2025年6月6日金曜日

2025.6.21 ワークショップ:ChatGPTが初めての学生のための教材 一般用途のプロンプトと外国語学習に有益なプロンプト

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2025.6.6 第1報
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標記のワークショップ(60分)を大学英語教育学会(JACET)関西支部 2025年度第1回研究交流会(オンライン)で行うことになりました。

概要はこんな感じです。

ワークショップ:ChatGPTが初めての学生のための教材 一般用途のプロンプトと外国語学習に有益なプロンプト

概要:発表者が非常勤先の京都産業大学で担当している「AIによる外国語学習」の3回分の教材をまとめて紹介する。ChatGPTを初めて利用する学生が実際に使いながら少しずつ活用方法を理解できるように作成した。教員も利用経験が浅い場合、ChatGPTの可能性を知るために有益であると思われる。

発表タイプ:シラバス・授業案・授業実践報告

まだ参加募集は始まっていませんが、ひとまず第1報です。今後、少しずつ資料等をこちらに掲載していきます。


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2025.6.7 第2報
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https://peatix.com/event/4446766/view にて参加受付が始まりました。JACET会員・非会員を問わず無料で参加できます。


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2025.6.19 第3報
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当初の予定では授業資料をそのまま公開する予定でしたが、説明が現状と異なる箇所もあります。ワークショップとして来聴者の方々にも参加していただけるよう、資料を作り直しました。こちらに共有リンクなどを書き込みながら進めていきます。

実際の授業も同様の形式で行なっています。

併せて授業で利用した資料も公開しておきます。

同様の内容を本務校の大阪工業大学で担当している「基礎ゼミナール」でも扱いました。その資料も公開しておきます。



2025年2月20日木曜日

2025.2.25 「コンピュータと言語」の実践事例 〜2024年度秋学期 AIに関する単元を中心に〜

JACET関東支部の「AIと英語教育 Sig」にて標記の題目で口頭発表をします。資料等のダウンロードのため、ブログ記事という形でまとめています。

発表要旨は以下のとおりです。

発表者は2019年度以降、非常勤先にて「コンピュータと言語」という半期完結科目を春学期・秋学期の両方で担当してきた。この科目は外国語学部(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・中国語・韓国語・インドネシア語・日本語の10言語の専攻がある)の学生が、各自の専攻言語の学習を効率的に進めることができるようなコンピュータの活用手法などについて扱っている。

本発表ではこの科目の目的などをシラバスを参考にしながら触れた後、AIに特に大きな関連がある3回(機械翻訳2回・ChatGPT1回)のうち、とりわけ学生らの自律的な外国語学習を促すことができる可能性について、授業資料とともに紹介する。また、この科目は2025年度以降は2分割されることになっているため、この展望についても紹介しておきたい。

当日の発表資料は2種類あります。

    スライドPDF版

    教材等一式(神谷2023、シラバス、当日利用する範囲の教材を連結したもの)

今回の口頭発表ではこれらの資料を使いながら、特にAIを活用した内容である第8回(機械翻訳の現状)、第9回(音声認識・自然言語処理・機械翻訳の仕組み)、第15回(ChatGPTについて)を紹介します。

加えて、授業の全体像を把握されたい方のために半期15回分の授業資料もこちらで提供します。改変・再配布は自由です。使える部分などがありましたらご自由にご利用ください。当方への許諾申請は不要です。

神谷(2023)は日本情報教育学会第5回研究発表論文集に収録されています。当該研究会のサイトはこちらです。

なお「コンピュータと言語」の2023年度秋学期の内容もシンポジウムで紹介しています。このブログの1件前のエントリです。事後に作成されたオンラインブックレットもあります。