2014年5月15日木曜日

【2014前期・月1/2】受信英語I 授業記録

おことわり

今学期のこの授業の記録は体調不良によりごく簡略化した内容になっています。また、同僚に代講を依頼している回については授業記録はありません。

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第5回 5月12日
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  • ここのところ2回つづけて、本来は出席記録にも使おうと思っていたラーニングポートフォリオの提出ではなく、カードリーダーの読み取り記録で出席をつけているので、何としてでも今日はラーニングポートフォリオで、と思っていた。しかしUnit 5に入れるわけでもなく、未だに質問コーナーではUnit 2の終わりあたりをうろついている有様。そういえば前回配布したUnit 4のラーニングポートフォリオには「この用紙を使った学習は5月12日の授業までに各自で進めておいて下さい。(5月12日に提出を指示するかもしれません!)」などと書いている。しかし、今日はUnit 4に入れるかどうかさえも怪しい状況。たぶんいろいろな素材を詰め込みすぎなのだろう…と思いつつ、一体どうしたものか、と思いながら、とりあえず1回目の授業の直前に数回分のつもりで用意しておいた白紙のラーニングポートフォリオ用紙を携えて教室へ向かうことにした。(実はどういう使い方をするか大学に着くまでほとんど考えていなかった。)
  • そして大学に着く直前に「これで行こう」と決めたのが、Unit 3や4で、まだ覚え切れていない表現を「でそ単」としてまとめてみるという方法。この「でそ単」というのは anfieldroadさんのブログで何度か紹介されている ( https://www.google.com/search?&q=%E3%81%A7%E3%81%9D%E5%8D%98+inurl:anfieldroad ) 「でそうな英単語」の略。よく考えてみると今回のラーニングポートフォリオ自体、かなり「でそ単」的な特徴があるような気がする。既に配布しているUnit 3や4のラーニングポートフォリオからでもいいし、Phrase Reading Worksheetからでもいいので、とりあえず15個集める、というのが今回の課題で、15個集まったら今日の課題点2点(=出席点)がつくということを宣言。逆に言えばこの課題をきちんとやらない学生は、教室に来ていても記録上は欠席と同等の扱い。
  • というわけで骨組みはこの「でそ単」ということにして、あとはいつもの感じ。授業開始前から教科書付属のDVDを流す、質問コーナー(書画カメラを使って個別の質問カードをプロジェクタで映し出すパターンと教室内を巡回して質問に答えていくパターンの2種類を適宜)、教科書の問題を「どこまでやりますか?到達チェック表」に従って、レベル別の活動として進めていく方法。そういえば今回からの新しい方法として、授業中にもDVDを見せて英語字幕か手元のPhrase Reading Worksheetで音を追いかける、そして「神谷読み」(=ちょっとゆっくり読む)でPhrase Reading Worksheetを使った4種類(3種類)のどれか(折りたたんで英語部分だけを見ながら聴く、折りたたんで日本語部分だけを見ながら聴く、開いて両方を見ながら聴く、何も見ないで聴く)を自由に選んでやってみるということも加えた。
  • 結局、Unit 4のDialogueとVocabularyの所までは終了。本文のPhrase Reading Worksheetの解説は全く入れず。でも次回からはもう少し加速しようということで、Dialogue, Vocabulary, Sentence Completion, Summary のところは授業中には解答する時間を取らないということにした。これらは「到達チェック表」ではLv.4-Lv.5なので、授業で答えを確認してから取り組むという方法でも構わない(もちろんSentence CompletionとSummaryをやるためにはLv.3のPhrase Reading Worksheetで「十分に」学習しておくことが必要なわけで、ほんの思いつきで(笑)作った割には意外によくできている「到達チェック表」だなあ、と今更ながら思っている。
  • 今日のラーニングポートフォリオを回収して終了。次回の骨組みはUnit 4のPhrase Reading Worksheetを使った「何らかの学習」(いろいろ持ちネタがあるのでその日の気分で決める)からはじめ、Unit 5のPhrase Reading Worksheet(本日配布)の解説まで進みたい…という「野望」があるが、これは全て質問コーナーの件数次第。学生諸君、たくさん進みたくなければいっぱい質問すること!(笑)もちろん質問するためには「十分な学習」が必要なのは言うまでもない。辞書レベルで解決することは「質問ポイント」は付かないのだから。


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第4回 4月28日
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  • 授業開始前の休み時間からDVDを再生し、授業開始5分後ぐらいまでリピート再生。質問カードへの回答、教科書の問題、発音、教科書の問題、Phrase Reading Worksheetの補足、という流れ。
  • 1限で痛恨の一撃、じゃなくて忘れ物。予定ではUnit 4をやっているはずの4回目なのにUnit 2の教科書の問題(Sentence Completion)からスタート。やっていない学生が多いので、教室で回答させてから答え合わせ。まあ教科書の問題は今後も教室でやればよいと思う。ただ、短時間でさっと解いて欲しいというところだけが悩ましい。
  • 合間合間をぬって教室を巡回しながらの口頭での質問回答もいい感じに定着してきた。ただ、提出物がないので、シールを配っても貼るための用紙がない。質問カードに貼って出させているが、ちょっと紙がもったいない気もする。次の学期からシール台紙でも作ろうか検討中。紙の質問カードもそれなりに集まったタイミングでプロジェクタを使って回答。
  • 発音練習のところではrの発音が出てきたので、去年までのブリッジ・イングリッシュⅠでやったような あ----r, あ--r, あ-r, あr, r----あ, r--あ, r-あ, rあ のような練習をあいうえお全部でやってから「タラちゃーん、イクラちゃーん、ノリスケさーん」だけ紹介。
  • 教科書収録のJazz Chantsが微妙な感じだが、まあそんなものか。
  • 再び教科書の単語問題。すでに残り時間的に危険な状態なので、口頭での質問回答ではなくカードに書かせての質問提出。
  • Unit 3のPhrase Reading Worksheetも事前に目を通していない学生が多い印象。なので次回からラーニングポートフォリオのセルフチェックとPhrase Reading Worksheetを使って分からない単語を左右同じまーくをつけてくる作業は「お約束」ということにしておいた。
  • Unit 4のラーニングポートフォリオとPhrase Reading Worksheetを配布して終了。結局今日もカードリーダーでの出席記録となってしまった。本来はラーニングポートフォリオを使ってその日の取り組みなども評価対象に加えたいのに…。

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第3回 4月21日
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  • ここ数年来、気に入って使っている教室の設備が故障して「合同授業解消」→「元の教室に戻る」→「教室変更」となり、開始時にちょっと混乱が。比較的移動しやすい場所だったので助かった。
  • 第1回のラーニングポートフォリオを返却し、お詫びと事情説明からスタート。続いて質問コーナー。
  • 到達チェック表を配布して説明。特に返却したラーニングポートフォリオで○の数の増減があったかをセルフチェックさせた。
  • 2限のクラスは第1回の時に残り15分でやり残した分詞構文の説明から。
  • 教科書の問題の答え合わせ、解説、音読練習、Phrase Reading Worksheetを使った補足説明など。合間に質問受け。1限は質問用紙が多く、2限は口頭での質問が多いという感じだった。
  • プリント3枚を配布。Unit 2のラーニングポートフォリオUnit 3のラーニングポートフォリオ、Unit 3のPhrase Reading Worksheet(著作権の都合により公開できません)の3枚。これらを使っていろいろな学習。今回はラーニングポートフォリオは時間の節約のため、予め入力したものを配布した。最終到達地点はUnit 2のラーニングポートフォリオの和訳を書き添えるところまで。2限は授業終了時までに終わらなかったので、直後に学内ポータルサイトから学生に連絡。
  • 次回はUnit 3のラーニングポートフォリオとPhrase Reading Worksheetを使った学習から。事前になるべく目を通しておくよう指示。
  • 本当は今日でUnit 3を終わるところが目標だったはずだけれど…?
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第2回 4月14日
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  • 同僚による代講(合同授業)のため授業記録はありません。
  • 教科書のUnit 2を本文を中心に進めてもらいました。
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第1回 4月7日
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  • シラバス補足事項のプリント、ラーニングポートフォリオ、質問カードを配布し、熟読させ、そしてこの間に記載内容についての質問を受け付けた。
  • ラーニングポートフォリオに教科書からさらに厳選した重要語句を書き写し、10分程度で意味を調べたり確認したりする作業をペアで実施。その後で和訳を板書。取り上げた表現は以下の通り。
  1. go out for a steak ステーキを食べに行く
  2. Where shall we go? どこへ行こうか?
  3. That sounds good. それはいいね
  4. confirmed by an independent organization 独立機関によって確認された
  5. grown without agricultural chemicals 農薬を使わずに育てられた
  6. old-fashioned hamburger 昔ながらのハンバーガー
  7. go through some design changes 少しデザインが変わる
  8. there is more room for profit 儲かる余地がある
  9. right now 今のところ
  10. you can afford to have a burger ハンバーガーを買う余裕がある
  11. certified beef 認証済みの牛肉
  12. pick out the ingredients 材料を選ぶ
  13. do all from scratch 全てを一から作る
  14. thanks to the scholarship 奨学金のおかげで
  15. the world population explosion 世界の人口の爆発的増加
  • ここでようやく教科書に入る予定だったが、教科書未購入者が予想以上に多かったので予定変更。Phrase Reading Worksheetを中心に進めていった。縦四つ折りにし、分からない単語を左右で同じ線を引く方法でチェック。また、分詞構文について「そしてそれは」という解釈が直読直解に役立つと言う話を紹介。
  • 教科書を購入し、当該UnitのDialogue/Vocabulary/Sentence Completion/Summaryと次の
    UnitのDialogue/Vocabularyまでを宿題とした。
    1限も2限も途中で「ごほうびシール」を配布する形で質問を受け付けたらあちこちで挙手が!早速初回からよい雰囲気になったのは嬉しい。
  • 1限は順調に授業を終えたが、2限の終了15分前に…突然倒れてしまって救急搬送されました…。気づいたら救急車の中でした。5日間の入院の後、転院して別の病院の外来にかかったため、第2回は同僚に代講(合同授業)してもらいました。

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