------------------
2016年3月22日に京都三大学教養教育研究・推進機構「教養教育共同化施設(稲盛記念会館)」(http://kyoto3univ.jp/)にて開催される「日本リメディアル教育学会 第8回 関西支部大会」での口頭発表が採択されました。
まだ大会プログラムは掲載されていませんが、いずれ関西支部のページ http://www.jade-web.org/jade/branch/kansai.html に掲載されるものと思われます。
さて、私の発表タイトルは「日本の大学リメディアル英語授業を巡る一考察 − 教師論・教材論・学習者論の3つの観点から −」というもので、以下の発表要旨にある通り、現在D1の学生として執筆中の博士論文に基づくもので、まさにこの学会に適した内容だと思います。他地区での支部大会(昨年11月の関東甲信支部大会や同12月の九州・沖縄支部大会)にも応募を考えていましたが、まだこの頃は全体像が固まっていませんでしたし、スケジュール等、諸々の事情で叶いませんでした。そしてようやく2016年2月10日に今年度最後の論文指導があり、自分の中での方向性もよりクリアになってきましたので、応募に至ったというわけです。
当日は30分発表、30分
以下、応募時に添付した発表要旨400字を掲載しておきます。
-----------------------------------------------------------------------------
「日本の大学リメディアル英語授業を巡る一考察
− 教師論・教材論・学習者論の3つの観点から −」
本発表は発表者が現在執筆中の博士論文に基づくものであり、今回は主に論文の全体像について発表を行う。
「日本の大学リメディアル英語授業を巡る一考察
− 教師論・教材論・学習者論の3つの観点から −」
本発表は発表者が現在執筆中の博士論文に基づくものであり、今回は主に論文の全体像について発表を行う。
今日の大学英語教育を語る際にリメディアル授業を避けて通ることはできない。こうした中で理想的な教師・教材・学習者とはどういうものであると考えられるだろうか。
そもそも大学英語授業と一口に言うものの「比較的低い英語力・英語学習意欲を持つ(あるいはそのように自覚する)学生で英語を専門としない者に対する英語授業」は「英語力・学習意欲」「専門・非専門」の4つの組み合わせの中で独立して語られることがこれまでほとんどなかった。また大学英語授業学を構成するテーマや論点の中の様々な領域に溶け込んでおり、リメディアル授業として単独で取り上げられることがほとんどなかったことが問題の所在である。
そして成功的教育観に基づき、大学生の尊厳を傷つけない英語授業のあり方を探ることを行うことが理想の姿である。
-----------------------------------------------------------------------------
3月中旬には2ページの発表予稿を、さらに発表後にはスライド等も掲載する予定です。
-----------------------------------------------------------------------------
3月中旬には2ページの発表予稿を、さらに発表後にはスライド等も掲載する予定です。