2014年5月31日土曜日

【2014前期・水2】情報処理実習(応用)III 授業記録

今学期は体調不良のため、授業記録ブログを取りやめるつもりだったのですが、やはり最低限のメモぐらいは残しておくことにします。昨年までの分量はありませんが、同業の皆さんの何かの参考になれば、と思います。(受講生の皆さんは具体的な課題内容など、もうちょっと詳しい情報をmoodleから参照できますけど。)

シラバスはこちらにあります。今年から予習・復習欄を追加することになったのですが、もともとこの授業は受講生が少なめで、リクエストに応じて柔軟にシラバス内容も変更していますので、去年とあまり内容は変わっていません。

第7回 5月28日 出席者2名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(3)

  • Nさん欠席。就活かな?
  • この授業は自習でも使えるような教科書を採択しているのだが、前回・前々回はいろいろと説明を挟んだ。今回は敢えて教科書を見ながら自分で進めてもらうということで最初の60分は時々後ろから除く程度で自由に進めてもらった。目標ラインは教科書第2章の終わりまで練習問題を含めて終わらせること。試行錯誤しながらOさんは10分ほど残して目標クリア。T君はクリアできず。
  • 最後の30分弱はいろいろ説明しながら、教科書で扱われている内容を深めていく学習。しかし実際に扱ったのはグラデーションで「汚らしい」色を作りながら、わざとらしくどこをどう触ったらどんなふうに変化するのか?という練習を中心に進めた。
  • 次回は教科書第3章に入るが、教科書以外の内容以外にはYouTubeをスライドに貼り付ける方法を紹介する予定。


第6回 5月21日 出席者3名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(2)
  • 教科書ではフォトアルバムの作成の話が続いているが、まずは前回の復習に最適な内容なので、章末の練習問題から実施。3名の学生によっても進度はいろいろだが、引っかかっているところを個別あるいは中間モニタでサポートしながら、できるだけ速く作ることも目標にしながら進めてみた。例によって途中で「余計な話」(=作業を高速化できそうな操作方法など)もいろいろと。しかし一方で教科書の課題通りにはできないことも少し口走ってしまったのは失敗。
  • 続いてフォトアルバムの作成。ここでは「テーマ」についていろいろ突っ込んだ話をしながら進めた。とはいっても基本は教科書と同じものを文字入力を中心に進めていくだけなので、ちょっと退屈な内容だったかも。
  • ようやく教科書第1章が終わったので、再度第1章の扉のチェックリストを見て、どんな操作か思い出せるかどうかをチェックさせた。
  • 第2章は「グラフィックの活用」という内容だが、第1章で扱った「テーマ」に付随して「配色」「フォント」「効果」「背景」などについても紹介。さらにここでは第4章で扱うことになる「スライドマスタ」との関連についても紹介し、とある「テーマ」を一つ選んで、それを「スライドマスタ」の画面で少しずつ画像を削っていくという作業を行い、「テーマ」のそれぞれが結構な力業で作られているのかもしれない、という話に繋げた。
  • グリッドとガイドの話に入る直前のところまでで終了。


第5回 5月14日 出席者3名 テーマ:PowerPoint2010の操作および資格試験対策(1)
  • 今日から教科書『よくわかるMicrosoft PowerPoint 2010 応用』を利用開始。まずはインストラクショナル・デザインの話を少々。教科書の各章の扉の裏のページが事前テストがわりに使えるチェックリストになっているので、このページだけを1章〜7章まで全部参照させたところ、半分も分からないという感想が学生から得られた。
  • 基本的にこの教科書は独習でもできるような作りにはなっているのだけれど、これをそのままやるのでは授業っぽくない。そこで今年は「いまやっていること」の発展的な内容が教科書のどのあたりに書いてあるのかも意識して、いろいろ説明しながら進めることにした。
  • 例えば第1章は画像の加工がテーマだが、この課題を実施するためには教科書第2章で少し紹介されている位置揃えやグリッド・ガイドなどについて、少し理解しておいた方がよい。教科書のページは参照させなかったが、いずれこのページにたどり着いた時に、ああ、あのときの説明ね!という再確認ができれば、ということで。
  • このほか、教科書にはない話題として、いろいろな機能が右クリックのメニューからもアクセスできるといったことなど。
  • 画像の背景を切り抜く機能のところまでを実施して終了。


第4回 5月7日 出席者3名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(4)
  • 自分の手術の日程が決まり、この授業は3回の休講で済むことになった(4月の1回目・7月の14回目・15回目)ので、それらを埋め合わせる補講の日程調整をすることになった。そこで1限で使ったGoogleフォームを少しだけ文言を変えて、補講として設定可能な日を選んでもらうことにしたのだが、1限の6名ならともかく、2限の3名で共通する時間枠なら1つぐらいあるだろう、と思いきや、同様に全く空き時間の重複がないということが分かった。もちろん学生にしてみれば迷惑な話で、授業がない時間帯でも補講の設定不可という回答を選んでいる曜日・時限もあるとは思うが、調整はなかなか難しい。このままだとおそらく3回分は教科書に追加する授業内容をまとめた補足資料を別途作り、それを読みながら自由に進めてもらうということにし、課題を3回分提出してもらう、ただし金曜・土曜の2限・3限あたりを中心に何回か常駐しておき、自由に質問を受け付けるというような進め方になるような予感。
  • Word 2010の操作および資格試験対策という名目の4回シリーズも今日で終了。結局、8つの練習課題+1つの追加課題を用意していたのだが、追加課題として用意した課題09もどうやら昨年度の情報処理実習(応用)II(3名の受講生のうち2名が履修していた)で扱っていたらしい。何かと不手際の多い設計だったことを反省。でも基本的な操作に慣れるための練習はそんなに種類は多くないのが悩みでもある。
  • 授業の開始後しばらくして課題08(罫線を駆使してちょっと複雑な表を作る。著作権の都合上、残念ながら公開できません)の便利な作り方として、最初に縦横の最大マス目を数え、それに合わせて外枠を作ってからセルを結合していくという手順と、行間を固定値5ptぐらいにして、間の罫線を白で上書きして、複数の表がちょっとの隙間で連続して見えるように置く方法を紹介。そのあとしばらくは学生からの質問受けのみで対応。一度の説明でさほど問題なく作れたようだが、肝心なのは短時間でさっと作ること。この意味ではまだまだみんな不十分。
  • 終了30分前の11:45以降は一斉指導ということで予告しておいたので、課題09は全員揃って実施。そして前回段取りを考えたように、「画像を背面に置いて取り出せなくなってしまった」時の対応方法(「オブジェクトの選択」を使えばよい)について紹介。最後に追加の話題として、画像の背景を削除する方法について紹介。これは来週、PowerPointの教科書の第1章で早速出てくる方法だけれども。
  • 来週からは教科書を使い進めていくことになります。
第3回 4月30日 出席者3名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(3)
  • 3回目の授業にして初めて受講生全員が揃った。この授業は就活中の4年次学生も履修していることがあるので、なかなか全員が揃わないのは折り込み済み。
  • 今日も個別サポート中心。課題06の「タイトルいろいろ作成」はしばらく「もがいて」もらってから全員に対してそれぞれの解決方法を説明。「今週の献立」がやたらとややこしいが、無理矢理タブを使ってきれいに揃える方法でやってもらった。実際、このぐらいの内容だとスペースで位置揃えをしてもそうたいして見た目は変わらないのだけれど。しかしT君がこのトラップにはまってしまって、今日はこの課題06しかできなかったのが残念。
  • OさんとNさんは課題07に独力でチャレンジ。うっかりしていたが学部によってはこの学年の学生は1年次科目で同じ課題をやっていた様子。学年進行と新しいテキストの導入タイミング、さらに学部混合だと、こういう落とし穴があったりする。来年度からこの課題は外さなければ…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。
  • シラバス通りWord 2010の利用は4回で終了し、5回目からはPowerPointのテキストを使うのだが、このまま行くと微妙に課題が足りないか、ぎりぎり足りるかというライン。結局、OさんとNさんはそれぞれ3回の出席で全クリしそうな勢いなので、少し課題が少なめなのかな…来年度からもうちょっと課題を増やさなければ…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。(もういいっての)
  • OさんとT君は2013年度の情報処理実習(応用)IIも履修していたが、2012年度の同一科目で利用していながら2013年度は使わなかった練習用素材があったので、これを課題09(画像の貼り付けと文字列の折り返し)ということにした。でも仮に課題01〜09という順番で並べるとしたら、これは課題09というような位置に置くような内容ではなく、むしろ02あたりにあってもおかしくないな、来年度はちょっと並べ方を変えよう…と思ったが、よく考えたら来年度は「大人の事情」でこの科目の担当を外れる可能性が高いんだった。(しつこい)
  • 次回、Wordの最終回。仮に課題09まで来て、なおかつまだ足りないようなら、画像を背面に置いてしまって取り出せなくなった時の操作方法でも紹介することにしようかな。そういえばこの方法ももっと早い段階で扱っておくべきだなあ。来年度は…(以下省略)

第2回 4月23日 出席者2名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(2)
  • 履修登録者が3名の授業というのは微妙で、全員が欠席して授業が流れることはまずない(1名や2名の時は経験有り)という軽口からスタート。そして残念なことにOさんが欠席、T君が出席、そして新顔のNさんが出席ということで、前回同様、今日も個別サポートを中心に。
  • Nさんは課題01からスタートし課題05まで、T君は課題06(タイトルいろいろ作成)の簡単なところまでクリア。(自作の教材は課題01と課題06だけで、それ以外は残念ながら公開できません。)
  • 課題08までを成績の25点分として扱うことを新たに宣言。
  • そろそろ補講の調整なども気になるところだけれど、とにかく5月2日以降でないと様子が全く読めないので…。

第1回 4月16日 出席者2名 テーマ:Word 2010の操作および資格試験対策(1)
  • 例年、この授業の1回目は集まる学生のレベル把握でそれなりに時間がかかってしまうものだが、今日の出席者2名は昨年度秋学期の情報処理実習(応用)Ⅱの受講生。しかしそれでもたまたまある課題を扱った時に欠席しているなんてこともあったりするので、レベルが不揃いなことも多い。
  • 今年は特殊事情があるので、いつもは別々に配布するWordの課題を8つ分まとめて圧縮ファイルにて配布。そしてその中で好みのもの(全て見本と同じようなものを作る)を自由に取り組んでもらうことにし(目標としては4回で8つ全て)、時々後ろからちらちらのぞくといった形で実施。Oさんは「課題05」、T君は「課題01」に挑戦。課題01は応用Ⅱで使ったものと同一で、タブとリーダーを組み合わせた練習。また、任意の箇所に下線を引くための方法を学習できる。課題05(著作権の都合により非公開)はページ罫線と段組みの他、均等割り付けとタブによる位置揃えが必要な課題で、ポイントは書式のコピーと貼り付けを駆使することで短時間で仕上げること。この方法はOさんは知らなかった様子。
  • そのほか両課題に共通するアドバイスとしてタブ位置の微調整の方法について。タブ設定のパネルの中でタブ位置を新たに入力してから古い方を削除するというやり方。
  • 次回はなるべくOさんは課題01、T君は課題05をやってみることを指示して終了。

休講 4月9日 
  • 補講日程は調整中です。

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