  • 今日も個別サポート中心。課題06の「タイトルいろいろ作成」はしばらく「もがいて」もらってから全員に対してそれぞれの解決方法を説明。「今週の献立」がやたらとややこしいが、無理矢理タブを使ってきれいに揃える方法でやってもらった。実際、このぐらいの内容だとスペースで位置揃えをしてもそうたいして見た目は変わらないのだけれど。しかしT君がこのトラップにはまってしまって、今日はこの課題06しかできなかったのが残念。
  • OさんとNさんは課題07に独力でチャレンジ。うっかりしていたが学部によってはこの学年の学生は1年次科目で同じ課題をやっていた様子。学年進行と新しいテキストの導入タイミング、さらに学部混合だと、こういう落とし穴があったりする。来年度からこの課題は外さなければ…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。
  • シラバス通りWord 2010の利用は4回で終了し、5回目からはPowerPointのテキストを使うのだが、このまま行くと微妙に課題が足りないか、ぎりぎり足りるかというライン。結局、OさんとNさんはそれぞれ3回の出席で全クリしそうな勢いなので、少し課題が少なめなのかな…来年度からもうちょっと課題を増やさなければ…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。(もういいっての)
  • OさんとT君は2013年度の情報処理実習(応用)IIも履修していたが、2012年度の同一科目で利用していながら2013年度は使わなかった練習用素材があったので、これを課題09(画像の貼り付けと文字列の折り返し)ということにした。でも仮に課題01〜09という順番で並べるとしたら、これは課題09というような位置に置くような内容ではなく、むしろ02あたりにあってもおかしくないな、来年度はちょっと並べ方を変えよう…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。(しつこい)
  • 次回、Wordの最終回。仮に課題09まで来て、なおかつまだ足りないようなら、画像を背面に置いてしまって取り出せなくなった時の操作方法でも紹介することにしようかな。そういえばこの方法ももっと早い段階で扱っておくべきだなあ。来年度は…(以下省略)

第2回 4月23日 出席者2名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(2)
  • 履修登録者が3名の授業というのは微妙で、全員が欠席して授業が流れることはまずない(1名や2名の時は経験有り)という軽口からスタート。そして残念なことにOさんが欠席、T君が出席、そして新顔のNさんが出席ということで、前回同様、今日も個別サポートを中心に。
  • Nさんは課題01からスタートし課題05まで、T君は課題06(タイトルいろいろ作成)の簡単なところまでクリア。(自作の教材は課題01と課題06だけで、それ以外は残念ながら公開できません。)
  • 課題08までを成績の25点分として扱うことを新たに宣言。
  • そろそろ補講の調整なども気になるところだけれど、とにかく5月2日以降でないと様子が全く読めないので…。

第1回 4月16日 出席者2名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(1)
  • 例年、この授業の1回目は集まる学生のレベル把握でそれなりに時間がかかってしまうものだが、今日の出席者2名は昨年度秋学期の情報処理実習(応用)Ⅱの受講生。しかしそれでもたまたまある課題を扱った時に欠席しているなんてこともあったりするので、レベルが不揃いなことも多い。
  • 今年は特殊事情があるので、いつもは別々に配布するWordの課題を8つ分まとめて圧縮ファイルにて配布。そしてその中で好みのもの(全て見本と同じようなものを作る)を自由に取り組んでもらうことにし(目標としては4回で8つ全て)、時々後ろからちらちらのぞくといった形で実施。Oさんは「課題05」、T君は「課題01」に挑戦。課題01は応用Ⅱで使ったものと同一で、タブとリーダーを組み合わせた練習。また、任意の箇所に下線を引くための方法を学習できる。課題05(著作権の都合により非公開)はページ罫線と段組みの他、均等割り付けとタブによる位置揃えが必要な課題で、ポイントは書式のコピーと貼り付けを駆使することで短時間で仕上げること。この方法はOさんは知らなかった様子。
  • そのほか両課題に共通するアドバイスとしてタブ位置の微調整の方法について。タブ設定のパネルの中でタブ位置を新たに入力してから古い方を削除するというやり方。
  • 次回はなるべくOさんは課題01、T君は課題05をやってみることを指示して終了。

休講 4月9日 
  • 補講日程は調整中です。

2014年5月21日水曜日

【2014前期・水1】情報処理実習(応用)I 授業記録

今学期は体調不良のため、授業記録ブログを取りやめるつもりだったのですが、やはり最低限のメモぐらいは残しておくことにします。昨年までの分量はありませんが、同業の皆さんの何かの参考になれば、と思います。(受講生の皆さんはもうちょっと詳しい情報をmoodleから参照できますけど。)

シラバスはこちらにあります。今年から予習・復習欄を追加することになったので、去年よりも分量がかなり増えています。

第6回 5月21日 出席者:7名 テーマ:Web2.0、クラウド、Webアプリケーション概説

  • 最初に事務連絡として、改めて7月9日、7月16日が休講になることを伝えたが、まだ補講の日程をどうするか決めかねている、という話から。
  • 前回の課題の提出は5名で、出席していても課題の提出がない学生は点数がないよ、ということで、現時点での成績を全員分、名前も出して書画カメラで提示。そのあと前回の課題を連結したファイルをMoodleから配布(ブログでは非公開です)して課題1・課題2のそれぞれをコメントしてから各自でさらに情報を探してみる時間を5分ずつとった。でもここまでで50分もかかってしまった。
  • 今日の配布資料はこちら。分量的に残りの時間は丸々説明だけになってしまうだろう、ということを宣言したが、Webアプリケーションの仕組みを紹介する中で、資料には載せていないデータベースの話を絡めるという脱線をしただけでなく、さらにセキュリティの話題からSQLインジェクションの話まで入れてしまうという脱線ぶり。やはり40分のうち35分弱は説明だけになってしまった。
  • 今回の課題は資料中に書いているようにWebアプリケーションの紹介記事を書くというものだが、ただ「便利」「面白い」だけではダメで、授業や資料で説明したような観点からの紹介が欲しい。さて、どういう課題提出があるか、ちょっと楽しみ。


第5回 5月14日 出席者:7名 テーマ:サーチエンジンと情報検索技術

  • いつものように前の週の課題を連結した内容を使ったフィードバックから。前回の授業中に出席者が全員提出することができたOPMLファイルを手作業で連結したファイルを作成し、それをMoodle上で公開(ブログでは非公開です)するとともに、自分のFeedly(通常利用しているのとは異なるアカウント)に取り込んだ様子を中間モニタで提示し、さまざまな設定などについて簡単に説明した。しばらく時間をとり、同じようにインポートしてみたい学生は試してもよいし、あるいは関心のあるRSSフィードをさらに購読してみてもよい、という指示をした。どちらもやっていないような学生がいたのは残念だが、まあ想定の範囲内。
  • その後、Googleアラートで配信されたメールの1通に感想を添えて授業担当者宛に転送する、という課題でも、同様に連結したファイルをMoodleから配布(こちらもブログでは公開できません)してコメントを少々。GoogleアラートでもGoogleのAND検索やフレーズ検索、特殊構文なども使えることを紹介し、その流れで前回から公開していたGoogle検索の資料を使った実習に突入。AND検索、OR検索、NOT検索の説明のところでは集合の図も板書。説明しては実習し、また説明して…という流れを何度か繰り返して何とか特殊構文の最後まで突っ走った。課題の1つめは読めば分かるが、2つめは毎年一人ぐらい、バラバラのテーマを選んでしまう学生がいるので、そのことだけを注意しておいた。(ということで、そう大して今日まで引っ張るべき内容でもなかったかもしれないのだが。)
  • 授業時間中には課題をやる時間はほとんどなかったが、この授業では90分の授業につき60分ぐらいかかる課題を出すことを1回目から宣言しているので、これでいいのだ。これでも本当は少ないくらいなのだけれど。


第4回 5月7日 出席者:6名 テーマ:RSSリーダーの利用・Googleアラートの設定

  • 自分の手術の日程が決まり、この授業は3回の休講で済むことになった(4月の1回目・7月の14回目・15回目)ので、それらを埋め合わせる補講の日程調整をすることになった。そこでGoogleフォームを使い、補講として設定可能な日を選んでもらうことにしたのだが、6名で共通する時間枠がないということが分かった。もちろん学生にしてみれば迷惑な話で、授業がない時間帯でも補講の設定不可という回答を選らんでいる曜日・時限もあるとは思うが、調整はなかなか難しい。このままだとおそらく3回分はいつものハンドアウトに加え、授業内容を詳しく文字起こしした補足資料を別途作り、それを読みながら自由に進めてもらうということにし、課題を3回分提出してもらう、ただし金曜・土曜の2限・3限あたりを中心に何回か常駐しておき、自由に質問を受け付けるというような進め方になるような予感。
  • さて、前回かなり情報を詰め込みすぎたので、今回は前回の内容を少し丁寧にやり直すという設計にしてみた。前回の資料をもとにFeedlyについてもう少し詳しく進め、全員にOPMLファイルを提出してもらうところまで同じペースで進めた。出席者全員、この課題はクリア。でも開始後1時間までかかるとはちょっと遅めのペースかな。
  • 続いてGoogleアラートについて紹介し、課題のためにいくつか設定させた。また、Push型とPull型の情報収集について簡単に説明。この課題(前回の資料の課題2)の提出は再来週ということにした。
  • 本来の4回目の予定に組んでいたGoogle検索技術についての課題はこれまでと同じだが、2009年度から改訂していなかった資料を思い切って改訂。かなり時間がかかったけど、2009年度に使った時から資料のまとめ方にちょっと違和感があり、そして毎年使うたびに繰り返し違和感があったのが、ようやく解決できたように思う。ただし、4回目の課題としてもう少し説明をしないとできないことがあるように思ったので、課題提出は次回の授業以降ということにした。
  • 授業ではまだ扱っていないけど、既にMoodleにも掲載しているので、このブログでも課題Google検索の資料の改訂版を公開してしまいます。

第3回 4月30日 出席者:数え忘れた!7名だったか8名だったか。 テーマ:ブログとRSSリーダー
  • 段取りが悪くて教室に着いてからmoodle教材のアップロード。もちろん完成はしていたのだけれど。
  • 前回の提出課題のうち、MyYahoo!の画面をPDFで提出する課題(6名から提出あり)をなるべくYahoo IDが映らないよう配慮しつつ、各自の作成した画面レイアウトについて講評など。地域設定がなされていないものや、3列なのにどこかの列だけが突き抜けて長いものなどがあった。続いてコンテンツリスト(7名から提出があった)をまとめたファイルをmoodleから配布(これは非公開です)し、簡単に説明してから、自由に辿ってみる活動を20分程度実施。
  • ここから新しいテーマ、ブログとRSSリーダー。配布資料はこちら。そろそろ例年の配布資料を大幅に改訂する必要があるのだが、諸事情でなかなか改訂できず(リンク切れのところだけは削除)にいる。しかし今年度はGoogleリーダーやiGoogleからFeedlyに変更になったので、もう少し丁寧に改訂作業をすべきだった。何しろ参照記事からGoogleリーダーやiGoogleへのリンクが貼ってあるものが予想以上に多かったのは失敗。FeedlyやMyYahoo!にうまく繋げることができるはずだったのだが、どうも流れ的にうまくいかず。話の流れで「はてなブックマーク」「キュレーション」というキーワードを紹介。
  • また、例年この単元は少々重いので、今年度からメールを介した情報収集技術は次回に組み替えたのをうっかり忘れていて、資料ではそのままになっていた。そのあたりのグダグダもあって、肝心のFeedlyの使い方が十分に説明できなかった。この授業記録は課題〆切後に書いているが、まともな提出が一人もなかったのは残念。ゴールデンウィーク中に作業させるというのも少々酷だったかも、ということで次回もうちょっと補足が必要。そういえばFeedlyのインターフェースも全部英語だし、そのあたりで足を引っ張った可能性はあるかも。
  • でもトラックバックの説明は例年よりもうまくいったと思っている。例年よりも学生にうまく伝わったかどうかは別の話だけれど。
  • 次回、もう少しFeedlyについて掘り下げ、課題も全員に再提出を促してからメールを介した情報収集技術について進めていく予定。(資料ではこちらの課題も指示しているが、教室でこの課題については延期することを伝えている。前倒しでこの課題をやっている学生がいるが、残念ながら課題のポイントを伝えていないのでこちらも再提出が必要。まあメールを転送するだけの課題なのでどうってことないのだけれど。)
  • 問題は本来の第4回のテーマをどのように扱うか…悩ましい。

第2回 4月23日 出席者:7名 テーマ:MyYahoo!の利用
  • 前回の提出課題(4名から提出があった)をまとめたファイルをmoodleから配布(これは非公開です)し、簡単に説明してから前回の資料と合わせて自由にそれぞれのページを辿ってみる活動を30分程度実施。
  • 今日は配布資料はなく、Yahoo! JAPANのページ2箇所にリンクを張っただけのものをmoodleに用意。moodleのページはこんな感じです。(画像で張っておりますのでクリックしても動きません)

第1回 4月16日 出席者:5名 テーマ:実用サイトと情報収集技術
  • 半期15回で扱うテーマをざっと紹介したあとでレディネス調査(アンケート)を実施し、直後に結果一覧を提示。2010年度以降の実施結果の一覧(タイムスタンプ欄を参照のこと)はこちらでダウンロードできます。
  • 去年のものに若干手を加えた配付資料課題テンプレートをmoodleから配布。少しだけ説明をして、40分ほど課題実習時間とした。授業時間外にも60分ぐらいは課題実習時間がかかると思う。〆切は来週火曜日の夕方で、moodleから提出。
休講 4月9日 
  • 補講日程は調整中です。